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2009年8月

2009年8月31日 (月)

【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その4

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【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その3
↑のつづき

○渉(わたる)が3万円を出したのはなぜ?

 ちょっと勉強を教えてもらっただけの朝実に3万円を出そうだなんて
いうことは常識的にはあり得ないのですが、渉は何の躊躇(ちゅうちょ)も
なく差し出してますね。こんなお金を渡そうとしたら相手はびっくりしてしまい
よろこぶ人はたぶんそれほど多くないでしょう。

 高校生なら3万円という金額は大金です。渉の家がどういう家庭環境
なのかは現時点で不明ですが、たとえ金持ちだったとしても田中森塾に
3万円も払うほどお小遣いに余裕があるとはちょっと考えにくいです。

 ではどうして渉はこんな大金をあっさり朝実に渡そうとしたのでしょう?
本人がこの金額を渡すことを決めた理由を説明してくれるのが一番良いの
ですが、現時点で推理すると、渉は人とつきあった経験がほとんどない
ので、何か相手を喜ばせようとした時や感謝の気持ちを表す必要が
生じた時にどうやってそれを表現すれば良いのかわからないのかもしれないな…

 朝実が金銭面で困っているとの情報を入手したので、朝実が一番喜ぶ
ものとして現金を選んだ可能性もありますが。

 いずれにしても渉は他の子とはちょっと違った面で普通の子とは
違うようです。

(つづく)

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2009年8月30日 (日)

今日は第45回衆議院議員総選挙の投票日です。必ず投票を

 今日は総選挙の投票日です。我が国は憲法で国民主権と定められて
いて、国が進む方向を決めるのは国民自身ということになっていますが
現実に国民がその力を行使できるのは、事実上選挙の時だけです。

 どうかみなさん。今回候補者を出している政党や政治団体
無所属の候補者にあってはその候補者の公約をよく読んで
もれなく投票されますようお願いいたします。


 今日は午後から天気が下り坂の地域もあるようですね。予定が許すので
あれば早めに投票を!

 国政の課題は多岐にわたっているので、なかなか候補者を選べない
という方も多いと思いますが、そういう時は自分がもっとも関心を持っている
事柄について、自分と同じ意見の人がいたら、その人に一票を入れるという
方法もあります。

 ところで、「マニフェスト」が日本でも定着しつつありますが
マニフェストの現物を見た人はそれほどいないようですね。

 公職選挙法の規定が厳しすぎて、配布できる場所にかなり制約が
あるからなのですが、選挙から有権者を遠ざけるような変な規制は
改めるべきでしょう。ネットでの配布を可能にすればお金もかからない
ので、ぜひ改める方向に向かってほしいです。

 もっとも公示前なら各党は自分のサイトに自由に公約を掲載できる
ので、事実上マニフェストの配布はされてるんですよね。一応
マニフェストではないとの建前は貫いているようですが。

 そもそもネットを使った選挙運動はだめだけど
電話や手紙を使った選挙運動はかまわないって
おかしすぎだろう。

 
お金がかからない選挙を実現するのであれば、むしろネットを
使ったほうがいいのに。

 公職選挙法が時代に追いついていない感じだなぁ。

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2009年8月29日 (土)

【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その3

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【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その2
↑のつづき

○「田中森塾」開校

渉(わたる)「柴崎渉です よろしくおねがいします
たなかもりせんせい
」(りぼん2009年9月号・P.250の1コマ目)

 「たなかもりせんせい」との言葉に胸がきゅんとなった朝実
ですが、この学校に入って以来朝実の身にはさまざまなことが
起こっていて、この田中森塾も入塾希望者が全くいない状態が
続いていましたので、夢にまでみた「せんせい」という呼び名だったん
だろうな。

朝実「邪魔をするなら出ていってちょうだい!!
(りぼん2009年9月号・P.252の1コマ目)

 図書室で「同窓会屋」の打ち合わせを騒ぎながらやっている
光(あきら)たちは正直どうよ?と思うのも事実ですが、勝手に
図書室を占領して、自分の商売をしている朝実も
あまりほめられたものではないような気が(笑)

まぁ勉強をすること自体は良いことですし、そもそもこの学校
の校内でまともに勉強をできる環境が整っているのは図書室
くらいなのでしょうから、仕方がないのかもしれませんが。

○渉の勉強開始

 能力別の教材というからどんなのかと思ったら
5×9 4×3 8×2…って九九かよ(笑)
いくらなんでも渉に対して失礼すぎるだろうと思ったら、渉は怒るどころか
素直によろこんでますね。さすがに悩んだりはせず「このくらい
できます」と言っていますが。

 簡単すぎるように見えますが、朝実はこの学校の生徒はとにかく
基礎をしっかりする必要があると判断したようですね。

 勉強が不得意な子の場合、問題を解いて正解するよろこびを
あまり味わっていないでしょうから、簡単な問題でもとにかく
正解すればうれしいという気持ちになって、勉強への意欲も
沸いてくるかもしれません。

○渉、田中森塾入塾の動機は?

渉「ともだちが できるといいな…っておもって
(りぼん2009年9月号・P.255の5コマ目)

 自己主張の塊(かたまり)のような人達ばかりが目立つこの学校
ですが、渉のように人とうまく接することのできない子も
いるのですね。まぁよくよく考えたら全員が活発な子ということは
ないか。

 そもそも朝実だって最初のうちは上手く溶け込むことはできて
いませんでしたね。渉は友達をつくるきっかけが欲しかったのですか。

○渉、朝実に報酬支払い

 渉が朝実に対して差し出した金額は何と3万円!!!

 3万円っていくらなんでも高すぎだろう。
お金の出所が激しく気になる…
(((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

 このような教室の場合いくら払うのは相場が分からなかったん
だろうな…というか、勉強の開始前に報酬の話はしなかったのか。
紛争になるから、こういうのは開始前にちゃんと話をしたほうが
良いと思うのですが、朝実も別に田中森塾で本格的に金銭を手に入れる
気はあまりなかったのでしょう。

朝実「ごめん こんなに もらえない…
(りぼん2009年9月号・P.258の1コマ目)

 常識的な対応だな。ここでもらってしまったら罪悪感に
苛(さいな)まれるでしょうし、なによりこんなお金をもらって
しまったら後が怖いです。

朝実「現金じゃなく…気もち程度にみんながいらない物で
私には必要な物をいただいて 少しでも生活のたしにできれば
いいな…って思ってただけだから

(りぼん2009年9月号・P.258の4コマ目)

 みんながいらない物で朝実には必要なものって
一体何なのだろう???


 基本的に生活必需品でいらないものっていったらお中元とかお歳暮で
もらって消費することなく部屋の隅に眠っている缶詰とか洗剤とかかな?
これなら、保護者が持っていって良いと言えば、生徒はお金をかけず
に朝実に品物を持っていくことができますね。

(つづく)

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2009年8月28日 (金)

【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その6

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【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その5
↑のつづき

○不老不死でも心は治らない

過去の白夜「体の傷はどんなに深くても痛みに耐えればいつかは
消してくれるものだが 心の傷はひとつも治してくれないんだ

(りぼん2009年9月号・P.196-197)

 過去に白夜は青葉に対してこんなことを言っていたのか。普通の
人間ですら、心の傷を癒すのは大変ですが桜姫みたいに不老不死だと
傷ついた心をずーっと持ち続けなければいけないのか。

 心の傷を癒してもらいたくても、桜姫の周りには今は亡き淡海(おうみ)
と白夜くらいしかいなかったですから、青葉の役割はとても重要なので
しょう。

過去の白夜「なってくれるか? 青葉 姫の『自分じゃない誰か』に
姫に『寄り添う者』に
」(りぼん2009年9月号・P.197の4-5コマ目)

 この時「なるよ」と決心した青葉でしたが、ついにそれを実行する
日が来たのでしょう。藤紫の行動のおかげで、桜姫は大きな力を
得ることができましたね。いじっぱり同士だから、なかなか素直に
なることができませんでしたが、素直にならざるを得ない環境に
追い込まれて初めて本来あるべき関係になることができました。

○青葉の不安

青葉「こわかったんだ… 成長すれば不老不死がどんなものか
よくわかる! 俺は人間でいつかは別れる時が来ることも

(りぼん2009年9月号・P.199の3-4コマ目)

 あ、たしかにそうですよね。寿命が圧倒的に違うので、余程の
ことがなければほぼ確実に青葉のほうが先に亡くなってしまいます。
青葉もつらいけど、見送る立場の桜姫もつらいだろうなぁ。

 ある意味、愛する人に看取られることが確実な青葉は幸せなのかも
しれない…

青葉「こんなに好きなのに 俺には耐えられない!
俺には耐えられない!!

