【株式会社ラブコットン】22話(りぼん2008年12月号)感想 その3
【株式会社ラブコットン】22話(りぼん2008年12月号)感想 その2
↑のつづき
○なぜ売れない?
椎「いい服をつくるためなら何でもした なのに… こんな
最高の場所で…なんで客がこないんだ」
(りぼん2008年12月号・P.341の3-4コマ目)
これっておそらく経営不振で悩んでいる店の経営者が
みんな考えていることではないでしょうか? この質問に
確実に答えることができる人などまずいないでしょう。
椎は不振の理由が分からず、あきらめきれないで店に
立てこもり、自分の殻に閉じこもってしまいました。
椎「俺の服をみんなに見てほしい 店に来てほしい
何がダメなんだこんなに服づくりに命かけてるのに」
(りぼん2008年12月号・P.343の1コマ目)
椎は店の売り上げがあがらないことももちろんつらいの
でしょうが、それ以上に自分の服を全く見てもらえないことの
ほうがつらいようですね。なにしろお客がこないのですから
評価すらしてもらっていないので、服がそもそもみんなに
受け入れてもらえるものであるかどうかということすら
分からないのです。
理由が分からないって一番きついですよね。良い場所の
ようですから、場所のせいにはできないですし。
○成、椎の店に客が来ない理由を考える
成「あんたをすっぱりあきらめさせてやる
あたしがその理由を徹底的にあばいて」
(りぼん2008年12月号・P.344の2コマ目)
逆境になると燃える成の能力が存分に発揮される舞台が
現れたので妙に元気になってますね。この店に客が来ない理由を
あばいて、椎を納得させればこの物件が手に入るのですから
より一層やる気も出るでしょうし。
困難な課題になるほど成はやる気を出すからな…
ある意味椎は究極の「再生請負人」と契約したようなものです。
もっとも、その「請負人」は店を再建させるためではなく
物件から追い出すために来たのですが(笑)
(つづく)
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