【桜姫華伝】第一話(りぼん2009年1月号)感想 その1
ありなっちの新連載が始まりました。今回のお話は
平安時代が舞台のようですね。
○主人公は「桜姫(さくらひめ)」14歳
身寄りがなかったので、許婚(いいなずけ)の援助を
受けて暮らしていた桜姫、山荘でひっそりと暮らしていた
ようですが、ある日突然結婚をさせられることになって
しまい、一気に人生が動き始めました。
生まれた時の許婚って桜姫にしてみればたまったものでは
ありませんよね。顔すら知らない人とある日突然夫婦に
させられてしまうのですから。
生まれた時からっていうことは、お腹の中にいる段階で
「今度生まれてくる子はうちの嫁」と決めたか、あるいは
生まれた直後に「生まれた子はうちの嫁」って相手の王良親王
(おうらしんのう)側が決めたということになりますが
これって桜姫だけでなく、王良親王にとっても賭けでしょう。
だって、生まれてくる子(または生まれたきた子)が確実に
妻としてふさわしい人物である保障などどこにもないですし。
もっとも妻としてふさわしくなかったらあっさり破談にして
無かったことにしそうですが。力関係からいってどうにでも
なるでしょう。
○許婚の「使者」がやってきた
いきなり結婚しろと言われて、すでに迎えが来ていると
聞かされて動揺するなと言われても無理な話でしょう。
木に登って抗議活動をしていますが、衣食住など生活の
基盤のすべてを握られている以上、残念ながらこの勝負は
やる前からついています。
「使者」とされる男性の「青葉」に悪態をついて怒られてしまい
制裁を受ける羽目に…
桜姫「ごはん抜きなんてあんまりよ~ 私 一日五食は
食べないと生きていけない」
(りぼん2009年1月号・P.39の3コマ目)
一日五食ってどんだけ食べてるんだよ(笑)
○ありなっち作品恒例のマスコットキャラ登場
ありなっち作品には毎回マスコットキャラが
登場するのが恒例となっていて、2008年秋の大増刊号
りぼんスペシャルには「ドキ! マスコットだらけの
大運動会」が掲載されましたが、今回の「桜姫華伝」にも
マスコットキャラ「朝霧(あさぎり)」が登場しています。
他の人も朝霧の姿は見えるようですね。人型で
とてもかわいらしいです。性格は初登場の場面を
見る限りでは温和なようですね。
(つづく)
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