【桜姫華伝】第六話「どうして俺を選んだ」(りぼん2009年6月号)感想 その4
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【桜姫華伝】第六話「どうして俺を選んだ」(りぼん2009年6月号)感想 その3
↑のつづき
○青葉をかばった桜姫の行動の重さ
青葉は桜姫がなぜ自分のことをかばったのかあまり深く考えて
いなかったようですが、藤紫からいろいろな話を聞かされて
初めて桜姫の行動の重みを実感した感じですね。
○「不老不死」の正体
桜姫「痛い!! 痛い痛い痛い!!」
(りぼん2009年6月号・P.31の3コマ目)
本当に痛そうだな…桜姫が苦痛にあえいでいます。この時代には
麻酔とか痛み止めとかないからなぁ。ただひたすら耐える以外に
道はないのでしょう。
不老不死と言っても苦痛そのものがなくなるという訳ではない
ですしね。青葉に矢で射抜かれた時の苦痛を知っている桜姫があえて
身代わりになったのはやはり青葉に対する想いというものが大きいの
でしょう。あの場では桜姫がかばわなかったほぼ確実に青葉は死んで
しまっていたのですし。
白夜「琥珀! 姫に布をかませろ!! 舌を噛んでしまう!!」
(りぼん2009年6月号・P.31の3コマ目)
桜姫が思わず死にたくなるような痛みってちょっと想像すら
できないです。
…って今気づいたのですが、桜姫は「不老不死」だから舌を
噛んでも死なないのでは??? 大量に出血するから不老不死
と言っても血液が体からなくなってしまう場合は別とか?
桜姫は死ぬ自由すらない…気の毒なんていう言葉だけでは
言い表すことのできないほどつらい境遇におかれてますね。
どんなに苦痛を受けても逃げることは許されないのですから。
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