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2008年5月

2008年5月31日 (土)

【赤ずきんチャチャ原作】2話感想 その2

【赤ずきんチャチャ原作】2話感想 その1
http://magical.moe-nifty.com/chacha_ribon/2008/05/21_1ea5.html

のつづき

○原作2話チャチャの魔法まとめ

・ほうきから落ちたリーヤを助けるため投げ縄を出す
→成功、投げ縄を出すことはできたが、首を絞めてしまい
リーヤは縛り首状態に。

・大ワシを出そうとした → 大きな足「大あし」を出してしまった

・再度大ワシを出そうとした → へらへらしている頼りない
大ワシを出した

・「力もちさん」を出そうとした → 力の強い象を出すことに
成功

○チャチャの検定にリーヤも同行

「…書きおきしとこーかな」
(赤ずきんチャチャ1巻・P.50の1コマ目)

 いつ帰宅できるか分からない旅に行くのに書き置き一つで
行こうとするリーヤはすごいですが…

「じーちゃんえ おれはたびにでる リーヤより」
(赤ずきんチャチャ1巻・P.50の2コマ目)

 どう考えても家出です。どうもありがとうございました。
しかも「え」は違ってるだろう(笑) 「よ」も単行本を
見ていただけると分かるのですが、ちょっと怪しいですし。

○チャチャ、リーヤ、しいねちゃんの3人組が正式誕生

 検定を受けているチャチャとしいねちゃんは偶然
再び出会い、一緒に師匠たちを探すことになりました。
チャチャ、リーヤ、しいねちゃんの3人のコンビはこの時
誕生したのです。チャチャを語る上で絶対に外せない
この3人コンビはもしどろしーちゃんがセラヴィーを
どろしー城に連れ去らなければ誕生しなかったのかも
しれないんですよね。そう考えるとどろしーちゃんは
チャチャワールドに大変な貢献をしたと言えるかも。

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2008年5月30日 (金)

【アリスから魔法】りぼん2006年1月号掲載分 感想 その2

【アリスから魔法】りぼん2006年1月号掲載分 感想 その1
http://magical.moe-nifty.com/chacha_ribon/2008/05/200611_5724.html

のつづき

 「アリスから魔法」はなんていうか魔法少女物
の王道を行くっていう感じです。

「ある日突然」「魔法王国」「かわいいマスコットキャラ」
「魔法のアイテム」「回収」「変身」などこれまでいろんな作品で
使われてきたものをふんだんに利用しています。

「初めまして 朝比奈ありす 中1です」
(アリスから魔法1巻・P.8)

うわーっ! こてこての少女まんがっぽい始まりかたですね(笑)
ありすはタロットーカードを家族に見せていますね、このシーンを
見るとなんだか別の魔法少女を思い出してしまわなくもないのですが
それはたぶん私の気のせいでしょう。

「経理もずさんだし ボク心配だよ」
(アリスから魔法1巻・P.11の1コマ目)

 ありすの弟「王理」はなんだか大人びてますね、朝食を
食べながら父より先に新聞を読んだりありすが運転する
自転車の後部に乗りながら「たのしい経営学」とかいう
本を読んでますから。

 言ってることもとても小2とは思えません。誰が王理を
こんな子にしてしまったのか!?夢は宇宙飛行士らしいのですが
表には出してないようですね。なりたいけれど現実には無理と
悟ってしまったのでしょうか???

☆ありすにちょっかいを出す神谷すばる☆

 なんていうか恋愛フラグ立ちまくりのような気がします。
男の子が女の子にちょっかいを出している場合、多くは
その子に気がある、あるいは大好きですから。すばるも
ありすのことが気になる女の子である可能性は極めて高いと
この冒頭の段階で推測できます。

 ありすはまだこの時点ではすばるのことをうっとうしい奴
としか思ってなさそうです。

 ところですばるは手品が得意ですが、なかなかの腕前の
ようですね空中にトランプを浮かべたりしてますし。手品道具
をいつも持ち歩いているのか??? 

☆サードで4番の泉陸人☆

 なんだかこてこてのかっこいい男の子キャラのような気が…
ありすはこの子のことが好きなようです。少女まんがでは
ヒロインが登場時に好きだった男の子とは両想いになれない
傾向がありますが、果たしてこの作品ではどうか?

