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2009年7月

2009年7月31日 (金)

【あかり&まり子のどうでもいい話】「ときめき☆バスツアー」(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル)感想 その2

【「あかり&まり子のどうでもいい話」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【あかり&まり子のどうでもいい話】「ときめき☆バスツアー」(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル)感想 その1
↑のつづき

○バスツアー開始

まり子「この景色は日本三大景観の一つに数えられていまして…
死ぬ前に一度は見ておくべきだと 去年バイトしてた
コンビニの店長も言ってました

(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.154の3コマ目)

 コンビニの店長が出てきた時点で、おかしいと思えよ(笑)
あ、もちろん旅行好きの店長さんもいるとは思いますが目の前に
トイレとゴミ箱しかないのに…

 そもそも日本三大景観と言われるような場所に行くのであれば
走行中の車内から風景を見るだけってありえないですよね。

 ところで、まり子ってアルバイトをしていたのか。苦労して稼いだ
お金をいたずらで無駄に使うまり子のプロ根性に感動。

あかり「へ…へぇ~ このトイレが…
(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.154の3コマ目)

 戸惑いつつも感動しているあかり。おかしいと感じつつも
とりあえず素直に目を輝かせて感動しているあかり
の素直さに
感動した。

 トイレとゴミ箱が全国的に有名な訳ないのですが、まり子に
言われるととりあえず反応してしまうのはあかりの悲しい習性
ですね。これが直らない限り、これからも延々とまり子に
泣かされ続けそうです。

まり子「あっ 間違えた今の左でした。
(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.154の4コマ目)

      絶 対 わ ざ と だ ろ う

あかり「ちゃんとしてよ!! 今めっちゃ重要な場所みのがした
のとトイレをありがたいと思ってしまったので二重にダメージだよ!!」
(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.154の5コマ目)

 突っ込みどころ満載すぎるだろう。まり子が案内するのに
本当に重要な場所に行くわけない…重要な場所を見逃したと
信じきってしまうあたりにあかりの人の良さが表れてますね。

 トイレをありがたい場所だと信じるなんて、すこしは人を
疑うことを覚えないとこれから先いろんなところで損をしてしまいそう。

(つづく)

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2009年7月30日 (木)

【ぷちパレード!!】春祭り!!(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル)感想 その1

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【ぷちパレード!!】エピソード6(最終回)「パレードはおわらない!?」(りぼん2009年5月号)感想 その6
※このお話は事実上エピソード6のつづきです。エピソード6の感想は↑


○滝川をお花見に誘った日和(ひより)

 お花見をしようとしている日和達、日和はいつも桜より余程
すごいものを見ているはずなのですが、やはり桜は別格なのですね。
ちゃんと小雪とわたにゃんがお弁当とかを準備して持ってきているのが
かわいいです。

 この場所、お花見に最適な場所のようですが、他の花見客が
いないところを見ると、本当に知られざる名所なのかも。

 滝川はなぜかお花見にあまり乗り気ではないようです。まぅもともと
お祭り騒ぎをするようなキャラではないのですから、このクールな
反応をするのも納得が行くのですが、どうやらただ単にお祭り騒ぎが
あまり好きでないという理由ではなさそうです。

滝川「この桜には 昔妖精が宿ってたんだ
(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.264の4コマ目)

 滝川にとってお花見が嫌なのでなく、この桜の木を見るのが
どうも嫌みたいですね。どうやら過去に滝川が出合ったとされる
妖精はこの木にいたらしいのですが、本人の記憶がもうあいまいに
なってしまっていて、過去に行かない限り真相は分からないようですね。

(つづく)

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2009年7月29日 (水)

【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その5

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【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その4
↑のつづき

○ナナギの父、態度急変

ナナギの父「今まで出来なかったことが 残りわずかな時の間に
成せると思うのか?

(りぼん2009年8月号・P.174の1コマ目)

 星の存続に必要な7ポイントのうちすでに6ポイントを手に入れた
ナナギの功績は無視ですか、そうですか…まだ時間切れになった
訳ではないのに、なんでこんなに急に態度が変わったのでしょう?

 ピコが何か余計なことを言ったとも思えないですし、ただ単に
誰かが悲観論を唱えたらみんなつられるように一気に悲観的になった
とかなのかな?

 いずれにしてもあきらめたらその時点で星消滅が確定なのですから
ここでナナギを攻撃しても何の得もないはずなのですが、もう冷静に
物事を判断できなくなっちゃったのかも。

ナナギの父「お前に任せたのが大きな過ちだった
(りぼん2009年8月号・P.174の4コマ目)

 こうやって選んでおきながら、選んだことに対する責任とらない
ダメな奴っていますよね。こういうのが一番むかつんだよ…
「任命責任」っていう言葉を知らないのか?

ナナギの父「これはこの地始まって以来の最大にして最後の大罪
もはやお前に王族の印を持つ資格はない

 もうこんな星つぶれろよ…ナナギ一人に星の存亡を
かけた戦いをさせておいて、自分達は何もせず、あげくの果てには
ナナギを国賊のように扱うとかどんだけ勝手な奴らなんだよ。

ナナギの父「去れ 終わりの時まで二度とその顔を見せるな
(りぼん2009年8月号・P.175の5コマ目)

 もうこんな恩知らずの顔なんか見ないほうがいいよナナギ。

○モモ、最後のポイントと引き換えにナナギに自分と同行するよう迫る

モモ「ナナギ 私はお前が一緒に来るなら
うれしい それで最後のポイントが入る
この星は救われることになるだろう

(りぼん2009年8月号・P.178-179)

 これはナナギにとって究極の選択だろう…

<モモの話を拒否> → 星は破壊され自分も死ぬ

<モモの話を受諾> → 星は破壊されず、結果として恩知らずな
連中の命が助かる。自分自身は星を出ることになるので、生まれ育った
土地にはもう住めない

 つまりどちらを選択したとしてももう永遠に元の暮らしには
戻れない訳か。ナナギは何のために戦ってきたんだろうな…

 ところでモモからポイント付与の条件が提示された前例が
あったのか。
だったら夢にもヒントくらいあげてもいいのに。

 ナナギはその後モモと延々同行しても命が続いていますが
モモからとてつもない期間生きられる力を授かったのか?
それともこの星の人達は長生きなのか? この答えが明らかに
なる日は来るのでしょうか?

ナナギ「…いいだろう お前と共に行こう…
(りぼん2009年8月号・P.182-183)

 まぁ事実上他に選択肢なんてないものな…モモの話を
断るということは、自分に対する死刑執行命令書に
署名するようなものだし。

 モモのこの条件、一見するとナナギに選択肢を与えたように
見えるけど、事実上同行を強制してますよね。

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2009年7月28日 (火)

【あかり&まり子のどうでもいい話】「ときめき☆バスツアー」(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル)感想 その1

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○日帰りバスツアーに参加をしたあかり

 あかりって本当に何事にも積極的ですよね。友達がいないから
と言って家に引きこもったりしていませんし。人よりちょっと運が
ないだけかもしれません。

 今回は行き先が明らかにされていないバスツアーに参加して
いますが、バスツアーに一人で参加って勇気があるな。私だったら
周りの人達はみんな家族や友人と一緒に参加しているのではないかと
気になってしまい、参加などまずできないです。

 あかりは友達はいなくても、別に人が怖いとか、話をするのが苦手では
ないですよね。やはりそうなるとどうして友達ができないのか謎です。

 普通はそんなに変なところに連れて行かれないので、どこに行くか
分からないと不安がることはまずないでよね。

○バスガイドはまり子

     あ か り お わ た \(^o^)/


 過去にたこやきなどでひどい目に遭っているだから
ここでバスを降りれば被害も最小で済むのに…

まり子「当ツアーにご参加…うっ…はきそ……
(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.153の4コマ目)

 乗り物酔いがあるのにどうしてバスガイドをやる気になったんだろう?
ここまで体を張って嫌がらせをするとはある意味見上げた根性です。

 …ってもしかしたらこれ自体があかりが仕込んだネタなのかも
しませんが。ネタにしてはバスを借りたり、運転手を雇ったりと
随分大掛かりですよね。美容室を開業したりもしてますし、やはり
まり子は相当お金持ちなのでしょう。

(つづく)

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2009年7月27日 (月)

【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その4

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【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その3
↑のつづき

○変わらないモモ

※フェーリックの花の蜜をナナギから差し出されて
モモ「もうなくなってしまったのだ…
(りぼん2009年8月号・P.169の6コマ目)

 ナナギから出されたこの星にとっては貴重な食べ物をあっさり完食
してしまったモモ、夢にプレゼントを贈ろうと思い、街を探して
歩いている際に手に入れたバナナをあっさり全部食べてしまった
話を思い出しました(笑) この頃からこんな感じだったんですねぇ。

 大変貴重な食べ物だったようですが、このおかげでポイントを
手に入れることができたのですから安いものでしょう。

 しかしこうやってモモは宇宙のおいしいものを食べて
まわっているのですね。あらゆる味を知っているモモがおいしいと
思ったのですから、この前モモが商店街で手に入れたバナナは本当に
おいしかったのかも。

