【勝利の悪魔】ビクトリー;2(りぼん2009年4月号)感想 その1
○朝実の「かんげー会」が開かれることに
みどり「ねっねっ たなかもり! 今日ねっ がっこうおわったら
みんなで たなかもりのかんげー会やろってことになったから♪♪」
(りぽん2009年4月号・P.26の2コマ目)
なんだか毎日難しいことを考えて生きていくのがばからしく
なってくるな。誌面を見ているだけで、みどりの口調が
想像できますね。こんな子がそばにいてくれたら毎日楽しくて
いいですね。
しかし2度も朝実から失礼なことを言われたのに、よく歓迎会を
開いてあげようという気分になるものだな。本当に根は良い子たち
ばかりなのてしょう。世渡りが上手な子が最近は目立ちますが
見た目だけ真面目な子より、この子たちのほうがよほど温かみのある
性格をしているのかも。
…もっとも、ただ単に朝実の歓迎会を口実に遊びたいだけかも
しれませんが(笑)
朝実「えっ そうなの? 私 それ…行っても大丈夫? ついていける?」
(りぽん2009年4月号・P.26の2コマ目)
自分の歓迎会を開いてくれるというのに、全然うれしそうじゃないな。
行っても大丈夫?とか、どんだけ周りの生徒が野獣だと思ってるんだよ。
朝実すっかり疑心暗鬼になってる(笑) まぁここに至るまでの過程が
すごすぎたからな。教室がある意味夢の国状態だから、この子たちが
主催する歓迎会がどんな感じになるのか、不安を感じても責められないでしょう。
○そんな中、授業がはじまる
倉木「おはよー おまえら!! 今日は特別な授業をする!」
(りぽん2009年4月号・P.26の3コマ目)
ただ単に困った生徒がひとり増えたようにしか見えないのがすごい!!!
教員免許を持ってるっていうことは一応教育実習は終えてるのはずなのですが
その頃からこんな感じだったのだろうか? さすがにそんなことはないとは
思いますが、いつからこんな風に一風変わった先生になったのだろう?
こんな授業で一体どうやって単位を認定するのかな? 教育指導要領とか
「何それ?食えるの?」状態でしょうから、学習の進み具合を判定するのは
非常に難しそうです。
倉木「今日は世界のポップアイコン ブリトニースピアーズについて
学ぶ!」(りぽん2009年4月号・P.26の6コマ目)
よりによってブリちゃんかよ。一体彼女から何を学ぶというんだ(笑)
まぁある意味教材として使うのには良い人なのかな? この学校の生徒から
見れば、比較的親しみやすそうですし。
朝実「やっぱり 私は ふしぎな世界の穴ぼこに 猛スピードで
転がり込んだのかもしれない」(りぽん2009年4月号・P.27)
まだ疑問を感じてる段階なのかよ。どう考えてもふしぎな世界に
入り込んだのは否定しがたい事実だろう。人生でこんな体験はなかなか
できるものではないから、どうせ通学するのであればみんなと楽しめば
いいのに。だって、いくら嘆いてみたところで、周りの環境が変わることは
まずないですし。相手が変わらないのであれば、自分のほうで何とかする
しかないです。
27ページの最後のコマ、どう見ても朝実一人が浮いているな。なんだか
間違えて教室に入った子みたいだ。教科書を広げて勉強してると
目立ってしまう学校って一体…
(つづく)
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