(りぼん2009年9月号・P.200の1コマ目)

 こんなはずかしいセリフでも、堂々と言えて
しかも格好いい青葉っていいなー

 あまりにも愛が強すぎて、一連の行動を青葉はとってしまったのか…
愛するが故(ゆえ)の憎しみだったのかも。青葉が桜姫に対して
攻撃的になったのは桜姫のせいで希望をする地位に就けなかったから
というものですが、これは多くの理由のひとつにすぎないのであって
本筋ではないような気がします。

 もういろんなことを考えなくてはならないので、どうして良いのか
分からなくなっちゃってる感じでしたが、別れなくてはならない
状況に追い込まれて初めて本当の気持ちを全面に押し出すことが
できました。青葉は真面目すぎるのかも。もっと自己中心的な人
だったら、違った展開を見せたかもしれませんね。

 この時桜姫と青葉はキスをしたのですが、これが2人にとって
新たなスタートを飾るものとなりました。

(つづく)

「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年8月27日 (木)

【スターダスト★ウインク】star.8(りぼん2009年9月号)感想 その5

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【スターダスト★ウインク】star.8(りぼん2009年9月号)感想 その4
↑のつづき

○日向(ひなた)と仲が良いことを否定するくるみ

くるみ「私が都倉くんとなかいいだなんて そんなおこがましいっ
都倉くんに失礼だよ!!
」(りぼん2009年9月号・P.356の5コマ目)

 杏菜に気を使っているのではなく、日向に気を使っているのか。
別に日向はくるみがどう思っていようが、気にするとは思えない
のですが…

 仲がいいと聞かれてただ単に照れてしまっただけかもしれませんね。

くるみ「本来なら同じ空気を吸うのも自重しなきゃ
いけないくらいの人なのにっっ

(りぼん2009年9月号・P.356の5コマ目)

 日向は一体どういう扱いなんだよ(笑)
なんだか知らない間に神格化されているのか。その割には
ごく自然に会話が成立してましたが。

 絵がうまいから美術部内で一目置かれているのかもしれませんね。

○日向が美術部に入っていたことを知らなかった杏菜

杏菜「へー…日向って美術部だったんだ でも1年の時は入って
なかったような? いつ入ったんだろう…

(りぼん2009年9月号・P.358の2コマ目)

 まぁ日向は、いちいち杏菜に身の回りのことを報告する義務など
ないですからね。杏菜も日向に学校生活のことなど聞く必要も
なかったでしょうし、実際にほとんど聞くことなどなかったのでしょう。

 杏菜は日向や颯がたまたま近くに住んでいたから仲良くしていた
のであって、別に努力して今の立場を勝ち取ったという訳では
ないんですよね。だから、日向についていろいろ知ろうとする
努力などする必要はなかったのでしょう。

 くるみは「なんで??? 知らなかったの???」っていう感じで
杏菜を見てますね。

○日向とくるみが話をしているのを見て杏菜の心が揺れる

 日向が杏菜以外の女の子と話すことも当然のあるはずなのですが
真白にいろんなことを吹き込まれた直後だけに、ちょっと複雑な心境に
なってしまったようですね。

 たまにはこういう風に刺激もあったほうがいいでしょう。杏菜は
自分と颯や日向が別々の学校に行く可能性があるということすら
なかなか気づかなかったほど緩んでますから。

 杏菜は戦って颯や日向のそばにいられる地位を勝ち取った訳では
ないから、その地位を守ることがいかに大事かよく分かっていない
のかも。LHRの最中に寝てしまったおかげで、思わぬ展開となりましたね。

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年8月26日 (水)

【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その4

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【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その4
↑のつづき

○ナナギの父は本当の父親ではなかった

ナナギ「俺の本当の父親は先代の王だ 事故で亡くなった後
次に王についた父の弟に引き取られた

(りぼん2009年9月号・P.108の1-2コマ目)

 なるほど、だからどうも親子関係がぎこちない感じだったの
ですね。兄の子供だったら仲良くしてあげればいいのにとも
思えるのですが、現実はなかなか上手くいきませんよね。
ましてこの王族ともなれば権力やお金が絡んできますから。

ナナギ「父上は本当の子供であるララクを王にしたがっていた…
だから 危険かもしれないしごとは全て俺に任せたんだ

(りぼん2009年9月号・P.108の3コマ目)

 これで謎は解けました。ナナギはポイント集めを順調に進めていて
あとポイントをひとつ集めればすべてのポイントが揃うという段階に
なっていきなり、態度を一変させ、ナナギを国賊のように扱ったのは
ナナギを追い払うちょうど良い口実ができたからだったのですね。
いくら王といっても理由もなくナナギを追い出すことなどできない
でしょうから、この機を逃すまいと思い、一気に攻勢に出たのでしょう。

ナナギ「婚約者が心変わりしていたことも…
モモが来るずっと前から知っていた

(りぼん2009年9月号・P.108の4コマ目)

 アルハも寝返る機会を探っていたのか。で、モモが来たからそれを
口実にナナギと別れたと…

 王やアルハにしてみれば、モモは侵略者
どころか、逆に救世主じゃないか(笑)

 
結果として厄介者のナナギを追い払うどころか星の外に
事実上の追放をすることができたのですから、感謝こそすれ
恨む理由などないでしょう。
神として崇(あが)めていても
おかしくないです。

 ナナギがいなくなった後の会話を聞いてみたいな。マジで祭りでも
開いたんじゃない? だってもう不愉快な顔を見ることは永遠に
なくなった訳ですし。

ナナギ「あの星に もう本当の俺の居場所なんて
なかった だから逃げたんだよ

(りぼん2009年9月号・P.109の1コマ目)

 もしモモが来なければ、ナナギは形だけの王として、大して尊敬も
されず、心変わりしたアルハとむなしい人生をおくる羽目になったの
ですね。立場があるから、どんなにつらくても逃げられない、ある意味
生き地獄のような生活だったことでしょう。

 王やアルハだけでなく、ナナギにとってもモモはある意味
救世主だったのかもしれません。

 ここまでナナギの話を聞いて疑問が沸いてきます。ではなぜナナギは
モモを殺そうとしたのでしょう? もちろん生まれ育った星を出る
きっかけを作ったのはモモですが。自分と同じ思いを夢にさせたく
ないから、混乱の元であるモモを消そうとしたとか? あるいは
もう無限とも思える間、続く旅を終わらせたかったのか?

 どんなに形だけの生活であっても、王としてアルハと暮らしたかった
のか???

(つづく)

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2009年8月25日 (火)

【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その5

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【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その4
↑のつづき

○恋が終わってしまう

桜姫「私もあきらめて…青葉もあきらめたら 青葉と私の恋
終わっちゃうよ…!!
」(りぼん2009年9月号・P.189-190)

 どちらもいじっぱりな性格だと、両想いでもなかなか恋が
進展しないですね。どちらかが素直であれば、告白をして
めでたく本格的に恋人同士になれるのでしょうが、桜姫と
青葉は素直に面と向かって好きっていうようなタイプじゃ
ないからな…

 桜姫もここまで言うのであれば、なんで青葉が好きだから
一緒にいたいと言わないのだろう? すでに藤紫のところに
行く話が決まっているから、今さら桜姫の側からやっぱり嫌だとは
いいにくいのでしょうか?

 桜姫にしてみれば、このセリフを言うのがせいいっぱいだったの
かも。

桜姫「私が藤紫様に愛されちゃっても…いいのねーっ!!
(りぼん2009年9月号・P.191の2-3)

 他のどんな言葉より、この一言のほうが効き目が強そうだ(笑)
漠然(ばくぜん)と恋が終わるとか言うより、はっきり今後どうなるか
青葉の頭の中にイメージさせてあげたほうが危機感も出てくるでしょう。

 この後桜姫は青葉の前から走り去ってしまいました。

○青葉、ついに動く

※疾風(はやて)にいいのか?と言われて
青葉「いいわけねぇだろう!!
(りぼん2009年9月号・P.192の2コマ目)

 まぁこの展開で、走っていった桜姫を追わない訳ないです。
ここで追わなかったら本当に桜姫をあきらめるしかなくなるの
ですから。

 いじっぱりな2人でしたが、ようやく本当の意味で恋がはじまった
のかも。

疾風「琥珀(こはく)ーっ」 琥珀「便乗するなーっ
(りぼん2009年9月号・P.192の5コマ目)

 今回のお話でここが一番笑えた。青葉が桜姫を追っていった時に
便乗して疾風が琥珀に抱きついたのですから。なんだかんだ言っても
この2人もうまくいきそうなかんじですね。

○桜姫と青葉、正面から向き合う

桜姫「でも忘れようとすればするほど 青葉のことで心が
いっぱいで苦しくて もう私 どうしたらいいかわかんないよ…!!

