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2009年10月

2009年10月31日 (土)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】4話「receet4 ケーキなんか大嫌いだ!」感想 その2

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメ1話から8話までの感想)】←これまでのまとめはこちら

【夢色パティシエール(アニメの感想)】4話「receet4 ケーキなんか大嫌いだ!」感想 その1
↑のつづき

○いちごの大食いを見て驚くスイーツ王子

 学校内にこんなすばらしいカフェがあるとは。聖マリー学園の
教育環境は立派なようですね。ここで仕事をすれば知らず知らずの
うちに基礎が身につくでしょうから卒業後、ある程度の戦力にはなりそうです。

 そうか、いちごの大食いをスイーツ王子達は知らなかったのか。
この大食いのおかげでいちごは聖マリー学園に入ったと言っても
言いすぎではないのですが、回転寿司みたいな感じで皿を積み上げて
いるのですから、驚くのも無理はありません。食べる前に注文をするはず
なのですが、スイーツ王子達は注文しているところは見ていなかったのかな?

 いちごは樫野にいろいろ言われても全く動じる様子はないですね。
大食いはかまわないけれど、食べ方は工夫したほうがいいかもなぁ。
これでは初対面の人はドン引きだろう…実の母ですら妹に他人のフリを
するよう指示するほどですし。

○「サロン・ド・マリー」で働きたいと思ういちご

 しかしいちごの積極的な姿勢は本当に見習いたいです。実習中に
さんざん失敗をして周りの生徒から嫌味を言われたのに、引きこもること
もなく、ちょっと泣いただけですぐに元の元気ないちごに戻って
「サロン・ド・マリー」で働きたいと志願するなんて。
普通、あそこまでダメっぷりをさらけ出したら学校内で目立とうとは
思わないでしょう。

 高等部の生徒でないとなることができないと知り残念がるいちご
ですが、花房から安堂の実家の和菓子店に手伝いにいかないかと
持ちかけられて即答してますね。「また失敗したらどうしよう」
とか考えずにな何でも挑戦するのはとても良いことだと思います。

○安堂の実家の和菓子店「夢月」で手伝い開始

 案の定苦戦するいちごでしたが、バニラの助けもあってなんとか
こなしている感じですね。バニラもちゃんと和服に着替えているのが
かわいいです☆

○安堂の弟「一太」に罵倒(ばとう)されるいちご

 いきなり「ケーキブタ」とかひどすぎだろう(笑)
よっぽどケーキが憎いのだな。この段階ではなぜ一太が
ケーキのことを嫌いなのかは明らかにされていないのですが
いきなりブタ呼ばわりされたら誰だった怒ります。

 怒ったいちごが「大食いクイーンと呼びなさい」と言いながら
ケーキ大食いチャンピョン(原作から推定)の金メダルを見せている
のはわろた。メダルをいつも持ち歩いているのか…お守りのような
ものなのかもなぁ。

○一太、「ケーキなんか大嫌いだ」と泣きながら走り去る

 兄はどうしてこういうことになってしまったのか、理由も
分からず困っている様子ですね。強引に聞き出そうとしても
相手が心を閉ざしてしまっている場合は無理ですし。

 それに今は聖マリーで寮生活をしているからなかなかゆっくり
話すこともできないでしょう。

○いちごの強引な性格が思わぬ方向へ

 バニラの制止を振り切って、一太にケーキをすすめたいちご
でしたが、一太はケーキを振り払ってしまい、ケーキが壁に
ぶつかってしまいましたが、これが思わぬ方向へ話が進んでいく
きっかけとなりました。ケーキを振り払った一太を安堂が激しく
叱責(しっせき)し、思わず叩いてしまったら、一太はその場から
走り去ってしまいました。

 ここであきらめたらただの子ですが、いちごは一太の後を追い
どうして一太がケーキのことを嫌いなのか聞き出すことに
成功しました。一太は兄と一緒に店を継ぐのが夢だったが、兄が
ケーキの学校へ行ってしまったことからケーキに夢を壊されたと思って
しまい、心を閉ざしてしまっていたのか。

 安堂は、ある日自分で抹茶ロールケーキを作ったらすごくおいしく
作ることができたので、その時に夢月の伝統を取り入れた和洋スイーツを
作ろうと思い、そのためにもケーキを腕を磨こうと思ったから聖マリーへ
行ったのですが、その思いは一太には伝わっていなかったのですね。

