【桜姫華伝】第八話「生きとし、生けるもの。」(りぼん2009年8月号)感想 その3
【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら
【桜姫華伝】第八話「生きとし、生けるもの。」(りぼん2009年8月号)感想 その2
↑のつづき
○毒霧が消えた
毒の霧を払うために川の水を大量に桜姫がいるところに
流しましたが、下手をしたら毒の霧ではなく川の水のせいで
青葉が死んでしまう恐れがあったような気が…天然のダムを作って
完全に川の流れを変えちゃったからな。まぁ桜姫や白夜(びゃくや)が
そんなことにならないようにがんばったから問題は起こりません
でしたが。
○槐(えんじゅ)、中納言を殺害
桜姫に毒蛇をかませたという理由で中納言をあっさり殺害した
槐ですが、桜姫がかまれた時点ではなく、なぜこの時期まであえて
制裁を加えなかったのでしょう? もし本当に桜姫に毒蛇をかませたことを
許せなかったのであれば、あえてこの段階まで生かしておく必要は全く
なかったはずですし。
とりあえず青葉の討伐のためのカードとしてしばらく生かしておいたけど
青葉を討伐できそうにないから、ここで切ったということなのかも。
りぼん2009年8月号、107ページの最後のコマは、槐が桜姫に対して
抱いている気持ちが表現されていると見ていいのでしょうか?
○中納言の命字は「望」
見た目や行動と命字が違いすぎただろう(笑) もしかして槐と
出会う前は今とは全く違う良い人だったのでしょうか? あ、ひょっとして
「権力を望む」の「望」とかなのでしょうか?
今となっては確かめようがありませんが。
槐にとって、中納言は桜姫と自分を結ぶ細い一本の「望」だったの
でしょうか?
○槐、桜姫を連れて行くことなく去っていった
どうして桜姫を連れて行こうとしなかったのだろう? 中納言に
青葉を殺すように命令したり、淡海(おうみ)に対して桜姫を連れてくる
ように執拗(しつよう)なまでに迫っていたのに、実際に桜姫が目の前に
現われたら放置してどこかに行ってしまうなんて。
| 固定リンク
「桜姫華伝」カテゴリの記事
- 桜姫華伝12巻の感想 その1(2013.01.15)
- 【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第五十話(最終話)「さようなら、ありがとう」(りぼん2013年1月号)感想 その5(2012.12.27)
- 【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第五十話(最終話)「さようなら、ありがとう」(りぼん2013年1月号)感想 その4(2012.12.23)
- 【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第五十話(最終話)「さようなら、ありがとう」(りぼん2013年1月号)感想 その3(2012.12.15)
- 【桜姫華伝】〔種村有菜さん〕第五十話(最終話)「さようなら、ありがとう」(りぼん2013年1月号)感想 その2(2012.12.08)