(りぼん2009年9月号・P.194-195)

 藤紫が桜姫を受け入れると表明して、桜姫がその話を受けたことが
結果として、桜姫にとっていかに青葉が大きな存在であったかという
ことを桜姫自身が再認識するきっかけとなったのですね。藤紫は
ある意味桜姫と青葉の恋の応援団なのかも。もし藤紫が桜姫受け入れの
話を出さなかったら桜姫と青葉の2人の恋が進展するのはもっと先だった
かもしれません。

(つづく)

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2009年8月24日 (月)

【スターダスト★ウインク】star.8(りぼん2009年9月号)感想 その4

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【スターダスト★ウインク】star.8(りぼん2009年9月号)感想 その3
↑のつづき

○杏菜、LHRで熟睡

 運動会の打ち合わせをやるLHR(ロングホームルーム)の最中に
熟睡してしまった杏菜、おそらく今までの人生で一番勉強を
したので、疲れてしまったのでしょうが、LHRどころか掃除が終わっても
寝続けるなんて、どう考えてもありえないだろう(笑)

杏菜にとって勉強をするということは普通の人には想像もつかない程の
エネルギーを必要とすることなのかも。

 注意されて叩かれても起きないなんて、ある意味やろうと思っても
できないです。杏菜ってひょっとして大物なのでは…
ここまで熟睡できるなんてうらやましいな。

 パネル係に強制的に任命されてしまいましたが、これは自業自得ですね。

○日向(ひなた)もパネル係だった

 日向が一緒と知り、途端に落ち着いた杏菜。パネル係をやるという
事実は何も変わらないのですが、やはり知っている人がいると
精神的に違いますよね。真白の一連発言以降、どうも日向との会話が
ぎこちなくなってしまった杏菜ですが、ちょうど良い修復の機会では
ないでしょうか。

くるみ「ロングで先生が言ってたよ?」
(りぼん2009年9月号・P.348の4コマ目)

 もし杏菜がLHRの間、寝ていなくて日向がパネル長だということを
知ったら、自らパネル長に志願したかな? たぶん普段からいくらでも
杏菜は日向と会う機会があるから、わざわざ日向目当てにパネル係に
立候補したとは考えにくいですが、この後出てくる杏菜のセリフを
見ると、もしかしたら思わず立候補した可能性もあるような感じもします。

○くるみと日向が会話をしているのを見て思わず…

杏菜「私も手伝う!!」(りぼん2009年9月号・P.354の1コマ目)

 帰りたがっていたのが、突然の方針転換。目の前でくるみと日向が
しゃべっているのを見て、自分自身も気づいていない、心の奥底に
眠っている何かが目覚めてしまったのでしょうか?

 杏菜自身はなぜ手伝うと言ってしまったのか、よく分からない
ようですが、こういうのって理由を探してもたぶん見つからない
でしょうね。何でも行動を合理的に説明できるなんていうことは
あまりないでしょう。

(つづく)

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2009年8月23日 (日)

【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その2

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【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その1
↑のつづき

○父がしっかりしないからなんとかしようとする朝実

朝実「やっぱり私が田中森塾でうちの生計たてないと!!
私があきらめるわけにいかないの!!

(りぼん2009年9月号・P.243の2コマ目)

 父がダメになたおかげで、朝実は成長したのか…もし父が金持ちの
まま、没落しなかったら、朝実がこんな気持ちになることはなかった
んですよね。朝実の長い人生を考えたらこういうことも決して負の側面
ばかりではないのでしょう。

 しかし、田中森塾だけで生計を支えるのはかなりきついだろう…
今のところ外部から生徒を募る予定はないようですが、ここまで
決意しているのなら、それこそアルバイトでもやったほうが
いいと思う。

○朝実の前からみんな逃げ出す

 そりゃ、勉強したくないと言っている人達の前で勉強をしろと
言っているのですから、逃げ出すのも当然でしょう。
朝実は
ともかく、みんなの立場からすれば何のために勉強をするのか
よく分からないでしょうし。

 勉強をすることがいかに大事であるかということから、みんなに
教えないと、とても田中森塾は成功しないだろうなぁ。

 教材を生徒ごとにあわせて作ったようですが、そんなことに時間を
使ってしまって、自分の勉強がおろそかになってしまったということは
ないのだろうか? かなり分厚い教材の束ができあがってますが。

 これで全く教材が使われなかったら悲惨だぞ。

○奇跡! 田中森塾に入塾希望者あらわる!

 突然朝実の前にひとりの人物が!!!

光「学校にいる奴の顔と名前ぐらい全員わかるし
(りぼん2009年9月号・P.245の3コマ目)

 倉木が最初に朝実の世話を頼んだのも分かるような気がします。
教師でも自分が勤務している学校の通う全員の生徒の顔と名前なんて
なかなか覚えられないでしょう。

 で、光(あきら)の情報により、目の前の人物の名前が渉(わたる)で
あるということが判明しました。

渉「たなかもりじゅくに はいりたくて…
(りぼん2009年9月号・P.245の5コマ目)

 朝実と光、それに大人達以外のキャラのセリフって本当にひらがな
なのですね。口調やしゃべり方が大体想像できるからすごいです。

 朝実は素直によろこんでいますが、光はちょっと想定外っていう
感じで驚いてますね。おそらくこの学校の生徒が田中森塾に入るなどと
いうことはありえないと確信していたのでしょう。

(つづく)

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2009年8月22日 (土)

【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その2

【「赤ずきんチャチャ(原作)」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その1
↑のつづき

○抜き打ちで進級試験

 抜き打ちでテストっていうのは割とよくある話ですが
抜き打ちで進級試験はやだな。進級できるかどうかという
人生に大きな影響を与えるテストを受けるときに何の準備も
できないなんて。

チャチャ「この学校進級試験なんてあったのっ!?
やっこちゃん「落ちたらもう一回一年生やるのかしら」
(赤ずきんチャチャ4巻・P.105の1コマ目)

 そもそも進級試験があるということすら生徒に知らされていない
なんて、本当の意味での抜き打ちなのですね。チャチャは
途中から入ったから知らないというのも分からないでもないですが
やっこちゃんも知らないとなると、今まで進級試験のことが
生徒の間で話題になったことなどなかったのでしょう。

 たぶん入学の際の説明の時も進級試験をやるとかいう話は
出なかったのでしょうね。

ラスカル先生「落ち着いてやれば リーヤだって合格するぞ!!
(赤ずきんチャチャ4巻・P.105の2コマ目)

 急にみんな安心するとか、どんだけリーヤはおバカだと思われ
てるんだよ。…まぁ、一緒に学園生活を送っていれば、嫌でも
みんなリーヤの扱いはこうなるのでしょうが。

○進級試験はかくれんぼ

ラスカル先生「かくれんぼで私を見つけることができたら
問題をあたえる 答えられたら合格だぞ-

(赤ずきんチャチャ4巻・P.106の1コマ目)

 どう考えても遊んでいるだけです。どうもありがとうございました。
問題を解くより、ラスカル先生を見つけることのほうがある意味
難易度が高そうですね。

ラスカル先生「いいか 20数えたら探しに来い!! 学園内の
どっかにいるからな」
(赤ずきんチャチャ4巻・P.106の2コマ目)

 他のクラスも同時に進級試験するのか。教室を出て20数える間に
隠れることができる場所など限られていそうですが、アニメの
赤ずきんチャチャに出てきたマジカルプリンセス風の銅像に化けて
校庭に隠れるなんて、ラスカル先生は魔法を使えるのではないかと
思いたくもなります。どう考えても変装するだけで20秒じゃ
足りないですし。

 ラスカル先生の隠れ場所は生徒が協力し合って探して良いの
ですね。集団で何かをなしとげる力を養うことができるから
このやり方はいいかも。

(つづく)

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2009年8月21日 (金)

【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その4

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【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その3
↑のつづき

○モモ、ナナギを解放

 自分の体がとても万全とは言えない状態なのに、ここまで
必死に自分を殺害しようとしたナナギを助けようとするのは
なぜなのだろう? ナナギの運命を狂わせてしまったことに
対する罪滅ぼしと単純に考えることはできないでしょうね。
億単位の時を共に過ごしたナナギとモモの間にはある種の
絆(きずな)のようなものが生まれているのかもしれません。

○ふらふらのモモをナナギが助ける

 モモを剣で殺害しようとするほど、モモを憎んでいたのに
ピコがモモを攻撃しようとしたらナナギは自分の身を挺(てい)して
モモと、モモを守ろうとした夢を守りました。

 本来なら、憎むべきモモを殺害するまたとない機会なのですから
邪魔をする理由など全くないのですが、モモのナナギに対する
決死の行動がナナギの心に大きな変化をもたらしたのでしょう。

 モモがナナギを救ったのも、ナナギがモモを守ろうとしたのも
計算された行動ではなく、とっさに思わず出てしまった行動っぽい
ですよね。この2人の間の絆は剣で殺人未遂事件を起こす程度では
切ることのできないほど強いのかも。

○ピコはなぜモモと仲良くできない?

夢「ピコはモモちゃんと仲良く出来ないのかな? 同じ
大魔王同士なのに……!!

(りぼん2009年9月号・P.105の3コマ目)

 いかにも夢らしい言葉ですね。普通の人だったらモモとピコは
相容れない存在だと決め付けてしまい、どうして仲良く
できないのか?などとは考えもしないでしょう。
自分の星を
滅ぼす可能性のあるモモとここまで仲良くすることができる夢だから
こそ、この疑問を抱くことができたのかも

ピコ「…そんなの 俺だって 本当は…!
(りぼん2009年9月号・P.105の5コマ目)

これは正直予想外の答えでした。ピコのこれまでの言動や
行動を考えたら、そんなの無理と一蹴(いっしゅう)して終わり
だと思ったのに。

 何か事情がありそうですね。ピコが本当はモモと仲良く
したいと考えているとは考えにくいですが、ピコの意思とは
関係なく、何か大きな力のようなものが働いて、ピコはモモと
対決の道を選ぶことを強いられているとかなのかな?

