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2009年9月

2009年9月30日 (水)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その6

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第1話の感想を書いています。
第1話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その5
↑のつづき

○エリカ、姫ちゃんに試しに変身するよう促(うなが)す

※モデルの姫花(ひめか)に変身できるの?との姫ちゃんの疑問に対して
エリカ「もちろん! まずは自分の姿が映るものの前に立ってね
そこの窓でもいいんだけど初めてだものハデにいきましょ♪
(りぼん2009年10月号・P.58の4コマ目)

 もうこの時点で姫ちゃんはエリカの観察対象になることを
事実上拒否できなくなったな。まぁもっとも姫ちゃんの頭の中
からはすでにこの話を断るとの選択肢は消えてなくなっている
感じだから別にいいか。

 しかしこうやってどんどん話を自分の都合の良いように進める
エリカの話術は見習うところもあるな。

 変身の前には任意の鏡などの前に立つ必要があるようですが
どうして鏡が必要なのだろう? エリカの話し方からすると
ただ単に自分が変身した姿を確認するために必要という風でも
なさそうですが。

エリカ「そしたら次に両手を顔にあてて」
(りぼん2009年10月号・P.59の1コマ目)

 これって一人でやるときはいいけど、人前でやるのは恥ずかしいな…
まぁもっとも魔法の秘密を他人に知られたらまずいので、人前で
変身することなど想定していないのでしょうが。

エリカ「あとは 変身したい人の名前を唱えるだけ!」
(りぼん2009年10月号・P.59の2コマ目)

 逆にいえば名前を知らない人に変身することはできないのか。
「今、あそこを歩いている人」とかいう風に相手は特定できるけど
名前を知らない人はどういう扱いになるのだろうか?
インターネットなどで知り合った人でハンドルネームしか知らない
場合はどうなるんだ???

エリカ「呪文は "パラレル パラレル"!
(りぼん2009年10月号・P.59の4-5コマ目)

  りぼん史に残る伝説の呪文、今復活!!!!!!

姫ちゃん「パラレルパラレル モデルの姫花になーれ!
(りぼん2009年10月号・P.60)

 変身キタ─(゚∀゚)─!!!

 変身後の姿を見た姫ちゃんは素直に喜んじゃってますが
普通こんな非現実的なことがわが身に降りかかったら
パニックを起こしてしまい、とても喜ぶ気にはならないだろう…
姫ちゃんはこうやって与えられた環境を素直に楽しんでますが
こういう性格だと人生楽しいだろうなぁ~

姫ちゃん「顔ちっさーい! 髪の毛サラサラ! スタイルいい~!!
支倉(はせくら)先輩もメロメロー!?

(りぼん2009年10月号・P.62の4-5コマ目)

 メロメロっていつの時代の少女だよ(笑)

 まぁ姫ちゃんがあごがれていた姿になることができたのだから
理屈抜きで喜ぶのも無理はないか。

 お喜びのところ、申し訳ないのですが、仮に姫花の姿の姫ちゃんを
支倉先輩が好きになったとしても、その姿が解けた後にむなしくなる
だけのような気が…

(つづく)

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【夢色パティシエール(原作1巻のまとめ)】recette2(第2話)

※ここでは夢色パティシエール原作1巻のまとめをしています。原作の感想については
こちらをご覧ください

【「夢色パティシエール(原作1巻のまとめ)」】←これまでの記事のまとめはこちらを
ご覧ください


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原作1巻「receet2」お話の要点
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・いちごが聖マリーに転入して半月経過したところから始まる
・いちごは連日の特訓のおかげでケーキ作りが上達していった
・バニラはチョコレートについてはくわしくないことが判明
・樫野はいちごが影で努力をしていたことを知っていた
・樫野、いちごが努力の結果、ちゃんとした味のケーキを作ったので
ほめる
・樫野にもスイーツ精霊(スピリッツ)がついていた

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原作1巻「receet2」お話の流れ
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・いちごが聖マリー転入から半月が経った。いちごは自分が作った
ケーキをアンリに食べさせたと思ったら、実は目の前の人物は
樫野(かしの)だったという夢を見る

・息が苦しくなり目を覚ましたいちご、いちごの顔の上でスイーツ
精霊(スピリッツ)のバニラが寝ていた。バニラは寝相が悪いらしい

・いちごは毎晩バニラと特訓をしていたので上達が早く、ジェノワーズ
がよく焼けていると花房(はなぶさ)にほめられるが、樫野からは
依然(いぜん)として「その程度で上達とか思われても困るんだよな」
などと厳しいことを言われる

・翌週に行われる実技テストの課題が「チョコを使ったオリジナル
ケーキ」であることが発表される

・樫野に自分を認めさせようと思い、がんばることを決意するいちご

・いちごはロールケーキが好きだから「チョコロール」を作ることを
決める

・バニラの指導の下、いちごはチョコロールを作るも、チョコクリームが
ザラザラしてしまい、上手くいかなかった

・実はバニラはチョコレートはくわしくないことが明らかにされる

・突然鼻血を出して倒れてしまうバニラ、チョコを食べ過ぎてのぼせた
らしい

・テストまであと1週間。いちごは朝5時に起きてひとりで第1調理室へ
向かう

・第1調理室に入ったら中に樫野がいて、ひとりで練習をしていたので
驚くいちご

・いちごも練習を開始。樫野から「夜の特訓はやめたのか?」と言われ
いちごの特訓のことを樫野が知っていたことをいちごは知る

・いちご、樫野からチョコに関することをいろいろ注意される。

・樫野の言うとおりに作ったらチョコクリームがなめらかになり
おいしくなった

・別の日、樫野がオペラをアレンジした見た目も味もものすごいケーキ
を作っていたのを見て衝撃を受けるいちこ。バニラの説得も聞かずに
急遽(きゅうきょ)作るケーキを変えることを決める。樫野と
張り合いたいらしい

・夜から早朝までずーっとケーキ作りをしていたいちごは
倒れてしまい樫野に発見される


・難しいケーキはいちごには無理だと樫野に言われるも
「あ あたしだって作れるよ」と泣き出してしまう

・樫野はいちごに「ショコラショー」を作ってあげながら
幼少期のことを話す

・樫野はいちごに「あせるなよ天野 お前はお前の
魔法を見つければいい」
とやさしい言葉をかける

・実技テスト当日、いちごは「天使と悪魔のフルーツロール」を
作る

・いちごのケーキを食べた樫野は「けど 天野が今まで
作った中で一番うまい」
とほめる

・突然樫野の胸ポケットからスイーツ精霊の「ショコラ」が現われ
樫野にもスイーツ精霊がついていたことが判明

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2009年9月29日 (火)

【夢色パティシエール(原作1巻のまとめ)】recette1(第1話)

※ここでは夢色パティシエール原作1巻のまとめをしています。原作の感想については
こちらをご覧ください

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原作1巻「receet1」お話の要点
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・いちごのケーキ分析能力が異常に高いことが明らかにされる
・いちごはたまたまイベント会場に来ていたアンリ・リュカスと運命の
出会いをする
・いちごは聖マリー学園に入校するよう薦められてあっさり承諾
・いちごは「スイーツ王子」と呼ばれる3人と「バニラ」に出会う
・いちごはケーキを食べて分析するのは得意だが、作るのは
素人同然だった

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原作1巻「receet1」お話の流れ
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・「SHUEIデパートケーキフェスタ」会場に母と妹と居るいちご
いちごはケーキをトレー一杯に取ってとてもご機嫌

・いちごはケーキを一口食べるとそのケーキが何であるか分かるらしい

・いちごが「味のフランス革命だあ~」とか「味のシャンゼリゼ大通りだ~」
などと言いながらケーキを食べているのでいちごの母はいちごの妹に対して
他人のフリをするよう指示

・いちごは自分が取ったケーキのひとつが昔食べたお菓子「マリーレーヌ」と
味が似ていることに気づき、その店が来ているのかと思い会場内を探す

・実際に会場に来ていたのは「マリーレーヌ」を作った
マリー・リュカスのひ孫で、聖マリー学園講師のアンリ・リュカス
だった


・一口食べただけでマリー・リュカスを連想したいちごの舌に
敬意を表してアンリ・リュカスは新作ケーキをいちごに食べさせる
ことを決める

・アンリ・リュカスの新作ケーキを一口食べただけで「初恋」を連想したいちご
そしてなんとアンリ・リュカスのケーキの名前は「初恋」だった

・一口食べただけでアンリ・リュカスが何をイメージして
作ったかを見破ったいちご。いちごの味覚と感受性に驚いた
アンリ・リュカスはいちごを聖マリー学園に転入するよう薦める


・その場で聖マリーに転入することを決意
したいちご


・聖マリーに初登校したいちご、アンリがフランスに出張したことを知る。

・いちごは校舎の前でスイーツ精霊(スピリッツ)の女王の像を
見る。ここでいちごは立派なパティシェになることとアンリがフランスから
早く帰ってくることを祈り、像にミニマドレーヌをお供(そな)えする。

・バラのアメ細工を片手に出迎えに来た2-Aの花房(はなぶさ)から
スイーツ精霊の姿を見た者は夢が叶(かな)うとの情報を聞く

・校舎に向かって歩いている途中で樫野(かしの)と安堂(あんどう)と出会う
安堂からは抹茶(まっちゃ)キャラメルをもらう

・樫野達がチョコレート細工を持っているのを見て、聖マリーのレベルが
かなり高いことにいちごは初めて気づく

・第1調理室に入ったいちご、規模の大きさに口をあけてしばし呆然(ぼうぜん)
とする。そして寮で同室の加藤ルミと出会う。

・いちごをエスコートした3人の男子は「スイーツ王子」と呼ばれていることを知る

・いちごは樫野たちがいるAグループに入ることに。周りの生徒から
アンリの推薦だということもあり羨望(せんぼう)のまなざしで見られる

・実習で「ミルクレープ」を作ることになったが、ケーキを作ったことのない
いちごがまともに作れるはずもなく、見るも無残な姿になってしまう

・樫野から転入前に予習をまともにやっていないことなどを指摘され
思わず泣いてしまういちご

・樫野に言われたことが余程くやしかったのか一人で自主トレを始めるいちご
いちごはケーキが上手くなりたいからスイーツ精霊に出てきて欲しいと
心から願い「どこかにいるなら姿を見せてよ あたしケーキが上手くなりたいの」と
叫ぶ

