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2009年9月 1日 (火)

【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その5

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【MOMO】第13話「I'm here」(りぼん2009年9月号)感想 その4
↑のつづき

○ナナギに意見を言えるのは夢だけかも

夢「逃げたんじゃない 選んだんだよ!
(りぼん2009年9月号・P.110の1コマ目)

 ナナギの心情を理解し傷ついた心を癒(いや)す言葉を言うことができ
さらに意見を言うことができるのは地球上ではでは夢しかいないでしょう。
ひとつの星の運命を背負った代表者のプレッシャーと見放された絶望感を
同時に夢は経験しているのですから。(夢の場合は母親が突然置手紙を
残して家を出て行ってしまった)

 どんなに良い意見でも違う境遇の人に言われたのであれば
なかなか聞く気にはなれないはずです。しかし似たような境遇の夢が
言うことなら聞く耳もあるでしょう。

 夢は地球を救うためにがんばっていますが、とりあえず
モモとナナギの関係が崩壊するのを防ぐことは成功しました。
もし夢がナナギが消滅するのを阻止しなければ、モモとナナギは
二度と会えなくなってしまいましたから。

 モモとナナギが刺傷事件以後初めて顔を合わせた時も
夢がいたことによりその場の雰囲気が良くなってましたし
今やモモとナナギにとって夢は欠かせない存在なのでは
ないでしょうか。

○追い出されてもなお、民(たみ)のことを思うナナギ

※ナナギが追い出された星に残された人達について
ナナギ「幸せに…生きていてくれなきゃ意味がない
(りぼん2009年9月号・P.113の7コマ目)

 そりゃナナギにしてみれば、星の人達のために出て行ったのに
実際に星に残った人達が幸せに生きていないのであれば、自分の
犠牲は無意味だったということになってしまい
、何のために断腸の思いで
星を出たのか分からなくなってしまいすからね。

 追い出されてもなお、ふるさとの星に人々に対する愛は失われて
いないのですね。本来だったら、恨みこそすれ、心配するなんて
いうことはまずないのでしょうが、ナナギは本当に自分が生まれ育った
星を愛していたんだなぁ。

 もしモモが現われなければ、ナナギは王になっていた可能性が
極めて高いのですが、もしすんなり王になっていたら自分に対する
先代の王の冷たい視線やナナギに対する愛情などとっくに消えうせた
アルハの浮気に耐えながら、良い政治をしたものと思われます。

 結果としてモモはナナギが住んでいた星にダメージを与えた
ようですね。いくら形としての星が残ってもそれを動かす良い
人材がいなれければ、意味がないですから。

○人生を翻弄(ほんろう)されてもなおモモを憎めないナナギ

ナナギ「…どうしてかな つらいこといっぱいあったのに
お前に会わなきゃよかったとは思わないんだ…

(りぼん2009年9月号・P.115の4コマ目)

 これはただ単に見た目がかわいらしいからとか、長く一緒に
いたから情がうつったとかいう次元の話ではないですね。なんだか
性格的に憎めないんだよなぁ。

 モモが刺されてもなおナナギを憎んでいないのと同じで
理屈では割り切ることのできない絆(きずな)のようなものが
生まれたのでしょう。

○ぽんきち、ナナギに泣いて抗議

 怒ったぽんきちもかわいいですね。マジでぬいぐるみが欲しくなる。

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