(つづく)

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2009年8月20日 (木)

【スターダスト★ウインク】star.8(りぼん2009年9月号)感想 その3

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【スターダスト★ウインク】star.8(りぼん2009年9月号)感想 その2
↑のつづき

○日向(ひなた)を恋愛対象として考えてこなかった杏菜

杏菜「まったく真白くんは 日向のことを好きだなんて考えた
こともなかったのに
 なに言って…」
(りぼん2009年9月号・P.337の1コマ目)

 これは本当でしょう。杏菜にしてみれば日向は自分の側(そば)に
常に居て当たり前の存在だったのですから、恋愛感情など
抱かなかったでしょう。
…というか恋愛感情を抱く必要自体か
なかったのかもしれない。

○杏菜、テスト勉強をがんばる

 信じられん…杏菜がここまで真面目に勉強するなんて。
真白に良いところを見せたいという理由で、真白が家庭教師を
引き受けている間は真面目に勉強をしていたのですが、真白が
帰った後も、中間テストまで勉強の意欲が衰えなかったとは。

 この杏菜の変化の原因は何??? また家庭教師をつけられのが
嫌ということなのか?

 真白がきっかけとなって、勉強をするクセがついたとかで
あればいいのですが。

杏菜「やー テスト後の解放感ってサイコーだね!!
(りぼん2009年9月号・P.340の1コマ目)

 この気持ちはとても良く分かります。ずーっと緊張を
強いられ、日々の生活をテストにささげる生活が終わった
瞬間の解放感は言葉で言い表すことのできない良い気分ですよね。

 この解放感の虜(とりこ)になった人は成人しても資格試験の
受験にはまったりするのかもしれません。

杏菜「しかも今回は十分手応えありの充実感…
私 当分勉強なんてしなくていいと思う
(りぼん2009年9月号・P.340の2コマ目)

 激 し く 危 険 な 香 り が す る な

 …まぁ気持ちは分かりますが(笑)

 ただでさえ調子に乗りやすい杏菜の性格を考えると
今までの反動が怖い…(((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

より一層勉強をしなくなってしまう恐れがあるかも。

 杏菜が勉強をしなくなったら、また誰かが刺激を与えてあげないと。

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年8月19日 (水)

【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その4

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その3
↑のつづき

○青葉、桜姫への愛は衰えず

※桜姫について青葉がどう考えているかについて
青葉「好きだよ」(りぼん2009年9月号・P.187の1コマ目)

 疾風(はやて)も言っているけど、この時の青葉の表情は
本当に格好いいな。第三者にははっきり自分の気持ちを明らかに
できるのに、肝心の桜姫には素直に本当のことを言えないなんて
もったいないです。まぁ第三者だからこそ、こうやって気軽に
「好きだよ」と言えるのであって、桜姫に言うとなるとやはり
高い壁が立ちはだかっているのかでしょう。

 まだ桜姫を好きという気持ちは変わっていなかったのですね。
藤紫が突然、桜姫を迎え入れると言い出した時に抗議とかを
一切しなかった青葉ですが、

青葉「だけど俺じゃだめなんだよ
(りぼん2009年9月号・P.187の5コマ目)

 桜姫が自分に対して好意を寄せているということも知っている
のに、どうして桜姫の相手として自分はふさわしくないと思って
しまったのだろう…幼いころから桜姫のためにいろいろ努力を
してきたのに、桜姫が手を伸ばせば届くところにいるのに
だめだと思うなんて。

○桜姫、青葉に抗議

桜姫「私が好きならなんで引き止めないのよ! どうして
あきらめちゃうのよ!! 会えなくなっちゃうんだよ!?

(りぼん2009年9月号・P.189の1-2コマ目)

 ここまで言うのであれば、「引き止めてくれ」とはっきり言うか
自分から藤紫に対して辞退を申し入れればいいのに…
だって桜姫だった青葉のことが好きなのに。

 青葉が琥珀(こはく)や疾風と話をしているのを立ち聞きしていたのか。
そういえば桜姫も自分の気持ちを最初に青葉に伝えたのは、自分が
夢の中にいると勘違いして、目の前の青葉に青葉が好きだと言ってしまった
というものでしたが、どうも桜姫と青葉は素直な形で好きという気持ちを
伝えることができませんね…

 両者とも変に意地っ張りのところがあるから、こういう風になって
しまうのでしょうが、これも2人なりの愛の形なのでしょう。

(つづく)

「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年8月18日 (火)

【アニマル横町原作】りぼん2009年9月号の感想

【アニマル横町(原作)感想】←今までの感想のまとめはこちら

 今回はアニ横10巻発売のスペシャル企画ということで
アニ横がテレビ番組風になってます。

○「アニヨコ直販ダイレクトショップ」

※テレビショッピング風
ケンタ「なんだか最近 おなかのたるみが気になるわぁ…
夏はうす着になると…どうにかしたい!

(りぼん2009年9月号・P.76の1-2コマ目)

 テレビショッピングなどでよくこうやってわざとらしくネタ振りを
しますが、一向になくならないところを見ると、結局こういう風に
視聴者の心の声を代弁したほうが、売り上げ向上につながるの
でしょうか?

イヨ「それならこれ!! RMCアニマル横町1~9
(りぼん2009年9月号・P.76の1-2コマ目)

強引すぎるっていうレベルじゃないな。

イヨ「おなかにのせて腹筋運動をすれば無理なく
おなか周りをきたえられます

(りぼん2009年9月号・P.76の5コマ目)

 別にアニ横の単行本でなくてもいいだろう(笑) …というか
RMCは軽いし、小さいから、腹筋運動に使うのは向いてないと思う。

イヨ「負荷は1冊~9冊まで9段階に調節可能!
(りぼん2009年9月号・P.76の5コマ目)

 物は言い様ですね。

 こじつけっていうレベルを超えてるだろう…いくらなんでもRMC1冊を
おなかにのせても腹筋運動の役には立たないだろうなぁ。軽すぎるから
動くたびに落ちそうになってしまい、運動にならないでしょう。

※利用者の声
イッサ「これなら外で使っていても
『漫画をよんでるだけ』と思われて恥ずかしくなく
こんなにきたえられました!

(りぼん2009年9月号・P.77の5コマ目)

          無 理 す ん な

 いやいや、運動をしていると思われるより、きついという人も
多いだろう(笑)

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2009年8月17日 (月)

【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その3

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その2
↑のつづき

○夢、消滅の道を選んだナナギを説得

夢「本当にナナギはこれでいいの!? モモちゃんと
こんな別れ方で…っ
」(りぼん2009年9月号・P99の1-2コマ目)

 たしかに億単位の年月を共に過ごしたモモとの別れがこんな
形というのはちょっとあっけなさ過ぎるようにも見えますが、人との
別れなんて案外こんなものでしょう。感動的な別れなんてなかなか
ないですよ。せいぜい学校を卒業する時くらいじゃない? 感動的な
別れなんて。

夢「私 何回も思ったよ? みんなといるの楽しいって
幸せってこういう感じだったなって

(りぼん2009年9月号・P100の1コマ目)

 夢はもともと父親が失踪してしまい、日々の食事にも
困るような生活をしていたからこそ、モモやナナギ、沙成(さなり)
との生活で味わえる仲間と過ごす楽しい日々がいかに貴重でとても
価値のあるものであるかということを知っているのでしょう。
もし夢が保護者がちゃんといて、特にお金の心配をする必要のない
生活をおくっていたら、同じ体験をしても、違うことを思ったかも
しれません。

夢「大魔王にそんな事思っちゃいけないのかもしれないけれど…
思っちゃったんだもん」(りぼん2009年9月号・P100の1コマ目)

 夢に幸せを与えてくれたのは地球人でなく、地球を
破壊することを考えている異星人のモモであった
というのは
皮肉としかいいようがありませんね。夢にしてみれば、自分に楽しい
ひとときを提供してくれたモモに対して悪い感情を持つの難しいのでしょう。

 モモに対して悪い感情を持たなくてはいけないということは
ないと思うから、別にこのままモモに対する感情を変える必要は
ないでしょう。

夢「本当にずっと憎しみしかなかった? ずっとモモちゃんが
嫌いだったの?
」(りぼん2009年9月号・P100の3コマ目)

 この説得の仕方は夢しか使えないですね。地球上に代表者の気持ちが
理解できる人は現役の代表者である夢しかいないですから。

 モモに対して憎しみしか持っていなかったとしたら、億単位の年月を
一緒に旅するなんていうことはなかったでしょう。どこかでモモの
殺害を計画したはずですから。

(つづく)

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2009年8月16日 (日)

【コミックマーケット76】3日目(最終日)、終了

 今回のコミケはコミケ開幕直前に東名高速道路の上り線の一部区間
が地震の影響で使えなくなるという思わぬ事件が起こり、西日本方面
から自動車でコミケに参加なさる予定だった人達はギリギリまでニュースに
振り回されることになってしまいました。まぁ地球とけんかをしても絶対に
勝てないですから、こればかりは仕方がないのですが、タイミングは
最悪でした。