○ナナギ、ポイント6つを手に入れる

 はっきりいってほとんどまともな材料もないような星で
6つもポイントを手に入れたのですから、ナナギは賞賛されこそすれ
非難される筋合いは全くないはずなのですが、周囲の反応は
おかしな方向に進んでいきました。

○ナナギ、婚約者のアルハに逃げられる

 よりによって兄弟に婚約者を取られてしまうとは…
まぁ婚約者の立場からすればナナギがモモと四六時中一緒に
いるのは面白いはずはないのですが、星の存亡の危機だと
いうのに嫉妬するとは…まぁ嫉妬は本能から湧き出る感情
だから、どんな状況でも関係ないのかもしれませんね。

アルハ「でも どうだっていい もうこの星は滅んでしまうん
だもの
」(りぼん2009年8月号・P.173の4コマ目)

 もうナナギが失敗することが前提なのか。おそらくこれと
似たような状況に夢がおかれたとしても、たぶん最後まで夢は
あきらめないと思う。そう考えると代表者をサポートする人の
人選も星を生き残らせるためには大事なんだなぁと実感します。
だって、このアルハの反応ってどう考えてもナナギの足をひっばって
いるだけじゃん。

 自暴自棄になりたくなる気持ちは分からないでもないですが…

 …そもそもアルハがナナギと婚約したのはどんな理由だったの
だろう? 本当に恋愛感情が高まって婚約を決意したとかなら
いいのですが、ただ単に家の都合で婚約させられたとかだったら
何か不都合な出来事があったら簡単に乗り換えちゃいますね。

(つづく)

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2009年7月26日 (日)

【勝利の悪魔】ビクトリー;6(りぼん2009年8月号)感想 その4

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【勝利の悪魔】ビクトリー;6(りぼん2009年8月号)感想 その3
↑のつづき

○朝実、光(あきら)がキスのことについて無反応なので不満

朝実「光からしたら なんでもなくからかっただけかも
しんないけどっ 私はっ びっくりしたんだもん!

(りぼん2009年8月号・P.45の2コマ目)

 まぁ光が朝実にキスをしたことについて後でどきどきするような
タイプの子ではないのは明らかだからなぁ。ただ態度に出てない
だけで、朝実について無関心ということはないと思う。いくら光でも
全く興味がない子にキスをするとは思えませんし。

 ただキスをした場面が何度も頭をよぎってしまい眠れないという
ようなことはないだろうなぁ。もしそういう状況に置かれているので
あれば光の性格からして、堂々と態度に出すでしょうし。

朝実「それを何もなかったみたいにしてさ!
(りぼん2009年8月号・P.45の4コマ目)

 朝実にしてみればキスは大事件なのに、光が全く気にしていない
ように見えるのがむかついて仕方がないのでしょう。だって考え方に
よっては朝実とのキスはそれほど価値がないと光に言われているような
ものですし。

○朝実と光の関係に変化の可能性は?

光「別に なんでもないなんて思ってないけど
(りぼん2009年8月号・P.46の3コマ目)

 なんだか意味深なことを言うだけで、結局本当の気持ちは明らかに
しませんでしたが、やはりただのクラスメイトとしか思っていない
ということはなさそうですね。

光「田中森とラブロマンスがはじまったらどうしよう! とかかな
(りぼん2009年8月号・P.47の2-3コマ目)

 これ、冗談風に言ってるけど、後になって読み返してみたら実は
これが真実だったとかだったりして。意地っ張りで本当の気持ちを
表現できないあまのじゃくとか???

朝実「このまま追いかけたら 止まらなくなる
(りぼん2009年8月号・P.47の5コマ目)

 追いかける気満々ですね(笑)

朝実「好きになったらふりまわされる
このかわいい悪魔からはなれられなくなる

(りぼん2009年8月号・P.48)

 こういうことを考えるようになった時点で、恋心が芽生えているん
ですよね。本当に恋愛対象でなかったら、そもそも好きになったら
どうなるかなんて考えないでしょう。

 振り回されていいじゃん、もっと自分の気持ちに素直に生きようよ
朝実。別に光に好きだと言っていいじゃん。
 

○朝実の塾に関心を持つ子が現る

 新キャラ登場ですね。

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2009年7月25日 (土)

【赤ずきんチャチャ原作】20話「どろしー救出作戦の巻」感想 その5

【「赤ずきんチャチャ(原作)」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【赤ずきんチャチャ原作】20話「どろしー救出作戦の巻」感想 その4
↑のつづき

○過去のどろしーちゃんが偶然出した魔法の氷がピカポンを直撃

 氷の塊を魔法で出したら偶然ピカポンの頭に当たってしまい
ピカポンが気絶して、過去のどろしーちゃんが魔法でピカポンを
倒した形になりました。魔法使い世界一の争いは戦いに加わって
いなかったとしても最後に魔法を使って相手を倒せば勝ちなのですね。

 過去のどろしーちゃんは念願の魔法使い世界一の座を手に
入れることができましたが、結局これって過去のセラヴィーの
おかげなんだよなぁ。過去のセラヴィーが、ピカポンと対決して
しなかったらそもそもピカポンに対して魔法を使う機会すら与えられ
なかったでしょうし。

○過去のセラヴィー、過去のどろしーちゃんを祝福

 そりゃ好きな子が喜んでいるのを見て、うれしくならないはずは
ないです。これまで自分がどろしーちゃんのために完璧になろう
したのがことごとく裏目に出ているのですから、

 過去のセラヴィーは魔法使いになろうという気すらなかったの
ですから、世界一の魔法使いの座など興味ないでしょう。それを
どろしーちゃんに明け渡すことでどろしーちゃんがよろこぶので
あれば、むしろ積極的に差し出すはずです。

○過去のセラヴィー、魔法で花束を出したが…

 チャチャの入れ知恵で、魔法で花束を出した過去のセラヴィー
ですが、花束が大きすぎて過去のどろしーちゃんを気絶させて
しまいました。で、過去のセラヴィーが魔法使い世界一に…

 チャチャが余計なことを言ったばかりに結果としてその後の2人の
運命が決まったしまったのか(笑) 結局どろしーちゃんをことごとく
負かしてしまうというセラヴィーの行動パターンは今回も健在でした。

 過去のセラヴィーはどろしーちゃんと戦うことができないという
理由で魔法で戦うことをを拒否していますが、セラヴィーが一切手を
出さないで一方的にどろしーちゃんが魔法を使ってセラヴィーを倒す
形で魔法使い世界一の座を禅譲(ぜんじょう)するのは無理なのか???
仮に可能だったとしてもさすがにそれではどろしーちゃんは満足しない
でしょうから無理か…

○過去のどろしーちゃん、魔法で黒髪に

 セラヴィーに自分と勝負しようという気を起こさせるために
魔法で黒髪にしたのか。でもセラヴィーは魔法で勝負することなく
悪口だけを言って逃げ出してしまいました。どろしーちゃんに
悪口を言うようになったのはこれがきっかけだったのか。

○チャチャ達、もとの世界に戻る

 過去のセラヴィーが出した鏡で元の時代に帰ることができました。
出発してから3日間後の世界に着いてしまったので、セラヴィーと
どろしーちゃんが家出をしたものと思い大騒ぎしていたようですが
魔法でチャチャ達の行方を調べることはできなかったのか???

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2009年7月24日 (金)

【桜姫華伝】第八話「生きとし、生けるもの。」(りぼん2009年8月号)感想 その4

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第八話「生きとし、生けるもの。」(りぼん2009年8月号)感想 その3
↑のつづき

○淡海(おうみ)を探せ!

 姿が見ええなくなったからてっきり倒されたのかと思ったら
まだ死んだわけではなかったのか。大きな穴からうめき声が
聞こえてきますが、文字だけでも淡海の悲しみや無念な気持ちが
伝わってきます。

 白夜(びゃくや)は穴に火を落として妖古になった淡海を焼き殺す
ことを決めました。さすがに桜姫も反対はしませんでしたが、あの姿を
見たらもう復活はないということも分かるし…

○桜姫、自らの手で淡海にとどめをさすことを決める

桜姫「淡海は私の女房だったのよ 炎になんかあげない
淡海が死ぬなら 全部私のせいにする

(りぼん2009年8月号・P.116の2-3コマ目)

 これつらいだろうな…おそらこの世で淡海に生きていて欲しいと
一番強く願っているのは桜姫なのでしょうが、自らの手で
最後のとどめをさすことを決めたのですから。あえて責任を背負う
決断をするとは桜姫はまさに「姫」と呼ぶにふさわしい強い心をもって
ますね。

 このまま炎につつまれた穴を見て帰るだけでは、桜姫も
割り切れない気持ちのまま今後の人生を過ごすことになって
しまう可能性があるから、形はどうであれ最後の姿を見届けて
しっかりお別れしたかったのかもしれません。

 つらいけど、この形が一番精神的には楽かも。もしこのまま
何もせず、この場を後にしたりしたら怒りを持っていく場所も
なく苦しむ羽目になりそうですし。

○桜姫、妖古になった淡海にとどめ

 おそらく桜姫がこれまでの人生の中で一番つらい別れだったん
だろうなぁ。長年世話になり、人との接点があまりない生活を
おくってきた中で貴重な人物を、自らの手でとどめをさしたのですから。

