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2008年9月26日 (金)

【夢色パティシエール】recette1(りぼん2008年10月号)感想 その3

【夢色パティシエール】recette1(りぼん2008年10月号)感想 その2
http://magical.moe-nifty.com/chacha_ribon/2008/09/recette12008102.html

のつづき

○アンリ・リュカスの新作ケーキを試食することに

 マリー・リュカスの孫だということを洋菓子を食べた
だけで分かったいちごの舌に驚いたアンリは、いちごに
新作ケーキを試食という形でプレゼントすることに。
アンリはちょっとケーキについてくわしい子がいるから
試食させて感想でも聞いてみようという軽い気持ち
だったのかもしれませんが、アンリのこの行動が
思わぬ才能を発掘することになります。

○いちご、アンリのケーキを完璧に分析

いちご「おいしい…ふわっと甘い真白なミルクムース
から 鮮れつないちごのソースがあふれて舌の上で
とろけるの」(りぼん2008年10月号・P.28の1コマ目)

 一口食べただけで、スラスラこんなセリフが出てくる
なんていちごはただ単にケーキ食べまくっているだけの
子ではないようですね。普通の子だったら「ふわっと甘い」
くらいまでしか言えないでしょう。

 ケーキを食べているうちに自然とケーキそのものに
関する勉強もしていたようですが、ケーキの知識だけで
なく国語力もそこそこありそうですね。いくらケーキを
食べていろいろなことを感じ取ったとしても、それを
具体的に表現することができなければ相手に伝わりませんし。

いちご「2つの味が響きあって 甘ずっぱい切なさを残して
消えていく… まるでそう初恋みたいに
(りぼん2008年10月号・P.28の1コマ目)

 「甘ずっぱい切なさ」なんていう言葉が
よく出てきたな…「初恋」という言葉は「甘ずっぱい」という
自分自身が発した言葉から導き出されたものかも。

アンリ「驚きました このケーキの名は"初恋" 少女の
初恋をイメージして作ったんですよ
(りぼん2008年10月号・P.29の2コマ目)

 いちごはアンリがマリーの孫だということを
舌だけで当てたのに続いて、再び自分自身の舌の
力でアンリを驚かせました。まぁいちごは別に
アンリを驚かせようという気など全くないのですが
この後アンリはいちごを驚かせる提案をします…

(つづく)

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