・スイーツ精霊「バニラ」登場

・バニラは厳しくいちごを指導。ここでいちごは樫野が言っていたことの
正しさに気づく

・スイーツ精霊はスイーツ王国に住んでいて、ある年になると修行のために
人間界に出てくることを知る

・スイーツ精霊は気に入った人間とコンビを組んで最高のケーキを作り
それが認められたら王宮のパティシェになれるらしい(女の子の場合は
パティシエールと呼ばれる)

・バニラはなかなかパートナーが見つからなかったが、スイーツ精霊の
女王の像にミニマドレーヌをいちごがお供えした時からずーっと見ていて
いちごをパートナーにしようと決めたらしい。

・バニラはいちごにこう言った
最初から上手い人いないよ 今からがんばれば
いいじゃない

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2009年9月28日 (月)

【勝利の悪魔】ビクトリー;8(りぼん2009年10月号)感想 その2

【「勝利の悪魔」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【勝利の悪魔】ビクトリー;8(りぼん2009年10月号)感想 その1
↑のつづき

○妙に朝実になつく渉(わたる)

渉「光(あきら)とたなかもりせんせいじゃ おんなのこが
いっしょにいるようにしかみえないもん

(りぼん2009年10月号・P.113の3コマ目)

 そりゃそうだ。光の見た目は誰が見ても女の子にしか見えないの
ですから、光と朝実が仲良く歩いていても友人同士で歩いている
ようにしか見えないです。

朝実「と とにかく! 光は確かにキュートだけど 私が知った
限りじゃ やさしくてかっこいい所もいっぱい あるのよ…っっ

(りぼん2009年10月号・P.114の4コマ目)

 すっかり光にほれ込んでしまった朝実。まぁ朝実がこの学校に転入
して以降、同級生と馴染めなかったり、父親が持ちかけたお見合い騒動など
さまざまな場面で朝実が苦しい思いをしている時に、救いの手を差し伸べて
くれたのが光なのですから、光に対して朝実が良い感情を持つのは
当然でしょう。恋愛感情を抱いたのも自然な流れですね。

渉「ふぅん… そうなんだ…」
(りぼん2009年10月号・P.114の5コマ目)

 この時、朝実は光が見舞われる不幸を知る由(よし)もないのですが
この段階で渉の心の中に歪(ゆが)んだ心が芽ばえていたのですね。

○光、朝実と渉の仲がいいと不機嫌に

 朝実と渉の仲が良いと光が不機嫌って…朝実は光に対する想いに
気づきましたが、光は朝実のことをどう思っているのだろう。光は
とても頭が冴(さ)えてますから、自分の本当の気持ちに気づいていない
ということはないと思いますが。

 もっとも頭が良い子でも自分の気持ちは分からないっていうことも
あるか…

 嫉妬(しっと)なのか??? 渉は同性だから仮に朝実と渉が仲良く
なっても別に問題なさそうですが、自分以外の子と仲良くなるのは
男女を問わず嫌とか?

○渉は邪魔?

朝実「そういえば渉ちゃん 自分のクラスの準備はいいの?
(りぼん2009年10月号・P.116の3コマ目)

 朝実としてはごく当然の疑問を抱いただけなのですが、渉は
自分のことを邪魔だと思っているのではないかと思い、泣きそうに
なってます。

 被害妄想ひどすぎだろう…それだけ自分が
本当は嫌われているのではないかと思っているんだな。

 こうやって自分のクラスに居場所がない時点で、渉が
これまでどんな学校生活をおくってきたか想像できてしまいます。

(つづく)

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2009年9月27日 (日)

【MOMO】第14話「チョコレィト・レシピ」(りぼん2009年10月号)感想 その3

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【MOMO】第14話「チョコレィト・レシピ」(りぼん2009年10月号)感想 その2
↑のつづき

○モモ、材料をつまみ食いしてしまい苦戦

※モモが材料をつまみ食いをしているのを見て
夢「いきなり食うなー!!
(りぼん2009年10月号・P.364の8コマ目)

 すみません。ホイップクリームを直食いした経験のある私は
モモに対して何も言えません(笑) なんだか分からないけど
つまみ食いっておいしいんですよね。

 モモは目の前に広がる夢空間を前に自分の欲求を抑えることが
できなくなってしまいました。まぁいかにもモモらしくてかわいい
ですね。ぽんきちは叶歌(かなか)がいるので動くことができず、地団駄
(じたんだ)をふんでいますが。

夢「生クリーム飲むなー!!」(りぼん2009年10月号・P.365の2コマ目)

 これって飲んでもおいしくないような気が…まぁ見た目はとても
魅力的ですが。

夢「トッピング用のナッツを食うなー!!!
(りぼん2009年10月号・P.365の3コマ目)

 これは普通におつまみとして使えそうです。

モモ「……チョコ作りはむずかしいのだ…」
(りぼん2009年10月号・P.365の4コマ目)

 自分で勝手に難易度をあげているだけのような気が。
まぁこうやってあれこれやるのが楽しいんですよね。チョコを買ってプレゼントを
するだけでは、こうやって作る過程は楽しめませんよね。良い思い出に
なったのではないでしょうか。

叶歌「だーいじょーぶ こっからは楽しいから!!
(りぼん2009年10月号・P.365の5コマ目)

 いや、この時点でモモは十分楽しんでますから
お気遣い無用です。


しかし予定の半分の量をつまみ食いするなんて、もはやここまでくると
つまみ食いと言ってよいものだろうか…もしぽんきちが動ける状態
だったらマジで材料が底をついた可能性もありそうです。

(つづく)

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2009年9月26日 (土)

【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その6

【「赤ずきんチャチャ(原作)」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その5
↑のつづき

○マリンちゃん、まやちょん先生を止めることに成功

 自分も追試の対象になっているのにもかかわらず、全く何も
せずにリーヤがどこにいるかを探し続けているマリンちゃん
チャチャに文句を言われてようやく重い腰を上げました。

チャチャ「マリンもちょっとくらい何かやってよっ!!!
(赤ずきんチャチャ4巻・P.128の3コマ目)

 そりぁ、まやちょんと必死に戦っているのに、マリンちゃんが
何もしないのを見たら怒るのも当然でしょう。問題を獲得する
ことに対して何の協力もしないのに、マリンちゃんが結果として
何もしないで追試の問題を手に入れる可能性もあるのですから。

マリンちゃん「うるさいわねー わかったわよっ!! 何か一回
攻撃すればいーんでしょ!?
」(赤ずきんチャチャ4巻・P.128の3コマ目)

 当事者としての自覚に著(いちじる)しく欠けているな(笑)
マリンちゃんは進級する気はないのだろうか??? まぁマリンちゃんに
してみればリーヤと仲良くできればそれで満足なのでしょうが
もしリーヤが進級して、マリンちゃんが進級できなければ、結果として
離れ離れになってしまうのだが…

 ( ゚д゚)ハッ! もしかしたら、リーヤが進級できないと見越して
進級試験に真面目に取り組んでいないのか??? もしそうだと
したらかなりの戦略家だな。

マリンちゃん「即席技 トゲ男 回転ゴマ攻撃ーっ!!!
(赤ずきんチャチャ4巻・P.129の1コマ目)

 ひどい、バラバラマン先生をコマにしてまやちょん先生に
激突させるなんて…でもバラバラマン先生のとげを使って
攻撃することをとっさに思いつくとは。

 マリンちゃんもひどいけど、いきなりバラバラマン先生を
蹴り上げるまやちょん先生もひどいな(笑) まぁ触れるととげが
刺さっていたいから仕方もないですが。

 バラバラマン先生のとげがまやちょん先生に刺さってしまい
動きが止まったのでチャチャ達は追試の問題を取ることができました。

 しかし…

(つづく)

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2009年9月25日 (金)

【桜姫華伝】「桜姫のジェラート」 その1

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

※画像はクリックすると大きく表示されます

Img_1566  先月の8月2日から9月2日までマーブルジェラート
カンパニー豊洲店で「桜姫のジェラート」が売られていました。
私は結局1回行っただけだったなぁ。比較的交通の便が
良いところですから行かれたというりぼんっ子も多いのでは
ないでしょうか。

  ちょうど夏休みでしたから、コミックマーケットなど各イベントの
ついでに豊洲まで行かれたという方もいらっしゃるでしょうね。
ゆりかもめや水上バスを使えばお台場から1本で来られますから。
ららぽーとでのお買い物のついでに立ち寄った地元のりぼんっ子も
多いでしょうね。

 限定のジェラート発売と言ってもただ単に桜姫のジェラートが
売っているだけだと思っていたら桜姫のポスターとかが掲載されていて
とてもうれしかったです。

↓つづきはこちら
【桜姫華伝】「桜姫のジェラート」 その2

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2009年9月24日 (木)

【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その3

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その2
↑のつづき

○桜姫、返事を書くことを決意

 返事を書かなければ青葉と会えなくなることになり、追い込まれた
桜姫はようやく返事を書くことを決めます。こんなことになるのであれば
もっと早く返事を書けばいいのにとも思えますが、多くの人は桜姫の
行動に共感を覚えるのではないでしょうか。夏休みの宿題をギリギリまで
やらなかった体験をした人もきっと多いはずです。

桜姫「琥珀(こはく)! 朝霧(あさぎり)! かみかみっ紙ちょーだいっ
(りぼん2009年10月号・P.284の1コマ目)

 紙すら用意していなかったのか。これは青葉が今回のような行動
に出なかったら返事を書く気にはならなかっただろうな。

 …ってこのページの2コマ目で朝霧が倒れてますが、紙を届ける
途中に転んだのか???

 青葉に会いたい一心で膨大な数の手紙の返事を書くことになりました。
青葉に対して手紙の返事を書くまで会わないという条件を撤回するように
迫らないのはえらいですね。

○藤紫、謎の人物と面会

 この人誰??? 姿や顔が描かれていませんが、隠れてこそこそ
会っているという訳ではないので、藤紫の周囲の人が面会をしていても
怪しいと思わない人物と会っているんですよね。順当に考えれば白夜
(びゃくや)ですがもし白夜だとしたらわざわざこうやって隠す必要は
あるのかなあ。

※謎の人物が桜姫が青葉と仲良くなった件について
謎の人物「月にもたやすく帰れぬのなら 保身に走るは賢明だ
(りぼん2009年10月号・P.285の2コマ目)

 いや、別に桜姫は自分の保身のために青葉と仲良くしようと思った
わけではないのですが…まぁでも権力者とくっつこうと思う人を
他人から見ればいろんなことを言われるのは仕方がないですね。

謎の人物「何のために時間をかけて姫の心を王良に向かせたと
思うのか
」(りぼん2009年10月号・P.286の1コマ目)

 この人物は桜姫が青葉を好きになったのは自分がわざとそういう
気持ちになるよう仕組んだと主張しています。青葉と桜姫は
幼少期から互いに想いを寄せていたのですが、ただ単に引き合わせた
だけで好きになるということはないと思うので、この人物の
おかげでくっついたというのはちょっと無理がないか???