 妖古と化した淡海は安全を考えると殺す以外の選択肢はないのですが
理屈抜きにつらいものはつらいでしょう。

○淡海の命字は「信」

 結局最後は桜姫を信じて真実を話したのですから、命字の通りに
行動したということになりますね。もし桜姫は自らとどめをさすことを
決断しなかったらこの命字に関する情報を得ることはなかったでしょうね。

「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年7月23日 (木)

【あかり&まり子のどうでもいい話】「ときめき☆めざせ1000万円!」りぼん2009年8月号の感想 その2

【「あかり&まり子のどうでもいい話」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【あかり&まり子のどうでもいい話】「ときめき☆めざせ1000万円!」りぼん2009年8月号の感想 その1
↑のつづき

○あかり、2問目に進出

まり子「では 2問目 11円の問題どぇーす
(りぼん2009年8月号・P.354の6コマ目)

 1000万円どころか、100円すら出す気ないだろう(笑)

 問題もやたらと難しいし。しかも問題が考えて分かるようなもの
ではないですね。こんな感じの問題が1000万円まで続くのでしょうから
まぁ無理だな。

まり子「問題次のうち 私の一番好きなパンはどれ?
A あんぱん B メロンパン Cジャムパン Dカレーパン
(りぼん2009年8月号・P.354の8コマ目)

 これ、クイズというより4つの記号の中からひとつ選んで
抽選に参加するようなものだろう。ある意味外れても悔いはないな。

○「ボンクライフライン」を使うあかり

 「アホですいませんオーディエンス」を使ったら一番多く観客が
選んだ答えが「帰りたい」で落ち込むまり子ですが、そんなに落ち込む
のならこんな回答を仕込まなければよかったのに。

 …というかクイズの選択肢と全然違う選択肢を選ばせてるんじゃん(笑)
まり子はこんな細かいところまで考えているのか。

「しぼってください 半分に」も使いましたが、この問題では
2つに絞られたところでどうにもなりませんね。

○「アホでごめんテレフォン」は使えないあかり

あかり「私 友達いないから…
(りぼん2009年8月号・P.356の7コマ目)

 こ の オ チ は 予 想 で き な か っ た

 たしかにテレビ番組のテレフォンに出演して、クイズを一緒に
答えてくれるような子がいたら苦労はしていないですよね。

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2009年7月22日 (水)

【スターダスト★ウインク】star.7(りぼん2009年8月号)感想 その4

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【スターダスト★ウインク】star.7(りぼん2009年8月号)感想 その3
↑のつづき

○真白、杏菜に本当は誰が一番好きか聞いていた

 自分と結婚すると言われてもすぐに嘘だと分かったのか。まぁ
余程鈍感な人でない限り、杏菜が「真白くんと結婚する」と言われても
真に受けるはずもありませんよね。

 真白が杏菜に颯(そう)と日向(ひなた)、どちらのことが本当は
好きなのか聞いたのはある意味当然でしょう。この流れで杏菜が
本当に好きな子はどちらであるか気にならないはずもないですし。

過去の杏菜「本当は 日向が1番好き
(りぼん2009年8月号・P.83の3コマ目)

 これだけはっきり自分の意思を明確に表示しているのに
どうして自分の初恋の相手は真白だと思い込んでいたのだろう?

このコマを見るたびに疑問がわいてきます。いくら年月が経ったとしても
初恋の相手を間違えるとは通常考えられないですし。

 このやり取り自体を忘れてしまうということはあってもおかしく
ないですが、自分が誰のことを一番好きであったかなんて本来間違え
ようがないはずなのに。

 まぁ杏菜らしいといってしまえばそれまでですが。

 杏菜が日向にかわいいと言われて動揺したのは、心の奥底に
眠っていた日向を好きという気持ちが目を覚ましたからなのかも
しれません。

○杏菜が真白が初恋の人だと思い込んだ理由は?

 真白にはっきり日向が好きと言い切った位ですから、日向を好きという
気持ちがそう簡単になくなるとは思えません。では、なぜ杏菜は
自分が日向を好きという事実自体を忘れてしまったのでしょうか?

 原因は颯の存在かもしれません。一番好きなのは日向であったと
しても、杏菜にとってみれば颯も大切な人であることに変わりは
ないはずです。しかし日向を好きという思いを募らせていったら
颯との関係がおかしくなる可能性は十分あります。杏菜は颯との関係が
ぎくしゃくするのは嫌だと考え、無意識のうちに日向を好きという
気持ちを心の奥底に封印してしまい、記憶を改ざんして初恋の相手は
真白であったと思い込んだのかもしれません。

○杏菜、自分の本当の気持ちを思い出し、不自然な態度に

 まぁさすがにこれは責められないな。この状況でで動揺しない
子などまずいないでしょう。

 日向はなんだか思わせぶりな表情をしてますね。次回以降が
楽しみです。

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年7月21日 (火)

【桜姫華伝】第八話「生きとし、生けるもの。」(りぼん2009年8月号)感想 その3

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【桜姫華伝】第八話「生きとし、生けるもの。」(りぼん2009年8月号)感想 その2
↑のつづき

○毒霧が消えた

 毒の霧を払うために川の水を大量に桜姫がいるところに
流しましたが、下手をしたら毒の霧ではなく川の水のせいで
青葉が死んでしまう恐れがあったような気が…天然のダムを作って
完全に川の流れを変えちゃったからな。まぁ桜姫や白夜(びゃくや)が
そんなことにならないようにがんばったから問題は起こりません
でしたが。

○槐(えんじゅ)、中納言を殺害

 桜姫に毒蛇をかませたという理由で中納言をあっさり殺害した
槐ですが、桜姫がかまれた時点ではなく、なぜこの時期まであえて
制裁を加えなかったのでしょう?
 もし本当に桜姫に毒蛇をかませたことを
許せなかったのであれば、あえてこの段階まで生かしておく必要は全く
なかったはずですし。

 とりあえず青葉の討伐のためのカードとしてしばらく生かしておいたけど
青葉を討伐できそうにないから、ここで切ったということなのかも。
りぼん2009年8月号、107ページの最後のコマは、槐が桜姫に対して
抱いている気持ちが表現されていると見ていいのでしょうか?

○中納言の命字は「望」

 見た目や行動と命字が違いすぎただろう(笑) もしかして槐と
出会う前は今とは全く違う良い人だったのでしょうか? あ、ひょっとして
「権力を望む」の「望」とかなのでしょうか?

今となっては確かめようがありませんが。

 槐にとって、中納言は桜姫と自分を結ぶ細い一本の「望」だったの
でしょうか?

○槐、桜姫を連れて行くことなく去っていった

 どうして桜姫を連れて行こうとしなかったのだろう? 中納言に
青葉を殺すように命令したり、淡海(おうみ)に対して桜姫を連れてくる
ように執拗(しつよう)なまでに迫っていたのに、実際に桜姫が目の前に
現われたら放置してどこかに行ってしまうなんて。

(つづく)
「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年7月20日 (月)

【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その3

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【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その2
↑のつづき

○モモ先生の科学教室

ナナギ「外から見るとこの地はそんな風に回っているのか!
(りぼん2009年8月号・P.164の1コマ目)

 ナナギたちの星の人達は自分達が生活している土地が実は丸い
ということ自体を知らなかったのですから、惑星の自転とか公転を
知るはずもないですね。モモがもし現われなかったらナナギは
この事実を知ることなく人生を終えた可能性が高そうです。

モモ「ふむ この星は温度が高い所と低い所の差が大きいから
生息可能なわずかなエリアを移動しながら暮らしてきたのだろう

(りぼん2009年8月号・P.164の5コマ目)

 モモ先生の科学教室はナナギにたくさんの知恵を与えたようです。
しかし、モモって地球では幼女のようなしゃべり方で統一
しているのにこの星では普通にしゃべっていたのですね。
知識もちゃんと大人と同じレベルのようですし。

 そう考えると地球で幼女のフリをしているのはやはり十分計算された
上での行動なのでしょう。

モモ…あのな ナナギ お前が私を喜ばせるのだぞ?
わかってる?
」(りぼん2009年8月号・P.165の1コマ目)

 喜ばせると言ってもモモが何が好きなのか分からないですし
そもそも喜ぶの基準が明らかでないのですから、手探り状態で
やるしかないんだよなぁ…まだある程度のインフラが整っている
地球の夢ならともかく、科学の知識すらほとんどない星に住んでいる
ナナギにしてみればある意味死刑宣告を受けたに等しい状況におかれて
いるのに、ナナギはあまり深刻そうでないですね。

 星という概念そのものを知ってから間もないので、星を破壊しにきたと
言われてもピンとこないのかもしれませんね。

○順調にポイントを集めていったナナギ

 モモはすでに多くの星でいろんな体験をしてきているので
しょうから、今さら欲しいものなどないのでしょう。なので
ナナギが見せたであろう、ごく日常の風景であってもモモに
とってみれば新鮮な出来事ばかりだったようで、ポイントが
どんどん加算されていったようです。

 ナナギにしてみれば何も喜ばせる材料もないと思っていたのかも
しれませんが、外部から来た人にしてみれば面白いと思うことも
たくさんあったのでしょう。

 具体的に何を見せたらポイントがもらえたのか知りたいですね。

 ただこのポイント集めがナナギの人生を大きく狂わせる
結果となってしまいました。

(つづく)

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2009年7月19日 (日)

【勝利の悪魔】ビクトリー;6(りぼん2009年8月号)感想 その3

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【勝利の悪魔】ビクトリー;6(りぼん2009年8月号)感想 その2
↑のつづき

○朝実、校内で塾を開いても需要がないことに気づく

朝実「な…なるほど 需要と供給があってないのね…
(りぼん2009年8月号・P.36の1-2コマ目)

      見 れ ば 分 か る よ ね ?

