【勝利の悪魔】ビクトリー;6(りぼん2009年8月号)感想 その2
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【勝利の悪魔】ビクトリー;6(りぼん2009年8月号)感想 その1
↑のつづき
○有栖川は警備員に
父は掃除、息子は警備員で朝実が通う学校で働いているのか。
案外楽しそうにしているようで何よりですね。今までの人生で
掃除の仕事などやったことがない有栖川の父ですが、意外と
はまってるようですね。無法地帯の校内をきれいにする役として
意外と向いているかも。
有栖川は父の会社がつぶれるまでは警備員をやることに
なるなんていうことは想像すらしていなかっただろうなぁ。
人間どこに人生の転換点があるか分かりません。
ところで朝実が通う学校にそもそも警備員なんて必要なのか???
尋常(じんじょう)ではない雰囲気の学校であるということは
一歩足を踏み入れればすぐに分かるので、泥棒とかが侵入を試みても
すぐに逃げ出しそうですが。
○朝実、どんな仕事をやって良いか分からず大泣き
有栖川の警備の仕事までうらやましがるほど、切羽詰まって
いるのか…まぁ父があんな感じだし、生活をしていればお金も
かかりますから、精神的に不安定になるの無理はないです。
これまで勉強しかしていなかったから、何が出来るのか分からない
ので不安に感じているようですが、朝実くらいの年齢の子だったら
自分はどんな仕事ができるかなんていうことを把握している子のほうが
少ないのではないでしょうか? アルバイト未経験の子だって
珍しくはないでしょうし。
しかし朝実は本当によく泣く子だな。こうやってストレスを
溜めない生活をしているのは体のためには良いのかも
しれませんが。
だから、朝実はそんなに自分を低く評価しなくてもいいと思う。
○朝実、校内で塾を始める
朝実「田中森塾はじめます! 授業料は米から
始まり食料全般生活必需品ならなんでもOK!
なんでももらいます!」(りぼん2009年8月号・P.34の2コマ目)
なんでお金をもらおうとしないのだろう…
しかし教室を1分…いや30秒見渡せば、塾を開いたところで
需要があるかどうか…というか目の前にいる人たちに塾が
必要かどうかはすぐにわかるだろう(笑)
自分がこの学校に入ったばかりの頃に何があったかもう
忘れてしまったのだろうか?
(つづく)
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