【バドガール】03話(りぼん2008年8月号)感想 その1
○強豪校(早風中)と練習試合をやる羽目に
せっかく体育館を週一回使えるようになったのに
羽海が小学校の時に一緒にバドミントンを
やっていた早風中の美砂が、突然練習中の体育館に
現れて、新たな難問が…なんと強豪早風中と
練習試合をやることになったことが明らかとなりました。
練習試合くらい、気軽にやればいいのにとも思うのですが
当人達にとってみれば大事件だったようです。
どう考えても早風中が弱小校と練習しても何も得られるものは
ないのですが、わざわざ手間をかけて試合をする理由は…
美砂「羽海分かってるでしょ? ウチのコーチが前からから
羽海をウチの学校にほしがってるの スカウトする
ために羽海の力を見たくて組んだのよ」
(りぼん2008年8月号・P.341)
つまり練習試合というのはただの口実で実際には羽海を
引き抜くための強制面接ということですね。「うちにこない?」
と言ったところで、羽海を自分達のところまでやってこさせる
のは至難の技ですから、こういう荒業を使ったのでしょう。
でも、これって羽海たちの学校のバドミントン部には
何の得もないように見えるのですが…だって、まだ
まともに試合ができる状態ではないのですから。
羽海父(コーチ)「おまえ目的の試合とはいえ、こんな強い学校と
戦えるなんてそうそうない たとえ負けたとしても 上を
目指すなら力を計るいい機会だ うまい選手のプレイに
触れるだけでも 勉強になる」
(りぼん2008年8月号・P.345の2-3コマ目)
たしかに…体育館で練習しているだけより、実際に試合を
やったほうが得られるものは大きいですよね。経験に勝る
教科書などないでしょうし。羽海がいなければ
相手にすらしてもらえない学校ですから、こんな機会を逃す手は
ないのでしょう。
部員達に自分達の現在の実力を知ってもらう機会にも
なりますね。練習をしているだけでは真の実力がどの位で
あるのか比較対象がないから分かりませんし。
羽海がスカウトに応じてしまったら、貴重な
戦力を奪われてしまうことになるのですが、コーチは
流出はないと確信しているのでしょう。実際、今のところ
本人にその気はないようですし。
(つづく)
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