 いくらなんでも気づくの遅すぎだろう。塾に行ってまで勉強したいと
考えるような子がたくさんいるような学校だったら、教室があのような
惨状のわけないです。そもそもこの学校に進学をしたいと考える
ような子が、朝実の塾の経営を軌道に乗せるほどいるわけないですし。

 それとも、自分と同じような境遇の子がどこかにいるのではないかと
淡い期待を抱いていたのだろうか??? まぁ普通の学校では進学希望者が
一人もいないっていうことはないので、ドブ板作戦並にくまなく探せば
見つかるかもしれませんが、その子が朝実の塾に入ってくれる保障は
どこにもないですね。

○光(あきら)、男装に

 男装になったら見た目の年齢が低くなったように見えます
これはこれで違和感がないから、光はそんなに逃げ回らなくても
いいような気がするのですが、本人にしてみれば屈辱(くつじょく)
以外の何物でもないのですね。

 …光が男装っててっきり女装に使っていたかつらでも外したのかと
思ったら、男装のほうがかつら着用で、女装のほうが地毛だったとは!
ここまでくるともはや「女装」などという言葉で括ってよいのか
疑問に思えてきます。光は「芸術」と言っていますが、光の容貌は
たしかに芸術品と言っても決して言いすぎではないですね。

 そもそも光が今のような姿をするようになったきっかけって
何なのだろう?

(つづく)

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2009年7月18日 (土)

【赤ずきんチャチャ原作】20話「どろしー救出作戦の巻」感想 その4

【「赤ずきんチャチャ(原作)」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【赤ずきんチャチャ原作】20話「どろしー救出作戦の巻」感想 その3
↑のつづき

○過去のセラヴィー、魔法使い世界一の座をかけて戦うことに

 セラヴィーは常に純粋にどろしーちゃんのことを思って行動
しているのですが、これまでのところ、ことごとく裏目に出て
しまっていまっています。今回だって、どろしーちゃんを
助けたいとの一心で魔法を使ってピカポンと戦っているのですが
皮肉なことにそれが、どろしーちゃんの夢である魔法使い世界一の座を
脅かすことになるとは。

 どろしーちゃんにしてみれば、こうやって悪意のない行動が
かえって癇(かん)に障(さわ)るかもしれませんね。正々堂々と
魔法で対決されたほうが余程気分的にはすっきりするでしょう。
自分が欲しくて仕方がないものが、全く獲得の意思のない奴に
奪われようとしているのですから。

 セラヴィーが魔法使い世界一になったとしても、セラヴィーを
倒せば魔法使い世界一の座を奪うことができるのですが、これまでの
セラヴィーの完璧ぶりを嫌というほど見せ付けられたどろしーちゃん
にはそれは事実上不可能だということが分かるだろうなぁ。

○過去のセラヴィー、ピカポンに対して優位に戦いをすすめる

 そりゃ、相手が使った魔法を威力を完全にまねをするだけでなく
威力を強くして反撃に使うことができるのですから、戦いが
有利になるのは当たり前です。セラヴィーに対して魔法で攻撃をするという
ことは、セラヴィーに対して自分を攻撃する方法を教えてあげる
ようなものですから。

 ピカポンもこの点を考えて、攻撃方法を変えてきました。

ピカポン「ハゲ光攻撃!!!」(赤ずきんチャチャ2巻・P.91の1コマ目)

 自分の頭を武器にしてセラヴィーの目を眩(くら)ませるとは!
自虐的なような気もしますが、こうやってセラヴィーを
一時的に攻撃不能にしない限り勝機はないよな…

過去のセラヴィー「出でよ 大っきな鏡!!!
(赤ずきんチャチャ2巻・P.91の5コマ目)

 戦いの途中でいつの間にか相手が使っていない魔法を
使うことができるようになったのか…これはピカポン終わったな。
これだけ短い時間に魔法のことを覚えるとは、やはりセラヴィーは
もともと魔法使いとしての素質があったのでしょう。

(つづく)

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2009年7月17日 (金)

【スターダスト★ウインク】star.7(りぼん2009年8月号)感想 その3

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【スターダスト★ウインク】star.7(りぼん2009年8月号)感想 その2
↑のつづき

○自分の初恋の相手が誰であるか興味がない杏菜

 まぁ誰が初恋の相手であるかわからない時点で大して
興味などないのでしょう。
深く考えるタイプの子ではないので
自分の初恋の相手が真白でないとすれば一体誰なのかなど
考えようとすら思わないのだろうなぁ。

 そもそも今現在誰のことが好きであるかよく分かっていない
杏菜が、遠い昔に自分が誰のことを好きだったかなんて考える
余裕があるはずもないのですが(笑)

真白「覚えてなくたって 思いあたるのは2人だけだろう?
(りぼん2009年8月号・P.74の1コマ目)

 世間一般の基準で考えたら二者択一の答えを出すのは簡単で
あるとされてますが、杏菜の場合は颯と日向、どちらのことが
好きであるかという答えを出すのはとてつもなく難しい作業なのです。
颯とキスをできたから、付き合うと決めるくらい訳の分からないことを
やる位ですし。

 杏菜が幼い頃に颯(そう)と日向の2人と結婚するとか言っているのは
別におかしくはないでしょう。子供が言うことなんてこんなものです。

※幼い頃、颯と日向、2人同時に結婚できないと知った際の反応
幼い頃の杏菜「じゃ 杏菜真白くんと結婚する!!
(りぼん2009年8月号・P.76の4コマ目)

 杏菜が真白が初恋の相手だと思い込んでいた原因が判明しました。
颯と日向の両方と同時に結婚することはできないと知ったので
どちらかを選ばなくてはならないのですが、どちらと結婚するとも
いえず、仕方なしにその場に居合わせた真白を選んだというのが
真相だったのか…

 どこでどう記憶が変わってしまったのか、杏菜は自分の初恋の相手は
真白だと思い込んでしまったようです。

 でも、初恋の人の名前を間違って覚えるなんて杏菜はやっぱり
おかしいよ。この真白を選んだ時の話だって、当然この時に嘘をついた
ということを本人は百も承知のはずなのに。

(つづく)

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年7月16日 (木)

【勝利の悪魔】ビクトリー;6(りぼん2009年8月号)感想 その2

【「勝利の悪魔」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【勝利の悪魔】ビクトリー;6(りぼん2009年8月号)感想 その1
↑のつづき

○有栖川は警備員に

 父は掃除、息子は警備員で朝実が通う学校で働いているのか。
案外楽しそうにしているようで何よりですね。今までの人生で
掃除の仕事などやったことがない有栖川の父ですが、意外と
はまってるようですね。無法地帯の校内をきれいにする役として
意外と向いているかも。

 有栖川は父の会社がつぶれるまでは警備員をやることに
なるなんていうことは想像すらしていなかっただろうなぁ。
人間どこに人生の転換点があるか分かりません。

 ところで朝実が通う学校にそもそも警備員なんて必要なのか???
尋常(じんじょう)ではない雰囲気の学校であるということは
一歩足を踏み入れればすぐに分かるので、泥棒とかが侵入を試みても
すぐに逃げ出しそうですが。

○朝実、どんな仕事をやって良いか分からず大泣き

 有栖川の警備の仕事までうらやましがるほど、切羽詰まって
いるのか…まぁ父があんな感じだし、生活をしていればお金も
かかりますから、精神的に不安定になるの無理はないです。
これまで勉強しかしていなかったから、何が出来るのか分からない
ので不安に感じているようですが、朝実くらいの年齢の子だったら
自分はどんな仕事ができるかなんていうことを把握している子のほうが
少ないのではないでしょうか? アルバイト未経験の子だって
珍しくはないでしょうし。

 しかし朝実は本当によく泣く子だな。こうやってストレスを
溜めない生活をしているのは体のためには良いのかも
しれませんが。

 だから、朝実はそんなに自分を低く評価しなくてもいいと思う。

○朝実、校内で塾を始める

朝実「田中森塾はじめます! 授業料は米から
始まり食料全般生活必需品ならなんでもOK!
なんでももらいます!
」(りぼん2009年8月号・P.34の2コマ目)

 なんでお金をもらおうとしないのだろう…

 しかし教室を1分…いや30秒見渡せば、塾を開いたところで
需要があるかどうか…というか目の前にいる人たちに塾が
必要かどうかはすぐにわかるだろう(笑)

 自分がこの学校に入ったばかりの頃に何があったかもう
忘れてしまったのだろうか?

