【勝利の悪魔】ビクトリー;1(りぼん2009年3月号)感想 その2
【勝利の悪魔】ビクトリー;1(りぼん2009年3月号)感想 その1
↑のつづき
○朝美、光との出会い
倉木「誰かに『木下光(きのしたあきら)どこっすか』って聞いてみて
あいつのこと知らねー奴いねーから」
(りぼん2009年3月号・P.57の2コマ目)
…ってここまで迎えに来てくれる訳ではないのか。顔も知らない
ですから、こういう聞き方をするしかないのですが、担任は
全く動いてくれないのか(笑) まぁ倉木としては携帯電話で
光に電話をかけた時点で自分の仕事終了なのでしょうが。
朝美「この人達に話しかけろと…?」
(りぼん2009年3月号・P.58の1コマ目)
おそらく朝美のこれまで過ごしてきた人生の中で
このような格好をした人に話しかけたことなどなかったの
だろうな…どの学校でも今まで話をしたことのない子に
話しかけるのは多少勇気が必要ですが、この学校は多少
新参者にとっては壁がありそうですね。
ただ格好は一般的な学校の生徒とは違いますが別に荒れてる子と
いうわけではなさそうですので、ちょっと朝美は気が
弱いのかな???
朝美を取り囲んだ生徒の一人「あなた だれでちゅか?」
(りぼん2009年3月号・P.58の3コマ目)
こ れ は こ わ い
これじゃ朝美が話しかけられなかったのは責められない(笑)
やっぱ気が弱いとかそういう問題じゃないな。
光(あきら)「ごめんね むかえに来んの遅くなっちゃった」
(りぼん2009年3月号・P.60の2コマ目)
光という名前から男の子ではないかと予想した朝美ですが
実際に目の前に現れたのは女の子に見える人物だったので
ちょっと戸惑ってますね。まぁでもここに来るまでの間に
朝美にとっては衝撃的な事件ばかりが起きていたので、この程度は
なんということはないでしょう。
光はまだ朝美が名乗る前から朝美を特定してますが、まぁこの
学校だったら朝美は何もしなくても目立つでしょうから、転校生が
きているとの情報さえ手に入っていればすぐに分かるでしょうね。
○絹井(きぬい)みどりとの出会い
みどり「はじめまして~私絹井みどり みどりってよんでいいよ
はいこれ『よろこびね』のしるしにあげる」
(りぼん2009年3月号・P.61の5コマ目)
なんだか分からないけど良い意味でおバカっぽい子きたーーっ!!!
セリフが苗字以外すべてひらがなっていうのは笑えますが
大体口調が想像できますよね。
こういうタイプの子が周りにいると空気が和んでいいですよね~
○自分の教室に入った朝美
みどり「ここが教室です☆」(りぼん2009年3月号・P.63の2コマ目)
さすがにこの教室に入るのは勇気がいるな…格好はともかく
どう考えてもここは遊び場だ。まともに勉強をしようと
考えてる子は誌面に描かれている範囲ではいないっぽいです。
ただこれだけ変わった子がいるけど、とりあえずいじわるな子
とか、いじめをするような子がいないっていうのは奇跡に
近い…まぁまだ登場していないだけっていう可能性もありますが。
○転入生恒例の自己紹介
初めてクラスメイトと対面するときにはみんなの前で
自己紹介をするのが恒例となってますが、朝美も戸惑う
心を抑えつつ自己紹介に入りました。
朝美「はじめましてっ 田中森朝美です」
(りぼん2009年3月号・P.66の2コマ目)
まんがのキャラが1話で自分のことを紹介するときに
定型文として使われるセリフですね~
朝美「あとっ 好きな教科は古典で和歌が得意です」
(りぼん2009年3月号・P.66の4コマ目)
ここでやめておけばよかったのに…
で、この後延々と額田王(ぬかたのおおきみ)の歌に関する
大演説をするのですが目の前にいる人たちの顔をみれば
こんなことを言っても理解されないっていうことが分からないのか?
古典の話をしている時は自分の世界に入るのかな? この時の
表情はちょっと怖い。
…というか、こんな自己紹介したらさすがに進学校でも
ドン引きだろう(笑) ちょっと空気が読めない子なのかな?
(つづく)
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