【桜姫華伝】第二話(りぼん2009年2月号)感想 その1
【「桜姫華伝」の感想 まとめはこちら】
○血桜を使う訓練をしている桜姫
せっかく封印されていた妖古(ようこ)をわざわざ訓練に
駆りだして桜姫と戦わせているのですが、もし桜姫が攻撃に
失敗したらどうするつもりなのだろう…まぁそんなことを
言っていたらいつまで経っても一人前にはなりませんが。
変身すると衣装も変わります、いつものこの手の作品を
見ていて思うのですが、衣装が変わる意味ってあるのか???
まぁ変身しないとなんとなく盛り上がらないっていうのは
あるし、この桜姫華伝の場合は桜姫が着物を着ているので
そのままでは戦いにくいという事情もありますが。
血桜を上手く操ることはまだできていませんね。敵役の妖古が
桜姫のあまりの苦戦ぶりを見て戸惑っているのかなんだか
ほのぼのとしていていいです(笑)
○朝霧にも命字があった
桜姫が朝霧の命字を見たがるのは当然でしょう。命字の存在を
つい最近知って、自分の命字が「滅」だと知った桜姫が、他人の
命字が何であるかということに興味を持つのはごく自然な感情
でしょうし。
朝霧「命字は本来 結婚相手にしか見せないものなんですよ」
(りぼん2009年2月号・P.35の3コマ目)
これは桜姫は悪くないですね。何しろ命字のこと自体を
まだよく知らないのですから。結婚相手にしか見せないと
なるとこの時点で桜姫が命字を見せることができるのは
王良親王のみっていうことになりますが…
○命字についてくわしいことが明らかに
朝霧「姫様が白夜様にいただいた『御紙』は紋が組まれた
特別なもので 持っていると運命の力が増幅します」
(りぼん2009年2月号・P.36の1コマ目)
まだ桜姫の「運命」一体何であるかということは
明らかにされていませんが、妖古と戦っていかなくては
ならない状況を考えたら、桜姫にとっては必要不可欠な
ものでしょう。
朝霧「しかしその紙と当人の血があればその人を呪い殺す
こともできるそうです」(りぼん2009年2月号・P.36の2コマ目)
「命字」は重要なものであるけど、致命的弱点にもなりうるということですね。
これってすごく不安要素ですよね。直接桜姫を攻撃しなくても
2つの条件さえ揃えば簡単に桜姫を倒すことができるのですから。
こういう大事な話をどうして白夜は教えておかなかったの
だろう…まぁいずれ話をしようとは考えていたのかもしれませんが
一歩間違えたら大変なことになるぞ。
(つづく)
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