【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その4
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【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その3
↑のつづき
○必死に返事を書く桜姫
桜姫「も…もうだめ~っ 頭ぐるんぐるんだよ~っ 何通
終わった?」(りぼん2009年10月号・P.290の1コマ目)
そりゃ好きな人と会えなくなってしまったのですから
手紙をくれた人への感謝の思いを伝えるためではなく、早く青葉に
会いたいために返事を書きまくっているようです。
もともと手紙を書く習慣がある人でもさすがに三桁の手紙を
書くのは決して簡単な作業ではないでしょう。桜姫にとっては
無限に手紙を書き続けなくてはいけないような気分になるだろうなぁ。
朝霧「22通」
琥珀(こはく)「残り178通です」
(りぼん2009年10月号・P.290の2コマ目)
やはり溜めすぎたな…もし青葉が返事を出すよう強く迫らなかったら
まず間違いなく返事を出すことなく放置したままだっただろうな。
文章を考えるのも大変ですから、22通と言っても決して少ない数では
ないんですよね。
○桜姫、逃走
すっかり桜姫は何かあったら逃げるっていうのが定着したな(笑)
ただ今回の場合は本格的に逃走したという訳ではなく、ちょっと邸(やしき)
の敷地内の木の上に上っただけですから、桜姫自身は逃げ出したとの認識は
ないのでしょうが。
逃げたくなる気持ちは理解できます。パソコンが当たり前のように
存在している現代でも178通ものメールの返事を出さなくてはいけないって
いうことになったら絶望的な気分になりますし。
○桜姫と朝霧と琥珀の3人、木の上で密談
木の上って意外と盲点かも。普通どこかに隠れた人を探す場合
下ばかりを見てしまい、上なんかなかなか見ないですから。
いつの間にか琥珀は疾風(はやて)のことをどう思っているのかという
話になったようです。
琥珀「そんなのなくても 琥珀には疾風が世界中でただ一人の
『男の子』です」(りぼん2009年10月号・P.293の3コマ目)
この言葉を疾風が聞いたら大変なことになっただろうな…
ただでさえ琥珀に対する想いを押さえつけれているのに
琥珀が本当は自分に対して好意を寄せているということが
分かったら、もう疾風を抑えるものは何もなくなるでしょう。
○疾風が蛙(かえる)の姿になった理由が判明
琥珀「疾風を蛙にしちゃたの 琥珀だから」
(りぼん2009年10月号・P.294の2コマ目)
蛙にしてしまうなんて一体どんな状況だったんだよ(笑)
なんらかの理由で琥珀と疾風がけんかをして琥珀が腹いせに疾風を蛙
にしたの? それとも本当に間違いで変身させてしまったの???
理由はどうであれ好きな子を蛙にしちゃったなんて琥珀も
つらいだろうな…もっとも一番つらいのは疾風自身ですが。
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