 今回のコミケの印象はやはり東方が目立っていたということでしょうか?
2日目の東に配置された東方以外のジャンルのサークルは大変
だっただろうな…なにしろ東方にたくさんの一般参加者が集まるので
東に入場するのも一苦労という状態になってましたから。

 昨日の2日目のコミケ会場は東西の移動が大変でしたが
今日は極端に渋滞した時間帯は無かったようです。

 ドラクエ9のすれ違い通信をやっている人は三日間を
通じてかなり多かったですね。普段なかなかすれ違う相手を
探すのに苦労している方にとっては大チャンスだったのでは
ないでしょうか? すれ違い通信を開始すればすぐにすれ違う人が
見つかりましたから。

 天候には恵まれた3日間でしたね。外で待機することが多いイベント
ですし、本は湿気に弱いですから、雨は天敵です。なので雨は降らないに
限ります。

 開場前の待機列で日傘を差している人が多かったのはとても残念でした。
あれだけ周りにたくさんの人がいる状況で、日傘を使ったら他の人に
日傘の先が当たってしまうおそれがあるということにどうして気づかないのだろう…

 3日間みなさまお疲れ様でした~ また次回のコミケも楽しみましょう☆

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2009年8月15日 (土)

【コミックマーケット76】2日目、終了

 コミックマーケット76は今日2日目でしたが、館内が大変混雑して
いました。もともと他のイベントでは考えられない程、コミケ参加者は
多いのですが、こんなに混雑しているコミケを体験したのは初めてです。

 人気ジャンルの東方関係のサークルの多くが配置される日だという
ことは当然前々から分かっていましたが、こんなに館内が混むとは
予想すらしていませんでした。

 私は西ホールに最初行って、そのあと東ホールに行く計画だったの
ですが、西ホールから東ホールに移動する為にかかった時間はなんと
2時間…コミケ時の貴重な時間の多くを通路で過ごす羽目になってしまうとは。

 まぁこればっかりは誰を責めることもできないので、仕方がない
ですが、なんだか複雑な気分になりました。

 ドラクエ9のすれ違い通信をやるために今回はDSiを持っていきました。
さすがにこの手のネタが大好きな人達が集まるお祭りなので
すれ違う相手に苦労することはありませんでしたが(笑)

 初日、2日目と天候に恵まれたので、ぜひ明日も雨が有明に
降らないよう祈ります。

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2009年8月14日 (金)

【コミックマーケット76】1日目、終了

【コミックマーケット76】1日目、終了
 コミックマーケット76の1日目が終わりましたが、雨が降らないで
本当によかったです。本にとって湿気は大敵ですし、何より外で
待っている時に奪われる体力も半端ないですし。

 日差しも午後になるまではあまり強くなかったので、比較的
過ごしやすいコミケ初日だったのではないでしょうか。

 今日私は行きにゆりかもめを使ったのですが、私が乗った午前8時台は
台場駅を過ぎるまでは体を動かすのがきついほど混んでました。
やはりお台場合衆国と等身大ガンダムの影響を受けたようです。

 東名高速道路上り線の一部の開通は結局コミケ開幕に間に合いません
でしたが、影響を受けた参加者が一人でも少ないといいのですが…

 今回もコミケ恒例の飲料が発売されましたが、毎回東京ビッグサイト内の
自販機がコミケ仕様になっているのを見るとコミケ会場に来たんだと
実感させられます。1本200円とちょっと割高なのですが、ネタで
買う分にはいいのではないでしょうか(笑)

 今日ご参加のみなさまお疲れ様でしたー 明日以降参加される方の
ご健闘をお祈りいたします。

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2009年8月13日 (木)

コミックマーケット76、いよいよ明日開幕

 今頃、準備に大忙しという方も結構いらっしゃることと思います。
忘れ物がないように十分お気をつけください。コピー本の原稿が
まだ完成しておらず、必死に頑張っているという方、最後まで
あきらめないでください(笑)

 今回のコミケは東名高速道路の上りの一部区間が地震の影響で
不通となってますが、この影響で上京計画が狂ってしまったという方も
多いのではないでしょうか。夜行バスは軒並み遅れが出ているようですね。
一般参加の人は自分の都合に合わせて会場に着けばよいのですが
サークル参加の人は9時までにビッグサイトに着かなくてはいけないから
今から気が気ではありません。

 昨年夏のコミックマーケット74も首都高で開幕前に火災事故が起こり
通行止め区間が出てしまいましたがなんでこのタイミングで?と
八つ当たりしたくなります。

 心配された天気ですが、どうやら比較的好天に恵まれるようで
何よりです。せっかくのお祭りなのですから、やはり天気が良い
ほうが気分がいいですよね。買った本などが濡れる心配を
しなくてもいいですし。

 たくさんの分野からサークルがやってきて、一堂に会する
貴重な機会です。どうかコミケに参加されるみなさまは、存分に
お祭りを楽しんでください。

 明日から3日間、コミケに参加するすべての人が楽しい時間を
過ごせますように☆

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2009年8月12日 (水)

【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その3

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その2
↑のつづき

○疾風(はやて)と青葉はマブダチだった

 青葉、疾風、琥珀(こはく)の3人は幼なじみだったのか。
一体どんな風に遊んでいたのか非常に興味があります。増刊号
あたりに番外編で幼い時の3人を描いた話が載ったら面白そう
ですが。

 マブダチの割には青葉と疾風が仲良くしているシーンはこれまで
全く登場していませんね。蛙(かえる)の姿の疾風と青葉はこれまで
何度も会う機会があったはずなのに。

※疾風に対して
青葉「人のことさけまくりやがって!! もう忘れる!!
おまえなんか忘れてやる!!

(りぼん2009年9月号・P.185の2コマ目)

 なにもそこまで怒らなくても(笑) まぁ青葉にしてみれば
マブダチの疾風がまともに相手をしてくれないから、すねちゃった
のでしょうが。

 怒るほど疾風と会いたいのなら、力ずくでも捕まえてお話すれば
よかったのに。

疾風「だって蛙の姿じゃ かっこつかねーだろ!?
(りぼん2009年9月号・P.185の2コマ目)

 蛙の姿になってしまったこと自体は知られているのですから
今さら格好をつけても仕方がないように見えるのですが、疾風に
してみればやはり蛙の姿ははずかしいのでしょう。

青葉「琥珀には平気で見せてるくせにっ
(りぼん2009年9月号・P.185の3コマ目)

 結構青葉は粘着質だな。こんな風に怒るなんて、なんだか
かわいいですね。それなりの地位を与えられたとはいえ
まだまだ成長過程なのでしょう。

○琥珀、蛙の姿の疾風は別物らしい

※琥珀が蛙の姿の疾風を胸の間に入れてくれることについて
疾風「…たまに胸の間に入れて運んでくれるんだ
(りぼん2009年9月号・P.185の4コマ目)

 これはどう考えてもドジとかいうレベルを
超えてるだろう。


 自分の目の前にいる蛙が誰であるかを百も承知で、胸に入れている
はずなのですから。

 青葉にこの話をしているところを琥珀が立ち聞きして琥珀が
怒っていますが、これってもしかしてこの話を青葉にしたことに
対して怒っているのかな? いくらなんでも蛙が疾風であると
いうことを忘れて胸に入れたとは考えにくいですから、自分の意思で
蛙の姿の疾風を胸の間に入れたはずです。だから自分がうっかりしていた
ことに気づき怒ったということはないでしょう。

 せっかく好意で胸の間に入れてあげたのにえっちなことを考えていて
いることが分かりすねちゃった可能性もありますが。

 しかし蛙の姿になって得をすることもあるのですね。

(つづく)

「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年8月11日 (火)

【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その2

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その1
↑のつづき

○ナナギの身の危険をモモが知らせる

 ナナギの身に危険が迫っていることを察知したモモが
夢に知らせにきました。自分の命を狙った奴のことを
心配するとは、モモはナナギのことを憎んでいるという
訳でもなさそうです。

 …というかナナギが今の生活を強いられている原因を作って
しまったという負い目のようなものがモモの心の中にあるのかな?
そうでもなかったら瀕死の重傷を負わせたナナギを許すはずも
ないですし。

 そもそもナナギが自分に対して刃を向けている時に
モモは抵抗するどころか逃げなかったくらいですから
負い目はやはりあるのかも。

○ナナギ、ピコに対して自らを消すよう依頼

ナナギ「面と向かってあそこまで背いたんだ…かと言って他に
行く場所もない もういい…もう疲れた

(りぼん2009年9月号・P.94の2コマ目)

 ただ単に裏切ったという生易しいものではなく、殺害しようと
したのですから、どう考えてもモモのところには帰れないでしょう。
帰りたいと思ったとしてもも、ナナギの意思だけでは帰ることは
不可能です。

 「もう疲れた」は本音だろうな…もともと自分の生まれ育った
星で一生を終えるはずが、運命のいたずらで、モモの旅に
永遠とも思える時を越えて付き合う羽目になったのですから。
自分の運命狂わせた相手との生活は苦悩の連続だったことでしょう。

 わざわざピコに自分を消すよう依頼するっていうことは
自殺ってできないようになってるのかな? どう考えてもナナギは
本来の寿命をはるかに超える期間生きているのですから、モモから
なんらかの力を与えられたはずです。なので、死ぬことすら自分の意思
では決められないようになってるのか?

