【夢色パティシエール】recette1(りぼん2008年10月号)感想 その6
【夢色パティシエール】recette1(りぼん2008年10月号)感想 その5
↑のつづき
○スイーツ精霊「バニラ」の猛特訓を受けるいちご
いちご、よく目の前の現実を理解できてるな…
目の前に小さな体の精霊を名乗る生き物がいるんだぞ。
あっさりバニラの存在を理解してますが、普通
怖くなって逃げ出す、夢でも見ていると思うだろう(笑)
まぁスイーツ精霊については予備知識があったと
いうこともあるのでしょうが。
魔法の力とかで安易に料理の腕をあげさせるのではなく
徹底的にいちご鍛えるバニラ、なんだか自動車教習所の
教習生と指導員のやり取りみたいな感じですが、いちごの
腕を上げてあげたいっていう愛情のようなものは
感じますね。
バニラの特訓を受けているうちに練習の大切さを
実感したいちご、樫野(かしの)が言っていたことも
正論だったということに気づいたようでよかったです。
もしあの場面でただやさしい声をかけられただけだったら
心の底からケーキを作るのを上手くなりたいと願わなかった
かもしれません。厳しい言葉が人を成長させることも
あるということです。
○そもそもスイーツ精霊って何???
バニラ「スイーツ精霊はお菓子をおいしくするために
生まれてきたの いつもはスイーツ王国に住んでるけど
ある年になると修業のために人間界に出てくるんだよ」
(りぼん2008年10月号・P.63の2コマ目)
「姫ちゃんのリボン」のエリカを思い出しました。
エリカも修業のために人間界に降りてきて姫ちゃんの
ところにやってきたんですよね。
どうせだったら人間界に常駐してスイーツのレベルを
保ってください。お願いします。
バニラ「気に入った人間とコンビを組んで最高のケーキを
作ることよ それで認められたら王宮の宮廷パティシェに
なれるの」(りぼん2008年10月号・P.63の4コマ目)
で、いちごを選んだのか…まぁパートナーの人間を育てる
喜びは充分すぎるほど味わえそうですが。
いちごにとってはまさに渡りに船でしょう。
常に個人指導をしてくれる講師なんてなかなか確保
できないですし。バニラのためにもいちごは実力を
あげていかなくてはならないですから明確な目標も
できました。自分ががんばらないとバニラが困るの
ですから、知らず知らずのうちに必死になりますし。
バニラ「最初から上手い人いないよ 今からがんばれば
いいじゃない」(りぼん2008年10月号・P.66の2コマ目)
初期の段階で頭ごなしに叩いて才能をつぶしてしまう
ダメ講師もいっぱいいそうですが、こうやってはげまして
くれるなんていいですね。
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