(つづく)

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2009年7月15日 (水)

【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その2

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その1
↑のつづき

○ナナギ、自ら「代表者」に志願

 モモは地球では夢を代表者に自ら選びましたが、ナナギの星では
特に指定はせず、その星の自由意志に任せたのですね。どう考えても
損な役回りの仕事なのに自ら引き受けるなんで。

 だって、これってモモを喜ばせるなんていうはっきりいって
どうやっていいか分からないことをやらされるのに、失敗したら
それこそ星の人すべての憎悪の対象となり、星が破壊されれば
その瞬間に命が終わってしまうのですから。

アルハ「私達婚約したばかりなのよ? 危ないことは
やめて!
」(りぼん2009年8月号・P.159の4コマ目)

 ナナギ、婚約者いたのか…実結(みゆう)が知ったらどんな
反応をするのだろう? 婚約者の立場からすれば当然得体の知れない
仕事はさせたくないですよね。そもそも婚約直後であれば少しでも
長い時間一緒にいたいと思うはずですし。

○ナナギとモモの生活が始まる

街の人「ほらあれ…」「破壊しにやってきたとか…
恐ろしい…」(りぼん2009年8月号・P.161の1コマ目)

 この反応は普通だろう。地球だって「この姿」でモモが正体を
明らかにした上で総理大臣と会見をして、街を歩けば
おそらく同じ反応がかえってきたことでしょう。

 地球でのモモの姿はどう見ても幼い子供ですし、テレビや
ラジオなどでモモが地球を破壊するためにやってきたと報道
されていないので、モモが言うことを本気にする人などまず
いないでしょうが。

 そう考えるとモモが地球で正体をほとんど明かさず、警戒心を
まず持たれない姿をしているのは、十分計算した上での行動
なんだなぁと実感。

ナナギ「すまないなモモ この地の者は全くと言っていいほど
外の者に慣れていない 心根の悪い連中ではないのだが…

(りぼん2009年8月号・P.161の3コマ目)

 いやいや、自分の星を破壊しに来た奴と友好的に
接する星なんてないだろう(笑)
 地球の夢は例外中の例外でしょう。
むしろこうやってひそひそ話程度で勘弁してくれるのだからまだ
マシなほうなのでは?

○ナナギ、モモから敵意や悪意を感じず

 これはモモがわざとこうやっているのか? それともモモ本来の
性格が知らず知らずのうちに相手の警戒心を解いてしまうのか?
たぶん後者なのでしょうね。

 実際に攻撃してこないっていうのも警戒心を解く大きな要因かも。

(つづく)

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2009年7月14日 (火)

【桜姫華伝】第八話「生きとし、生けるもの。」(りぼん2009年8月号)感想 その2

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第八話「生きとし、生けるもの。」(りぼん2009年8月号)感想 その1
↑のつづき

○琥珀(こはく)、川の水を桜姫のところに流そうとする

 白夜(びゃくや)は簡単に頼んだけど、川の水の流れを変える
なんてそう簡単にはできないです。琥珀はまともな重機もないので
ただひたすら引っ張るっていう原始的な方法で川の水の流れを
変えようとしていますが、時間制限があるのがきついですよね。
ゆっくりやっていいのであれば、力をただひたすらかけ続ける
というやり方でいいのですが、ゆっくりしていたら桜姫はともかく
青葉は死んでしまいますし。

 毒霧が漂っていることを考えると時間はほとんどないです。
まさか息を止め続けることはできないしなぁ…

○疾風(はやて)、人の姿に戻る

 疾風の本来の姿が初めて登場しました。どうやら満月の夜
だけは人間の姿に戻れるようですね。

疾風「久しぶりだからくちづけを
(りぼん2009年8月号・P.101の2コマ目)

 青葉の命より、とりあえず自分の欲望を満たすことを優先
させようとする疾風、そりゃ1ヶ月もお預け状態だったのですから
気持ちは分かりますが、どう考えても琥珀はキスをする気分には
なれないだろうなぁ。疾風の立場からすれば、人間の姿をしている
間にキスをする機会が再びやってくる保障などないから、とりあえず
自分にとって一番優先すべきことを済ませておきたいのでしょう。

キスなんて数秒で終わりますから。

琥珀「なっ 何言ってるでござるか!? 時は一刻を争うでござる!
親王様が危ないでこざるに!!
」(りぼん2009年8月号・P.101の3コマ目)

 そりゃそうだろう。ここで頬を赤らめて疾風とキスをする
琥珀の姿は全く想像できません。

疾風「こんな状況で我慢できる健康男子がいるか
ボケーっ!!
」(りぼん2009年8月号・P.102の3コマ目)

 青葉も桜姫に強引に迫ったことがありましたが、この世界の
男子はこんな奴しかいないのかよ(笑)
 ある意味欲望に忠実
なんだろうなぁ。

 でも、強引にキスをしようとする疾風から琥珀が逃げようと
した際に偶然川の流れを変えることに成功したから、結果として
疾風の欲望が青葉を助けることになりました。

(つづく)

「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年7月13日 (月)

【スターダスト★ウインク】star.7(りぼん2009年8月号)感想 その2

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【スターダスト★ウインク】star.7(りぼん2009年8月号)感想 その1
↑のつづき

○真白、杏菜たちを遊びに誘う

杏菜「いくら真白くんが先生でも GWずっと勉強なんて
やっぱやだ~
」(りぼん2009年8月号・P.68の3コマ目)

 これはさすがに杏菜の言っていることが正しいだろう…
大型連休をすべて部屋の中で勉強をして過ごせとかむごすぎる。
そもそもそんな監禁生活を強いたところで頭に勉強をしたことが入るわけないですし
能率も悪いでしょう。

 食事の時とかにテレビのニュースで流されてる行楽地の映像を見る度に
気分も落ち込むでしょうし。大型連休といえば年末年始や夏休みとならぶ
大きなイベントですから、何も思い出なしでは杏菜がかわいそうだ。

真白「俺 3人を連れて行きたい所があるんだよねーん」
(りぼん2009年8月号・P.69の3コマ目)

 変なポーズを取ってますが、ひょっとして真白って面白い人???
友達として付き合う分にはいい奴なのかもしれませんね。颯(そう)は
この時点でも敵対心むき出しですが。

 杏菜は真白と2人っきりでお出かけできると思ってよろこんだら
真白が颯にも誘いをかけたので拍子抜けしてますね。

○真白が連れて行ったのは思い出の遊園地

颯「こんなショボかったっけ ココ 子供の頃はもっとすごい
イメージだったような…

(りぼん2009年8月号・P.71の1コマ目)

 子供の頃に聖地のように扱っていた場所が大人になってから
行ってみたらあまり面白い場所ではなかったということはよくあります。
まぁ子供の頃は行動範囲が狭いから、他に面白い場所があったとしても
知らないでしょうし、そもそもすごいと感じる基準が子供と大人とでは
違いますから。

○颯、杏菜の作戦にひっかかりゲームセンターへ

杏菜「あっ 颯ゲーセンあるよ ゲーセン!!
(りぼん2009年8月号・P.71の3コマ目)

 杏菜のこんな古典的な手にひっかかり、日向を連れてあっさり
杏菜と真白のそばを離れてゲームセンターに行ってしまった颯
ゲームセンターなんかに釣られて大事な真白と杏菜の監視を
忘れるとは、余程ゲームが好きなのか??? で、杏菜はそれを知って
利用したとか?

 もっとも颯は本気で真白が杏菜に手を出すとは考えていないのかも。
もし本当に危機感を抱いていたらいくらゲームセンターがあると
杏菜に言われてもその場を離れるようなことはしなかったでしょうし。

(つづく)

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年7月12日 (日)

【アニマル横町原作】りぼん2009年8月号の感想

【アニマル横町(原作)感想】←今までの感想のまとめはこちら

 先月号で食べられてしまったケンタがちゃんと復活してた。よかった。
…って人物紹介が、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!! どうしてケンタ
ばかりがこんな目に。

○富坂さん登場

 イッサとイヨにしか姿が見えないようですね。

 まぁ何が起こってもおかしくないアニ横ワールドですから
イッサとイヨにしか見えない人がいても何もおかしくないでしょう。

※富坂さんについて
イヨ「ちなみに趣味はアマチュア無線☆
(りぼん2009年8月号・P.128の9コマ目)

 下手をしたらりぼんっ子は「アマチュア無線」って言われても
ピンとこないのではないか??? 以前は趣味が無線という人も
結構いたのですが、パソコンが急速に普及したあたりから
無線は加速度的にやる人が減ってしまいました。不特定多数の人と
知り合おうと思ったら昔は無線しか手段がなかったからなぁ。

 最後のほうでイヨも無線機を使ってますが、イヨも無線を
やっていたとは! このおかげでイヨは富坂さんの情報を
知っていたのですね。

○結局富坂さんはゆうれいではなかったらしい

 イヨの幽体離脱と同じだったのか…ゆうれいではないのに
どうして姿が見える人と見えない人に分かれるのだろう?