ナナギ「消してくれ」(りぼん2009年9月号・P.95の1コマ目)
ピコ「…ふん」(りぼん2009年9月号・P.95の3コマ目)

 このやり取りの時のピコの表情、何かに失望したのかは分かりませんが
妙に醒めた表情ですね。

 ただ単にモモを殺すことをあきらめたことに対する失望を表して
いるように見えますが、ピコはナナギが自分と一緒に旅をする道を
選んで欲しかったということはないのかな? で、ナナギが自分という
存在がいるのにもかかわらず「行く場所もない」と言ったから失望したと。

 …これはさすがに考えすぎか。

○夢、ナナギが消えるのを阻止

夢「もうやめてピコ!!
(りぼん2009年9月号・P.97の5コマ目)

 しかし夢の靴攻撃はすごいな。星を破壊する力を持つ相手を
二度も靴投げで仕留めているのですから。命知らずの性格を持っているようにも
見えますが、実際はとっさの行動で、特に考えて靴を投げているわけでは
ないのでしょう。

 しかしピコはかわいそうだろう(笑)
ナナギに頼まれて体を消そうとしただけなのに
夢の靴に撃墜されたのですから。

(つづく)

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2009年8月10日 (月)

【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その1

【「赤ずきんチャチャ(原作)」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

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原作21話チャチャの魔法まとめ
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・とりもちを出そうとした → とりもちが出た

・さらに大きなとりもちを出そうとした → 大きなとりもちが
出たが、大きすぎてチャチャ自身もとりもちの影響で動けなく
なってしまった

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原作20話、お話の流れ
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・突然、2年生になるための進級試験があると告げられて動揺
するバナナ組の生徒たちであったが、落ち着いてやればリーヤでも
合格すると言われてみんなほっとする

進級試験のルールはかくれんぼでラスカル先生見つけることが
できたら問題を与えられる方式。20を数えたら生徒たちはラスカル先生を
探しにいく


・進級試験は他のクラスも同時に行う。チャチャ達が教室を出た時
すでにラスカル先生のことを探し始めていた

・リーヤがおおかみリーヤに変身して、においでラスカル先生の
居場所をつきとめる。ラスカル先生は「愛と勇気と希望の像」に
変装していた

・進級試験の問題が出される、問題は「太郎くんは10円のガムと
20円のチョコを買いました いくら払えばいい?」
など簡単なもの
ばかりだったがしいねちゃんだけは難しい問題が出題され
相手によって問題を変えていることが分かる

(しいねちゃんに出された問題)
「月が太陽と地球の間に割り込んできて 太陽光線をさえぎる現象を
何という!?」
→ しいねちゃんは
日食と答えて正解

(チャチャに出された問題)
「おひさまは東と西どっちから昇る?」 → チャチャは
西と答えて
不正解

(リーヤに出された問題)
※3つの選択肢の中から一つを選ぶ形式で出題された。選択肢は絵で
示されている
「ヒヨコのお母さんは誰だ?」 → リーヤはたまごと答えて不正解


・試験に落ちた子たちは追試となった。今度はバラバラマン先生を
探して問題をもらうことになる

・またリーヤはおおかみリーヤに変身。土の中に隠れていた
バラバラマン先生を発見する

・追試が始まるが、またしても落ちた子が出た

・ラスカル先生はまやちょん先生に対して追試をやるよう
促すが、まやちょん先生は追試を実施する条件として
ラスカル先生に対して封筒をなげて渡し、それを受け取るように言う。
中に場所と日時が書かれていると言われたのでラスカル先生は
果たし状をもらったと思い込む

・追試対象者のチャチャ、リーヤ、お鈴ちゃん、マリンちゃんに
対して徹底的に問題を渡さないようにするまやちょん先生
飛び掛ってくる生徒達に対して容赦のない攻撃を加える

・魔法でとりもちを出してまやちょん先生を捕まえようとする
チャチャ、最初は普通のとりもちで戦ったので苦戦をするが
巨大なとりもちを出したらまやちちょんの動きを封じ込めることが
できた

・しかしチャチャ自身もとりもちの影響で動けなくなってしまった。
チャチャを助けようとした他の生徒達も動けなくなりこの作戦は
失敗

・マリンちゃんはバラバラマン先生を「トゲ男回転コマ」に
してまやちょん先生に特攻させる。バラバラマン先生の
トゲがまやちょん先生の足に刺さり、追試対象者は全員
問題をとることができた

・しかし追試にリーヤだけが落ちてしまう

・結局、リーヤの追試は徹夜となった

・まやちょん先生が指定した場所に向かうラスカル先生
徹夜の追試の影響で決闘にラスカル先生が苦戦するのでは
ないかと考えたチャチャ達もまやちょん先生が指定した場所に
向かう

・おめかしをしたまやちょん先生が登場。まやちょん先生は
決闘ではなくデートを申し込んだらしい。チャチャ達の姿を
見たまやちょん先生は涙目でその場を走り去る
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(つづく)

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2009年8月 9日 (日)

【スターダスト★ウインク】star.8(りぼん2009年9月号)感想 その2

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【スターダスト★ウインク】star.8(りぼん2009年9月号)感想 その1
↑のつづき

○真白、杏菜の初恋ネタを引っ張る

 ようやく杏菜も自分の真白に対するこれまでの認識が誤っていたと
気づき始めたようです。杏菜は真白をあまりにも美化していて、あげくの
果てには初恋の相手だと思い込んでいたのですが、5日間真白が
杏菜の家庭教師を勤めたおかげで、杏菜は本当の姿を認識しつつ
あるようです。真白に対する認識を颯(そう)と共有できる日も近そうですね。

 杏菜は真白が日向が好きだという前提で話をし続けていて
日向がいる目の前でも遠慮なくちょっかいを出していますが
さすがにこれは杏菜がむかつくのも理解できます。

 だって別に杏菜は日向のことをこの時点で明確に好きだと
自覚してはいないのに、しつこく好きなんたろうといわれて
からかわれれば誰だって頭にくるでしょう。思わせぶりな
真白の目つきはホントに見ているだけのこっちもイライラします(笑)

杏菜「私が忘れてただけで 私の初恋は日向だったのかも
しれない でも それは昔の話で今とは違うよ

(りぼん2009年9月号・P.335の2コマ目)

 どう考えても杏菜が言っていることが正しいだろう。過去に
いくら好きだったからといって、その好きという気持ちがずっと
続いているとは限りませんし。

 まして杏菜は初恋の相手を誤るほど日向を恋愛の相手と認識して
いないのですから、このネタで引っ張られたら良い気分のわけないです。

真白「素直じゃないなぁ杏菜はぁ
(りぼん2009年9月号・P.335の3コマ目)

 この思い込みで突っ走る性格は杏菜と通じるものがあるな。
杏菜にしてみれば真白に何と言われようが、この時点で
日向を好きと認識していない以上、答えようがないでしょう。

 もっとも、真白はなんらかの理由で杏菜が現在も日向の
ことを好きだと確信しているから、こうも自信たっぷりに
いろいろちょっかいを出してくるのでしょうが。

真白「人が親切に言ってやってんのに その言い方
もういいよっ
」(りぼん2009年9月号・P.336の1コマ目)

 どう考えても遊んでいるだけです。
どうもありがとうございました。

真白「そんなんで 誰かにとられて泣いても知らないから
(りぼん2009年9月号・P.336の2コマ目)

 杏菜は日向が他の子とつきあうことになったらどうなるとか
いう風に考えたこと自体がないと思う。何しろ高校が別になるかも
しれないということすら考えていなかったくらいですから。

 一緒にいる時間が長すぎたので、今の生活が劇的に変わった時の
ことなどピンとこないのでしょう。

(つづく)

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年8月 8日 (土)

【姫ちゃんのリボンカラフル】2009年10月号から連載開始

【「姫ちゃんのリボンカラフル」の感想】←連載開始後、ここにまとめて収録されます

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※2009年9月4日追記
姫ちゃんのリボンカラフルについて、水沢めぐみさんの原作
との相違点やカラフルのお話の流れなど、まとめを書いてみました
よろしかったらご覧ください

【姫ちゃんのリボンカラフル(まとめ)】はこちら
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 今月のりぼん(2009年9月号)を買って一番驚いたのが
「姫ちゃんのリボンカラフル」の連載が来月から始まるとの
発表でした。

 姫ちゃんのリボンといえば90年代のりぼんを代表する作品で
アニメ化もされたことから多くの人に知られている作品ですが
まさか「姫ちゃんのリボン」が21世紀に入ってリメイクされ、再び
連載されるとは予想すらしていませんでした。

 リメイクとなるといろいろ難しいところもありますよね
原作のイメージから大きくかけ離れたら原作破壊と言われるし
原作に忠実に描いたらただ単に書き直しただけだと言われる…

 まぁもっとも今のりぼんっ子の立場からすれば全くの新作で
あるのですから、十分に楽しめるでしょうね。前作にとらわれずに
斬新なストーリーの作品に仕上がることを期待しています。

 絵を見る限りでは、現代風の絵柄の姫ちゃんですね。大地や
エリカ、そしてポコ太が登場するかどうか注目されます。
呪文の「パラレルパラレル」はひきつづき使われるようですね。

 せっかく新しいお話を作るのですから、現代ならではの
アイテムもたくさん登場させて欲しいなぁ~ 携帯電話で
お話をしたりメールのやり取りをする姫ちゃんの姿を
見ることはできるのだろうか?

