【赤ずきんチャチャ原作】20話「どろしー救出作戦の巻」感想 その4
【「赤ずきんチャチャ(原作)」の感想】←今までの感想のまとめはこちら
【赤ずきんチャチャ原作】20話「どろしー救出作戦の巻」感想 その3
↑のつづき
○過去のセラヴィー、魔法使い世界一の座をかけて戦うことに
セラヴィーは常に純粋にどろしーちゃんのことを思って行動
しているのですが、これまでのところ、ことごとく裏目に出て
しまっていまっています。今回だって、どろしーちゃんを
助けたいとの一心で魔法を使ってピカポンと戦っているのですが
皮肉なことにそれが、どろしーちゃんの夢である魔法使い世界一の座を
脅かすことになるとは。
どろしーちゃんにしてみれば、こうやって悪意のない行動が
かえって癇(かん)に障(さわ)るかもしれませんね。正々堂々と
魔法で対決されたほうが余程気分的にはすっきりするでしょう。
自分が欲しくて仕方がないものが、全く獲得の意思のない奴に
奪われようとしているのですから。
セラヴィーが魔法使い世界一になったとしても、セラヴィーを
倒せば魔法使い世界一の座を奪うことができるのですが、これまでの
セラヴィーの完璧ぶりを嫌というほど見せ付けられたどろしーちゃん
にはそれは事実上不可能だということが分かるだろうなぁ。
○過去のセラヴィー、ピカポンに対して優位に戦いをすすめる そりゃ、相手が使った魔法を威力を完全にまねをするだけでなく ピカポンもこの点を考えて、攻撃方法を変えてきました。 ピカポン「ハゲ光攻撃!!!」(赤ずきんチャチャ2巻・P.91の1コマ目) 自分の頭を武器にしてセラヴィーの目を眩(くら)ませるとは! 過去のセラヴィー「出でよ 大っきな鏡!!!」 戦いの途中でいつの間にか相手が使っていない魔法を (つづく)
威力を強くして反撃に使うことができるのですから、戦いが
有利になるのは当たり前です。セラヴィーに対して魔法で攻撃をするという
ことは、セラヴィーに対して自分を攻撃する方法を教えてあげる
ようなものですから。
自虐的なような気もしますが、こうやってセラヴィーを
一時的に攻撃不能にしない限り勝機はないよな…
(赤ずきんチャチャ2巻・P.91の5コマ目)
使うことができるようになったのか…これはピカポン終わったな。
これだけ短い時間に魔法のことを覚えるとは、やはりセラヴィーは
もともと魔法使いとしての素質があったのでしょう。
| 固定リンク
「赤ずきんチャチャ(原作・単行本1巻から4巻)」カテゴリの記事
- 赤ずきんチャチャ1巻を久しぶりに見てみた(2018.08.31)
- 【赤ずきんチャチャ原作】〔彩花みんさん〕4巻収録特別編「チャチャのスケート障害物レースの巻」感想 その4(2010.09.29)
- 【赤ずきんチャチャ原作】4巻収録特別編「チャチャのスケート障害物レースの巻」感想 その3(2010.08.31)
- 【赤ずきんチャチャ原作】4巻収録特別編「チャチャのスケート障害物レースの巻」感想 その2(2010.07.30)
- 【赤ずきんチャチャ原作】4巻収録特別編「チャチャのスケート障害物レースの巻」感想 その1(2010.06.30)