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2009年4月24日 (金)

【絶叫学級】8時間目「おそろしい学級」(りぼん2009年5月号) 感想

  今回のお話ではクラスのみんなが同じことをするということが
描かれてますが、今の日本を見るとそんなに突飛な話には見えません。
最近は以前と違い日本社会も価値観の多様化が進んだとか言われてますが
現実にはまだまだ他の人と同じようなことをしないと目だってしまう
ことになんら変わりはありません。

 テレビ番組はクイズが流行ったら、どの局もクイズばかりになり
生放送の情報番組をどこかが始めたら他の局も始めたりしてます。
テレビ局は特定の価値観の押し付けばかりで、情報番組でコメントを
している人もみんな同じようことばかり言ってます。

 スポーツのイベントがあれば、まるで関心をもたない人は日本に
住む資格などないような感じでテレビやラジオ、新聞は煽ってますし…

 よく子供の世界は他の子と違うことをやったらいじめの対象に
なるとか言われますが、私に言わせれば大人の世界のほうが
よっぽど画一的です。日本からどんどん寛容さが消えていくような
気がしてなりません。

 みんなが同じことをやったことにより、結果が同じになったとしても
そんなの幸せでもなんでもありません。自分が本来やりたいことを
がまんしているのですから。

 本当の平等とは、異なる考え方をもった人同士がお互いに尊重される
ことなのかもしれません。

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