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2008年11月23日 (日)

【君は坂道の途中で】8話(りぼん2008年11月号)感想 その4

【君は坂道の途中で】8話(りぼん2008年11月号)感想 その3
↑のつづき

○梨杏(りな)、さりげなく大介に告白

 前の日に亜由に告白をしたことを大介から聞かされた
梨杏はさりげく大介に告白しました。

梨杏「…わかるよ私も何回も失恋してきたから
子供の頃から大介が亜由のこと好きなんだって
思い知る度…何度も胸が裂けるような気持ちで

(りぼん2008年11月号・P.428-429)

 大介、予想外の展開に困惑ですよ(笑)
自分が失恋した翌日に間接的な表現ながら梨杏に
告白されたのですから。梨杏は「出直してくる」
と言っていますが、どうするつもりなのだろう?
改めて「好きです」とか言うつもりなのだろうか?

 大介が亜由に告白しなかったら、梨杏が大介に
こんな話をすることもなかったでしょうね。
梨杏にしてみれば千治は救世主以外の何者でも
ないでしょう。何しろ好きな人が想いを寄せている人を
奪ってくれたのですから。

○亜由、千治母の助言を元に大介に話を

亜由「あたしは大介が大事なんだよ!!」
(りぼん2008年11月号・P.435の1コマ目)

 これ、大介は複雑な気分だろうな…もちろんうれしい
だろうけど大介が求めているのは「やさしいいとこ」としての
亜由ではなく「恋人」としての亜由なのですから。

亜由「今までもこれからも一生変わらないそうでしょう!?
これからも そうやって大介の力になり続けさせてよ…っ」
(りぼん2008年11月号・P.435の1コマ目)

 千治母の助言があったからこそ言うことができた
セリフですね。文化祭の時に千治母に出会えなければ
亜由と大介の気まずい感じは続いてしまったかも。

○亜由と大介、新たな関係へ…というか本来の関係へ

大介「だけど俺は一生お前の家族だ どんな時も
お前の味方になる
 困った時は絶対言え お前が
大事なのは一生変わらない」
(りぼん2008年11月号・P.443の2コマ目)

 亜由と大介は新たな関係に入りました。というか
本来の関係を再確認したというほうが正確なので
しょう。

 お互いが大切な人であり、これからも切れることの
ない深いつながりがあるということを再認識できたの
ですから、今回の件は決して無駄ではなかったのでは
ないでしょうか。

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