☆魔法王国「ファンタジア」から魔法ジュエリー飛ばされる☆

 お約束の展開(笑) しかし疑問なのがいくら失敗したから
といってどうして人間界にまで魔法ジュエリーが落ちてきて
しまったのかという点、いくら派手に飛ばしたといっても
飛びすぎでしょう。それに絵を見る限りでは室内で作業を
行っていたはずなのにどうして飛び出したのか???
こういうことを説明するいい言葉があります。

      魔  法  の  せ  い

☆ミントと出会ってしまったありす☆

 たまたまミントが落ちてくる場所に立っていたという
だけで今回の件に巻き込まれてしまったありす、人間いつ
どこで何があるか分かりませんね。

 ミントはどうもその人の能力を確認して選んだようには
見えないのでありす以外の人に激突したとしても魔法ジュエリー
集めを頼んだかも。もしすばるにあたったらすばるに頼んだのか?
魔法少年すばるか…それはそれで面白そうですが。

 初めてミントに話しかけられたありすは、「どっきり」とか
「幻覚」とか思ったようですが極めて正常な感覚でしょう。
ただちょっと話をしただけですぐに事態を飲み込んだありすは
ただものではないかも。

☆ありす変身☆

 衣装は「不思議の国のアリス」に出てきそうなデザインですね。
なんだかんだいってもこの不思議な環境にすぐに慣れることができた
ありすはすごいです。しかし王理のイメージで作り出された世界は
いろいろな記憶がひとつひとつ部屋になってるのか、人生において
たくさんの経験をした大人の心の中もこうなっているとしたらとても
じゃないけど他人には見せられないですね。

魔法の鍵を使用したのは初めてなのにちゃんと回収作業を
こなせたのですからありすはもともと何か不思議な力を持っていた
のかもしれません。

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2008年5月29日 (木)

【赤ずきんチャチャ原作】2話感想 その1

「弟子のチャチャが鬼さんです 師匠である僕を
とっつかまえて 西の果てにある魔法の国につれていけば
合格です」(赤ずきんチャチャ1巻・P.44の5コマ目)

 アニメには直接登場することはなかった検定編に突入
しました。魔法の修行をしている最中に突然、師匠を
捕まえる鬼ごっこをやらされる羽目になったのですから
チャチャはパニックを起こしてますね。一日限りとか
ではなく、何日かかるかわからない鬼ごっこだからなぁ。
セラヴィーも年単位になる可能性があることを否定して
いないですし。

 しいねちゃんもどろしーちゃんに鬼ごっこをさせられて
いるようですから、どうやら魔法使いにとって鬼ごっこは
一人前になるための関門のようです。事前の予告なしに
突然検定が開始されるのですから、突発事態に対応する
力も試されそうです。

 しかし期限がないってきついですね。期限切れで不合格に
なって離脱することもできないので、捕まえるまでずーっと
戦いがつづいていまいます。

 セラヴィーはチャチャがリーヤを連れて行くと読んだ
ようで、リーヤのじーちゃんに事前に情報を流していたのか。
じーちゃんはリーヤを検定に同行しないように邪魔をしている
から、期待したとおり足止めの効果が出たようです。

 リーヤをリーヤのじーちゃんの手から取り戻すために
魔法を使って格闘したので、結果として魔法の訓練になった
のではないでしょうか。リーヤがかかっていたせいか
チャチャの魔法の成功率が高くなってました。愛の力って
やはりすごいと実感。

 最後にリーヤのじーちゃんがチャチャ、リーヤ、しいねちゃんを
投げたらセラヴィーとどろしーちゃんの目の前に見事一発で
着いたのは笑えました。

(つづく)

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2008年5月28日 (水)

【だって好きなんだもん】冒頭部分感想

 吉住渉さんの作品「だって好きなんだもん」、この作品
の前作であった「ウルトラマニアック」は吉住さんの作品と
しては珍しく魔法が登場していろいろお話を盛り上げて
いましたが、「だって好きなんだもん」は魔法は登場せず
普通の学園物となっています。まぁウルマニは例外的な存在
なのでしょうが。