(つづく)

「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年9月23日 (水)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その5

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第1話の感想を書いています。
第1話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その4
↑のつづき

○エリカ、姫ちゃんを1年間観察させて欲しいと頼む

エリカ「その姫ちゃんを1年間 観察させてほしいの!
(りぼん2009年10月号・P.55の4コマ目)

 これって一応お願いの形になってるけど、どう考えてもエリカは
姫ちゃんが断ることを想定していないよなぁ…
無理やり変身できる
リボンを押し付けて、姫ちゃんに考える暇を与えずどんどん話を
進めるエリカ、まぁ交渉を自らに有利に進めるという点では正しいの
でしょう。

姫ちゃん「観…察…?」(りぼん2009年10月号・P.56の1コマ目)

 もはや嘘だとか、嫌だとか言うことすらできず、訳が分からない状態
になってる姫ちゃん。まぁこれが当然の反応ですね。この場から逃げるって
いう選択肢ももはや存在しないです。

エリカ「代々 王家を継ぐ者には修行が与えられるの その1つが
"自分と同じ顔の人間に1つ魔法の力を与え 1年間 観察日記を
つける"というもの!
」(りぼん2009年10月号・P.56の4コマ目)

 これってどう考えても人間を動物扱い
してるだろう(笑)


 あさがおや昆虫と同じ扱いなのか…まぁ魔法を使える人達から
みれば魔法を使えない人など対等に扱う必要など微塵(みじん)も
感じないのでしょうが。

 しかしこれって修行っていうけど、エリカはただ姫ちゃんが
苦労しているのを見て日記つけるだけじゃん。
これのどこが「修行」?

 まぁ他人の生活をずーっと見続けるのはとてもたいくつですから
ある意味「修行」と言えなくもないですが、姫ちゃんが危ない目に
あったら助けに来てくれるのか???

 しかし姫ちゃんは押し売りまがいのやり方で無理やり赤の他人の
出世の協力をさせられるのですから災難としか言いようがないですね。
普通の人間では体験することのできない魔法を使うということを
体験できるから、完全に無報酬という訳ではないですが。

エリカ「そして その魔法のリボンが姫ちゃんに贈る変身の力よ
(りぼん2009年10月号・P.57の1コマ目)

 畳み掛けるようにどんどん話を進めるエリカ。普通の子が変身できる
力を手に入れるなんていうことは大事件なのですが、なんだかあっさり
姫ちゃんは手に入れちゃいましたね。

(つづく)

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2009年9月22日 (火)

【勝利の悪魔】ビクトリー;8(りぼん2009年10月号)感想 その1

【「勝利の悪魔」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○学園祭の準備をがんばる朝実

 田中森塾の邪魔だと言って学園祭の出し物である「同窓会屋」の
打ち合わせを図書室でやらせず、追い出したことを考えると大変な
変化ですが、なんだかやたらとやる気を出してますね。

 初めてこのクラスにやってきた朝実のことを思うと、みんなの
ためにここまでかんばる日が来るとは思いもしませんでした。
最初の頃のツンツンした感じはもう影すらありません。

朝実「学園祭優勝したら商品券1万円だもん!!
(りぼん2009年10月号・P.111の1コマ目)

 今の朝実の生活を考えたら1万円の商品券はそれこそのどから手が
出るほど欲しいものでしょう。学園祭の出し物の看板を作るために
木材を持って走るくらいやる気を出しています…ってこれはちょっと
危ないな。

○朝実、光(あきら)が好きだと自覚

渉(わたる)「たなかもりせんせい 光のことすきなの?
(りぼん2009年10月号・P.111の4コマ目)
朝実「うん
(りぼん2009年10月号・P.112の1コマ目)

 いくらなんでも自覚早すぎだろう(笑) もう少し朝実が
光のことを好きだということを自覚するまでの間の
葛藤(かっとう)を見たかったような気もしますが。

 「スターダスト★ウインク」
の杏菜が、あれだけ日向(ひなた)を
好きだと自覚するような機会があったのに頑固にそれを否定し続けたの
と比べると、あり得ないくらい朝実は素直です。

 こうやって素直に自分の気持ちと向き合う子のほうが日々の生活は
楽しいのではないでしょうか。

光「本人に聞こえるじゃないの~!!
(りぼん2009年10月号・P.112の1コマ目)

 光との距離を考えると本人に聞こえていてもおかしくはないです。
光が何か考え事をしていて、周りの音に注意していなかったということに
期待するしか…

渉「すきなの?
(りぼん2009年10月号・P.112の4コマ目)
朝実「う… う…ん す…き
(りぼん2009年10月号・P.112の5コマ目)

 こうやって口にすると、余計好きだということを意識しちゃいます
よね。
渉とのやり取り以降、朝実は光への想いを一気に募らせて
いくのですが、渉とこのやり取りをしなかったら、光への想いを
加速させる機会はもう少し先になったかもしれません。

 いつ朝実は光のことを好きだと自覚したのだろう…やはり
ビクトリー4の最後くらいに朝実が「好きになったらふりまわされる
このかわいい悪魔からはなれられなくなる」(りぼん2009年8月号・P.48)
と思ったあたりなのだろうか?

(つづく)

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2009年9月21日 (月)

【MOMO】第14話「チョコレィト・レシピ」(りぼん2009年10月号)感想 その2

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【MOMO】第14話「チョコレィト・レシピ」(りぼん2009年10月号)感想 その1
↑のつづき

○夢、叶歌(かなか)からチョコ作りの道具一式を借りる

 いきなり校内でさらし者にされた夢は叶歌に対してかなり
怒ってますが、そりゃそうだろう。あんな罰ゲームみたいなことを
されてニコニコするわけないです。

 夢が怒っている所に叶歌が差し出したのはチョコ作りの道具一式
夢が頼んでいたもののようですが、この道具のおかげで夢と叶歌が
仲直りするきっかけができました。

 たしかに叶歌の家なら道具一式ありますよね。わざわざ年に1度の
イベントのために道具を買うのも勿体無(もったいな)いですから借りる
っていうのは賢(かしこ)いと思います。

○夢、叶歌と一緒にモモの家に帰宅。

モモ「ももちゃん エプロンして待ってたのだ チョコ作るの
楽しみなのだ!
」(りぼん2009年10月号・P.360の2コマ目)

 もう傷も癒(い)えたのでしょうか、すっかり元気になり、夢の
帰宅を待っていたモモ。夢と一緒にチョコを作ろうと張り切って
います。心の傷も表面上はほぼ消えたみたいですね。まぁ心の奥底
がどうなっているかまでは分かりませんが。

 叶歌と一緒になって全身で楽しみであるということを表現している
モモはとてもかわいらしいですね。

○叶歌先生のお菓子教室

叶歌「そんじゃ 今日はケーキとトリュフを作るということでー
まずチョコを溶かしまーす!
」(りぼん2009年10月号・P.363の4-5コマ目)

 ここのところほとんど出番がなく、存在感のなかった叶歌ですが
この回では大活躍ですね。夢とモモがすっかり生徒になりきっている
のもいい感じです。

 叶歌がこの作品で出番がないのはある意味仕方がないんですよね。
モモが地球を守るために戦っているいう事実を知らないのですから
お話に絡みたくても絡むことはできませんし。

 活躍できるのはこの回みたいに本筋とはちょっと離れた時だけ
なんですよね。叶歌が今後夢の地球が地球を守る戦いをしているって
いうことを知る日は来るのだろうか?

 あげるものをどこかの店で買ってくる場合は、あげるものを選んでいる間
しか楽しむことはできませんが、こうやって手作りに挑戦する場合は
材料集めから、実際に作って相手に渡すまでの間を楽しむことができます。

 もらう立場でもやはり手作りのほうがうれしいのではないでしょうか。

(つづく)

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2009年9月20日 (日)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その4

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第1話の感想を書いています。
第1話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その3
↑のつづき

○姫ちゃん、エリカを見て驚く

※エリカの顔が自分と同じであることに気づき
姫ちゃん「オバケ!? ドッペルゲンガー!?
(りぼん2009年10月号・P.52の3コマ目)

 ドッペルゲンガーってよく姫ちゃんこんな言葉知ってるな。
たしかに自分の分身が目の前にいたら驚くでしょう。オバケだと
思ってもおかしくありません。

 エリカに出会った場所がオバケが出るから誰も近づかないと
される旧校舎前であったことから、恐怖感が余計増幅されている
感じですね。

エリカ「私はエリカ 魔法の国の王女です!
よろしく野々原姫子ちゃん

(りぼん2009年10月号・P.54の1-2コマ目)

  いきなり自分とそっくりな子が目の前に現われて「魔法の国」とか
言われてもすぐに信じられないでしょう。…っていうか、信じる人は
まずいないと思う。

姫ちゃん「うそつけー!! 信じられるか!!
(りぼん2009年10月号・P.55の1コマ目)

 どう考えても姫ちゃんの言っていることほうが正しいです。
どうもありがとうございました。

 しかし普通の子だったらこんな非日常的な状況におかれたら
どうして良いか分からずその場に立ち尽くすか、脱兎(だっと)のごとく
逃げるかのどちらかになりそうですが、姫ちゃんは一応この場に
とどまりエリカと話をしてますね。さすがは姫ちゃんといった
ところでしょうか。

 エリカは自分が言っていることが本当であることの根拠を示さなくては
いけなくなりました。

エリカ「本当☆ その証拠にほらっ 同じ顔!」
(りぼん2009年10月号・P.55の1コマ目)

 いやいや、これだけで信じろって
無理な話だろう(笑)

 よくよく考えたら魔法の国から来たっていう証拠を出せと
言われても証明ってほとんど不可能ですよね。仮に魔法の国の
身分証明書のようなものが存在するとして、それを見せたとしても
偽者だとかおもちゃだとか言われたらそれまでですし。

(つづく)

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2009年9月19日 (土)

