【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その4
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【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その3
↑のつづき
○変わらないモモ
※フェーリックの花の蜜をナナギから差し出されて
モモ「もうなくなってしまったのだ…」
(りぼん2009年8月号・P.169の6コマ目)
ナナギから出されたこの星にとっては貴重な食べ物をあっさり完食
してしまったモモ、夢にプレゼントを贈ろうと思い、街を探して
歩いている際に手に入れたバナナをあっさり全部食べてしまった
話を思い出しました(笑) この頃からこんな感じだったんですねぇ。
大変貴重な食べ物だったようですが、このおかげでポイントを
手に入れることができたのですから安いものでしょう。
しかしこうやってモモは宇宙のおいしいものを食べて
まわっているのですね。あらゆる味を知っているモモがおいしいと
思ったのですから、この前モモが商店街で手に入れたバナナは本当に
おいしかったのかも。
○ナナギ、ポイント6つを手に入れる
はっきりいってほとんどまともな材料もないような星で
6つもポイントを手に入れたのですから、ナナギは賞賛されこそすれ
非難される筋合いは全くないはずなのですが、周囲の反応は
おかしな方向に進んでいきました。
○ナナギ、婚約者のアルハに逃げられる
よりによって兄弟に婚約者を取られてしまうとは…
まぁ婚約者の立場からすればナナギがモモと四六時中一緒に
いるのは面白いはずはないのですが、星の存亡の危機だと
いうのに嫉妬するとは…まぁ嫉妬は本能から湧き出る感情
だから、どんな状況でも関係ないのかもしれませんね。
アルハ「でも どうだっていい もうこの星は滅んでしまうん
だもの」(りぼん2009年8月号・P.173の4コマ目)
もうナナギが失敗することが前提なのか。おそらくこれと
似たような状況に夢がおかれたとしても、たぶん最後まで夢は
あきらめないと思う。そう考えると代表者をサポートする人の
人選も星を生き残らせるためには大事なんだなぁと実感します。
だって、このアルハの反応ってどう考えてもナナギの足をひっばって
いるだけじゃん。
自暴自棄になりたくなる気持ちは分からないでもないですが…
…そもそもアルハがナナギと婚約したのはどんな理由だったの
だろう? 本当に恋愛感情が高まって婚約を決意したとかなら
いいのですが、ただ単に家の都合で婚約させられたとかだったら
何か不都合な出来事があったら簡単に乗り換えちゃいますね。
(つづく)
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