 このお話の主人公は「紺野望加(こんのもか)」という
女の子、望加には芽久生(めぐむ)という弟がいます、ニューヨーク
で父と暮らしていたのですが、帰国し、望加と一緒に暮らすことに
なりました。姉と弟という関係なのですが、とても仲がよく、事情を
知らない人が見るとまるで恋人同士のように見えてしまうほどです。
この恋人同士に見える2人の関係が、お話の展開に大きな影響を
与え、望加の生活を一変させることになるのですが…

「RMCだってすきだもん1巻」の26ページ、空港で見つめあう2人
姉と弟の再会シーンにはとても見えません、どう見ても国境をまたいで
遠距離恋愛していたカップルが数年ぶりに感動の再開をしている
ようにしか見えないです。冒頭で望加が芽久生に送ったメールも
いい感じでしたし。

 望加の父と母はすでに離婚していて父はニューヨークに仕事の
関係で住んでいるようです。離婚の原因は「嫁姑の確執」だそう
ですが、もう望加の祖母は亡くなっているのですから再婚して
いいような気もしますが「めんどくさい」ということで再婚はしない
そうです。なんともいい加減ですが、そこがこの母のチャームポイント
なのかもしれません(笑) 夫への愛は冷めてしまったのかどうかは
定かではありませんが、またもとの4人家族としてやっていきたい
子供達にしてみればたまったものではありませんね。

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2008年5月27日 (火)

【アリスから魔法】りぼん2006年1月号掲載分 感想 その1

「アリスから魔法」は「りぼん」に連載されていた
松本夏実さんの作品です。

 タロット占いが大好きな中学生「朝比奈ありす(あさひなありす)」
は中学1年生。魔法などとは無縁のごく平凡な生活を過ごしていたの
ですがある日の夜、校舎の屋上で天体観測をしていたら突然空から魔法王国
「ファンタジア」で女王のお世話係をしていたうさぎの「ミント」が空から
落ちてきてありすの頭に当たったことから生活は一変、ファンタジアから
飛ばされて人間界の各地に散らばってしまった「魔法ジュエリー」の
回収を手伝って欲しいとありすはミントに頼まれます。

 最初のうちは断っていたありすですが、ありすの弟の「王理」
の体内に魔法ジュエリーが吸収されてしまい高熱を出したことから
魔法ジュエリーの回収を手伝うことを決意します。

【魔法ジュエリーが体内に入った人】朝比奈王理
【魔法ジュエリーが入ったことによりどんな症状が出たか?】
すごい高熱に見舞われた
【体内に入った魔法ジュエリーの名前と主な働きは?】
「ナイトメアジスト」悪夢を増幅させる
【登場したありすのタロットカードは?】「星」のカード

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主な要点
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◎朝比奈家の家族構成が明らかに。人間3人、猫2匹。いわゆる一人親家庭
◎ありすの父は小説家、弟は小学校2年生
◎弟「王理」の将来の夢は「宇宙飛行士」になること
◎亡くなったありすの母は占い師だった
◎ありすは三月中学校1年B組所属
◎クラスメイトに手品が得意な神谷すばるがいる
◎ありすは野球部の泉陸人のことが好きらしい
◎魔法王国「ファンタジア」で宝石箱を開ける魔法をミントが失敗したので
魔法ジュエリーが人間界に流星雨のように飛んできた
◎天体観測中のありすに空から落ちてきたうさぎ「ミント」が激突
◎ありす、ミントから魔法ジュエリーのことを聞かされ、魔法ジュエリー
回収を手伝うよう頼まれる
◎魔法ジュエリーは人間に触れると吸収されていろいろなことが起こるらしい
◎魔法ジュエリーが王理の体内に入ったらしく、王理が高熱に
◎ありす、魔法ジュエリーの回収を手伝うことになる羽目に

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お話の流れ
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ありす、起床時に日課となっているタロット占いをする。出たのは
「星」のカード