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2009年8月 7日 (金)

【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その2

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その1
↑のつづき

○桜姫、出発

 出発に先立って桜姫は白夜(びゃくや)から自分の命字を
返してもらえました。そういえば今は亡き淡海(おうみ)に
だまされて命字を青葉に奪われたまま、自分の手元になかった
んですよね。すっかり忘れてました。桜姫の反応を見ると
本人も命字を一日も早く取り戻そうとか考えていた感じでは
全くありませんね。

 もう青葉にとって桜姫の命字を持つことに何の意味も
ないですから、桜姫の手に戻る展開は当然でしょう。

朝霧「青葉様…最後に一目ご挨拶したかったです
(りぼん2009年9月号・P.181の4コマ目)

 結局青葉は桜姫とお別れの挨拶をすることはなかったのか。
お互いの気持ちを知った後だけに、別れるのは言葉で表す
ことなど出来ないくらいつらいでしょうから、挨拶もお見送りも
しないというのもある意味仕方のにないことなのかも。

桜姫「着物もお道具もいらないのもう…淡海の命字と朝霧だけ
持てば… もういいの
」(りぼん2009年9月号・P.182の2-3コマ目)

 白夜…(´・ω・)カワイソス

 お道具はともかく着物は持っていけよ。着替えとかどうするんだ???
結局現地調達をするのであればお金の無駄ですし。まさか青葉の
ことを思い出したくない、いままでの生活を全部捨てたいと考えている
から、あえて私物はほとんど置いていくと決めたのか?

 てっきりスルーするかと思ったらちゃんと白夜は自分の名前が
出てこなかったことに対して反応してますね(笑)

 別に桜姫は白夜の存在を軽く考えているというわけではなく
白夜は行動を共にすることが前提になっているから、あえて
言う必要などになかったのでしょうが。

 しかし、桜姫がこんなことを言うようになってしまったのは
やはり青葉との別れが効いているんだろうな…一番自分の側にいて
欲しい青葉と別れるのですから、もう他の物に魅力を感じることなど
ないのでしょうね。
 
 桜姫はここまで落ち込むのであれば、素直に青葉と暮らしたいと
言えばいいのに。二人ともいじっぱりだと、こういう時にどんどん
悪い方向に進んでいってしまいますね。

 でもこのお話の後半で桜姫は自分の運命を大きく変える行動に
出ることになります…

(つづく)


「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年8月 6日 (木)

【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その1

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○あれ? 破滅してないじゃん

 ナナギの過去について沙成(さなり)から聞かされた夢ですが
根本的な疑問が沸いてきたようです。

夢「…破滅…してなくないですか…!? それ!!
(りぼん2009年9月号・P.90の1-2コマ目)

 夢は覚悟を決めて沙成の話を聞くことを決断したのですが
まさか破壊されなかったっていうオチを聞く羽目になるとは
思わなかっただろうな(笑)

 沙成の話によると何代もかけてゆっくり破滅していったようですが
モモが直接手を下したという訳ではなく、ただ単に自滅しただけの
ようです。

 「まともにポイントを集めて救われた星なんてこれまで1つもない」と
ピコから聞かされていた夢だったので、ちょっと不思議な気分に
なってしまったようですが、よくよく考えると、「破壊を免れた星なんて
ひとつもない」とはピコは言っていないんですよね。

 「まとも」でない手段を用いた場合は救われた過去があったのか。
代表者が大魔王と同行することを条件に最後のポイントが与えられた
のですから、たしかに「まとも」ではないな…

 ただ夢が過去に救われた星なんて1つもないと勘違いしたとしても
仕方がないでしょう。普通あのピコの言葉を聞いたら破壊を免れた星は
1つもないと思うでしょうし。

○ナナギはモモのことをうらんでいるの?

沙成「さあ? 私にはあきらめとやさぐれの境地に見えましたけど
どーでもい~みたいな?
」(りぼん2009年9月号・P.92の1コマ目)

 ナナギの本当の気持ちはこのお話の後半に出てくるのですが
状況だけを見ればナナギが投げやりになってしまうのも当然
でしょう。だって、周りから追い立てられるように星を
追われて、モモと同行する以外の選択肢が事実上なくなってしまった
のですから。

○過去にモモに本気で笑いかけたのは夢を含めて2人

 一人ははナナギでもう一人が夢か。まぁ普通自分が住んでいる星を
破壊しにきたとか言ってる奴に対して本気で笑いかける人なんて
まずいないですよね。恐怖におののくか、ご機嫌を損ねることを恐れて
作り笑いをしたりする人がほとんどでしょうし。

 夢のこのモモに対する警戒心のなさはどこから来るのだろう?
ただ単に見た目や性格、話し方が警戒心を抱かせないからという
理由だけではないような気がして仕方がありません。だって
いくら見た目が幼い子供だったとしても、自分の星を破壊しにきた
大魔王に対してここまで警戒心を持たないなんて通常考えられない
ですし。

(つづく)

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2009年8月 5日 (水)

【スターダスト★ウインク】star.8(りぼん2009年9月号)感想 その1

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら


○真白(ましろ)の家庭教師、終了

 大型連休の大半を勉強をして過ごす羽目になった杏菜(あんな)でしたが
真白と一緒にいることができたので、よかったのではないでしょうか?
結果として勉強も進んだようですし。もし一人で勉強をしろと
言われたとしてもたぶんここまで能率は上がらなかったでしょう。

 他の家庭教師が来たとしても、真白を相手にした時のような集中力を
見せることはなかったことでしょうね。杏菜が真面目に勉強を
したのは真白に自分の良いところを見せたいと頑張ったからという面が
大きいですから。

 真白はわざわざ無償で杏菜の家庭教師を引き受けましたが、特に
腹黒い一面を見せることはなかったどころか、杏菜の初恋の相手を
教えてあげたりするなど、杏菜が抱えていた問題の一部を解決するに
至ったのですから、なんだかんだいっても真白は良いことをしましたね。
最初出てきた時はどんだけ真白は杏菜たちを混乱させるんだ?と
思いましたが、実際にはその逆でした。

 ただ、真白に対して憎悪をむき出しにする人が一人…

○紅、大いに不満

 真白、杏菜、颯(そう)、日向(ひなた)の4人で遊園地に行ったので
一人だけ仲間はずれにされた紅、口汚く兄を罵(ののし)っています。

紅「紅を仲間はずれにした罪は重いんだから!!
一生忘れないから!! 先祖の代まで祟(たた)って
やるんだから!!

(りぼん2009年9月号・P333の1コマ目)

 「先祖の代まで」って自爆テロする気かよ(笑)
どんだけ恨んでいるんだ。

 …ただ単に意味が分かっていなくて、とりあえ知っている罵倒用語を
使っているだけなのでしょうが、こんなのに付きまとわれている
颯も大変だな。紅がいたらまともな話もできなかったでしょうから
紅を連れていなかった真白の判断は正しかったでしょう。

 紅もそんなに颯と遊園地に行きたいのであれば、堂々と2人きりで
行きたいと颯に頼めばいいのに。もっとも颯はみんなで行くのであれば
応じるけど、紅と二人だけで行くのであれば簡単には応じないかも
しれませんね。大変な思いをするのは目に見えてますし。

 小6ですでにこんな感じだから、中学生になったら杏菜みたいに
よく考えないで突っ走るような子にならないといいのですが
「類は友を呼ぶ」とも言うからな…

(つづく)

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年8月 4日 (火)

【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その1

【「勝利の悪魔」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

 来月号のふろくの予告が載ってます。勝利の悪魔は「コミックメモ」
なのですね。りぼんマスコットコミックス風のデザインですが
作者の名前が書かれているところに「田中森光(たなかもりあきら)」
の名前が…

      ま さ か 壮 大 な ネ タ バ レ
        じ ゃ な い よ ね ???

