【桜姫華伝】第一話(りぼん2009年1月号)感想 その6
【桜姫華伝】第一話(りぼん2009年1月号)感想 その5
○「秘剣血桜」でないと「妖古」は倒せない
白夜「秘剣血桜!! 妖古はその剣でなければ倒せぬ…!!
かぐや姫しか扱えなかった剣…しかし血を分けたおぬしなら
呼びかけに応えるかもしれぬ!!」
(りぼん2009年1月号・P.60の1-2コマ目)
「妖古」が現れたら、一気に危機的状況になるのは明らか
なのですから、本当だったら、何も起きていない段階で桜姫に
秘剣血桜を使わせてみて、もし使えそうだったら剣の練習でも
させたほうが桜姫の安全のためにはよさそうですが、その場合は
出生の秘密を桜姫に明らかにしなくてはいけなくなるので、桜姫に
秘密にしておきたいと考えていた周囲の人がこんな剣を練習で
使わせる訳はないですね。
そもそも出生の秘密すらできれば桜姫に伏せておきたいと
考えているのに、戦えと桜姫に言うはずはないか。
○桜姫の母、かぐや姫は「帝(みかど)に殺された」
白夜「おぬしのように選択を迫られ 戦わない道を選び
妖古にとりつかれ 帝に殺された」
(りぼん2009年1月号・P.60の4-5コマ目)
うわぁぁぁぁっっっ!!! この日は桜姫にとって間違いなく
生涯忘れることのできない日になりましたね。突然結婚しろと
言われて家出したら、化け物に狙われて、自分の出生の秘密を
知り、しまいには母の最期のことまで聞かされたのですから。
普通どれか一つが起こっただけで、パニックを起こすだろうに…
よく桜姫は自我を保っていられるな。まぁあまりにすごいことが
連続して起こってしまったのでかえって冷静になったのかも
しれませんが。
もともと普通の人とは違う何かを持っていたのかもしれませんね。
○桜姫の命字は「滅」
白夜「生まれた時に占われる 漢字一文字『命字』と言うのさ
運命の全てが印されている」
(りぼん2009年1月号・P.61の2-3コマ目)
『 滅 』
(りぼん2009年1月号・P.62の1コマ目)
さんざん大事件が起こった最後に自分の「命字」が「滅」
だと知らされた桜姫、まぁある意味納得できるのでは???
平穏な生活を過ごしていた時に「滅」だと言われてもいまいち
ピンとこないでしょうが、このタイミングで言われたら妙に
説得力があります。
普通だったらこの一件だけで気分は落ち込んでしまうでしょうが
桜姫としては生きてみて、この「滅」の意味を知りたいと思うかも。
(つづく)
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