« 【桜姫華伝】第一話(りぼん2009年1月号)感想 その3 | トップページ | 【赤ずきんチャチャ原作】13話「寒さ爆発! 雪女のおゆき先生登場の巻」感想 その1 »

2008年12月12日 (金)

【夢色パティシエール】recette4(りぼん2009年1月号)感想 その1

【「夢色パティシエール」の感想 まとめはこちら】

○急遽(きゅうきょ)デザインを変更することに

 これまで大きな嫌がらせを受けることのなかったいちご
ですが、前回、いちごのことをこころよく思って
いない子達によっていちごが作ったケーキが盗作されてしまい
急遽デザインを変更しなくてはならなくなりました。

 これまでが順調すぎたという面もあるのでしょうが、ある意味
最初の試練といってもいいかも。特に締め切りとかがないもので
あれば、時間をかけてゆっくり作り直すこともできますが、ケーキを
持っていく時間は刻一刻と迫ってますから、考える余裕などないですし。
ケーキを作る能力が試されることになりました。

 たった1時間しかないのですから、あらかじめデザインが
決まっていたとしても手際よくやらなければきついでしょう。
133ページを見ると一瞬で新デザインをひらめいたようですが
こういう風に直感的にひらめくことができるのは、普段から
ケーキをたくさん食べて分析してきたから、知らず知らずのうちに
この手の能力が磨(みが)かれていたのかも。

いちご「樫野(かしの)ホワイトチョコクリームを作って
花房(はなぶさ)くんマジパンを用意して下さい
」(りぼん2009年1月号・P.134)

 周りに達人がいるから作業は結構楽ですね。でもついこの間
までケーキ作りの基本ができていなかったとはとても信じられない
です。スイーツ王子達を使いこなしてますが、作業の手順を
きちんと組み立てることができなかったら指示を出すことも
できません。

 ところで樫野は呼び捨てで、花房は「くん」をつけるの
ですね。頼み方も樫野と花房ではちがいますし。樫野には
親しみを持っているからこうなるのかな?

 なんだかんだ言っても樫野とは話す機会も多かったから
だんだん仲良くなっていってますし。

○スイーツ王子に信じてもらい気持ちが楽ないちご

 何か疑われるようなことが起こった時、信じてくれる人が
そばにいるっていいですよね。盗作されたこと自体がとても
つらいものなのに、周りにいる人まで自分のことを疑って
いたら、もっとつらいですし。

 スイーツ王子のことはケーキ作りやいちごのことを
よく知っているから、見ただけでいちごが盗作されたと
分かったのでしょうね。

(つづく)

|

« 【桜姫華伝】第一話(りぼん2009年1月号)感想 その3 | トップページ | 【赤ずきんチャチャ原作】13話「寒さ爆発! 雪女のおゆき先生登場の巻」感想 その1 »

夢色パティシエール(原作の感想)」カテゴリの記事