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2009年7月11日 (土)

【赤ずきんチャチャ原作】20話「どろしー救出作戦の巻」感想 その3

【「赤ずきんチャチャ(原作)」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【赤ずきんチャチャ原作】20話「どろしー救出作戦の巻」感想 その2
↑のつづき

○ピカポン、ちょんまげ姿に

 過去のセラヴィーはピカポンの頭をちょんまげ姿にしてしまいました。
似合いすぎだと思いますが、前髪を勝手にそってしまうとかひどすぎ
だろう(笑) ただでさえ頭髪のことを気にしているのに…

 ここまでやられてようやく自分の目の前にいる人が
さっき過去のどろしーちゃんを助けにきた奴らだということに
気づいたようですが、どうしてこんなにされるまで気づかなかった
のだろう??? 特に変装しているわけでもないのに。声を
聞いただけでも分かりそうですが。

○過去のセラヴィー、ピカポンが使った魔法をあっさり覚える

 ピカポンが自分に対して使った魔法を、過去のセラヴィーは
見ただけでピカポンをはるかに上回る威力でやり返すことができました。
ものまねの力は本当に天才だなぁ。セラヴィーが世界一の魔法使いに
なったというのも納得できます。なにしろこうやって相手が使った
魔法をすぐに覚えて、相手を上回る力で使えるのですから、どうやっても
相手はセラヴィーには勝てないということになりますし。

 もしセラヴィーに勝とうと思ったら、一撃でセラヴィーを再起不能に
する以外に方法などないのでしょう。

○審判のシンちゃん登場

 当時世界一の魔法使いのピカポンと過去のセラヴィーが魔法で
対決していたから、世界一の魔法使いの座をかけた戦いの場に
なったようです。シンちゃんを派遣した魔法連合組合は魔法勝負が
行われていないかどうか常に観測しているのか…結構資金が必要
でしょうが、そのお金はどこから出ているのだろう? 組合費とか
あるのかな?

(つづく)

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2009年7月10日 (金)

【あかり&まり子のどうでもいい話】「ときめき☆めざせ1000万円!」りぼん2009年8月号の感想 その1

【「あかり&まり子のどうでもいい話」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○あかり、クイズ番組に出演

あかり「私 あかり! なんと今回 応募したらクイズ番組に
出演することになったよ!
」(りぼん2009年8月号・P.353の1コマ目)

 あかりって友達いないと言ってる割にはやけに
積極的なんですよね。


 ピアノ教室に通うことを決めたり、髪型を変えようと美容室に行ったり
してますし。クイズ番組の出場を希望するなんてなかなか決断できない
でしょう。

 …もっとも、友達がいないからこうやって必死に動いているのかも
しれませんが。

 ただいつも行った先には必ずまり子がいるので、悲惨な思いを
するだけっていうのが悲しいところです。もしまり子に出会わなければ
友達ができたのでは!? 普通こんだけ外に出てれば嫌でも友達が
できそうですが。

○クイズ番組の司会者はまり子

あかり「出演する番組間違えてるし…
(りぼん2009年8月号・P.353の5コマ目)

           そ ん な ば か な

 タイトル違うし、どうやったら間違えられるんだよ(笑)
応募の段階でまり子の番組のほうに申し込んでしまったの
だろうか??? もしそうだとしたら番組から届いた手紙を
見た段階で気づきそうですが。

まり子「この問題に正解したら10円獲得です!
(りぼん2009年8月号・P.354の1コマ目)

 先長すぎだろう。あかりはそもそも何問正解したら1000万円に
たどり着くか知らないようですね。

 10円獲得した段階で次の問題に行くのをやめたらある意味
伝説になって、注目も浴びそうです。

 …ただそれで友達ができるかどうかは不明。

(つづく)

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2009年7月 9日 (木)

【勝利の悪魔】ビクトリー;6(りぼん2009年8月号)感想 その1

【「勝利の悪魔」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○朝実、新たな出発

 父親に無理やりお見合いさせられそうになった朝実ですが
お見合いから始まった一連の出来事で、自分が貧乏であるとの
自覚が生まれて、後ろ向きな思考と決別することができたので
あれば、父のお見合い騒動も決して無駄ではなかったでしょう。

朝実の父「今日の朝実おかしいよ!! さっきもたわしで たわし
みがいてたし!!
」(りぼん2009年8月号・P.20の4コマ目)

 朝実は一体何をしたかったんだよ(笑) 何とたわしを
間違えたんだろう…??? しょうゆと布団たたきを間違えるほど
ですから、ちょっと想像ができないです。

 朝実がおかしくなってしまったのには訳がありました。

○朝実、光(あきら)にキスをされたことが頭から離れず

 父は朝実がアルバイトを探すことなどを負担に感じておかしな
行動をとっていると思っているようですが、実際は光にキスされた
ことが気になって仕方がないようです。まぁキスなんていったら
大事件だからなぁ。付き合いだした後ならある程度の心の準備って
いうものもできたのでしょうが、昨日の場合は本当に不意打ち
でしたし。

○文化祭で優勝したクラスはひとり1万円分の商品券がもらえる

 登校していきなりこんな話を聞かされたら朝実も本気だすしか
ないだろう…ただでさえお金がなくて困っているのに。

 …というかそもそも一体どうやって勝ち負けを決めるんだ???
体育祭とかサッカー大会なら点数が出るから勝者は一目瞭然
ですが。

 しかしこの商品の予算はどこから出てくるんだろう。

○朝実たちのクラスの出し物

・光だんそう… 22票
・たこやき … 1票

 地すべり的大勝かよ(笑) 朝実ひとりがたこやきで残りはみんな
光の男装って。いつもと違ってみんなで光を追い込んでますね。
やっぱ金券がかかると人って変わっちゃうんだなぁ。表情も
いつもと全然違ってますし。

 光が男装する時って女装を解けばいいのでは?とか簡単に
考えていたのですが、実際は結構大変なのですね。

(つづく)

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2009年7月 8日 (水)

【スターダスト★ウインク】star.7(りぼん2009年8月号)感想 その1

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

 杏菜がau携帯の宣伝をやってますね。こういう広告は面白いと思います。
おなじみのキャラクターが商品の広告に出ていたらとりあえず見てしまい
ますし。

 この広告がシリーズ化されたら楽しめそう。他の作品のキャラクター
のやつも見てみたいです。

○日向(ひなた)にかわいいと言われて意識する杏菜

 あんな事務的に「かわいい」と言われただけなのに、ここまで
意識してしまうものなのか。頬を赤らめてそれこそキスでもされたのでは
ないかと思える程ですし。颯(そう)には「かわいい」どころか
告白されて、キスまでされたのに、ここまで意識はして
いなかったですよね。

 この対応の差は何なのだ??? まぁこの理由はこのお話の最後の
ほうで明らかにされるのですが。

 よくよく考えたら颯は本当にかわいそうだな。あっさり
別れる羽目になり、今となってはキスから始まった一連の出来事が
そもそも存在していなかったかのような扱いをされてますし。

 今でも杏菜のことが好きな颯、ここまでひどい扱いをされたのに
愛が醒めないとは、余程杏菜のことが好きなのでしょう。

○杏菜、初恋の相手が誰であるかを間違えていた

真白「だって俺 子供の頃 杏菜本人から聞いたもん
そいつと結婚しようとまでしてたし

(りぼん2009年8月号・P.66の4-5コマ目)

 他人に話すほど、恋をしていることを自覚していたのに
そのことを全く覚えていないなんて、もはやいい加減とか
いうレベルじゃないな。

杏菜「えー!? 全然覚えてないよ
(りぼん2009年8月号・P.67の2コマ目)

 い く ら な ん で も こ れ は ひ ど い

 初恋なんてそれこそ人生の一大イベントじゃん。その相手を
忘れるなんていうことがあるのか??? 恋をたくさんしていて
振り返ってみれば、誰が初恋の人であるか分からなくなって
しまったという人はいそうですが、杏菜みたいに初恋の人を
間違えて記憶しているなんて、いろんな意味で初恋の相手が
かわいそうだ。

 真白が現われなかったら、杏菜はマジで一生自分の初恋の
相手は真白だと間違い続けていたのか…

(つづく)

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年7月 7日 (火)

【桜姫華伝】第八話「生きとし、生けるもの。」(りぼん2009年8月号)感想 その1

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○中納言、ついに自分が裏切っていたことを青葉たちに明らかに

中納言「おとなしく 手勢に加われば月の国で今より高い位を
与えると槐様(えんじゅさま)は約束して下さったのです!!

(りぼん2009年8月号・P.90の4コマ目)

 ここだけ見ると中納言はひどい奴にしか見えませんが
(まぁ実際ひどい奴だけど)、もし槐の要求を断ったら、淡海(おうみ)の
ようにされたことは明らかですから、断るっていう選択肢は事実上
なかったんだろうなぁ…

 槐にしてみればただ同然で協力者が得られるのですから、安い
ものです。肩書きをあげて適当にあしらっていれば自分の思いのままに
動いてくれるのですから。

中納言「妖古の力は強大です 人間などとうてい太刀打ちできない…
親王様も早々に降伏されるが良し」
(りぼん2009年8月号・P.90の4コマ目)

 中納言が言っていることは無茶苦茶ですが、妖古の力が
強大っていうのは事実だからな…桜姫がいるうちはある程度は
勝負になってますが、戦闘能力に差があるのは否めません。

中納言「さもなくば 桜姫を生け捕り 親王様を殺せと言う
槐様の命令 果たさせていただく!!

