【夢色パティシエール】recette4(りぼん2009年1月号)感想 その4
【夢色パティシエール】recette4(りぼん2009年1月号)感想 その3
↑のつづき
○いちご、自分のケーキで初めて感謝される
りんご「おねえちゃんのケーキ 大好き!!」
(りぼん2009年1月号・P.156の1コマ目)
これはいちごにとって忘れられない言葉となりそうですね。
ケーキを作って誰かに感謝されるたことはなかったですし。
樫野にほめてもらったことはありましたが、感謝とは違いますし。
後に聖マリー時代のことを振り返ることがあったらほぼ間違いなく
この日の話は思い出しそうです。りんごもこの日のケーキの味は
忘れないかもしれませんね。周りの園児と打ち解けることが
できず、孤立していた自分を救ってくれたケーキですから。
人間って誰かに感謝されたり、必要とされたりすると
張り合いが出て、より一層実力を発揮することができますし。
○いちごの分析力に技術が伴ったら
花房「他人が何を求めてるか 本能的にわかるんだ」
(りぼん2009年1月号・P.159の4コマ目)
もともといちごの分析力は大変高いものがあり、一口食べた
だけで、そのケーキについて瞬時に情報を把握できるのですが
特定の人がどんなケーキを食べたらよろこぶのかということ
まで分かるのか。
もし相手が何を求めているのかが分かり、相手が欲しいケーキを
自由自在に作ることができるだけの技術がついてきたら、いちごは
すごいケーキ職人になりそうです。
ある意味いちごって天性の才能を持っているのかも。
ケーキを作る技術は良い講師に恵まれて、厳しい練習を
積み重ねていけば多くの人は上達できるのでしょうが
相手が何を求めているかなんていうことは練習したからと
いって上達するとは限りませんし。
ケーキのことが本当に好きでいろいろなケーキを食べた
いちごだから、知らず知らずのうちに分析力が磨かれたという
面がありそうです。
もし聖マリーに入らなかったらこの才能は生かされること
なかったのか…
○ケーキグランプリシリーズで優勝したらパリへ
ルミ「みんなはりきるで 全国でも優勝したら パリのお菓子学校
留学やからな」(りぼん2009年1月号・P.162の1コマ目)
校内でケーキコンテストが開かれることになり、やる気を
出しているいちご、校内で優勝するだけでも大変そうです。
何しろスイーツ王子を倒さない限り優勝はできないのですから。
コンテストの場合は当然ながら手伝ってはもらえませんし。
しかし優勝までの高い壁を考えたら優勝など最初からあきらめて
しまう子が多いでしょうが、いちごは最初からあきらめた様子は
ないですね。まぁそこがいちごの長所なのでしょうが。
あきらめてしまったら、そこでもう実力は伸びなくなってしまう
ので、いちごのこのすぐにあきらめない精神は大成功するためには
欠かせない要素かも。
いちごはイベント会場で勧誘されて聖マリーに入ったのですが
わずかな期間でどんどん話が大きくなっていってるような気が(笑)
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