 まぁまさか弟がこんなことを考えているなどとは想像すらしていなかった
のでしょうから、説明しないまま聖マリーへ行ったことを責めること
などできないでしょう。

 もしいちごが強引にケーキをすすめなければ、一太がケーキの
ことを嫌いな理由が判明するのはずっと後になってしまったかも
しれません。いちごの強引な性格が安堂家を救いました。

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2009年10月30日 (金)

【スターダスト★ウインク】star.10(りぼん2009年11月号)感想 その3

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【スターダスト★ウインク】star.10(りぼん2009年11月号)感想 その2
↑のつづき

○運動会のパネル完成

小林先生「そうだ望月さん 帰りに都倉くんのお見舞い行ってきたら!?
(りぼん2009年11月号・P.397の4コマ目)

 杏菜にしてみれば思わぬ展開でしょう。まさか先生からこんなことを
言い出すとは予想すらしていなかったでしょうし。下手をした日向とくるみが
一対一で会ったりしたらその場で告白っていうことも十分ありえますし。
杏菜もそれが一番気がかりのようですね。

小林先生「きっと都倉くんも完成したパネル見たいはずだもん
写メ撮って 持って行ってあげなよ♪

(りぼん2009年11月号・P.397の5コマ目)

 いやいや写真を撮って撮った画像が納められた携帯を
わざわざ持参するのっておかしいだろう。
写真をメールに添付して
そのまま送ればいいのに(笑)

 日向が熱を出した理由が感染性の高いウイルスの感染によるもの
だったらくるみも巻き込まれるおそれがあるのだが…

杏菜「ななななな なにを言い出すんだこの人 お見舞い
なんて行ったら お見舞いなんて行ったら……!!!

(りぼん2009年11月号・P.398の1コマ目)

 杏菜には同情できんな。今までさんざん他の女の子より女の子より
有利な立場にいたのに何もしてこなかったのですから、今さらヤバく
なったからと言って騒がれても困る。これまで一貫して「幼なじみは
恋愛の対象外」とブレることなく主張し続けたのですから最後まで
通してもらいたい。

 何もしないで時がただ過ぎるのを待つだけだったのに、他の子が
告白するのは嫌ってどんだけ自己中なんだよ。じゃあ、今回くるみが
告白するのをやめたら杏菜は告白するのか? どうせなんだ
かんだ言って結局何もしないんだろう? 

 ど う せ 何 も し な い ん だ ろ う ?

○くるみがメールを送った「マリちゃん」は小林先生だった

くるみ「マリちゃんはなんでも相談にのってくれるから つい
いっぱいメールしちゃうんだ

(りぼん2009年11月号・P.400の2コマ目)

 いい関係ですね。先生と仲が良い生徒っていうのはいつの世も
いますから、メールのやり取りをしていてもなんらおかしくは
ありません。しかし恋愛相談までするとは余程関係が良好なのでしょう。
普通こういう話ってあまり先生には知られたくないでしょうし。

 日向にお見舞いに行くように仕向けているところを見ると小林先生は
以前からくるみの恋愛相談を受けていたのでしょう。

○杏菜、くるみにメールが間違って届いたことを伝える

杏菜「いや あの 残念ながら… 私もついメール読んじゃって
ごめんね…
」(りぼん2009年11月号・P.401の2コマ目)

 これは別に杏菜は悪くないだろう。間違えたのはくるみですし。
まぁ書かれていた内容を言いふらしたとかだったら責められても
仕方がないですが、別に杏菜は誰にもしゃべりませんでしたし。

 杏菜にこの事実を告げられた時のくるみの気持ちは察するにあまり
あります。単なる雑談とかだったらそれほど気にすることもないので
しょうが、内容が内容だけに…おそらく血の気がひいただろうな。

○くるみ、杏菜が日向のことを好きなのではないかと思っていた

くるみ「古城さんも都倉くんのこと好き…だよね
(りぼん2009年11月号・P.403の5コマ目)

 まぁあれだけ露骨に態度に出せば普通分かるよな。くるみも
杏菜に自分が小林先生に送ったメールを読まれてしまったことから
この話を切り出さざるを得なくなったんだろうなぁ。

(つづく)

【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年10月29日 (木)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第2話(りぼん2009年11月号)感想 その2

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第2話の感想を書いています。
第2話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

【姫ちゃんのリボンカラフル】第2話(りぼん2009年11月号)感想 その1
↑のつづき

○重要なことをさらりと言うエリカ

エリカ「そして修行中 私はネコに姿を変えることしかできないの
魔法で助けてあげられないからしっかりね!

