【桜姫華伝】第八話「生きとし、生けるもの。」(りぼん2009年8月号)感想 その2
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【桜姫華伝】第八話「生きとし、生けるもの。」(りぼん2009年8月号)感想 その1
↑のつづき
○琥珀(こはく)、川の水を桜姫のところに流そうとする
白夜(びゃくや)は簡単に頼んだけど、川の水の流れを変える
なんてそう簡単にはできないです。琥珀はまともな重機もないので
ただひたすら引っ張るっていう原始的な方法で川の水の流れを
変えようとしていますが、時間制限があるのがきついですよね。
ゆっくりやっていいのであれば、力をただひたすらかけ続ける
というやり方でいいのですが、ゆっくりしていたら桜姫はともかく
青葉は死んでしまいますし。
毒霧が漂っていることを考えると時間はほとんどないです。
まさか息を止め続けることはできないしなぁ…
○疾風(はやて)、人の姿に戻る
疾風の本来の姿が初めて登場しました。どうやら満月の夜
だけは人間の姿に戻れるようですね。
疾風「久しぶりだからくちづけを」
(りぼん2009年8月号・P.101の2コマ目)
青葉の命より、とりあえず自分の欲望を満たすことを優先
させようとする疾風、そりゃ1ヶ月もお預け状態だったのですから
気持ちは分かりますが、どう考えても琥珀はキスをする気分には
なれないだろうなぁ。疾風の立場からすれば、人間の姿をしている
間にキスをする機会が再びやってくる保障などないから、とりあえず
自分にとって一番優先すべきことを済ませておきたいのでしょう。
キスなんて数秒で終わりますから。
琥珀「なっ 何言ってるでござるか!? 時は一刻を争うでござる!
親王様が危ないでこざるに!!」(りぼん2009年8月号・P.101の3コマ目)
そりゃそうだろう。ここで頬を赤らめて疾風とキスをする
琥珀の姿は全く想像できません。
疾風「こんな状況で我慢できる健康男子がいるか
ボケーっ!!」(りぼん2009年8月号・P.102の3コマ目)
青葉も桜姫に強引に迫ったことがありましたが、この世界の
男子はこんな奴しかいないのかよ(笑) ある意味欲望に忠実
なんだろうなぁ。
でも、強引にキスをしようとする疾風から琥珀が逃げようと
した際に偶然川の流れを変えることに成功したから、結果として
疾風の欲望が青葉を助けることになりました。
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