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2008年11月17日 (月)

【夢色パティシエール】recette3(りぼん2008年12月号)感想 その3

【夢色パティシエール】recette3(りぼん2008年12月号)感想 その2
↑のつづき

○いちごとバニラの歓迎会

 これだけケーキ職人の卵がいれば歓迎のためのケーキを
作ることなど簡単ですよね。それぞれの得意分野を生かして
ケーキを飾っているのがいい感じです。ケーキの一番上に
乗ってるいちごとバニラの人形は食べるのがもっていない
というか、かわそうになってしまいます。

 …って思ったのですが。

バニラ「バニラ食べたーい
(りぼん2008年12月号・P.286の1コマ目)

       い い の か よ (笑)

いちご「これ…"フレジェ"ね」
(りぼん2008年12月号・P.285の3コマ目)
樫野「そうよく知ってるね フランス版の苺の
ショートケーキだよ」
(りぼん2008年12月号・P.285の4コマ目)

 さすが分析職人のいちご(笑) 一口食べただけで言い当てて
います。この能力を何とか生かせないものだろうか?

 いちごがなんだかんだいってもここまでみんなに
受け入れられたのは努力する姿勢を見せたからでしょうね。
もし初めての実習で失敗した後も努力をせずにただ泣いている
だけだったら周りの反応はもっとさめていたはずです。

○みんな努力してここまで来た

 いちごは夜中に倒れるまで練習をしてある程度形になりましたが
スイーツ王子達も努力を重ねたことによって実力を高めて
いったようです。みんな将来の目標がはっきりしているから
目標に近づくためにはどうすればいいかを真剣に考えて
実行しているのでしょう。

樫野「天野は…不思議と教えてみたくなるんだ 砂が水を
吸うように何でも吸収するから面白くて

(りぼん2008年12月号・P.288の4コマ目)

 これっていちごの才能かも。前のほうのページで
「職人は目で盗め」という言葉も出てきましたが
なかなか親切に分からないことを教えてもらえるということは
ないです。なのにいちごは周りの人が知らず知らずの間に
教えたくなってしまうのですから、優れた講師が絶えず周りに
いるようなものです。

 いちごは素直に教えられたことを吸収して、吸収したものを
生かせるのですから、これはもう立派な才能だと言うしかありません。
できないことを嘆いてあきらめるのではなく、夜中になっても
練習するという真面目な性格も実力の一つと言えるのでは
にないでしょうか。

 いくら優れた人に教えてもらっても不器用だったらその通りに
作ることはできないので、もともといちごは器用だったのでしょう。
最初の頃失敗したのはただ単に入ったばかりで知識がなかっただけ
なのですね。

(つづく)

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