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2008年10月27日 (月)

【君は坂道の途中で】8話(りぼん2008年11月号)感想 その2

【君は坂道の途中で】8話(りぼん2008年11月号)感想 その1
↑のつづき

○亜由、千治の母に自分の過去について語る

 しかし千治母かわいすぎるな…しゃべり方もかわいらしいし。

 亜由の過去についてはこれまであまり明らかにされて
いませんでしたが、今回千治母に亜由が語ったことから
一部が明らかになりました。

亜由「小6の時 両親が離婚してしばらく父と暮らしてたん
ですが それは父が私の預け先を決めるまでの期間だったと知った
時 …本当に絶望してしまった…」
(りぼん2008年11月号・P.424の4-5コマ目)

 これはさすがにきついだろう…結果として父母双方から
「いらない」って言われたのと同じ
ですから。まぁ父と母にも
いろいろ言い分もあるとは思いますが、はっきりいって無責任
でしょう。

 亜由は性格もいいから、一緒に暮らすことについて障害がある
とは思えないんだけどな…っていうか、亜由みたいな子供
だったらむしろ欲しいっていう人も結構いそうです。

 小6ならお留守番や買い物の手伝いも余裕でこなすでしょう。
にもかかわらず事実上子供を捨てる形をとるとは。経済的な
理由かなぁ? それとも、もう顔も見たくない相手の子供とは
縁をきりたいとかかな? このあたりは情報がないので推測する以外に
ないのですが。

 もっともこんなバカな保護者と一緒に暮らしていたら亜由は児童虐待の
被害にあった危険もあるので、捨てられたおかげで助かった側面も
あるかも。こんな考えの保護者がまともに亜由を養育するとも
思えませんし。もっとも亜由にしてみればどんな鬼のような保護者
でも肉親ですから、その肉親に捨てられるということは苦痛でしかない
究極の児童虐待なのでしょうが。

 しかしりぼんに出てくる家庭は保護者に問題がある
ところが目立つな。「株式会社ラブコットン」の成なんかは
自分で商売をしなければならないほど追い込まれていますし
「MOMO」の夢は父親がどこかへ逃げてしまいました。

(つづく)

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