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2009年10月10日 (土)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】1話「receet1 あたし、パティシエールになる!」感想 その3

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメ1話から8話までの感想)】←これまでのまとめはこちら

【夢色パティシエール(アニメの感想)】1話「receet1 あたし、パティシエールになる!」感想 その2
↑のつづき


○なつめ優勝

 なつめはこれまでの練習の成果を存分に発揮することができましたが
いちごの勇気ある声援に助けられたということを決して忘れては
いけないでしょう。周りの人の助けというと、ついつい技術的な面
ばかりに目が向いてしまいがちですが、こうやって精神面で助けて
くれる人がいるというのは大きな武器ではないでしょうか。

 今回のなつめの場合、本番中に緊張のしすぎで指が動かなくなって
しまいましたが、もしいちごが奇抜な声援を送らなかったらまず間違いなく
優勝などできなかったでしょう。

○いちご、帰り道で「スイーツフェスタ2009」の会場へ寄り道

 まさか通りすがりの人の甘いにおいによって自分の人生が
変わることになるとはこの時点では想像すらしていなかった
だろうなぁ。

○財布を忘れていることに気づいたいちご

 何しろ階段から落ちるほどあわてていましたから、財布を持って
いなくても何もおかしくないです。会計の段階になって財布がないこと
に気づき、涙目でケーキを元の場所に戻そうとしたところで家族に
発見され事なきを得たのですが、実はこの財布を忘れたことに気づいた
タイミングがいちごの人生を変えることになりました。

・財布を忘れたことに気づくのがケーキフェスタ2009の会場に入る前の場合
→そもそもケーキをトレーに入れてレジに行くなどということをしない
ので、当然父親にケーキ代を出してもらってケーキを食べるということも
なく、結果としてアンリ・リュカスと出会うことはなかった

・財布を忘れたことに気づくのがケーキフェスタ2009の会場に入った後の場合
→今回はこちらのパターンだったのですが、財布を忘れたことに気づいて
いなかったおかげで、とりあえずケーキフェスタの会場に入ったいちご
いちごを追ってきた父親に発見されて代金を代わりに支払ってもらったので
ケーキを食べることができ、結果としてアンリ・リュカスと出会うことが
できた

○いちご、他人の財布でケーキ食べ放題と知り歓喜

 遠慮という言葉を知らないのか(笑) 父親がケーキ代を出して
くれると知り、さらにケーキをトレーに補充するいちご。大食い属性も
十分持ち合わせているようです。

○ケーキの分析が得意ないちご

 一口食べただけで、食べたケーキが何であるか的確に分析し
言葉で表現できるなんて、ものすごい才能だろう…
母親は他人のフリをするよう妹のなつめに言っていますが
たしかにこの状況で「実はあの子の母は私です」って名乗りたく
ないよなぁ。

○いちごにお礼を言うなつめ

 奇抜な声援をくれたいちごに対してちゃんとお礼を言う
なつめ。いい子だなぁ~

○食べたケーキのひとつにピンとくるいちご

 昔おばあちゃんに作ってもらった「魔法のスイーツ」と味が
似ていると気づいたいちごですが、ただ単に「なんだか似てるなぁ」
で済まさないで、とにかく会場内のどこで取ったケーキであるか
探して周るなんてすごいです。

 とにかくいちごがケーキに対する思いは半端でないことが
よくわかります。

○アンリ・リュカスと運命の出会い

 ここで、アンリといちごは運命の出会いをします。いちごの舌に
驚いたアンリはいちごに対して聖マリー学園への入校を薦めて
いるのですが、いちごの驚異的な味覚はプロをも唸(うな)らせる
ものだったとは。新作ケーキのテーマを言い当てたのが衝撃的だったのかも。

 いちごは、ほめられまくって困惑していますが、一体今まで家族から
どんな扱いされていたんだよ…よっぽと妹と比較される日々だったの
かもなぁ。

 しかし今この場で初めて聞いたような学校で、見学すら
していない状態、しかも全寮制の学校というにもかかわらず
あっさり聖マリーへ入校を決めるなんていちごはなんという
決断力の持ち主なんだよ…

普通、こんなイベント会場で言われたことなんか軽く聞き流して
終わりだろう。

 理屈抜きで何か感じるものがあったのかもしれません。ケーキを
一口食べて味が分かるように、アンリが薦める聖マリー学園に行くと
運命が良い方向に変わるということを瞬時に感じ取ったのかも。

○いちごの父、いちごが聖マリーに入るのに反対

 どう考えてもいちごの父のほうが正論です。
どうもありがとうございました。

 イベント会場でちょっと話が出たからといって全寮制の
学校へ二つ返事で送り出す父なんていたら逆に怖いよ。

大体どんな学校なのかまともに情報を持っていないのに。学校見学や
説明会に出たとしても賛成に周る父は少数ではないでしょうか。

 こう言ってはなんですが、お金だってかなりかかるでしょう。
いちごだけでなく家族の生活設計をも大きく狂わせるようなことを
たかだか数時間で決断できるはずがないです。

 ただ母の考えは違っていたようで…

○いちごの母、いちごに負い目があった

 妹のなつめのことばかり相手にしていたことに対して一応
罪悪感のようなものがあったのか。だからといっていちごが
全寮制の学校へ行くことについてあっさり認めるっいうのは
ちょっとどうかと思いますか(笑)

 父親に対していちごの聖マリー入校を認めるよう強く迫って
いますが、いちごにとって聖マリー入校が本当に良いことなのか
ちゃんと考えた上での判断なのかな?

 しかしいちごの祖母の能力が隔世遺伝しているのではないかとの
説を主張していたのは笑えました。

○いぢこの父、いちごの聖マリー入校を認める

 なんだかすっかり悪者に仕立て上げられたいちごの父、
ケーキフェスタ2009でいちごのケーキ代を出してしまったのが
原因でこんなことになってしまいました。

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