« 【MOMO】第2話(りぼん2008年10月号)感想 その1 | トップページ | 【赤ずきんチャチャ原作】9話感想 その1 »

2008年9月 5日 (金)

【株式会社ラブコットン】20話(りぼん2008年10月号)感想 その1

○戦士たちの帰郷

 FB(ファッションブランド)王選手権が終わり、地元に
帰郷したラブコットンの面々ですが、やはりテレビの
影響力はすごいですね。なんだかんだ言っても広告媒体
としての力は依然としてすごいですし。ラブコットンは
残念ながら優勝を逃してしまいましたが、充分宣伝効果は
あったのではないでしょうか。広告にかける費用など
あまり出せないラブコットンですが、自らの力で名前を
世に売り出しました。

 ところで、成たちがいない間、ラブコットンはラブコットンの
メンバーのそっくりさんを替え玉にして営業を続けていたのですが
(夏休み増刊号りぼんスペシャル・2008年発行より)、替え玉が
店の評判を落としてしまったということはないのだろうか?

○2位

「さすがFB王の準優勝ブランド」
「ね!センスいいよね 2位だもんね」
(りぼん2008年10月号・P.288の2コマ目)

 お客さんは悪意がないどころか、むしろほめ言葉として
「2位」「準優勝」を使っているのでしょうが、成は
イライラしちゃってますね。たしかに見かたを変えると
悪口に聞こえなくもないですね(笑)

 日本語って本当に難しいです。あの番組では
1位との差はあってないようなものでした。テレビ番組を
見て来店した人ならそのことは分かっているでしょう。

○ラブコットンに安らぎの時が

成「ラブコットンがいまだかつてここまで
安泰(あんたい)だったことるか!?」
(りぼん2008年10月号・P.290の2コマ目)

 そもそもラブコットンが誕生したのは成の保護者が
子供の養育を放棄して海外に行ってしまったからですから
誕生の時点ですでに荒波に揉まれていたのですよね。
成にしてみればラブコットンどころか、保護者が
いなくなった日以降では、はじめて落ち着いた時間を
手に入れたのではないでしょうか。

(つづく)

|

« 【MOMO】第2話(りぼん2008年10月号)感想 その1 | トップページ | 【赤ずきんチャチャ原作】9話感想 その1 »

株式会社ラブコットン」カテゴリの記事