【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その5

【「赤ずきんチャチャ(原作)」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その4
↑のつづき

○まやちょん、チャチャ達に対する再度の追試に反対

まやちょん「私は最初っからこんな遊び半分の試験 やる気
なかったんだよ!!
」(赤ずきんチャチャ4巻・P.116の1コマ目)

 遊び半分とか、どんだけ正論なんだよ。どう考えても回答の権利を
得る方法や出題される問題はそれこそ子供が休み時間にやるような
内容ですし。

 まやちょんみたいな感情を抱く人のほうが多数だろうなぁ。
だってそもそも試験を名乗るのはきついような内容ですし。

まやちょん「追試まで落ちるなんて全然 勉強してないんだよ!!
(赤ずきんチャチャ4巻・P.116の2コマ目)

 これも正論すぎる。何も言えない…その子が答えられるレベルの
問題を出しているのに、2度も続けて間違えるとなるとさすがに緊張の
せいとは言いがたいですね。

○まやちょん、追試実施の条件を飲むようラスカルに迫る

まやちょん「場所と日時が書いてある この条件のむか!?
(赤ずきんチャチャ4巻・P.118の5コマ目)

 この言い方だったら果し合いの申し込みにしか思えないだろう。
あとでこの手紙が何であったか明らかにされるのですが、まやちょん
の性格を考えるとこの言い方が精一杯だったんだうなぁ。

 ラスカルはチャチャ達に追試を受けさせるためにこの条件を
飲むしかありませんでした。

○まやちょんの追試はまやちょんの体に貼ってある問題を取る

 かくれんぼではなく、まやちょんの体に貼られている問題を
自力で奪い取る形なのか。これではおおかみリーヤが隠れている人
のにおいをたどって探すというやり方が使えないです。まぁ2度も追試を
間違えたのですから、このくらい難易度を上げてもいいでしょう。

○まやちょんの追試にチャチャ達大苦戦

 おおかみリーヤもお鈴ちゃんもあっさり撃退されてしまいました。
敏捷性(びんしょうせい)ではまやちょんにちょっとかなわないようですね。
チャチャは魔法でとりもちを出してまやちょんの拘束を試みましたが
結局自分自身がとりもちによって動きを封じたられてしまい失敗…

(つづく)

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2009年9月18日 (金)

【スターダスト★ウインク】star.9(りぼん2009年10月号)感想 その3

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【スターダスト★ウインク】star.9(りぼん2009年10月号)感想 その2
↑のつづき

○杏菜(あんな)が「ココ」の画像をくるみに送ることに

 くるみが杏菜の「ココ」の画像見たがったので、携帯の中に
入っていた画像をメールで送ってあげることになりました。
まさかこれがきっかけとなって杏菜が自分の本当の気持ちに
気づくことになるとは…

 杏菜、くるみ、日向(ひなた)、3人の共通の話題はリスなのか。
相手が同じものが好きだと理屈抜きで親しみを持ちますよね。

○杏菜、くるみに「ココ」の画像を送る

 杏菜が「ココ」の画像を送ったらくるみからの返信が
きたのですが「クー」の画像が添付されていますね。
とてもかわいい~ まるで「クー」がメールを送って
きたみたいだ。こうやって離れた場所に住んでいても画像を
簡単にやり取りできるようになったおかげで人間関係の幅が
広がりますよね。

○くるみからまたメール

 くるみが何者かに送ったメールが杏菜のところに届いてしまい
ましたが、メールのあて先間違いって本当に困るんですよね。
一度送ってしまうと取り消しができないですから。

 誤って送ったメールの内容が他愛(たわい)のないものだったら
笑って済ますこともできますが、内容によっては深刻な事態に
発展してしまいます。たとえば仲の悪い友達の悪口を書いて
別の友達にメールを出そうとしたら、悪口の対象となった子に
送ってしまった場合とか。

くるみから誤って杏菜に届いたメール「でも都倉くんの意外な
一面を見れてもっと好きになっちゃった

(りぼん2009年10月号・P.267の5コマ目)

 最初この部分を見た時に軽く受け流していた杏菜でしたが
事の重大さに気づいて愕然(がくぜん)としてますね。

くるみから誤って杏菜に届いたメール「やっぱりマリちゃん
の言う通り運動会終わったら告白しようと思うよ

(りぼん2009年10月号・P.268の2コマ目)

 杏菜の心の奥底に眠っていた本当の気持ちを目覚めさせた
のがこの文章でした。人生を変えるきっかけとなったこのメールが
届いた原因を間接的に作ったのは「クー」がくるみのかばんの中に
入り込んだ事件だったとは…

 もし「クー」と杏菜が出会わなかったらくるみと杏菜が
メールをやり取りすることもなかったでしょうから、くるみから
杏菜に誤ってメールが届く可能性はかなり低かったはずです。

 これまで杏菜は周りの人がいろいろ日向について助言を
したのに聞く耳を持たなかったのですが、まさかリスが
杏菜の心を動かすとは。

杏菜「バカだ私 こんな状況になってやっと
自分の気持ちに気づくなんて

(りぼん2009年10月号・P.273)

 自分の主張を頑固なまでに変えなった杏菜は大変高い代償を
払うことになりました。もちろんくるみの気持ちを日向が受け入れるか
どうかは不明ですし、そもそも「告白」が本当に愛の告白かどうかも
分からないのですが、もうこうなってしまうと悪いことしか
考えることはできないですよね。

 しかしどうして杏菜は「幼なじみは恋愛の対象外」と
信じ込み、頑固なまでにその主張を変えなかったのだろう?

ただ単に「バカ」だと決め付けることもできないような気がします。だって
人を好きになるということは本能のようなものですから、日向のことが
好きだとしたら、知らず知らずのうちに恋愛の対象になったはずです。

 何か本当の気持ちを心の奥底に封じ込めるきっかけとなる
事件でもあったのかな? 颯(そう)がなんらかの形で絡んでいることは
ないのかな?

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年9月17日 (木)

【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その2

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その1
↑のつづき

○桜姫が手紙の返事を書くまで青葉は桜姫に会わないと決める

疾風(はやて)「まぁまぁ姫さん 青葉はさ 貴族には 何かと
コビ売っといた方が 楽だぜって言いたいんだよ

(りぼん2009年10月号・P.280の1コマ目)

 たしかに桜姫の今後の生活を考えたら貴族を味方につけておいた
ほうが特なのは言うまでもないでしょう。いくら青葉や藤紫がついている
とはいえ、やはりそれだけでは生活は厳しいままでしょうし。

 桜姫は権力とか大人の力関係など全く気にしていないでしょうが
現実にはそれらのことから逃れることはできないです。疾風みたいに
このことをはっきり言ってくれる人が周りにいたほうが良さそうですね。

 
青葉「これ全部返事するまで 桜と会わないからな!!
(りぼん2009年10月号・P.280の2コマ目)

 桜姫が絶対返事を書かざるを得ない状況に追いこむようです。
200通もの手紙の返事なんて、余程気合を入れないととても全部は
出せませんが、青葉に会えないとなれば頑張らざるを得ないですし。

 しかし桜姫にとっては地獄の日々の始まりだな。やっとちゃんと
青葉と向き合えるようになった途端に再び青葉と会えなくなって
しまうのですから。

桜姫「やだっ 会わないなんてやだよ 青葉待って~っ
(りぼん2009年10月号・P.281の2コマ目)

 このシーンの桜姫かわいすぎるだろう。

 この場を立ち去る青葉を追いかける桜姫、すっかり素直に自分の
気持ちを表に出すようになりましたが、とても良いことです。
今まで好きという気持ちを表に出すことができなかったのですが
今までの鬱憤(うっぷん)を一気に晴らしている感じだなぁ。

青葉「だけど桜のことをよく知れば きっと貴族達も安心するし
桜のこと『化け物』なんて呼ぶ人は もう出てこないと思うんだ

(りぼん2009年10月号・P.282の1コマ目)

 先に疾風が言っていたことをきれいに言うとこんな感じに
なるのか(笑)
 なんだかんだいっても青葉は地位にふさわしい
しゃべり方が出来るのですね。

 青葉の言っていることは正しいと思います。桜姫が周りの人から
恐れられている理由の大半は桜姫がどんな人物から分からず、「妖古」
とかいう話ばかりが耳に届いてしまうからでしょう。悪い情報のみしか
入らないのであればとりあえず距離を置こうと思うのが普通の反応です。

 直接接点を持ってみたら「なんだ結構いい奴じゃん」と思えることも
珍しくないですから、桜姫はただ単に青葉に会いたいからという理由だけ
でなく、自分自身のために返事を出すべきでしょう。

○青葉もつらい

※桜姫が返事を書いている間の期間について
青葉「俺が我慢できるうちにしてくれよ!」
(りぼん2009年10月号・P.282の3コマ目)
桜姫「我慢って何の我慢?
(りぼん2009年10月号・P.283の1コマ目)

 青葉もつらいんだな。しかし…

 桜姫、いろんな意味で怖いもの知らず
だろう(笑)

無邪気さは時に凶器となるようです。

 この時のやり取りを桜姫が数年後に思い出したら
顔が赤くなりそう。

(つづく)


「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年9月16日 (水)

【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その6

【「勝利の悪魔」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その5
↑のつづき

○光(あきら)が「同窓会屋」をやった理由

光「あいつらが何かになりたいって思った時 応援してもらえれば
いいけど まず否定されて あいつら素直だから 間違って
素直にあきらめるかもしれないじゃん

(りぼん2009年9月号・P.268の3コマ目)

 夢をもっている子供が、その夢を大人の誰かに話したら
「そんなの無理」と否定されることは珍しくはないでしょう。
否定する側はそれまでの人生の経験や知識をもとに話をしているので
あって、悪意など全くないのでしょうが否定された側にとっては
結構ショックを受けますよね。

 この学校に通う生徒の場合、学力の関係で残念ながら進路の選択肢は
あまり多くないのでしょうから、夢を否定されることもたぶん多いものと
思われます…

光「そのまえに夢叶えさせて 夢持たせてやりたいんだよね
だから同窓会屋 わかった?

(りぼん2009年9月号・P.268の3コマ目)

 光が周りの子から一目を置かれていて、信頼も厚い理由が分かった
ような気がします、ただ単に周りの子のご機嫌をとって一時的に楽しく
過ごさせてあげるだけでなく、こうやって将来のことまで考えてあげるほど
真剣に向き合っているのですから、人望が厚くならない訳がありません。

○光の夢は?

