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2009年6月 3日 (水)

【桜姫華伝】第七話「儚い迷宮の入口に立って」(りぼん2009年7月号)感想 その1

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○桜姫を連れて来いと脅された淡海

淡海「姫様は所詮妖古と同じ化け物よ!? 人間の側にいるほうが
おかしいんだわ!!
」(りぼん2009年7月号・P.156の1コマ目)

 桜姫を謎の男性に渡さなければ自分自身の命がなくなってしまうので
なんとか自分の心を納得させようとしてますね。おそらく淡海と同じ
立場におかれたら、大抵の人は淡海と同じことを考えることでしょうね。

 なんだかんだいっても淡海は桜姫の素性を知っている割にはちゃんと
やったほうだと思う。一応まともに会話もしてましたし。

淡海「私達人間を必ず裏切る!! 引き渡すのが正しいのよ!!
(りぼん2009年7月号・P.156の3コマ目)

 なんだか必死だな…

 これって、裏切ると思っているというより、裏切るに違いないと
思いこまないとつらくてやってられないようですね。

 表情を見ると、どう考えても淡海は本心で桜姫が裏切るとは思って
ないですよね。もし本当に裏切ると思っているのであれば
厄介者を追い払う絶好の機会がやってきたのですから、晴れやかな表情と
なるはずなのですが、なんだか見ているこっちがつらくなるほど
苦悩している感じの表情ですよね。

淡海「私は死にたくない! 死にたくないわ!!
(りぼん2009年7月号・P.157の1コマ目)

 誰が淡海のことを責めることができるだろうか?

 淡海は大変な選択を迫られてしまったんですよね。桜姫を
引き渡して、自分を責める気持ちをずっと持ちながら生き続ける
人生と、要求に従わずに殺される運命の二択を迫られたのですから。

 どちらを選んだとしてもつらい展開だな。たまたま中納言の秘密を
知ったというだけでなんでこんな羽目になってしまったんだ…

○桜姫、青葉が朝まで添い寝をしていたと告げられる

桜姫「私…夢だと思って言っちゃった 青葉が好きよって…」
(りぼん2009年7月号・P.158の3コマ目)

 うわっ…気まずいな。桜姫は事実を知らずにずーっと夢だったと
思っていたほうがよかったかも。でも、こんなことでもなかったら
自分の想いを伝えることなどできなかったでしょうから、結果として
よかったのではないでしょうか。

(つづく)

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