【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その1
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○一気にラブラブになった桜姫と青葉
これまで大好きな青葉に憎まれたり殺されかかったりして
とてもラブラブどころの騒ぎでなかった桜姫ですが、桜姫が
藤紫のところへ行ってしまいそうになってから、一気に二人の
関係は正常化し進展しました。桜姫と青葉は互いに相手が自分に
とって必要な人物であるということは認識してしましたが、藤紫の
桜姫に対する求婚により、初めてこのままでは二度と会えなくなる
という危機感を抱いたのかも。
あれだけ自分の気持ちを素直に表現することのできなかった
二人がここまで変わるなんて、人間やれば何でも出来るのでは
ないかという気がしてきました。
あれだけ毎日のように遠慮せずにいろんなことを言い合っていた
仲だったのに、藤紫の桜姫に対する求婚を断った直後は緊張して
上手く話すことができなかったようですね。付き合い自体は長い
二人ですが、本当の意味での恋人同士生活はまだ始まったばかり
なのでしょう。
ここまで関係が正常化されたのにどうして結婚話が復活
しないのか疑問です。だって一度は結婚することになり、具体的な動きも
いろいろあったのに妖古騒ぎでなくなってしまっただけなのですから
再び結婚に向けて準備をすれば良いだけのはずなのに…
まぁ理屈では割り切れない壁がいろいろあるのでしょうね。
○桜姫に手紙殺到
青葉「だからって なんで200通も たまるまで
隠しておくんだ!!」
(りぼん2009年10月号・P.279の1コマ目)
200通ってどう考えても迷惑メール並みの嫌がらせだろう(笑)
毎日こまめに返事を出さないとあっという間に返事を書くのが
大変になってしまうペースで手紙が来ているようですね。
しかしさんざん世の中から化け物扱いされていたのに、急に
周囲の人から手紙をたくさんもらうようになるとは。
環境の変化が急すぎて桜姫はついていけないのでは???
山にこもって静かに暮らしていた時代があったとは信じられない
レベルになっちゃいましたね。
捨てないで隠していただけっていうあたりが桜姫らしいと
言えなくもないですが、いずれバレる日が来るって考えなかった
のだろう…
「朝霧・琥珀の姫様二人占め計画」
(りぼん2009年10月号・P.279の4コマ目)
青葉のことも忘れないであげてください
(つづく)
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