朝実「光の夢ってなんだろう…自己中心的に見える光が
自分のこと考える時っていつなんだろう

(りぼん2009年9月号・P.270の1-2コマ目)

 たしかに光が何になりたいと思っているのか全く明らかにされて
ないですよね…というか、光って一体何が好きなのだろう?
好きな物は? 休みの日は何をして過ごしているの? 光は見た目が
派手だから、自己主張をしているように見えるけど、よくよく
考えたらそんなに自己主張はしていないですよね。

 光は誰かの役にたつようなことをやりたいのかな?

○渉(わたる)、光をうらやましいと思う

渉「いいな…光ばっかり
(りぼん2009年9月号・P.270の2コマ目)

 うらやましがるのであれば、もっと積極的になればいいのに。
まぁ性格はそう簡単に変えることができないっていうのはわかりますが。

 渉は光のことをうらやましがっているのですが、この後とんでもない
事件を起こすことになります。

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2009年9月15日 (火)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その3

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その2
↑のつづき

○姫ちゃん、「姫花(ひめか)」に変身したいと願う

姫ちゃん「あんな子になってみたいよ! 名前以外も似てみたいっ
つーの!! 姫花に変身できたらいいのにー!!

(りぼん2009年10月号・P.47の1-2コマ目)

 これって姫ちゃんが頑張れば別に魔法がなくても実現できる
ような気が…まぁ性格や行動を変えるっていうのは簡単でないのは
分かりますが、ここまで強く願うのであれば少しは努力すれば
いいのに。

 だって、姫花に関する記事が掲載されている雑誌を持ち歩く位
関心があるのであれば、まねくらいはできるのではないでしょうか。
顔は結構かわいいのですから、化粧次第で外見もなんとかなりそうです。

 でも、まぁ好きな子に彼女がいるということが分かったら動揺するのは
仕方がないかも。ましてこれまで彼女がいないと思い安心してきた
相手ですからなおさらです。

○エリカ登場

エリカ「じゃあ 変身してみる?
(りぼん2009年10月号・P.47-48)

 エリカキタ─(゚∀゚)─!!!

 エリカも軽い感じの子だなぁ。魔法使いが初めて登場するという
記念すべきシーンなのに、ごく普通の女の子が出てきた感じです。

エリカ「あなたにプレゼント! このリボンを
かしてあげる!

(りぼん2009年10月号・P.49の2コマ目)

 姫ちゃんにしてみれば一度も会ったことのない相手に「プレゼント」
と言われてリボンを一方的につけられたのですが…

 これって一歩間違えたら悪徳商法と同じ
じゃないか。

 リボンに関する説明もなしにいきなり姫ちゃんの頭にリボンをつける
なんて、一歩間違えば押し売りと変わらないぞ(笑) もし
姫ちゃんが魔法なんか使いたくないと言い出したらどうするつもり
だったんだろう。大体魔法の秘密なんていう重いネタを無理やり
姫ちゃんに背負わせるのってどうよ?

エリカ「誰にでも変身できる魔法のリボンよ!
(りぼん2009年10月号・P.50の1-2コマ目)

 唐突すぎるだろう…どう考えても突然頭にリボンを
つけられてこんな話をされて「はいそうですか」
とすぐに信じる子がいたらマジでヤバいだろう。

 どうもエリカは相手に事情を説明して物事を進めるっていう
発想がないようです。

(つづく)

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2009年9月14日 (月)

【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その4

【「赤ずきんチャチャ(原作)」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その3
↑のつづき

○進級試験に落ちた子の大半はバナナ組の生徒

 そりゃあれだけ毎日刺激的な生活をおくっていればこの結果も
当然だろう…まぁ常識にとらわれないような子であるからこそ
斬新な発想ができるのでしょうから、一概に悪いとは言えないの
ですが、あの簡単な進級試験の問題を解くことができないのは
やはりまずいです(笑)

 チャチャやリーヤ、マリンちゃんはともかくとしてお鈴ちゃんも
落ちたとは…本人は「問題カン違いして」と言ってますが、忍者は
ちょっとした勘違いも文字通り命取りなのでは???

○今度はバラバラマン先生を探すことに

 最初はラスカル先生を探したのですが、今度はバラバラマン先生
を探すことになりました。バラバラマン先生は花壇の土の中に
隠れていたのですが、おおかみリーヤがいなかったら発見は
できなかったでしょう。最初のラスカル先生を発見できたのも
おおかみリーヤのおかげですが、勉強はできなくてもリーヤは
ちゃんとみんなの役にたってます。

 土からバラが出てきてバラバラマン先生は発見されてしまった
のですが、もしバラが生えてこなかったら、かなり発見まで時間が
かかったかもしれませんね。

 しかしバラバラマン先生は土の中に埋まっていたのにどうして
なんともなかったのだろう???

○進級試験、またチャチャ達は落ちる…

 合格したのはひとりだけで、チャチャ、リーヤ、マリンちゃん
お鈴ちゃんは再び落ちるとは…余程勉強に向いていないのだろうな。
落ちた4人は普段の学校生活では大活躍しているので、能力自体は
決して低くないのですが、その天才的な能力と引き換えにごく普通の子が
できるようなことはできないようです。

(つづく)

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2009年9月13日 (日)

【スターダスト★ウインク】star.9(りぼん2009年10月号)感想 その2

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【スターダスト★ウインク】star.9(りぼん2009年10月号)感想 その1
↑のつづき

○颯(そう)の問いに答えることができなかった杏菜(あんな)

杏菜「颯の質問 答えられなかった
(りぼん2009年10月号・P.256の1コマ目)

 杏菜はこれまでブレることなく「幼なじみは恋愛の対象外」という
主張を繰り返してきたのですから、なんのためらないもなく協力すると
答えて当然のはずなのですが、人間は理屈では割り切れないですから
まぁ仕方ないかなぁ。とっさに思わぬことを言われて自分の考えを
整理できなかったのでしょう。

杏菜「だって考えたこともなかったし とりあえず日向の気持ちが
知りたいってだけで
」(りぼん2009年10月号・P.256の1コマ目)

 だから日向が恋愛対象でないのだったら、知る必要などないだろう…
もうこういうことが気になっている時点で、答えは決まって
いるのですが、
杏菜が自分の奥底に眠る本当の気持ちに気づき
それを認めるためにはもう一段大きな刺激が必要なようです。

○くるみのかばんの中にペットのリスが入っていた

 どうして登校してから今の今まで気づかなかったのだろう…
かばんを開ける機械だってあったでしょうし。深く眠っていて
全く動かなかったから気づかなかったのかな? 食事とかを
する必要はなかったのだろうか?

 杏菜のペット「ココ」が好きの日向はくるみのリス「クー」のことも
気に入ったようですね。クーも日向のことを気に入ったようですが
クーは自分に好意を寄せている人を見分ける力でもあるのか?

 クーがきっかけで杏菜と日向、くるみの3人はすっかりなごやかな
雰囲気になりました。杏菜も同じリスの飼い主同士ということで
共通の話題ができましたね。日向の気持ちを知りたいと思っていた杏菜も
完全にそのことは頭から飛んでいった感じだなぁ。

(つづく)

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年9月12日 (土)

【チョコミミ】りぼん2009年10月号の感想

 チョコミミも今月は文化祭ネタですね。

チョコ「文化祭? うたちのクラスはメルヘンカフェだよ
みんな童話の登場人物みたいな衣装で接客するの

(りぼん2009年10月号・P.191の1コマ目)

 コスプレカフェであることに変わりはないのですが、メイドや
アニメのキャラクターでなく童話っていうのは意外とありそうでない
ネタですね。有名な童話ならほとんどの人は知ってるから、これって
結構面白いかも。学校でやるネタとしてもいいのではないでしょうか。

○どのキャラをやるのか?

チョコ「森の中にいる体の小さい長いひげの斧持ったおじさん
(りぼん2009年10月号・P.191の3-4コマ目)

 地味すぎるだろう でも、コスプレ姿を見る限りでは
かわいいからいいのでは。

 どうしてこのキャラを選んだのかな? ウケ狙い?

ミミ「誰か起こしてー ひとりじゃ立てないの!
(りぼん2009年10月号・P.192の5コマ目)

 人魚姫のコスブレをするなんて、どう考えてもこの格好で歩きまわって
接客する気、最初からなかっただろう(笑)
 
誰か止める奴いなかったのか…
どうしてもこのキャラがやりたいのならレジ係など、いすに座ってできる
仕事にすればよかったのに。

 そもそもカフェの開店前に練習とか普通すると思うのですが、その時は
どうしていたんだろう…っていうか、着替えた後、どうやってここまで
たどり着いたのか?
 
まさかここで着替えたわけでもないでしょうし。

ムム「だれか起こしてー」(りぼん2009年10月号・P.192の8コマ目)

 カニの被り物をかぶっているのですが、これはただ単に被り物の
設計ミスだな。足かせになるようなものは特に何も着けていないの
ですから。

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2009年9月11日 (金)

【アニマル横町原作】りぼん2009年10月号の感想

【アニマル横町(原作)感想】←今までの感想のまとめはこちら

 あみちゃんがくーちゃんの家に勉強会に行ったのですが
ケンタは自分が連れていってもらえなかったので、あみちゃんの
弱みを握れば次にくーちゃんの家に行くときに連れて行って
もらえると思い、ケンタはあみちゃんの部屋を探ることにしました。

 もう付き合いだして長いのですから、あみちゃんの弱みくらい
一つは知っていそうですが、どうやらまだ決定的なものはつかんで
いないようです。

(あみちゃんの部屋を探って出てきたもの)

・ベッドの下にあった「あみのたからものいれ。」
→ おはじき、ベーゴマ、ビー玉、ビールの王冠、牛乳ビンのフタ

 おはじきとビー玉はともかく、ベーゴマとかどこで
手に入れたんだよ(笑)

牛乳ビンのフタを集めてあみちゃんは何をしようとしたのだろう…

・クローゼットの中
→ドラえもんと思われる人型の大きな何か

 どう見てもドラえもんです。どうもありがとうございました。

・机の引き出し、上の段
→テストの答案、78点

 いかにもあみちゃんらしい、微妙な点ですよね。ほめるほど
高得点ではないですが、別に低い点でもないですし。

・机の引き出し、下の段
→本三冊「How To狩猟 ケモノをクウ!!」
「THE・珍味」「世界のアニマルを食べつくす!」

 かぎがかかっていたので、イッサがピッキングの要領で無理やり
引き出しを開けたのですが、知ってはいけない秘密を知ったのか。
わざわざかぎをかけて保管をしていたのが
かえって怖い…