朝食のシーン。ありすの家族紹介。ありすの弟である王理とありすの父
飼い猫のワトソンとホームズが登場

ありす、「三月中学校」着。1-Bの教室内でタロット占いをするも
またもや「星」のカードが出てくる

そこに神谷すばるが登場。ありすにちょっかいを出す

ありすとすばるがやり取りしているところに陸人が現れる

場面は魔法王国「ファンタジア」に。ミントが宝石箱を開ける
魔法を失敗する

再び場面は人間界。校舎の屋上で天体観測をしていたありす達に
「流星雨」が見える

ありすの頭にミントが激突

ありす、保健室に運ばれる。ミントと対面し魔法ジュエリーのことを
聞かされ魔法ジュエリー集めを頼まれるが断る

ありす帰宅。弟の王理が高熱を出したことを聞かされる

王理の高熱は魔法ジュエリーが原因と知ったありす、魔法ジュエリー
取り出しを手伝うことを決意

ありす、呪文を唱え、王理の心の中に入る

「ナイトメアジスト」を発見し回収

ありす、正式に魔法ジュエリー回収を手伝うとミントに告げる

(つづく)

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2008年5月26日 (月)

【P×P(ピーバイピー)】感想 その1

 吉住渉さんの「P×P(ピーバイピー)」、学園怪盗物の作品
なのですが、盗むものは依頼人から頼まれた物で、別に自分が
欲しいものを盗むという訳ではありません。

○怪盗は生徒会副会長

 「怪盗P」の正体は姫乃るり、聖桜学院高等部生徒会副会長
冒頭の部分では共犯者以外、誰にも正体がバレていないよう
ですが、

○発注の仕組み
「依頼はメールで行われる アドレスは口コミでごく一部の生徒に
しか伝わっていないらしい するとPから非通知で電話がかかり
交渉が成立して 3万円を指定口座に振り込むと依頼した
品物が届けられる」(RMC P×P P.5の4コマ目)

 3万円とは結構高いですね。それだけの報酬を払ってもいいと
依頼人に思わせるのですから、腕は確かなのでしょう。しかし
いくら口コミで限られた範囲内にしか連絡先が伝わって
いないとはいえ、正体がバレないなんてすごいです。

 校舎正面の時計の針まで盗んだようですが、学校がどこかに
通報したりしなかったのだろうか??? 

○共犯者は特待生

 共犯の特待生、須佐祐真(すさゆうま)は専用の研究室まで
割り当てられているようですが、高校生が一体何の研究をして
いるのか冒頭部分を見ただけでは謎ですね。

○るりが盗みをやっているわけ

 親の方針が「金は自分で稼げ」で、小遣いがゼロだからといって
盗みをしようと考えるとは、どう考えてもダメ人間です(笑)

 全く罪悪感はないようですね。まぁこれまで頼まれた物が高価では
なかったからのようですが。

(つづく)

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2008年5月25日 (日)

【赤ずきんチャチャ原作】1話感想 その2

 
【赤ずきんチャチャ原作】1話感想 その1
http://magical.moe-nifty.com/chacha_ribon/2008/05/11_2bc0.html

のつづき

○原作1話チャチャの魔法まとめ

・花を出そうとした → 木を出してしまいセラヴィーの家が壊れた
・木に縄で吊るされたリーヤを魔法で動くはさみで縄を切って助けようとした
→結局リーヤは自力脱出
・ほうきにリーヤと2人で乗ってどろしー城へ → 城の壁に激突
・どろしー城内部にあった落とし穴にリーヤが落ちてしまったので
救出しようとした → 体を浮かせすぎてリーヤは天井に激突
・はとを出そうとした → ダチョウみたいな謎の鳥が出現
・どろしー城の最上階に向かうための道具として使える
巨大な植物を出すことに成功
・どろしーちゃんと戦うために虎を出そうとした
→出てきたのはマンドリル
・雪だるまを出そうとした → 巨大雪だるま花火が出てきた

 こうして見るとやはり失敗ばかりですね(笑) でも
失敗したおかげで偶然とはいえ上手くいっているのがすごいです。
やはり生まれつきツイているのでしょう。

○エリザベスを人形ではなく人だと思っていたリーヤ

 セラヴィーの演技が上手すぎたのか、それともリーヤが
おバカだったのか、果たしてどっち!? まぁリーヤ以外の人は
腹話術だということは分かっていたようですが。

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2008年5月24日 (土)

【赤ずきんチャチャ総合】電子魔法手帳 その2「チャチャの絵かきうた」

【赤ずきんチャチャ総合】電子魔法手帳 その1
http://magical.moe-nifty.com/chacha_ribon/2008/05/1_cead.html