(りぼん2009年8月号・P.90-91)

 この瞬間、中納言は人間界に引き返せなくなったな。妖古側を
勝たせなければ事実上戻る場所などないですし。この時代に権力者に
逆らったら、生きていくことなどまず不可能でしょう。

○淡海の両親を殺害したのは中納言だった

 淡海がかわいそうすぎる。自分の両親を殺害した奴に
拾ってもらい、恩を着せられていたのですから。このことを
淡海は知らなかったようですが、知らなくてよかったかも。
知っていたら復讐の相手が目の前にいるという状態で
生き続けなければならなかったですし。

 自分の両親の仇(かたき)なんて、それこそ桜姫や朝霧に
抱いた嫌悪感などとは比較にならないほど強かったでしょう。

○大蛇に変身した中納言、毒を吐く

 この能力ってもともと中納言が持っていたものなのだろうか?
もしもともと持っていたものであれば、人間界のために
役立てればよかったのに。

 毒ガス攻撃ってある意味最強ですよね。至近距離で使われたら
銃や矢、刀と違って避けるのがとても難しいですから。

 青葉は自分の命を犠牲にしてでも、桜姫に中納言を切れと
命令してますが、桜姫の性格を考えたらどう考えても
青葉を捨てるっていう選択肢などありえないでしょう。

桜姫「好きなの青葉… 死なないで…
(りぼん2009年8月号・P.95の4コマ目)

 どさくさにまぎれて告白かよ(笑) 前回、目の前に青葉が
いる状況が夢だと思い込んで青葉のことを好きだと言ってしまった
ことはありましたが、今回は自分の意思ではっきり好きだと
言いましたね。中納言の攻撃がまさかこんなことを引き起こすとは。

(つづく)

「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年7月 6日 (月)

【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その1

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

 いよいよ夢にナナギの過去が明かされることになりました。
これまでナナギに関してはほとんど情報がなかったですよね。
名前以外のことはほとんど知らされてなかったですから。

 まぁ名前以外のことを知らないという点は沙成(さなり)や
モモも似たようなものですが。

○ナナギは次期の王だった

 ナナギの本来の姿が描かれてますが、あまり地球人と見た目が
変わらないようですね。耳に特徴がありますが、耳さえ隠せば
地球で歩いていても怪しまれないかも。

 文明は地球より発達していないようです。テレビ、ラジオ、ネットは
もちろんのこと、電気やガス、水道といったライフラインもないようですし。
なので次期の王様とはいっても名誉と責任以外に得られるものはなく
ナナギはつつましく生活していたようです。

 こんな生活をしていたのであれば、夢の貧乏暮らしもナナギの目には
そんなに悲惨な姿には見えなかったかもなぁ。ナナギはそれこそ
本当の意味で生きていくのが大変な世界に住んでいたのですから。

○ナナギ、モモと出会う

 モモはそれぞれの破壊候補の星にあった姿をしているのですが
ここでのモモは地球より年齢が高い設定となってますね。この姿
なら耳さえなんとかすれば地球でも十分通用するのではないで
しょうか。

 どうして地球ではあんな幼い年齢設定にしたのだろう???
まぁ結果として周りの人から全く警戒されていないので
選択は正しかったですが。

○モモ、ナナギの星の人達に星を破壊しに来たと説明

 ここより文明が発達している地球に住んでいて、宇宙に関する
基本的な知識を持っている夢ですら、最初は地球を破壊しにきたと
のモモの話を信じられなかったのですが…

ナナギの父「今 見せられた闇色の空間に浮かんだ
球体だというのかこの地は
」(りぼん2009年8月号・P.158の3-4コマ目)

 宇宙とか惑星の概念から説明しなくちゃいけない
のかよ(笑)


星を破壊するということを理解させる以前の問題だな。

 そもそも自分が住んでいるところが惑星であるということ自体を
知らないような人達に星を破壊することを理解させるのは一苦労
だと思ったら、どうやら実際に宇宙空間を見せて納得してもらった
ようですね。夢が納得したのと同じ方法ですが、所変われど
やはり「百聞は一見にしかず」のようです。

ナナギの父「そして7度 存続に足る理由を示せなければ
破滅させるというのだな?
」(りぼん2009年8月号・P.158の4コマ目)

 ルールは地球と同じのようですね。しかしいつ聞いても
このルールは理不尽だよな。だっていきな殴りこんできて
満足させなければお前を滅ぼすとか無茶苦茶だよ。

(つづく)

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2009年7月 5日 (日)

【ややプリ】りぼん2009年8月号(最終回)の感想

【「ややプリ」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

 ややプリも最終回か…一家がほのぼのとしている感じが
よかったので残念です。

○「ぺん太ゴン」終了

来週のこの時間はー アイドル伝説☆リリーがはじまるよ!
(りぼん2009年8月号・P.457の2-3コマ目)

 一体ぺん太ゴンの最終回はどうなっていたんだ??? 家族みんな
が泣くような感動的なストーリーって一体? 翌週から始まる
リリーのほうも気になりますね(笑) 現場復帰を果たすのか。

 ぺん太ゴンは帰ったものとばかり思っていたのですが、ややに
好意を寄せている男の子がいると知り、あっさり復活! ややの
ことが気になって、いつもどこかで見張っているくらいなら
最初から封印なんてしなければよかったのに。

○新しいことに挑戦する家族たち

 ややはおにぎり作りか。それにしても星井家の家族の
仲の良さはみているだけで心が温かくなりました。こんなに
うまくいっている家庭なのですから、これから先、何が起こった
としてもきっと乗り越えていけることでしょう。

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2009年7月 4日 (土)

【赤ずきんチャチャ原作】20話「どろしー救出作戦の巻」感想 その2

【「赤ずきんチャチャ(原作)」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【赤ずきんチャチャ原作】20話「どろしー救出作戦の巻」感想 その1
↑のつづき

○過去のセラヴィーに魔法を教えるチャチャ

 セラヴィーの魔法の師匠はチャチャだったのか…って、ん?!
チャチャはセラヴィーに魔法を教えてもらっているんですよね。
でもそのセラヴィーはチャチャから魔法を教わっている。

 もしチャチャ達がタイムスリップしなかったら、セラヴィーは
魔法を使えるようになったのだろうか? どろしーちゃんが魔法を
使えるようになれば、どろしーちゃんのまねをして結局魔法が
使えるようになったかもしれませんが。

 なんだかややこしくなってきたぞ(笑) ただひとつ言えることは
チャチャはセラヴィーが魔法を使えるようになるきっかけを
作ってあげたけど、セラヴィーが天才的に魔法を使えるように
なったのはセラヴィーの天性の才能のおかげであるということでしょう。

○なんでも完璧にこなしたら裏目に

 どろしーちゃんに好かれようとなんでも完璧にこなした
セラヴィーは、それが原因でどろしーちゃんに嫌われてしまった
可能性が高いのか。どろしーちゃんがプライドの高い性格で
なければ、むしろ完璧にこなしたセラヴィーは好かれたかも
しれませんが。

 結局好きな人がやることは受け入れることができて、特に
好きでもない人がやることは受け入れられないのでしょう。

○どろしーちゃん救出のためピカポンのところへ行くチャチャ達

 「通りすがりの美容師」ということでピカポンの家に
入ることに成功したのですが、どうして気づかないんだろう…
セラヴィーはともかくチャチャは変装すらしてないじゃん。
声だってたぶん変わっていないはずなのにどうして?

 ピカポンが頭髪を気にしているということを利用しようと
すぐにおもいつくセラヴィー、さすが腹黒いことを考えさせたら
超一流だけのことはあります。

(つづく)

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2009年7月 3日 (金)

【コスモ日誌】りぼん2009年8月号(最終回)の感想

【「コスモ日誌」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

葵(あおい)「私は学級委員養成所から派遣された特命員
全国の学級委員を調査していた

(りぼん2009年8月号・P.463の6コマ目)

     ま さ か の 超 展 開

 葵が実は特命員が変装した姿だったとは。覆面を脱いだら
大人だったのでびっくり!!! 体形まで変わるとはすごいですね。
一体どうやって体形を細くしていたのだろう? 見た目は
なんとかごまかせるかもしれないですが、声だけはどうにも
ならないですよね。まさか大人が変装しているなんて想像すら
していないから誰もおかしいと思わなかったのかも。

 しかし自分の学級委員選挙を捨ててまで、コスモはみんなの
なくし物を探してあげていたとは。葵に学級委員の地位を乗っ取られて
落し物係にさせられてしまったコスモですが、自分に
与えられた仕事の範囲内でクラスのみんなのためにがんばった
のですね。純粋にクラスのみんなの役に立ちたいと思わないければ
できない行動だよなぁ。

葵「おめでとうコスモ君!君は見事クラスの信頼を勝ち取ることが
できた! ここに学級委員養成所の入学を許可する!

(りぼん2009年8月号・P.464の2コマ目)

 みんなのためにがんばったおかげでなんだか分からないけど
得体の知れないところに入学できることになったらしい(笑)

 学級委員を養成するところってどうやって収入を得ているん
だろう? とても儲かりそうには思えませんが。

 今回の件でコスモはみんなから厚い信頼を勝ち取ることが
できましたね。葵にはいろいろ悩まされましたが、結果として
よかったのではないでしょうか?