堂々と本棚に入っていればまだ怖くなかったのですが。

 イヨ、イッサ、ケンタが、帰宅したあみちゃんを怯えた感じで
土下座して迎えたのはわろた。よっぽど怖かったのでしょうが
そりゃそうだろう。アニマルの中のアニマルである自分達に
刃(やいば)が向けられる可能性が高いのですから。

※これら三冊の本を持っていた理由について釈明
あみ「いやっ 違うよ自由研究で使っただけだよ!?
食べないよっ
」(りぼん2009年10月号・P.190の7コマ目)

   ど ん な 自 由 研 究 だ よ


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2009年9月10日 (木)

【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その5

【「勝利の悪魔」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【勝利の悪魔】ビクトリー;7(りぼん2009年9月号)感想 その4
↑のつづき

○光(あきら)、一転して田中森塾をやることを決める

 光がやると言い出したらクラスのみんなも急に態度を変えて
やると言い出しましたが、光の影響力のすごさを改めて思い知らされ
ました。担任の倉木が朝実のことを光に託したのも分かるような
気がします。ここまで生徒の人望が厚いのであれば、安心して
任せることができますよね。

光「言わないよ さびしいじゃん 一緒にいないと
(りぼん2009年9月号・P.263の1コマ目)

 朝実が渉(わたる)と一緒に図書室で勉強をしている時に
光はなんとも言えない表情をしていたのですが、それと
関係がありそうですね。もし塾を開いていたのが朝実ではなく
他の生徒だったら今回と同じ対応をとったのでしょうか???

 ところで朝実の学校の図書室にある本の一部が明らかに
なったのですが、文芸春秋とか誰が読むんだよ(笑)

○朝実の夢は

朝実「学者 また勉強かよ!って思うかもしれないけど…っ
(りぼん2009年9月号・P.264-265)

 本当に朝実は勉強が好きなんだな…もし朝実の家の経済状態が
悪化しなかったら、思う存分勉強をしたでしょうから、夢が
実現した可能性も高いかも。

 もっとも今のような苦しい経済状態におかれたから夢をあきらめ
なくてはならないとは限りませんよね。勉強をできることがいかに
ありがたいことであるかということを身にしみて理解した朝実は、ある意味
以前の恵まれた生活の頃より真剣に勉強をするかもしれませんし。

 大学にいけなくなってしまったら物理的に学者の道は絶たれてしまい
ますが、朝実の勉強への熱意を考えると必死にお金を稼いでなんとか
しそうです。

光「なれるよ」(りぼん2009年9月号・P.265の3コマ目)

 普段こういうことを言わないような人が言うと説得力がありますね。
ただ話しだけ合わせて適当に返事をした感じではないから、朝実も
驚いていますね。

(つづく)

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2009年9月 9日 (水)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その2

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第1話の感想を書いています。
第1話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。


【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その1
↑のつづき

○姫ちゃんは柔道部員

 乱暴物の姫ちゃんですが、合法的にその腕力を生かせる部に入っていたの
ですね。1年生でありながら主将をあっさり投げ飛ばしてしまい、引退を
口にさせるなんてどんだけ大物なんだよ(笑) 姫ちゃんはまだ1年生だから
負けたのは余計ショックなんだろうな…

 姫ちゃんはソフト部やバスケ部など他の部からたくさん声がかかって
いるようですが、どうして姫ちゃんは柔道部に入ったのだろう?
かわいい女の子にあごがれているのであれば、もっと他の選択肢もあった
ような気がしてなりません。

 もっとも、姫ちゃんの性格を考えると柔道部が一番合ってそうですが。

○下校時に支倉(はせくら)先輩から彼女を紹介される

 サッカー部に入っている支倉先輩と下校時に偶然出会った姫ちゃん
好きな人の前ではさすがにおとなしくしているようですが…

支倉「実は彼女できたんだ 同じ塾なんだよ。
(りぼん2009年10月号・P.43の4コマ目)

  姫 ち ゃ ん オ ワ タ \(^o^)/

 どう考えても姫ちゃんとは異次元に住んでいる女の子です。
どうもありがとうございました。

 主人公の恋が連載開始後わずか数ページで
終わるなんて早すぎだろう(笑)

 このあと涙目で敗走するのですが、ここまで好きなのであれば
さっさと告白しちゃえばよかったのに。まぁでも姫ちゃんの性格を
考えるとそういうのは苦手っぽいですね。

 姫ちゃんがあこがれているモデルの姫花(ひめか)と似ている子って
いうのもショックを増幅させてる感じだな。

(つづく)

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2009年9月 8日 (火)

【スターダスト★ウインク】star.9(りぼん2009年10月号)感想 その1

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○毎晩同じ夢を見る杏菜(あんな)

杏菜「そうなの!! 毎日 日向(ひなた)と望月さんが出てきて
『俺たちつきあうことに なったんだって言って!!

(りぼん2009年10月号・P.247の1コマ目)

 毎日夢に出てきて眠れなくなるほど気になっているのに、意地でも
幼なじみは恋愛対象外だと主張し続ける杏菜、ここまでブレることなく
主張が一貫している点は高く評価したいと思いますが(笑) さすがに
周りの人はイライラしてきてますよね。

 もし本当に恋愛対象外であるのであるならば、日向と望月さんが
つきあうという内容の夢を見たとしても眠れなくなるわけないです。
杏菜はどうしてここまで日向のことを恋愛対象だと認めたくないの
だろう?

○妃(ひめ)、杏菜を「いじめる」

妃「その夢はさあ きっと予知夢だよ
(りぼん2009年10月号・P.248の4コマ目)

 杏菜は妃にこう言われていろいろ考えてしまったようですが
日向が恋愛対象ではないのですから、別に平気なんでよね。
日向が望月さんと付き合うことになっても杏菜は何の被害も
受けないのですから。

 しかし友達に「予知夢」などと根拠のないことを言われて
間に受けてあれこれ考え込む杏菜って一体…瑠衣(るい)が
予知夢は冗談だと言おうとしたときにはすでに精神的に混乱して
しまっていて聞く耳を持っていませんでしたが、ここまで
簡単に人の言うことに左右される杏菜が、どうして幼なじみは
恋愛の対象外だという主張を絶対に変えないのか
ますます謎になってきました。

○混乱した杏菜、颯(そう)に相談

杏菜「もしかして日向って 望月さんのこと 好きだったり
するのかな!?
」(りぼん2009年10月号・P.252の1コマ目)

 こんな質問されたって颯は答えようが
ないだろう(笑)

一体どんな答えを期待してるんだ???

 颯のちょっとした一言に一喜一憂(いっきいちゆう)している
杏菜の態度はどう見ても好きな人のことが気になって仕方が
ない子にしか見えないです。

 当然颯も感じ取ったはずですが、心境は複雑だろうな…
颯は杏菜のことが好きなのですが、杏菜の気持ちはすでに自分の
ところへは向いていないということが分かってしまうのですから。

颯「2人が両想いだったら応援すんの?
(りぼん2009年10月号・P.255の1コマ目)

 これまで自分の気持ちに正直になることができず、現実から
目をそらしてきた杏菜、颯のこの質問は杏菜に自分自身の気持ちは
一体何であるかを考えさせることになりました。

 もちろん杏菜にとって幼なじみは恋愛の
対象外なのですから応援するんですよね???

(つづく)

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年9月 7日 (月)

【MOMO】第14話「チョコレィト・レシピ」(りぼん2009年10月号)感想 その1

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○バレンタイン

 クリスマス、初詣とイベントをこなしてきて、いつの間にか
バレンタインになったようです。夢は地球を守ることに駆り出されて
いて、こんなごく普通の子供のイベントを楽しむ余裕などなかった
のですが、モモとナナギの関係が修復されて一応落ち着いたので
多少はイベントを楽しむ余裕も出来たのではないでしょうか。

 ナナギは下駄箱にチョコがたくさん入ったようですが、相変わらず
すごい人気ですね。

ナナギ「地球には不思議な文化があるものだな…履物入れに
プレゼントをつめこむとは
」(りぼん2009年10月号・P.352の2コマ目)

 地球…っていうか日本のアニメやまんがの中の世界なのですが
これは私も不思議だと思ってます。よくよく考えたら
履物を入れる箱に食べ物を入れるって汚くないか??? あげるほうは
精神的に楽なのでしょうが、もらうほうの立場としてどうなんだろう。

○元代表者の藤田実結さん、まだナナギをあきらめていない

 元といってもちょっとやっただけなのですが一応(笑)

 ここまでナナギをあきらめないなんてある意味すごいな。
別に夢はナナギとつきあっているという訳ではないのですから
ナナギの彼氏の座を射止めるべく努力をすればいいのに。

実結(みゆう)「あっ言っとくけどっ 私 チョコ忘れたわけじゃ
ないから!! 大きすぎて持って来れなかっただけだから!!

(りぼん2009年10月号・P.353の3コマ目)

 持って来られないほど大きなチョコって一体どんだけ大きい
ものを用意したんだよ。ここまで来ると嫌がらせだろう。

○夢、実結にモモの屋敷に住んでいることがバレていた

実結「そういえば あなた今あのお屋敷に住んでるんですってね
ずるくない?
」(りぼん2009年10月号・P.354の3コマ目)

 バレてたのか。一応怒っているけど、思ったよりあっさりとした
反応だな。夢がナナギを彼氏とする意思がないと確信したから
余裕があるのでしょう。もし夢がナナギのことが大好きだったら
たぶん必死になっていろいろ言ってきたのではないかと。

○叶歌(かなか)、女子に告白される

 教室から見える位置で、他の生徒が見守る中で告白される
なんてどう考えても罰ゲームだろう。告白された叶歌は災難
だったとしかいいようがありませんが、告白したほうはものすごい
勇気があるな。だってすんなり叶歌が気持ち受け入れてつきあって
くれたのであれば問題ないですが、もし他の生徒が見守る中で
フラれたら面子をつぶされることになります。

叶歌「オレ…つきあってる人はいないけど 好きな人は
いるんだ
」(りぼん2009年10月号・P.356の3コマ目)

 じゃあつきあえる訳ないですよね。叶歌も好きな人くらいは
いるでしょう。で、誰?

