【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その3
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【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その2
↑のつづき
○疾風(はやて)と青葉はマブダチだった
青葉、疾風、琥珀(こはく)の3人は幼なじみだったのか。
一体どんな風に遊んでいたのか非常に興味があります。増刊号
あたりに番外編で幼い時の3人を描いた話が載ったら面白そう
ですが。
マブダチの割には青葉と疾風が仲良くしているシーンはこれまで
全く登場していませんね。蛙(かえる)の姿の疾風と青葉はこれまで
何度も会う機会があったはずなのに。
※疾風に対して
青葉「人のことさけまくりやがって!! もう忘れる!!
おまえなんか忘れてやる!!」
(りぼん2009年9月号・P.185の2コマ目)
なにもそこまで怒らなくても(笑) まぁ青葉にしてみれば
マブダチの疾風がまともに相手をしてくれないから、すねちゃった
のでしょうが。
怒るほど疾風と会いたいのなら、力ずくでも捕まえてお話すれば
よかったのに。
疾風「だって蛙の姿じゃ かっこつかねーだろ!?」
(りぼん2009年9月号・P.185の2コマ目)
蛙の姿になってしまったこと自体は知られているのですから
今さら格好をつけても仕方がないように見えるのですが、疾風に
してみればやはり蛙の姿ははずかしいのでしょう。
青葉「琥珀には平気で見せてるくせにっ」
(りぼん2009年9月号・P.185の3コマ目)
結構青葉は粘着質だな。こんな風に怒るなんて、なんだか
かわいいですね。それなりの地位を与えられたとはいえ
まだまだ成長過程なのでしょう。
○琥珀、蛙の姿の疾風は別物らしい
※琥珀が蛙の姿の疾風を胸の間に入れてくれることについて
疾風「…たまに胸の間に入れて運んでくれるんだ」
(りぼん2009年9月号・P.185の4コマ目)
これはどう考えてもドジとかいうレベルを
超えてるだろう。
自分の目の前にいる蛙が誰であるかを百も承知で、胸に入れている
はずなのですから。
青葉にこの話をしているところを琥珀が立ち聞きして琥珀が
怒っていますが、これってもしかしてこの話を青葉にしたことに
対して怒っているのかな? いくらなんでも蛙が疾風であると
いうことを忘れて胸に入れたとは考えにくいですから、自分の意思で
蛙の姿の疾風を胸の間に入れたはずです。だから自分がうっかりしていた
ことに気づき怒ったということはないでしょう。
せっかく好意で胸の間に入れてあげたのにえっちなことを考えていて
いることが分かりすねちゃった可能性もありますが。
しかし蛙の姿になって得をすることもあるのですね。
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