(りぼん2009年11月号・P.237の1コマ目)

 ただ単に観察するだけなのか。でも助言くらいはできるから
やはりエリカが側にいてくれれば姫ちゃんも安心でしょう。

 よくよく考えたらエリカが魔法で助けちゃたら観察の結果が
変わっちゃう恐れがあるから、仮に魔法を使えたとしてもあまり
助けないほうがいいですね。

エリカ「さっきだって時間オーバーしてたら
あの姿のままだったんだから!

(りぼん2009年11月号・P.237の2コマ目)

 なんだってえええぇぇぇぇっっっ!!!

 なんでそんな大事なことを言わないんだよ(笑) 普通一番
最初に言うだろうに。姫ちゃんあぶない橋渡りすぎだろう。
あのまま姫花(ひめか)の姿のままだったら姫ちゃんは第二の人生
を歩く羽目になったのか。

 …ある意味姫ちゃんの願いが実現する形となりますが、姫ちゃんの
反応を見るとずーっと姫花のままはやっぱり嫌なのですね。そりゃ
家族にも友達にも二度と会えなくなるようなものだから当然ですよね。

※自分が姫ちゃんに大事なことを言うのを忘れていたと指摘されて
エリカ「あれ? そう? ま なんとかなるわよね☆
それよりこのかわいくてあまい香りのものなーに?

(りぼん2009年11月号・P.237の3コマ目)

 エリカが事の重大性を全く分かって
ないのでわろた。

 なんだか姫ちゃんとエリカって性格が似ている感じですね。
エリカは顔だけでなく、性格も似ているのかも。

○姫ちゃん、猫の姿のエリカを家族に紹介

 猫の姿って本当に都合がいいな。ある日突然人やロボットを
家においてくださいなんてそう簡単に言うことはできませんが
猫なら気軽に話を切り出すことができますし。集合住宅に住んでる
場合は難易度があがりますが、姫ちゃん一戸建てに住んでいるから
余裕でしょう。家族に猫嫌いの人がいないでよかったですね。

 食事はどうなるの? 猫用のごはんをあげるのか? それとも
こっそり人間に変身して食べるのかな?

 まぁ強いて問題をあげるとすれば、家族にエリカ猫としゃべって
いるところを発見されたらちょっとやっかいという点でしょうか。
姫ちゃんがいないときにおもわずエリカ猫が人の言葉を言わないように
気をつけないと。もっともエリカ猫は常に姫ちゃんの側にいるように
努力するでしょうからそんなにもめることはないとは思いますが。

○姫ちゃんの家は兄と思われる人物と弟がいる

 姉と妹ではないのか。背が高い男の子はたぶん兄でしょうね。
姫ちゃんの性格はこの兄弟の影響を受けたのかな? 家族の関係は
良好っぽいですね。

○大地に言われたことが気になる姫ちゃん

 大地に「俺はあいつかわいいと思うよ」って言われたことが
どうしても頭から離れない姫ちゃん。姫ちゃん自身の姿で
言われたのであれば単なる冗談と受け流したかもしれませんが
姫花の姿で言われてしまったので、かえって気になって仕方が
ないのかも。

姫ちゃん「なんとなく会いづらいなー といっても同じクラスだし…
(りぼん2009年11月号・P.241の1コマ目)

 別に「姫ちゃん」の姿で言われたわけではないから普通にして
いればいいのですが、もうこうなってしまうと意識しちゃい
ますよね。

 下駄箱を探して大地が登校してきたかどうか確認していますが
そんことをやっても無意味だと思う…

○姫ちゃんが頭にリボンをつけていることが話題に

 そりゃ男の子みたいな姫ちゃんが頭にリボンをつけていたら
話題にならない訳がないです。姫ちゃんは顔はかわいいのですから
黙って何もしなければ十分似合うと思う。

 ところで頭にリボンをつけているっていうことはいつでも
変身する気満々ということですね。まぁいつ変身できる機会が
やってくるか分からないですしね。

(つづく)

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2009年10月28日 (水)

【MOMO】第15話「フェイクハーツ」(りぼん2009年11月号)感想 その2

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【MOMO】第15話「フェイクハーツ」(りぼん2009年11月号)感想 その1
↑のつづき

○叶歌(かなか)に忘れ物を届けるモモを叶歌が発見

モモ「でもよく考えたら叶歌のおうち知らなかったのだ
モモちゃんお腹すいて動けないのだ…

(りぼん2009年11月号・P.71の3コマ目)

