【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その5
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【MOMO】第12話「大魔王と星の皇子」(りぼん2009年8月号)感想 その4
↑のつづき
○ナナギの父、態度急変
ナナギの父「今まで出来なかったことが 残りわずかな時の間に
成せると思うのか?」
(りぼん2009年8月号・P.174の1コマ目)
星の存続に必要な7ポイントのうちすでに6ポイントを手に入れた
ナナギの功績は無視ですか、そうですか…まだ時間切れになった
訳ではないのに、なんでこんなに急に態度が変わったのでしょう?
ピコが何か余計なことを言ったとも思えないですし、ただ単に
誰かが悲観論を唱えたらみんなつられるように一気に悲観的になった
とかなのかな?
いずれにしてもあきらめたらその時点で星消滅が確定なのですから
ここでナナギを攻撃しても何の得もないはずなのですが、もう冷静に
物事を判断できなくなっちゃったのかも。
ナナギの父「お前に任せたのが大きな過ちだった」
(りぼん2009年8月号・P.174の4コマ目)
こうやって選んでおきながら、選んだことに対する責任とらない
ダメな奴っていますよね。こういうのが一番むかつんだよ…
「任命責任」っていう言葉を知らないのか?
ナナギの父「これはこの地始まって以来の最大にして最後の大罪
もはやお前に王族の印を持つ資格はない」
もうこんな星つぶれろよ…ナナギ一人に星の存亡を
かけた戦いをさせておいて、自分達は何もせず、あげくの果てには
ナナギを国賊のように扱うとかどんだけ勝手な奴らなんだよ。
ナナギの父「去れ 終わりの時まで二度とその顔を見せるな」
(りぼん2009年8月号・P.175の5コマ目)
もうこんな恩知らずの顔なんか見ないほうがいいよナナギ。
○モモ、最後のポイントと引き換えにナナギに自分と同行するよう迫る
モモ「ナナギ 私はお前が一緒に来るなら
うれしい それで最後のポイントが入る
この星は救われることになるだろう」
(りぼん2009年8月号・P.178-179)
これはナナギにとって究極の選択だろう…
・<モモの話を拒否> → 星は破壊され自分も死ぬ
・<モモの話を受諾> → 星は破壊されず、結果として恩知らずな
連中の命が助かる。自分自身は星を出ることになるので、生まれ育った
土地にはもう住めない
つまりどちらを選択したとしてももう永遠に元の暮らしには
戻れない訳か。ナナギは何のために戦ってきたんだろうな…
ところでモモからポイント付与の条件が提示された前例が
あったのか。だったら夢にもヒントくらいあげてもいいのに。
ナナギはその後モモと延々同行しても命が続いていますが
モモからとてつもない期間生きられる力を授かったのか?
それともこの星の人達は長生きなのか? この答えが明らかに
なる日は来るのでしょうか?
ナナギ「…いいだろう お前と共に行こう…」
(りぼん2009年8月号・P.182-183)
まぁ事実上他に選択肢なんてないものな…モモの話を
断るということは、自分に対する死刑執行命令書に
署名するようなものだし。
モモのこの条件、一見するとナナギに選択肢を与えたように
見えるけど、事実上同行を強制してますよね。
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