叶歌「D組の 小田切夢
(りぼん2009年10月号・P.357の1コマ目)

 少しは工夫しろよ(笑) 誰もが頭に浮かべたであろう答えを
そのまま口に出すとは。まぁ本当のことだから仕方がないですが
みんなに聞こえる状態でこんなことを言われたら夢にとっては
せっかくの平和な日々が壊されることになりますから、

 実結は歓喜してますね。夢が叶歌とくっついてくれれば
大きな懸念材料がなくなりますから、歓迎こそすれ、冷やかして
関係を壊そうなどとは間違っても考えないでしょう。

(つづく)

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2009年9月 6日 (日)

【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その3

【「赤ずきんチャチャ(原作)」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その2
↑のつづき

○ラスカル先生を校庭で発見

 わずか数十秒しかないのに変装して銅像として校庭に立つことが
できるなんて人間とは思えないです。何か魔法を使ったとしか説明が
つかないのですが、まぁうらら学園では何があってもおかしくないの
でしょう。

「愛と勇気と希望の像」か、当時放送されていたテレビアニメ
「赤ずきんチャチャ」に出てきたマジカルプリセンスのコスプレですが
今のりぼんっ子がこのネタを見てもたぶんラスカル先生が変装
している位にしか思わないでしょうね。

 おおかみリーヤが鼻を利かせて場所を当てることに成功しましたが
銅像の周りをさんざんみんなで探していたのにどうしておおかみ
リーヤが言うまで誰も気づかなかったのだろう…

○進級試験はじまる

ラスカル「太郎さんは10円のガムと20円のチョコを買いました
いくら払えばいい?
」(赤ずきんチャチャ2巻・P.110の1コマ目)

 この問題が答えられないのであれば、生徒の責任というより
根本的にこの学校の指導自体に問題があると思う(笑)

 進級試験でこのレベルとなると、普段どんな授業をしている
のだろう? まぁ「進級試験」は口実で、ただ単に親睦(しんぼく)を
深めるための学校行事なのかもしれませんが。

○チャチャとリーヤ、進級試験に不正解

ラスカル「おひさまは東と西 どっちから昇る?
チャチャ「西」(赤ずきんチャチャ2巻・P.111の1コマ目)

 迷うことなく即答したのに間違えているのがすごい。バカボン
のパパにだまされたそうですが、普段日が昇っているところを
見ているのに分からないのがすごい。

※選択肢が絵で示されている問題
ラスカル「次 リーヤ ヒヨコのお母さんは誰だ?
リーヤ「たまご」(赤ずきんチャチャ2巻・P.111の3コマ目)

 選択肢の中にたまごがないのにたまごと自信たっぷりに答える
リーヤ。ある意味正解だろう(笑)

○間違えた生徒は再び進級試験へ

ラスカル「し…信じられん…まさか進級試験に落ちる奴
がいるなんて…
」(赤ずきんチャチャ2巻・P.112の1コマ目)

 落ちる子が出るのは想定外だったのか。まぁ生徒によって
問題のレベルを変えているから、基本的にその子が答えられない
問題など出す気はなかったのでしょう。

 この反応からして、過去に進級試験に落ちた子はほとんど
いなかったんだろうなぁ。

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2009年9月 5日 (土)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その1

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第1話の感想を書いています。
第1話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

○エリカ登場

 なんだかこてこての魔法少女っぽい衣装ですね。水沢めぐみさん
(めぐタン)の原作に出てくるエリカはこてこてのお姫様みたいな格好
をしていましたが、衣装が変わったということは性格もお嬢様っぽく
なくなったのか???


○姫ちゃん登場

 めぐタン姫ちゃんも、しほさん姫ちゃんも運動が得意で
活発な女の子であるという点は変わっていないですが、性格は
微妙に違うな。めぐタン姫ちゃんは男子と仲良く運動をしながら
遊んでいる感じでしたが、今回のしほさん姫ちゃんはなんだか
乱暴物っていう感じだ(笑)

※劣勢に立たされた男子に対して
それは 負けた時の口実かな? 男がなさけなーい!!
(りぼん2009年10月号・P.30の3コマ目)

 ドッジボールで力まかせにボールを男子に投げつけて男子を
軽口をたたきながら徹底的に叩きのめしたり、所属している柔道部の
主将を完璧に倒してしまったりするなど、もはや「おてんば」なんていう
単語を使うのはちょっと躊躇(ちゅうちょ)したくなる感じです。


○女子には人気の姫ちゃん

 こういう子って実際の世界にいたら人気って出るものなのだろうか?
「カッコイイ女子ナンバー1」なる称号をつけられているようですが
姫ちゃんはモデルの「姫花(ひめか)」にあこがれていて、本人は乱暴物生活を
「ひそかに気にしている」ようです。そんなに気にするのであれば、生活を
改めればいいのに…

姫ちゃん「"姫子"なんていう乙女な名前で悪かったね!! あんな子に
なれるもんならなってみたいよ!! 何気に姫花ちゃんファンだよ

(りぼん2009年10月号・P.39の4コマ目)

 別に顔は悪くないのですが、格好だけでも真似をすればいいのにとも
思うのですが、特にあこがれ姫花に近づく努力をする気はないようです。


○大地登場

 大地も姫ちゃんに負けず劣らず口が悪いな。 自分のかばんが
姫ちゃんに当たって姫ちゃんのかばんから荷物が飛び出したり
持っていたジュースがこぼれてしまったりする被害が出たのに全く
謝る気はないようですし、中身に姫ちゃんのイメージとは違う本が
入っていたことから、そのことをネタにからかったりしています。

※自分のせいで姫ちゃんが倒れた件に関連して
大地「だけど 俺をよけらんなかったってことは
まだまだだな!
」(りぼん2009年10月号・P.36の4コマ目)

 謝るどころか責任転嫁かよ(笑)

 
まぁ相手が姫ちゃんだからこういう態度を取っている
というだけで、姫ちゃん以外の人にぶつかったときは
謝るのでしょうが。

※姫ちゃんの行動が名前にふさわしくないことに関連して
大地「あれ 悔しいの? だったら も~ちょっと 名前らしい
女子めざしてみたら?
」(りぼん2009年10月号・P.39の1コマ目)

 なんだかインターネットで誰かを煽っている
ような感じで姫ちゃんを煽ってるな。
力が強い
姫ちゃんにこんなことを言えるのはこの学校では大地だけかもしれません。

 しかし姫ちゃんも大地も正直あまり仲良くなりたい
と思える性格ではないな。


(つづく)

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2009年9月 4日 (金)

【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その1

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○一気にラブラブになった桜姫と青葉

 これまで大好きな青葉に憎まれたり殺されかかったりして
とてもラブラブどころの騒ぎでなかった桜姫ですが、桜姫が
藤紫のところへ行ってしまいそうになってから、一気に二人の
関係は正常化し進展しました。桜姫と青葉は互いに相手が自分に
とって必要な人物であるということは認識してしましたが、藤紫の
桜姫に対する求婚により、初めてこのままでは二度と会えなくなる
という危機感を抱いたのかも。

 あれだけ自分の気持ちを素直に表現することのできなかった
二人がここまで変わるなんて、人間やれば何でも出来るのでは
ないかという気がしてきました。

 あれだけ毎日のように遠慮せずにいろんなことを言い合っていた
仲だったのに、藤紫の桜姫に対する求婚を断った直後は緊張して
上手く話すことができなかったようですね。付き合い自体は長い
二人ですが、本当の意味での恋人同士生活はまだ始まったばかり
なのでしょう。

 ここまで関係が正常化されたのにどうして結婚話が復活
しないのか疑問です。だって一度は結婚することになり、具体的な動きも
いろいろあったのに妖古騒ぎでなくなってしまっただけなのですから
再び結婚に向けて準備をすれば良いだけのはずなのに…

 まぁ理屈では割り切れない壁がいろいろあるのでしょうね。

○桜姫に手紙殺到

青葉「だからって なんで200通も たまるまで
隠しておくんだ!!

(りぼん2009年10月号・P.279の1コマ目)

 200通ってどう考えても迷惑メール並みの嫌がらせだろう(笑)
毎日こまめに返事を出さないとあっという間に返事を書くのが
大変になってしまうペースで手紙が来ているようですね。

 しかしさんざん世の中から化け物扱いされていたのに、急に
周囲の人から手紙をたくさんもらうようになるとは。
環境の変化が急すぎて桜姫はついていけないのでは???

 山にこもって静かに暮らしていた時代があったとは信じられない
レベルになっちゃいましたね。

 捨てないで隠していただけっていうあたりが桜姫らしいと
言えなくもないですが、いずれバレる日が来るって考えなかった
のだろう…

「朝霧・琥珀の姫様二人占め計画」
(りぼん2009年10月号・P.279の4コマ目)

 青葉のことも忘れないであげてください

(つづく)

「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年9月 3日 (木)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)、お話のまとめ

 伝説の少女まんが「姫ちゃんのリボン」がまさかのリメイク!
「姫ちゃんのリボンカラフル」として21世紀によみがえりました!!!