のつづき
 電子魔法手帳には「チャチャの絵かきうた」が載っています。
昔のアニメでは絵描き歌が作られることが珍しくなかった
のですが、アニメ「赤ずきんチャチャ」には絵描き歌は
ありませんでしたね。

「♪おぼんのうえにカップがひとつ おさらをふたつに
クッキーのせて」(赤ずきんチャチャ電子魔法手帳・P.27)

 チャチャの顔をおぼんに見立てているのか。

 絵描き歌の見本の絵はとてもかわく絵かがかれている
のですが、なかなか見本の通りに描くのは難しいですね。

 この歌、実際にチャチャの声で歌ってくれたら面白かった
のですが。

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2008年5月23日 (金)

【マジョカル★マジョカル】act.1(りぼん2008年2月号)感想 その1

 どう見ても魔女っ子物の作品かと思ったら、ごく普通の子
だったのか。主人公がテレビアニメ「魔女っ子マジョカル」
という作品が好きだったようですね。

「マジョカル★マジョカル」
主人公…吉岡真珠(よしおかまじゅ)
あだ名…魔女(まじょ)
学年…高一

 あだ名は「魔女」、「まじゅ」だから「まじょ」か…

 しかし、あだ名が魔女となったのはただ単に名前の語感が
似ているからというのではなく、小学生時代のある出来事が
きっかけだったようです。

「小学校の学芸会で白雪姫の魔女役をして そのあまりの
魔女っぷりに学校中が震え上がったらしいよ」
(りぼん2008年2月号・P.61のコマ目)

 真面目に演じたのにひどい(笑) こういう話ってすぐに
広まるからなぁ。高校くらいだと何人かは同じ学区の子が
いますから。

・その他、校内で真珠に対して言われていること

「目が合うと呪われるってほんと?」
「あの子の持ってるケータイに番号を登録されたら
死んじゃうって」(りぼん2008年2月号・P.61より)

     ど う 考 え て も い じ め で す

 しかし高校生の会話にしてはやけに言ってることが幼いな。

 友達がほとんどいないようですが、真珠の生活は思わぬ形で
一変することになります。

(つづく)

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2008年5月22日 (木)

【チョコレートコスモス】10話(りぼん2008年6月号)感想

紗雪「…たし 先生が好きです…」(りぼん2008年6月号・P.122の3コマ目)

 どう考えても克弥(かつや)が紗雪(さゆき)の気持ちにこたえることが
できるわけありません。どうもありがとうございました。…というか
たとえ教師でなくてもこんな表で堂々と告白されて「はい」と言える人は
すくないと思う。

 もし「はい」と言ったらどうなるか…ちょっと考えただけで
地獄の未来図が簡単に描けそうですが。

克弥「生徒は生徒同士付き合うのが1番だよ」
(りぼん2008年6月号・P.124の3コマ目)

 正論すぎて突っ込むところがどこにもないな(笑)

 悠士がどさくさにまぎれて紗雪を強引に彼女にしようとして
ますが、なかなかの策士だな。紗雪が克弥に告白したという噂を
打ち消すために「偽装彼氏」を必要としている機会に乗じたのですから。

 しかし、はっきり断られたのにまだあきらめない紗雪の
執念はすごいとしかいいようがありませんね。

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2008年5月21日 (水)

【ややプリ】りぼん2008年6月号の感想

 父の日にお父さんを驚かせようと思ったのか、父の日であることを
知らないフリをする家族たち…こういう企画を家族が考えるということは
父はちゃんとみんなに愛されているんですね。もしあまり父のことを
考えていないのだったら、形だけのプレゼントとお祝いの言葉だけで
終わりでしょうし。

 お父さんが最後のほうで近所の家のガラスを偶然割ってしまった
お祝いの席に自ら水を挿してしまったのはお約束ということで(笑)

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2008年5月20日 (火)

【姫ちゃんのリボン原作】1話感想 その1

 伝説の作品「姫ちゃんのリボン」、変身や魔法、魔法の国、など
世間一般の人が抱いている「少女まんが像」を形にしたような
まさに「少女まんがの教科書」的作品のような気がします。

