【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その2
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【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その1
↑のつづき
○桜姫、出発
出発に先立って桜姫は白夜(びゃくや)から自分の命字を
返してもらえました。そういえば今は亡き淡海(おうみ)に
だまされて命字を青葉に奪われたまま、自分の手元になかった
んですよね。すっかり忘れてました。桜姫の反応を見ると
本人も命字を一日も早く取り戻そうとか考えていた感じでは
全くありませんね。
もう青葉にとって桜姫の命字を持つことに何の意味も
ないですから、桜姫の手に戻る展開は当然でしょう。
朝霧「青葉様…最後に一目ご挨拶したかったです」
(りぼん2009年9月号・P.181の4コマ目)
結局青葉は桜姫とお別れの挨拶をすることはなかったのか。
お互いの気持ちを知った後だけに、別れるのは言葉で表す
ことなど出来ないくらいつらいでしょうから、挨拶もお見送りも
しないというのもある意味仕方のにないことなのかも。
桜姫「着物もお道具もいらないのもう…淡海の命字と朝霧だけ
持てば… もういいの」(りぼん2009年9月号・P.182の2-3コマ目)
白夜…(´・ω・)カワイソス
お道具はともかく着物は持っていけよ。着替えとかどうするんだ???
結局現地調達をするのであればお金の無駄ですし。まさか青葉の
ことを思い出したくない、いままでの生活を全部捨てたいと考えている
から、あえて私物はほとんど置いていくと決めたのか?
てっきりスルーするかと思ったらちゃんと白夜は自分の名前が
出てこなかったことに対して反応してますね(笑)
別に桜姫は白夜の存在を軽く考えているというわけではなく
白夜は行動を共にすることが前提になっているから、あえて
言う必要などになかったのでしょうが。
しかし、桜姫がこんなことを言うようになってしまったのは
やはり青葉との別れが効いているんだろうな…一番自分の側にいて
欲しい青葉と別れるのですから、もう他の物に魅力を感じることなど
ないのでしょうね。
桜姫はここまで落ち込むのであれば、素直に青葉と暮らしたいと
言えばいいのに。二人ともいじっぱりだと、こういう時にどんどん
悪い方向に進んでいってしまいますね。
でもこのお話の後半で桜姫は自分の運命を大きく変える行動に
出ることになります…
(つづく)
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