 まぁさすがに光が田中森家に婿養子(むこようし)として入るとも
思えないので、この名前自体に特に意味はなく、ただ単に朝実と光が表紙に
書かれているからだけなのでしょうが。

○仲良く作業をしている朝実と光

※光が作っていたもの
光「文化祭の企画案!」(りぼん2009年9月号・P.242の3コマ目)

 光の男装はダメなのか…まぁ光も言っていますが、光が男装する
だけだったら光以外の人は裏方以外の仕事がなくなってしまうから
全員参加の趣旨からいってまずいですね。

 そもそも光が男装するだけの出しものって意味不明だろう(笑)

 光が出したのは「同窓会屋」というものです。これだけ見ると
何をしたいのか良く分からないのですが…

光「10年後のなりたい自分たちの格好をしてなりきって
みんなでたこやきつつくんだ☆

(りぼん2009年9月号・P.244の2コマ目)

 基本はたこ焼き屋なのか。文化祭の定番ともいえる出し物ですが
名前の通り、社会に出てそれぞれの道に進んだクラスのみんなが
10年ぶりに集まったみたいな感じでいいですね。

 もともとみんなは普段からコスプレをしているようなものですから
この企画は結構やりやすいでしょう。みんなもすっかりその気に
なってますが、光は人の心を掴(つか)むのが上手いな。

※朝実が作っていたもの
朝実「田中森塾 個人プログラムです 学習内容
ひとりひとりに合わせて作った 田中森特製強化テキスト!」
(りぼん2009年9月号・P.244の4コマ目)

      ま だ あ き ら め て
      な か っ た の か よ

 それぞれの実力にあわせてテキストを作ったそうですが、一人で
勉強をしているように見えて、ちゃんとクラスのみんなの学習到達度を
把握していたとは。このクラスって生徒によって学力に差が出ているのか?
そもそも勉強をほとんどしていないのですから、みんな大して変わらない
としか思えませんが。

 塾ではまともな収入が得られる見込みはないのですが、こんなに
分厚いテキストを作るほど、熱心に取り組むとは、朝実はただ単に
お金目的のためだけにテキストを作ったとは思えないな。

 だっていくら塾で稼いだとしても生活費の足しにすらならない
でしょうし。テキストを作る暇があるのであれば、自分自身の
勉強の時間に当てたほうが有意義なはずです。

 もしかしたら無意識のうちにクラスのみんなに勉強の楽しさを
分かってもらいたいのかも…

(つづく)

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2009年8月 3日 (月)

【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その1

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○死ぬ直前に見つけたとは…

朝霧「淡海(おうみ)様…淡海様は見つけたのですね?
『生まれてきた意味』を
」(りぼん2009年9月号・P.176の1-3コマ目)

 こんな皮肉なことがあるだろうか…死ぬ直前に初めて自分の生まれて
きた意味を見つけるなんて。
桜姫信じて命を託すことが自分の運命だと
思って死んでいった淡海…もっとも、あの状況ではそう信じる以外に
選択肢はなかったのかもしれませんが。

 ところで桜姫自身は自分の生まれてきた意味を見つけることは
できるのかな? 現在は周りのみんなを妖古の手から守りたいとの
使命感に駆られてますが、自分の生まれてきた意味自体を見つけたとは
思えません。

 まぁ「生まれてきた意味は?」と聞かれて答えられる人などそう多くは
いないでしょうから、桜姫もあせらずじっくり自分の戦いを続けて
いけばいいでしょう。そうすればおのずと答えは見つかるはずです。

○藤紫、先に帰ると告げる

※帰り際に桜姫に対して
藤紫「そんな顔をするな ちゃんと毎日愛しに行く
(りぼん2009年9月号・P.178の5コマ目)

 こんなことを真顔で言われたらさすがに心が揺れるだろう(笑)

 …ただ桜姫は青葉に対する気持ちの整理がついたのか? 今のまま
藤紫のところに行っても何の解決にもならないのにと思ったら
このお話の後半部分でちゃんと答えを出してますね。

○妖古になったのに理性を失わなかったことに疑問

 中納言が妖古になったのに理性を失っていなかったことに
ついて疑問を抱いている白夜(びゃくや)、いろいろと推理している
ようですが…

白夜「『月泉水』を…まさか…な 月への道は閉ざされている
あの水が手に入る術(すべ)はない

(りぼん2009年9月号・P.180の1-3コマ目)

 まんがでこの手のセリフが出てくるときは
大抵の場合、その「まさか」が起こっている件に
ついてだが…

 白夜がすべてのことを知っているとも思えないので、なんらかの
方法で月泉水を槐(えんじゅ)が手に入れた可能性が高いでしょう。

 月泉水の効能などはお話が進むにつれて明らかにされるので
しょうね。

(つづく)

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2009年8月 2日 (日)

【アニマル横町原作】番外編イッサニッキ(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル) 感想

【アニマル横町(原作)感想】←今までの感想のまとめはこちら

 このお話はイッサの日記を読む形で進行していますが、イッサって
日記つけてるのか。たしかにキャラのイメージと合ってますね
イッサの周りは毎日刺激的な出来事が多いから、日記のネタ探しには
困らないのではないでしょうか? BLOGとかやったら面白そうですが
不特定多数の人に知られたらいろんな意味で都合が悪いことばかり
だから無理か(笑)

○5月6日はケンタの誕生日

イヨ「イヨケーキ作ったの!!」
(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.446の2コマ目)

 いつもケンタにいたずらばかりやっているイヨが、こうやって
普通のことをやると逆にサプライズになってしまいますね。

 しかしただ単にプレゼントを買ってくるのではなく、ケーキを
作るとはイヨも粋(いき)なことをしますね。

イヨ「そうねっ『自分の誕生日はネタ的にスルー』って思っている
だろうからねっ」
(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.446の5コマ目)

 ケンタのキャラ設定だとそうだろうな…お祝いとかうれしいことと
無縁の日々を過ごしていますし。まぁこうやって友達に囲まれて
暮らすことができるのが実は何より幸せなことなのですが、おそらく
当たり前すぎてこの状況がありがたいとはそんなに思っていないでしょう。

○イヨのプレゼントを警戒するケンタ

ケンタ「どーせ ろくなもんじゃ ねーんだろ!
(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.448の1コマ目)

 日ごろの行いが…・゚・(ノД`)・゚・

 ケンタがこれまでイヨから受けた仕打ちを考えると、この反応は
仕方がないでしょう。イヨにしてみればせっかく作ったのに
門前払いはさすがにきついでしょうね。

ケンタ「だいたい なんでいきなり…プレゼント
もらう理由がねーだろっ

(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.448の3コマ目)

 自分の誕生日を忘れているのか…誕生日だと気づいていないので
あれば、なおさらイヨからプレゼントが来たら警戒しますよね。
…というか警戒しないほうがおかしいかも(笑)

○ケンタ、イヨに謝る

 イッサに今日が自分の誕生日であることと、イヨのプレゼントの
中身を知らされたケンタはイヨのところに謝りにいってます。
意地っ張り同士の2人が顔を合わせた割には普通に丸く収まって
ますね。まぁイヨも自分の日ごろの行いを考えるとケンタに対して
あまり強く出られませんし。

 ただ、腹いせにケーキに落書きをしたのはイヨらしいですが。

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2009年8月 1日 (土)

【ぷちパレード!!】春祭り!!(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル)感想 その2

【「ぷちパレード!!」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【ぷちパレード!!】春祭り!!(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル)感想 その1
↑のつづき

○滝川の調べていたのは過去に出会った妖精の情報?

日和(ひより)「もしかして タッキーが調べてたのって
その妖精さんのことかな?

(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.266の3コマ目)

 滝川はいつもの熱心に調べ物をしていましたが、確かに
ただ単に妖精図鑑完成のための情報を集めているだけとも
思えませんよね。滝川の人生を大きく変えてしまうほどの
出会いであったことは間違いないですから、その妖精にもう一度
会ってみたいと考えてもおかしくはないです。

小雪「そうね…もう一度会いたいんじゃない?
(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.266の3コマ目)

 小雪が深く考えずに思わず言った一言が、日和にある重大な
決意をさせることになります。言った直後、小雪は「しまった」と
後悔していますが、時既に遅し…まぁいつも緊張してしゃべる訳にも
いかないから、小雪は悪くないでしょう。

日和「よーし 妖精さんに会いに行こう
(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.267の1コマ目)

 こうやって即断即決ができる性格ってうらやましいな。
妖精に会いに行くと言ってもそう簡単に出会えるはずも
ありません。もし日和が会いに行こうと思って、簡単に会える
ようなところにいるのであれば、とっくの昔に滝川自身が
会いに行っているはずですし。

 ただ単におもいつきで言っているように見える日和ですが
ちゃんとこの自信たっぷりの表情には理由があったようです。

○「ぷち願い」を使って過去へタイムスリップ

日和「ぶっくん お願い その妖精さんに会わせて!!
(平成21年春の大増刊号りぼんスペシャル・P.268の3コマ目)

 過去へ旅行をするのが「ぷち願い」扱い
なのかよ(笑)


 タイムスリップなんて、どう考えても図鑑が全部完成した時に
願いがかなうレベルの高難易度だろう…

 随分ぶっくんも気前がいいな。しかしとっさに「ぷち願い」の
活用を思いつく日和ってとても柔軟な発想ができる子なのですね。
貴重な「ぷち願い」枠を簡単に滝川のために使うのは日和ならでは
かも。願いがかなうのであれば自分のために使おうと考える子が
大半ではないでしょうか?

(つづく)

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