 姫ちゃんのリボンの初連載は平成2年ですから、もう18年前
にもなるのか…

・ポコ太違いすぎ

 赤ずきんチャチャのリーヤもそうですが、姫ちゃんのリボンの
ポコ太も連載後期とはかなり違います。全体的にやせていて
細長いですね。

・男の子っぽい姫ちゃん

 男の子より男の子っぽい(笑) 野球を泥まみれになって
やるなんて、今時高校球児でもない限りやらないだろうなぁ。
すぐに大地を蹴ったりするところも1話からだったのか。

・大地登場。廃屋も登場

 廃屋の庭で手を空に向かってかざしている大地。この理由は
後に明らかとなるのですが。

・エリカ登場

エリカ「はじめまして あたしエリカっていうの 部屋に入れて
くださる?」(姫ちゃんのリボン1巻・P.30の1コマ目)

 夜にいきなり窓の外から自室に入ろうとする奴がいたら
怪しいと思うなと言っても無理があります。パニックを
起こして大騒ぎしてしまうでしょう。

エリカ「じつし あたし魔法の国の王女なんだけど」
姫ちゃん「もしもし警察ですか じつは変質者がひとり…」
(姫ちゃんのリボン1巻・P.31)

 このやり取りは笑えますね。しかし姫ちゃん正しすぎだろう。
どう考えても「そうか魔法の国の人なんだ」と納得するわけ
ないですし。

(つづく)

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2008年5月19日 (月)

【バドガール】1話(りぼん2008年6月号)感想

 バドミントンまんがって珍しいですね。カラーページに
ルールが載っているのですが、よくよく考えたら
私はバドミントンのルールをよく知らなかったです(笑)


○主人公「泉谷旭」いきなり女子バレーボール部を退部

 1ページ目からいきなり退部届かよ! 早すぎだろう。
日付を見ると5月26日とあり、わずか1ヶ月しか在籍していなかった
そうですが、まぁどうがんばっても向いていないこともあるので
できないのであれば新しい道に進むっていうのも悪いことでは
ないでしょうね。いくらやってもダメなのであれば、心の傷が
深くなるだけですし。

 旭は結構他のバレーボール部員に陰口を言われたようですが
集団競技のこのノリってきついですよね…中学生くらいだったら
余裕でいじめの原因にもなりそうです。旭がとっとと辞めたのは
まったくもって大正解でした。

○旭の幼なじみ、本城羽海はバドミントンが大得意

 よくあるパターンですね。主人公と正反対のキャラと仲良しという
のは(笑) 全国大会に出たこともあるそうですからなかなか本格的ですね。
しかし「羽海」と書いて「うみ」と読ませるとは…名付け親は
羽海に試練を与えたいようですね。これから先、名前を呼ばれる
あらゆる場所でふりがな無しではちゃんと呼んでもらえないだろうに…

○旭、いきなりバドミントンの試合に出場

 チームの一人が急病で欠場したので、急遽試合に出る羽目に。
これもよくあるパターンですが、旭にしてみれば受けざるを得ない
状況ですよね。なにしろ自分が出なければ親友のチームは棄権するしか
なくなるのですから。

○旭、実はバドミントンの才能をもっていた!!!

 最初はついていけなった旭、たたでさえ運動が苦手なのに
全く練習をしていなかったのですから、当然なのですが
心の奥底に眠っていた才能が開花したようでなんと1得点を
あげることができました。試合は負けてしまいましたが
チームと旭にとって価値のある試合だったでしょう。

 羽海はこのことについてこう分析しています。

羽海「自分では気づいていないかもしれないけれど 旭は今まで
あたしの試合を見てきてゲームの流れを読む力に優れてる
「次にどこに羽がくるか」それを予測して先に動いている」
(りぼん2008年6月号・P.91の2コマ目)

 なるほどー 知らず知らずの間に知識を習得していたという訳
ですか。純粋に試合を楽しんで、幼なじみを応援していたからこそ
すんなり頭に入ったのかもしれません。

○旭、バドミントン部に入部

 こんどは気心の知れた仲間にかこまれているので楽しい部活生活が
送れそうですね。部員の一人が急病で欠場しなかったら
旭の才能は永遠に眠ったままだったのかも…それにバレー部退部の
敗北感をずーっと引きずったまま中学生活をすごした危険もあり
ましたね。

 そう考えると病気になった一華(いちか)は本当に良いタイミングで
熱を出したものです(笑)

 運命のいたずらが、一人の中学生の人生を大きく変えました。

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2008年5月18日 (日)

