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2008年7月20日 (日)

【バドガール】03話(りぼん2008年8月号)感想 その1

○強豪校(早風中)と練習試合をやる羽目に

 せっかく体育館を週一回使えるようになったのに
羽海が小学校の時に一緒にバドミントンを
やっていた早風中の美砂が、突然練習中の体育館に
現れて、新たな難問が…なんと強豪早風中と
練習試合をやることになったことが明らかとなりました。

 練習試合くらい、気軽にやればいいのにとも思うのですが
当人達にとってみれば大事件だったようです。
どう考えても早風中が弱小校と練習しても何も得られるものは
ないのですが、わざわざ手間をかけて試合をする理由は…

美砂「羽海分かってるでしょ? ウチのコーチが前からから
羽海をウチの学校にほしがってるの スカウトする
ために羽海の力を見たくて組んだ
のよ」
(りぼん2008年8月号・P.341)

 つまり練習試合というのはただの口実で実際には羽海を
引き抜くための強制面接ということですね。「うちにこない?」
と言ったところで、羽海を自分達のところまでやってこさせる
のは至難の技ですから、こういう荒業を使ったのでしょう。

 でも、これって羽海たちの学校のバドミントン部には
何の得もないように見えるのですが…だって、まだ
まともに試合ができる状態ではないのですから。

羽海父(コーチ)「おまえ目的の試合とはいえ、こんな強い学校と
戦えるなんてそうそうない たとえ負けたとしても 上を
目指すなら力を計るいい機会
だ うまい選手のプレイに
触れるだけでも 勉強になる」
(りぼん2008年8月号・P.345の2-3コマ目)

 たしかに…体育館で練習しているだけより、実際に試合を
やったほうが得られるものは大きいですよね。経験に勝る
教科書などないでしょうし。羽海がいなければ
相手にすらしてもらえない学校ですから、こんな機会を逃す手は
ないのでしょう。

 部員達に自分達の現在の実力を知ってもらう機会にも
なりますね。練習をしているだけでは真の実力がどの位で
あるのか比較対象がないから分かりませんし。

 羽海がスカウトに応じてしまったら、貴重な
戦力を奪われてしまうことになるのですが、コーチは
流出はないと確信しているのでしょう。実際、今のところ
本人にその気はないようですし。

(つづく)

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