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2009年7月 2日 (木)

【勝利の悪魔】ビクトリー;5(りぼん2009年7月号)感想 その2

【「勝利の悪魔」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【勝利の悪魔】ビクトリー;5(りぼん2009年7月号)感想 その1
↑のつづき

○子供に八つ当たりする親達

有栖川「役立たず!! 子供なら 親のスネかじっとらんで
面倒くらいみろ!
」(りぼん2009年7月号・P.245の4コマ目)

 八つ当たりもいいところだな…

 真っ当に生きてる親ならこういうことを言ってもいいかも
しれませんが、相手をだまして結婚して貧乏脱出を図った奴らに
言われたくはないな(笑)

朝実の父「そーだ そーだ 親だって大変なんだぞ!!
(りぼん2009年7月号・P.245の5コマ目)

 なんだか変なところで意気投合してるな。大変なのは
確かですが、一日でゴミ屋敷にしたお前が言うなっていう
感じだなぁ。

朝実「冗談じゃないですよ…何もかも失くしても すごく不安でも
それでも一緒にいるのに 役立たずなんて言わないで
お父さんなんて…こんな家なんて…
」(りぼん2009年7月号・P.246-247)

 朝実にしてみれば人生を狂わされただけでも大変な思いを
しているのに、お荷物みたいな言われ方をされたら納得
できないでしょう。人生で一番大事な10代後半の時をこんな
ことで無駄に過ごす羽目になっているのですし。

○光(あきら)、一瞬で空気を変える

※泣き顔で親達に対して
光「だめ ぜったい…」「やだ けんか 仲良くして
(りぼん2009年7月号・P.248)

 相手が誰でも、どんな状況でも一瞬にして空気を変えて
しまう光の存在感はすごいとしかいいようがありません。
朝実が父に対して親子関係に深刻な亀裂が入りそうなことを
言うのを阻止しました。

 この子なら、将来理事長の座についたとしても十分やっていける
ことでしょう。

 学校で人気があるのも当然だなぁ。

○朝実のお見合い相手の有栖川圭一郎、謝罪

 いや圭一郎も完全に被害者だろう…父が勝手に暴走して
お見合いの話が進んでしまったのですから。圭一郎はとても
性格がよさそうですね。

 
○光、有栖川親子の就職の世話をする

 理事長が掃除要員で雇うことを決めましたが、たしかにこの学校は
掃除をしたほうがいいから、掃除専門の人ができるのは悪い
話ではないでしょう。相当過酷な仕事になるとは思いますが。圭一郎は
ともかく圭一郎の父は何日持つんだろう?

 しかし、倉木は六本木で泣いていたところを理事長に
拾われたのか。教員免許を持っていなかったら掃除の仕事は
倉木がやっていたかもしれませんね。

 光が朝実を自宅に呼び寄せたのはこの理事長の影響を
受けているのかもしれませんね。困っている子を見ると
放置しておけないのかも。

○朝実、自宅へ帰る

朝実「でも私 今回の家出でやっと貧乏の自覚がわいてきたかも…
お父さんのダメっぷりも…私がしっかりしなくちゃ」
(りぼん2009年7月号・P.256の3コマ目)

 今回のお見合い話は朝実や圭一郎に大きな傷となってしまいましたが
全く無駄だったという訳ではなかったようです。これまでつらい現実と
十分向き合ってこなかった朝実に現実と向き合うことを決断させました。

 いつもまでも過去の栄光にこだわっても未来が変わるということは
ありませんから、この事件がきっかけとなり、朝実が前向きに
生きることができればいいのですが。

朝実「光 もしかして照れてるの?
(りぼん2009年7月号・P.261の1コマ目)
朝実「淋しいの?
(りぼん2009年7月号・P.262の4コマ目)

 話の成り行きでこういう言葉が口から出ただけで、からかっている
つもりは全くないのでしょうが、結果として光をからかっている形に
なってるな。

 でもこういういうに朝実がしゃべるのは光に対して心を開いている
証拠でしょう。

 光は自分のペースに相手を合わせさせることは得意ですが
相手にペースを握られるのは嫌なのですね。「淋しいの?」と
言われてキレてしまったようですが、案外本当に淋しいのかも。

※朝実にキスをした直後に光が言った言葉
光「調子のりすぎ」(りぼん2009年7月号・P.264の2コマ目)

 役者が違うとはこのことだな…朝実は別に調子に乗ったつもりは
ないのでしょうが、光にキスをされて激しく朝実は動揺してますね。
これまで光に対して恋愛感情など全く抱いていなかった朝実ですが
今後光に対してどういう態度を取るか注目されます。

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2009年7月 1日 (水)

【MOMO】第11話「あなたのキライな人」(りぼん2009年7月号)感想 その2

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【MOMO】第11話「あなたのキライな人」(りぼん2009年7月号)感想 その1
↑のつづき

○ピコ、再び

 今度は夢でなく、ナナギに対して組むよう持ちかけたのか。
まぁ夢が考えを変える可能性はほとんどないですから、ナナギ
狙いに変えたというのは正しいでしょう。

 ここでナナギが8億年前の代表者であることが明らかと
されるのですが、相当恨みを買うようなことをやられた
ようですね。

○ピコ、ナナギにモモ殺害を薦める

ピコ「8億年前の恨みを忘れたのか?
(りぼん2009年7月号・P.136の4コマ目)

 怒りを持続し続けることって意外と難しいですが、億単位の時を
経てもなお恨みが消えないなんて、モモはどんだけ極悪なことを
やったんだよ。星を破壊されたからという理由だけではない
ような気もします。

 これだけ恨みが強いのであればなぜナナギはモモに同行して
いたのだろう? いつの日かこうやって復讐をする機会がやって
くるのを待っていたのだろうか?

ピコ「この剣でモモを貫け
(りぼん2009年7月号・P.137の5コマ目)

 以前ナナギはモモが寝ている時に首を絞めようしたことが
ありましたが、首を絞めた程度では死なないようですから
武器が必要なのですね。

○ナナギ、モモの殺害を決意

 剣を持ってモモの部屋に行くナナギですが、まさかモモと
夢が一緒に寝ているとは計算していなかっただろうなぁ。

※夢の寝言
もう食べられませんよ~でもあとちょっとだけ…
(りぼん2009年7月号・P.139の1コマ目)

 また食べ物かよ(笑) 普段どんだけ食べもので
困っているんだ?

 この寝言の直後に起こる出来事との落差が大きすぎだろう。

モモ「無意識で反撃しないよう抑えている今の内に早くやれ
ナナギ
」(りぼん2009年7月号・P.141の2コマ目)

 命乞いなしか…なんだか表情が引き締まって大魔王らしく振舞ってます。
モモも自分が人の恨みを買うようなことをやっているとの
自覚があるものかも。

ナナギ「…お前が…お前が現れなければみんな幸せだったのに
(りぼん2009年7月号・P.142の1-3コマ目)

 この場面に出てくる耳に特徴のある人物はナナギがかつて
住んでいた星の住人なんだろうか?

○夢、ナナギがモモを殺すのを阻止

夢「やだ…正しくなんていいから こんなのはやだ……!!
(りぼん2009年7月号・P.146の1コマ目)

 この夢の行動が地球にとって正しかったかどうかは
この時点で分かる人などいないでしょう。夢の性格を考えたら
目の前でモモが殺害されることなど耐えられないだろうなぁ
とは思いますが、少なくともこの瞬間、夢は自分の役割は
あくまでも地球を救うことであるという点を完全に忘れていました。

 モモは夢と一緒に住むことを強く希望していましたが、結果と
して、その行動が自分自身を守ったのか…もしこの場に夢が
居なかったらナナギはモモを殺害して本懐(ほんかい)を遂げる
ことができたでしょう。

 もしこの時の代表者が実結(みゆう)で、この場に居合わせたら
どんな行動をしたのでしょうか? 実結はナナギに惹(ひ)かれて
代表者を目指した面が強いのと、比較的感情に左右されないタイプ
であると思われることから、ナナギに同調した可能性が高そうですが。

 ナナギは絶対に失敗が許されないことをやるのですから
夢の姿を確認した時点で一旦撤収するという道もあったのですが
まさかここまで夢が本気になって止めに
入るとは計算していなかったのでしょうね。

 よくよく考えたら、夢の行動って非常に危険だったような気が。
相手は宇宙人、しかも8億年という気が遠くなるような時を経ても
なお恨みが消えておらず、過去の恨みを晴らそうとモモを殺しに
来ているのですから、その行動を邪魔しようとした場合、下手を
したら一緒に殺されてもおかしくないです。宇宙人のナナギにとって
みれば地球人を一人殺すことなど何のためらいもないでしょうし。
まぁでもナナギは夢に多少の好意を抱いていることは明らかなので
殺すという選択肢はなかったのでしょうが。

 ナナギはこれからどうする気なんだろう? さすがにモモの
ところには戻りにくいですし。ナナギはモモの力なしで自力で
地球で生きていくことは難しいのではないでしょうか?
今回のように自分の生活の基盤を握られた主に歯向かう場合は
一度で成功させないと後が無くなるよな…ピコと行動をともに
して再度攻撃をしかけるということも考えられますが。

 ところでナナギはモモ殺害に成功したらどうするつもり
だったんだろう? モモがいなくなったら生活の基盤はなく
なってしまうのに。沙成(さなり)の動向にもよるのでしょうが。

○次回、ナナギの星が滅亡した過程が明らかに

 夢にとって地球の今後を考える良い機会となることでしょう。
滅亡したいきさつを聞いた結果、ナナギの行動をとめたことを
後悔することになるかは不明ですが。

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