【株式会社ラブコットン】16回(りぼん2008年6月号)感想

 しかし成のピンチをチャンスに変える力はたいした
ものですね。今回はテレビ番組「FB(ファッションブランド)王選手権」
という、なんだかテレビ東京の番組「TVチャンピオン2」あたりが
やりそうな企画に出ることとなったのですが、ここでも成の超人的な
才能が発揮されることとなりました。

※「FB(ファッションブランド)王選手権」
・優勝商品→東京に貸し店舗
・試合形式→2つのチームがそれぞれ洋服を売る、売り上げが
多いほうが勝ち。勝者は2R進出
・条件→TVやラジオ、インターネット等の広告は禁止

 番組で優勝すると東京都内の貸店舗が商品としてもらえる
ためどうしても負けられないのですが、1Rからいきなり苦戦…
相手が派手なパフォーマンスでどんどん集客しているのを見た
成ですが、いつものように一瞬にして状況を分析し、その対策を
思いつきました。

 服を入れる袋を透明にして、中の商品が見えるようにして
お客さんを歩く広告塔として使うことを思いつくとは、さすが
逆境に強い成ならではです。これまでの経験値が桁外れに高いから
なぁ。

 もちろん勝負はラブコットンの逆転勝利に終わったのですが
成は勝利直後のインタビューで感想を聞かれ…

成「私のたぐい稀なる発想力の賜物ですね」
(りぼん2008年6月号・P.182の1コマ目)

 成はこういう言っても嫌味っぽく聞こえないです。
逆に謙遜とかされたら心配になってしまう。

 2Rもぜひラブコットンにはがんばって欲しいですね。

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2008年5月17日 (土)

【アニマル横町原作】りぼん2008年6月号の感想

 あみちゃんが鬱になってた理由は結局何だったのだろう?
やはり「5月病」だったのだろうか??? 「6月号」だけど発売は
5月だし。まぁ気分が落ち込む時って理由なんかないことが
多いですから、あみちゃんに落ち込んだ理由を聞いても
たぶん答えられないでしょう。

あみ「現実世界なんかなくなればいいのに」(りぼん2008年・P.100、8コマ目)

 もはや鬱というレベルを超えてるような気が(笑) 

 …もっとも幼稚園児らしくないことを言うこと自体は、いつもの
あみちゃんと変わりませんが。

あみ「これ絶対どっかで誰かが元気玉作ってるよ」(りぼん2008年・P.103、4コマ目)

 もうどうにもならない状況のようです。ケンタが命がけで火の輪くぐりを
しても全く反応してませんし。

 結局くーちゃんから電話で空に虹が架かっているとの情報を
得て、あみちゃんはあっさり気分は良くなったのですが
みんなの努力は全く報われませんでした(笑)

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2008年5月16日 (金)

【赤ずきんチャチャアニメ】1話感想

 BLOGを始めたので、アニメ1話を改めて見て見ました。
チャチャはアニメと原作とでは内容がかなり違うのですが
アニメ1話は原作1話とそれほど違いはありませんね。

魔法を練習しているチャチャ

セラヴィーがさらわれ、瓶に監禁される

チャチャとリーヤ、どろしー城に向かう

チャチャとリーヤ、しいねちゃんと出会う

 …という基本的な線は同じですし、魔法の失敗も原作と
同じですね。

「わたぼうし わたぼうし リーヤになーれ」

 冒頭のこのセリフがなぜか耳に残って離れません。
別に特別なことを言っているわけではないのに
自分でも不思議です。

「なんとかなるわ がんばるもん」

 このセリフは番組のCMでも使われたから有名ですね。

(1話の要点)
・チャチャがセラヴィーから魔法学校への入学を許される
・チャチャ、セラヴィーからプリンセスメダリオンとブレスレット
とリングをもらう
・どろしーちゃん、大魔王側から送られた鏡によって操られてしまい
セラヴィーを連れ去る
・しいねちゃん、チャチャに一目惚れ
・マジカルプリンセス誕生

 魔法学校に行った際にチャチャを守ってくれると思われる人に
渡すはずだったブレスレットとリングは、どろしー城でいきなり
危機に見舞われたので、チャチャは成り行き上たまたま側にいた
リーヤとしいねちゃんに渡すことになりました。