 記念すべき第1話のまとめをしようと思います。


(9月6日追記)
・ここでは姫ちゃんのリボンカラフルのまとめをしています。
お話の感想についてはこちらをご覧ください。


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水沢めぐみさんの原作「姫ちゃんのリボン」との主な相違点
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(姫ちゃんが冒頭でやっていたスポーツ)

・水沢めぐみさん原作 → 野球
・しほさん作カラフル → ドッジボール

(大地が先生に追われていた理由)

・水沢めぐみさん原作 → 校内で禁止されているローラースケート
をやっていた

・しほさん作カラフル → 授業をさぼった

(姫ちゃんの所属している部活)

・水沢めぐみさん原作 → 特に部活には入っていない
・しほさん作カラフル → 柔道部員

(支倉(はせくら)先輩の所属している部活)

・水沢めぐみさん原作 → 演劇部
・しほさん作カラフル → サッカー部

(支倉先輩の好きな人)

・水沢めぐみさん原作 → 姫ちゃんの姉「愛子」
・しほさん作カラフル → 同じ塾の子

(エリカと姫ちゃんが始めて出会った場所)

・水沢めぐみさん原作 → 姫ちゃんの部屋
・しほさん作カラフル → 風立第一中学校旧校舎前

(姫ちゃんが始めて変身した人物)

・水沢めぐみさん原作 → 姫ちゃんの姉
・しほさん作カラフル → モデルの姫花

(姫ちゃんが変身する際に使用した鏡)

・水沢めぐみさん原作 → 姫ちゃんの部屋の鏡
・しほさん作カラフル → エリカが魔法で出した鏡

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第1話、お話の流れ
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・風立第一中学校の校舎の上にほうきに乗って現われたエリカ
姫ちゃんを探しているらしい

・一方その頃、姫ちゃんは男子に混じってドッジボールをやっていた
男子に対して圧倒的優位に戦った姫ちゃんに対して女子のグループから
大きな声援の声があがる

・敗北した男子から「野々原は女と思うな! あんなの男だ男!」
との声が上がるも、情け容赦なく男子にボールを投げつける姫ちゃん

・どうやら風立第一中学校では姫ちゃんが「カッコイイ女子ナンバー1」らしい

・姫ちゃんと女子生徒たちが話をしている横を先生に追われている
小林大地が走り去っていった。どうやら授業をサボったのが原因らしい

大地は「1年男子ナンバー1イケメン」らしい

・大地のかばんが姫ちゃんの頭に当たり、姫ちゃんは倒れてしまい
かばんから荷物が飛び出し、ジュースはこぼれてしまった

・姫ちゃんのかばんの中に雑誌「Comteen」があったことが判明。
カリスマモデル「姫花(ひめか)」の記事を発見した大地は「同じ
姫なのに大違いだな」と姫ちゃんをからかう

・その後所属している部活の練習に向かう姫ちゃん。
姫ちゃんは柔道部員で、主将から「もう教える
ことは何もな…い…」と言われる


部活帰りに女の子を連れた支倉(はせくら)先輩と会う姫ちゃん。
支倉先輩はサッカー部員。支倉先輩は彼女が出来たと言って
姫ちゃんに彼女とされる子を紹介。同じ塾の子らしい。


衝撃を受ける姫ちゃん。支倉先輩が彼女だと言って
紹介した子がモデルの「姫花」に似ていたことから、支倉先輩は「姫花」
みたいな子が好みだと思う。

・「姫花」に変身したいと願う姫ちゃん。そこへ「変身してみる?」
と言いながらエリカが現われる

エリカは姫ちゃんに「魔法のリボン」をプレゼント

・エリカは姫ちゃんに自己紹介。魔法の国の王女だと名乗るも姫ちゃんは
すぐには信じず

・エリカはその証拠として自分と姫ちゃんが同じ顔であることを挙げる

・エリカは姫ちゃんに「魔法の国の住人には人間界に必ず
同じ顔の人がいてね 私の場合それはあなたなんだけど
その姫ちゃんを1年間観察させてほしいの!」
と言う

・その後エリカは姫ちゃんに対して王家を継ぐための修行であることを
話す

・「魔法のリボン」が姫ちゃんに変身の力を与えることを話す

・とりあえず鏡を魔法で出して姫ちゃんに試しに変身するよう
促すエリカ。姫ちゃんはエリカから変身の方法と変身の呪文
「パラレルパラレル」を聞き、試しに変身してみる

・姫ちゃんが最初に変身したのはモデルの「姫花」

・姫ちゃんはエリカから変身中はリボンがペンダントになる点と1時間以内に
元の姿に戻らなくてはいけない点の説明を受ける

一通り説明が終わったらさっさと魔法の国へ
帰ってしまうエリカ。1時間以内に元の姿に
戻らなかったらどうなるのかの説明はなし


・「姫花」の姿で街を歩く姫ちゃん、そうしたら一般の人や
関係者に見つかってしまい、大変なことに

・脱兎(だっと)のごとく逃げ回っているところを大地に
助けられる

・「姫花」に変身したままの状態で大地と話をする姫ちゃん
大地から姫ちゃんについて「俺はあいつ かわいいと思うよ」と
言う言葉を聞き驚く姫ちゃん
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2009年9月 2日 (水)

【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その7

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第九話「春を愛する人へ」(りぼん2009年9月号)感想 その6
↑のつづき


○青葉、桜姫に自らの命字「生」を渡す

青葉「おまえにやる 俺の運命 全部おまえにやるよ…!!
(りぼん2009年9月号・P.202-203)

 命字を渡すということは命をそっくりそのまま預けると全く同じ
なのですから、本当に愛していなければ絶対にできない行動ですね。
中納言は命字を槐(えんじゅ)に渡したのが原因で結局殺害されてしまい
ましたし。

 しかしこのセリフ、究極のプロポーズだな。

青葉「滅ぼすばかりじゃないさ ふたり一緒なら
(りぼん2009年9月号・P.204の2コマ目)

 なんだかプロポーズの言葉みたいなセリフが連続してるな。
青葉ってこんなに情熱的だったのか。

 ついさっきまで、お互い面と向かって本当の気持ちをぶつけ合わない
まま別れようとしていたとは信じられないような展開の連続ですね。
本当は別れたくないのに別れざるを得ない状態に置かれていたから
今までの反動が一気に来てしまったのかも。

○一方桜姫は青葉につくしを渡す

 唐突(とうとつ)につくしを渡されて戸惑っている青葉ですが
桜姫からもらうものならなんでもうれしいでしょう。桜姫と
つくしといえば、ある意味切っても切れない関係ですよね。
子供の頃「親王様」に食べさせてあげようとしてつくしを
とっていたこともあったようですし。(桜姫華伝2巻・P.58)
あの頃は渡すことができなかったつくしでしたが、時を超えて
ついに渡すことができたようです。

 このあと桜姫は「生まれてきてよかった」と実感できたようですが
本当によかったですね。今までずーっと孤独やつらい日々ばかり
が続いていましたから。好きな青葉に殺されかけたあたりは人生の
どん底だったかも。そこからよく這(は)い上がってくることができましたね。


○桜姫と青葉、藤紫のところへ行くことに

青葉「やっぱり謝りに行かなーとな…藤紫に
(りぼん2009年9月号・P.210の2コマ目)

 桜姫が藤紫のところに行くという話を断りに行く必要に
迫られたためですが、この時代、時の権力者と交わした約束を
断りに行くのは相当大変なことですよね。まぁ桜姫も青葉も
特別な存在だから謝りに行けば住む話なのでしょうが。

○桜姫への求婚は冗談だったと話す藤紫

藤紫「え? 桜姫への求婚? もちろん冗談だよ?
(りぼん2009年9月号・P.211の1コマ目)

 いやいやこれはいくらなんでも嘘だろう(笑)
どう考えても冗談でやってるような感じではありません
でしたし、自分の立場を十分分かっている藤紫であれば
求婚の重みは当然分かっているはずです。

 桜姫の幸せを考えたら自分は何をなすべきかを考えたら
おのずから選択肢は絞られるはずです。桜姫の幸せを考えたら
桜姫が本当に好きな人と結ばれるのが一番ですからね。

 しかし今回の藤紫はとても大きな仕事をしました。もし
藤紫が求婚をしなかったら、桜姫と青葉が仲良くなったのは
ずっと先になってしまった可能性もありますし。

 人間、追い込まれなければ成しえないこともたくさんあります。
桜姫と青葉にとって、追い込まれなければ成しえないことは
自分の好きな人に素直に好きだと表現できることだったのかも
しれません。

213ページの藤紫の表情が、藤紫の心をすべて表現している
のかも…
「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年9月 1日 (火)

【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その5

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その4
↑のつづき

○ナナギに意見を言えるのは夢だけかも

夢「逃げたんじゃない 選んだんだよ!
(りぼん2009年9月号・P.110の1コマ目)

 ナナギの心情を理解し傷ついた心を癒(いや)す言葉を言うことができ
さらに意見を言うことができるのは地球上ではでは夢しかいないでしょう。
ひとつの星の運命を背負った代表者のプレッシャーと見放された絶望感を
同時に夢は経験しているのですから。(夢の場合は母親が突然置手紙を
残して家を出て行ってしまった)

 どんなに良い意見でも違う境遇の人に言われたのであれば
なかなか聞く気にはなれないはずです。しかし似たような境遇の夢が
言うことなら聞く耳もあるでしょう。

 夢は地球を救うためにがんばっていますが、とりあえず
モモとナナギの関係が崩壊するのを防ぐことは成功しました。
もし夢がナナギが消滅するのを阻止しなければ、モモとナナギは
二度と会えなくなってしまいましたから。

 モモとナナギが刺傷事件以後初めて顔を合わせた時も
夢がいたことによりその場の雰囲気が良くなってましたし
今やモモとナナギにとって夢は欠かせない存在なのでは
ないでしょうか。

○追い出されてもなお、民(たみ)のことを思うナナギ

※ナナギが追い出された星に残された人達について
ナナギ「幸せに…生きていてくれなきゃ意味がない
(りぼん2009年9月号・P.113の7コマ目)

 そりゃナナギにしてみれば、星の人達のために出て行ったのに
実際に星に残った人達が幸せに生きていないのであれば、自分の
犠牲は無意味だったということになってしまい
、何のために断腸の思いで
星を出たのか分からなくなってしまいすからね。

 追い出されてもなお、ふるさとの星に人々に対する愛は失われて
いないのですね。本来だったら、恨みこそすれ、心配するなんて
いうことはまずないのでしょうが、ナナギは本当に自分が生まれ育った
星を愛していたんだなぁ。

 もしモモが現われなければ、ナナギは王になっていた可能性が
極めて高いのですが、もしすんなり王になっていたら自分に対する
先代の王の冷たい視線やナナギに対する愛情などとっくに消えうせた
アルハの浮気に耐えながら、良い政治をしたものと思われます。

 結果としてモモはナナギが住んでいた星にダメージを与えた
ようですね。いくら形としての星が残ってもそれを動かす良い
人材がいなれければ、意味がないですから。

○人生を翻弄(ほんろう)されてもなおモモを憎めないナナギ

ナナギ「…どうしてかな つらいこといっぱいあったのに
お前に会わなきゃよかったとは思わないんだ…

(りぼん2009年9月号・P.115の4コマ目)

 これはただ単に見た目がかわいらしいからとか、長く一緒に
いたから情がうつったとかいう次元の話ではないですね。なんだか
性格的に憎めないんだよなぁ。

 モモが刺されてもなおナナギを憎んでいないのと同じで
理屈では割り切ることのできない絆(きずな)のようなものが
生まれたのでしょう。

○ぽんきち、ナナギに泣いて抗議

 怒ったぽんきちもかわいいですね。マジでぬいぐるみが欲しくなる。

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