【P×P(ピーバイピー)】感想 その1
吉住渉さんの「P×P(ピーバイピー)」、学園怪盗物の作品
なのですが、盗むものは依頼人から頼まれた物で、別に自分が
欲しいものを盗むという訳ではありません。
○怪盗は生徒会副会長
「怪盗P」の正体は姫乃るり、聖桜学院高等部生徒会副会長
冒頭の部分では共犯者以外、誰にも正体がバレていないよう
ですが、
○発注の仕組み
「依頼はメールで行われる アドレスは口コミでごく一部の生徒に
しか伝わっていないらしい するとPから非通知で電話がかかり
交渉が成立して 3万円を指定口座に振り込むと依頼した
品物が届けられる」(RMC P×P P.5の4コマ目)
3万円とは結構高いですね。それだけの報酬を払ってもいいと
依頼人に思わせるのですから、腕は確かなのでしょう。しかし
いくら口コミで限られた範囲内にしか連絡先が伝わって
いないとはいえ、正体がバレないなんてすごいです。
校舎正面の時計の針まで盗んだようですが、学校がどこかに
通報したりしなかったのだろうか???
○共犯者は特待生
共犯の特待生、須佐祐真(すさゆうま)は専用の研究室まで
割り当てられているようですが、高校生が一体何の研究をして
いるのか冒頭部分を見ただけでは謎ですね。
○るりが盗みをやっているわけ
親の方針が「金は自分で稼げ」で、小遣いがゼロだからといって
盗みをしようと考えるとは、どう考えてもダメ人間です(笑)
全く罪悪感はないようですね。まぁこれまで頼まれた物が高価では
なかったからのようですが。
(つづく)
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