【チョコレートコスモス】最終回(りぼん2008年11月号)感想 その1
早いものでチョコレートコスモスの連載も最終回を迎えました。
終盤にきて一気に話が進みましたが、きれいにまとまったようです。
○紗雪、克弥(かつや)とのデートの前日なのにおかしい
よっぽど悠士(ゆうし)に「好きだ」と言われたのが
ショックだったのだろうな…もともと悠士のことが
好きだったけど無理やり好きっていう気持ちを押さえ込んで
いたのに、その悠士が自分のことを好きなのですから
もうどうしていいかわからないでしょう。
紗雪「彼氏とデートなの どこに行くかは 行ってからの
お楽しみなの!! 超ウキウキ超楽しみ!! 楽しみすぎて
寝れなかったらどうしよ的な!!」
(りぼん2008年11月号・P.318の2-3コマ目)
目つきおかしい、棒読みすぎる(笑) どこからどうみても
楽しそうには見えないな。無理やり彼氏とのデートの前日の
女の子を演じているような感じです。
紗雪、悠士に未練があるんじゃ…
紗雪の母「悠士くんと付き合ってるの?」
(りぼん2008年11月号・P.319の1コマ目)
まだ何も言ってないのに悠士の名前が出るとはやはり
周囲の人は紗雪といえば悠士っていうことでまとまって
いたのですね。これだけ悠士との恋を実らせる環境が
整っていたのですから、ちょっとした行き違いがなく
2人が自分の気持ちに素直だったらすごくいいカップルに
なってただろうな…ちょっと勿体無いような気もします。
ところで紗雪の母はつきあっているのが悠士では
なく克弥だと知ったらどんな反応をするのでしょう?
自分の娘が危険な恋に走っているのですから…
○紗雪、過去との決別を決意
紗雪「分かってる 見ないフリはもう終わりにしなきゃ」
(りぼん2008年11月号・P.322の3コマ目)
他の人と付き合うことになってはじめてずーっと
好きだった人と正面から向き合うことになるとは
皮肉としかいいようがありませんね。克弥と付き合わなければ
紗雪もズルズルと続いた悠士への恋心は悠士に伝えられること
もなくいつの間にか消えてしまっていたかも。
○紗雪、悠士との「別れ」
克弥とのデートの前に過去の清算に行った紗雪。
この儀式が終わらなければ紗雪は心の底から克弥との
恋を楽しむことなどできないのでしょう。
紗雪「私 悠士が好きだった」
(りぼん2008年11月号・P.328-329コマ目)
悠士は生涯、この瞬間のことを忘れないだろうな…
好きな女の子に「好きだった」って言われたのですから。
ちょっと勇気をだせば紗雪と付き合うことができたの
ですから、一人になったときに後悔するかも。
悠士「別にありがとうとか言われても別に嬉しくないし
フラれることには変わりねーし」
(りぼん2008年11月号・P.332の4コマ目)
そりゃそうだ。っていうかむしろ傷口に塩を塗られたような
気分かも。でもこれで悠士も新しい道に向かって
歩いていくことができるから長い目で見たらこの日の
出来事は無駄ではないでしょう。
○悠士が持ってる最強カード
悠士「俺が職員室でペロッと「萩原先生が生徒に手出してまーす」
って言えば萩原なんて一発でサヨーナラなんですけど」
(りぼん2008年11月号・P.333の2コマ目)
紗雪これはマジで怖いだろうな(笑) まぁ悠士の態度を
見るとカードを実際に切るとは思えませんが、紗雪は
爆弾を抱え込んで恋愛するのですね。
(つづく)
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