【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その3
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【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その2
↑のつづき
○桜姫、返事を書くことを決意
返事を書かなければ青葉と会えなくなることになり、追い込まれた
桜姫はようやく返事を書くことを決めます。こんなことになるのであれば
もっと早く返事を書けばいいのにとも思えますが、多くの人は桜姫の
行動に共感を覚えるのではないでしょうか。夏休みの宿題をギリギリまで
やらなかった体験をした人もきっと多いはずです。
桜姫「琥珀(こはく)! 朝霧(あさぎり)! かみかみっ紙ちょーだいっ」
(りぼん2009年10月号・P.284の1コマ目)
紙すら用意していなかったのか。これは青葉が今回のような行動
に出なかったら返事を書く気にはならなかっただろうな。
…ってこのページの2コマ目で朝霧が倒れてますが、紙を届ける
途中に転んだのか???
青葉に会いたい一心で膨大な数の手紙の返事を書くことになりました。
青葉に対して手紙の返事を書くまで会わないという条件を撤回するように
迫らないのはえらいですね。
○藤紫、謎の人物と面会
この人誰??? 姿や顔が描かれていませんが、隠れてこそこそ
会っているという訳ではないので、藤紫の周囲の人が面会をしていても
怪しいと思わない人物と会っているんですよね。順当に考えれば白夜
(びゃくや)ですがもし白夜だとしたらわざわざこうやって隠す必要は
あるのかなあ。
※謎の人物が桜姫が青葉と仲良くなった件について
謎の人物「月にもたやすく帰れぬのなら 保身に走るは賢明だ」
(りぼん2009年10月号・P.285の2コマ目)
いや、別に桜姫は自分の保身のために青葉と仲良くしようと思った
わけではないのですが…まぁでも権力者とくっつこうと思う人を
他人から見ればいろんなことを言われるのは仕方がないですね。
謎の人物「何のために時間をかけて姫の心を王良に向かせたと
思うのか」(りぼん2009年10月号・P.286の1コマ目)
この人物は桜姫が青葉を好きになったのは自分がわざとそういう
気持ちになるよう仕組んだと主張しています。青葉と桜姫は
幼少期から互いに想いを寄せていたのですが、ただ単に引き合わせた
だけで好きになるということはないと思うので、この人物の
おかげでくっついたというのはちょっと無理がないか???
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