【桜姫華伝】第四話「今は儚いその絆」(りぼん2009年4月号)感想 その1
○幼い頃の桜姫と青葉が登場
※こっそり桜姫の様子を見ながら
幼い頃の青葉「どうして? 会って行ってはだめなのか?」
(りぼん2009年4月号・P.59の2コマ目)
幼い頃にこっそり青葉が桜姫のことを見に行っていたというのは
本当だったのか。直接会ってみたいとも思っていたようですが
帝(みかど)の許可が出ないとダメだからという理由でその願いは
かなわなかったようです。
この段階では桜姫に対して敵意など微塵(みじん)もなかった
ようですね。子供の頃は恨みを覚えるような出来事って起きないから
純粋に桜姫のことを見ることができたのでしょう。一人で遊んで
いる桜姫の姿を見て、敵意など抱くはずはないですしね。
幼い頃の青葉「はやく会いたいな…」
(りぼん2009年4月号・P.59の5コマ目)
まさか、将来自分の手で桜姫を射抜く日が来るとはこの段階では
夢にも思わなかったでしょうね。いつの段階で桜姫の正体を
知ったのだろうか?
幼い頃の青葉「あの子を抱きしめて僕が守ってやりたい…」
(りぼん2009年4月号・P.59の6コマ目)
この後、青葉は勉強や馬、弓、歌、楽器などを必死に覚えた
のですから、桜姫を守るために必要な能力を着実に身に着けて
いったんですよね。
2話で桜姫に対して青葉は話したことは基本的にみんな本当のこと
だったようです。
○琥珀(こはく)、造反
※桜姫を助けようとする琥珀に対して
青葉「下がれ 琥珀!! お前の主は俺じゃないのか!?
命令に従え!!」(りぼん2009年4月号・P.61の2-3コマ目)
完全に職務命令違反だな。今の時代だったらまだしも
封建社会で、命令違反なんかしたらマジで大変なことに
なるだろう…その場で斬り捨てられてもおかしくなさそうです。
頭領の座がどうしても欲しければ、こんな行動はとれない
はずなのですが、琥珀は自分が信じた道をまっすぐ突っ走る
タイプの子のようです。
琥珀「やーっ でござる!!」(りぼん2009年4月号・P.62の2コマ目)
琥珀、どんな時でも語尾に「ござる」をつけるのか。こうやって
謀反(むほん)を起こした時に「ござる」とか言われると、なんだか
緊張感がほぐれますね。
疾風(はやて)「そんな真面目に裏切る奴がいるかよ!!
引いたフリしてスキ狙えよ!!」(りぼん2009年4月号・P.63の2コマ目)
まぁこんな真面目なところが琥珀らしくていいのでしょうが
現場に居合わせた琥珀の父が、目の前で自分の娘が繰り広げている
謀反劇を見ておびえちゃってますね。この時代だったら誰かが
反乱を起こしたら一族みんなヤバいですし。
(つづく)
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