【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その5
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【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その4
↑のつづき
○光(あきら)、一転して田中森塾をやることを決める
光がやると言い出したらクラスのみんなも急に態度を変えて
やると言い出しましたが、光の影響力のすごさを改めて思い知らされ
ました。担任の倉木が朝実のことを光に託したのも分かるような
気がします。ここまで生徒の人望が厚いのであれば、安心して
任せることができますよね。
光「言わないよ さびしいじゃん 一緒にいないと」
(りぼん2009年9月号・P.263の1コマ目)
朝実が渉(わたる)と一緒に図書室で勉強をしている時に
光はなんとも言えない表情をしていたのですが、それと
関係がありそうですね。もし塾を開いていたのが朝実ではなく
他の生徒だったら今回と同じ対応をとったのでしょうか???
ところで朝実の学校の図書室にある本の一部が明らかに
なったのですが、文芸春秋とか誰が読むんだよ(笑)
○朝実の夢は
朝実「学者 また勉強かよ!って思うかもしれないけど…っ」
(りぼん2009年9月号・P.264-265)
本当に朝実は勉強が好きなんだな…もし朝実の家の経済状態が
悪化しなかったら、思う存分勉強をしたでしょうから、夢が
実現した可能性も高いかも。
もっとも今のような苦しい経済状態におかれたから夢をあきらめ
なくてはならないとは限りませんよね。勉強をできることがいかに
ありがたいことであるかということを身にしみて理解した朝実は、ある意味
以前の恵まれた生活の頃より真剣に勉強をするかもしれませんし。
大学にいけなくなってしまったら物理的に学者の道は絶たれてしまい
ますが、朝実の勉強への熱意を考えると必死にお金を稼いでなんとか
しそうです。
光「なれるよ」(りぼん2009年9月号・P.265の3コマ目)
普段こういうことを言わないような人が言うと説得力がありますね。
ただ話しだけ合わせて適当に返事をした感じではないから、朝実も
驚いていますね。
(つづく)
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