【桜姫華伝】第七話「儚い迷宮の入口に立って」(りぼん2009年7月号)感想 その2
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【桜姫華伝】第七話「儚い迷宮の入口に立って」(りぼん2009年7月号)感想 その1
↑のつづき
○淡海(おうみ)、桜姫を連れ出す
桜姫「これって これって 仲直りしようってことだよね!?」
(りぼん2009年7月号・P.160の2コマ目)
まさか自分が誰かに引き渡されるなんて思わないよな…淡海を
使うとは相手もよく考えたものです。淡海とはいろいろもめごとも
多かったので、桜姫は淡海が自分と仲直りを希望していると思い
よろこんでますね。
淡海と桜姫が修復不可能なほど決裂していたらこの手は
使えなかったんですよね。適度に会話が成立しているからこそ
こうやって連れ出すことができたわけです。
淡海に桜姫を連れてくるよう言った謎の男性はちゃんと
水晶玉で監視をしているのか。まぁ見ていないところでこっそり
淡海が本当のことをしゃべったりしたらいろいろやっかいですからね。
こんな不思議な力を使えるのであれば自分で桜姫を連れ去ったり
してもよさそうな気もするのですが、あまり自らの姿をさらしたく
ないのかな?
○みんなに冷やかされる青葉
琥珀「姫様のこと考えてるでござるか?」
(りぼん2009年7月号・P.162の4コマ目)
藤紫「青葉君 桜姫知らない?」
(りぼん2009年7月号・P.162の5コマ目)
どう考えてもわざとです。どうもありがとうございました。
もともと桜姫は勘違いして自分の気持ちを表に出してしまったの
ですが、うっかり青葉の名前を表に出してしまった桜姫より
名前を出されただけの青葉のほうが恥ずかしい思いをしている
のが笑えます。まぁ世の中こんなものですよね(笑)
でも恥ずかしいけど、どことなくうれしいと感じているようにも
見えなくもないですね。
指の傷を負ってしまいましたが、青葉はとても大きな物を得たような
気がします。あの時桜姫がへびにかまれて意識が混濁していなかったら
おそらく聞くことができなかったであろう、桜姫の自分に対する
気持ちを聞くことができたのですから。
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