 …が、結果としてこの選択は実に正しかったですね。

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2008年5月15日 (木)

【赤ずきんチャチャ総合】電子魔法手帳 その1

【赤ずきんチャチャ総合】電子魔法手帳 その1
 なつかしー 久しぶりに手に取ってみました。
今改めて見てみると、電卓にちょっと遊べる要素が入った
程度のものなのですが、占いとかゲームができたり、時間割管理や
電話帳がついてるなど、ファンにとっては充分満足できる
内容となっています。

 紙の手帳部分に、電子手帳で遊ぶ方法が書かれています。

(電子手帳で遊べる内容)

※占い系
・うんせい占い
・ラッキーナンバーラブチャンス占い
・ラッキーカラーパワーチェック
・ラッキー星座おまもり占い
・あいしょう占い
・なまえ占い
・ボーイフレンドタイプチェック
・マジカルみらいよほう占い

※ゲーム系
・モンスターたいじゲーム
・まほうレベルアップゲーム

※実用系
・フレンド(名前、電話番号、血液型、星座が記録できる)
・計算
・時間割
・スケジュール
・メッセージ(36文字以内の文字を入力可)

 当時携帯電話を持っている子供はとても少なかったですから
こういう電子系のおもちゃはとても嬉しかったのではないでしょうか。

(つづく)

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2008年5月14日 (水)

【赤ずきんチャチャ原作】1話感想 その1

 チャチャのすべてはこの話から始まったのですが、今あらためて
見直してみると、チャチャ達は連載終盤期とは別人ですね(笑)
リーヤが妙に凛々しく、好青年っぽいのが印象的です。このころは
ちょっと間が抜けてるけど立派な子だったんだなぁ…

 まず等身が違います。チャチャ達は連載を重ねるごとに
幼くなっていきましたが、魔法の影響ではないかと思えるほど
どんどん体格や顔が幼児のようになりました。

 キャラの見た目はともかく、やっていることは大して変わって
ないですね。チャチャは魔法を失敗し、家を壊してますし
セラヴィーはエリザベスを手放さないですし。

 …どろしーちゃんは絵本に出てくるようなこてこての
魔女ですね。

 セラヴィーはどろしーちゃんに人質としてエリザベスを奪われたので
瓶の中に監禁されたのですが、セラヴィーの魔法の力を考えると
なぜあっさりと監禁されたのかが謎です。どう考えても本気を出せば
どろしーちゃんなんか一捻りなのに…

 まぁいくら魔法の力に差があってもエリザベスに傷をつけられる
のは嫌だったのかもしれませんが。

(つづく)

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2008年5月13日 (火)

「紳士同盟†」の連載が来月で終了

 とうとう「紳士同盟†」も来月で終わりか…長い間りぼんっ子に
親しまれてきたのですが、連載開始当初はまさか約4年も連載が続く
とは思いませんでした。

 連載途中でりぼんを買うのをやめてしまい結末を見ることなく
りぼんっ子をやめちやった子も結構いそうです。中一で読み始めた子は
もう高一ですし(笑)

 びっくりしたのは、来月号のりぼんは種村さんの作品が2本立てという点!
「紳士同盟†」と「ミストレス★フォーチュン」を同時に見られるとは。

新連載「ミストレス★フォーチュン」はどんな話なのかな? 絵を
見る限りではファンタジー系っぽいですが。

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りぼん系BLOGとして再チャレンジ

 いやー、もう何年ぶりなのだろう? 「ウルトラマニアック」が
現役作品の頃以来ほとんど書き込みをせずに休眠させていただいてました。

 休眠の間にりぼん読者も結構入れ替わってるかも… チャチャやウルマニを
応援してくれていたりぼんっ子は今でも現役なのだろうか???

 まじかるwebのTOPにも書かせていただきましたが、更新が止まっていた
数年の間にインターネットの世界は激変しましたね。個人サイトといえばBLOGが
なんだか当たり前みたいになってますし。更新の際の手間を考えると
BLOGというのは大変ありがたい道具ですから普及はとても早かったです。
携帯電話でサイトの更新ができるなんて昔では考えられなかったです。

 心機一転ということでBLOGのほうは一旦初期化して
りぼん系BLOGとして再チャレンジさせていただきます。
これからもよろしくお願いいたします。

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