 宇宙を飛び回っているモモが叶歌の家にいけないなんて…

 目的地の場所も知らない状態で家を飛び出す大魔王って一体(笑)
お腹が空いて動けなくなるほど歩き回る前にどうして家に帰ろうと
しないのだろうか。無計画にもほどがありますが、こういうお茶目な
要素のあるモモっていいですね。

 そもそも不思議な力が使えるはずなのですが、叶歌の家を
探り当てるような能力は持っていないようです。

○叶歌、家にモモを招待

※叶歌の母に対して
モモ「モモちゃん このお店のケーキは宇宙1だと思うのだ!!
(りぼん2009年11月号・P.72の4コマ目)

 そこまで思うのであればポイントください。おねがいします。
あ、でも過去にケーキにまつわるポイントはもう夢がもらっている
すから無理か。

 …最近ポイント集めをあまりやらなくなってしまったので緊張感が
なくなっていますが、モモはあくまでも地球を破壊することも
視野に入れているんですよね。

 モモが叶歌に「忘れ物」を届けた目的はケーキが食べたいからでしたが
その目的は見事に達成しました。

叶歌の母「どれでも好きなだけ選んでいいからね!
(りぼん2009年11月号・P.72の4コマ目)

 テーブル一杯にケーキを並べて至福の時を過ごす
モモであった。

 ぽんきちは叶歌の目もあるから自由に動けず残念ですね。
目の前に夢空間が広がっているのに何もできないなんてさぞかし
無念だろうな。

○叶歌、モモに夢と撮った写真を見せる

 本当に幼少期から一緒に時を過ごしてきたのか。本当に仲が
いいんだなぁ。

 こうやって一緒に撮った写真があるということはこの2人の仲は
以前は家族公認だったんですよね。だって自分撮りをしているとは
思えない写真が多数ありましたし。

○叶歌、モモに思わぬことを聞く

叶歌…ねぇモモちゃん ナナギくんてどんな人?
(りぼん2009年11月号・P.74の2コマ目)

 唐突(とうとつ)すぎるだろう。ここまでナナギの話など全く出てきて
いないのに、なぜナナギのことを聞くんだ??? まぁこの後どうして
ここでナナギのことを持ち出したのかなんとなく分かるようになって
いますが。

 叶歌からしてみればナナギのことを夢に聞くわけにもいかないし
沙成にもなんとなく聞きづらいでしょうから、ナナギのことを
聞ける相手はモモだけですよね。モモと2人きりになることができる
機会なんて滅多にないですから、この機会を逃すまいと思ったの
でしょう。

モモ「夢とはよくケンカしてるのだ 今日も裸がどーとか
ケンカしてたのだ でも仲良しなのだ

(りぼん2009年11月号・P.74の1コマ目)

      こ れ は ま ず い

 いろいろ叶歌に想像させちゃうじゃないか(笑)

 無垢(むく)な性格の怖さが出たな…モモは子供ではないのですが
性格は子供そのものですから、モモに何かを言ったらそれがどこで
話されるか分からないから怖いですね。

モモ「モモちゃん 夢もナナギも好き好きなのだ
ナナギも夢とモモちゃんが好き好きなのだ!

(りぼん2009年11月号・P.74の2コマ目)

 モモのこの言葉を聞いた瞬間の叶歌の表情が
あまりに悲しすぎる…
まるで全てを悟(さと)ってしまったかの
ような顔だ。

(つづく)

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【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その7

【赤ずきんチャチャ(原作・単行本1巻から4巻)】←今までの感想のまとめはこちら

【赤ずきんチャチャ原作】21話「進級試験はたいへんだぁーの巻」感想 その6
↑のつづき

○リーヤ、またまた追試に落ちる

 一体どんな問題が出されたかは不明ですが、これまでの
状況からしてどう考えても間違えるほうが難しい問題だった
んだろうなぁ。ここまでやって落ちるということは本当に勉強に
向いていないのでしょう。他の学校だったらもう見捨てられかねない
レベルですが、ラスカル先生は本当にやさしいですね。

 リーヤは勉強はできないですが、動物的な身体能力は魅力的
ですから、そちらの方面を伸ばせばいいでしょう。幸い
うらら学園は個性的な生徒が多いですからリーヤでも十分やって
いけるのではないでしょうか。

○リーヤの追試、結局徹夜に

 追試につきあったラスカル先生すごすぎだろう…ここまで
落ち続けるなんてわざと落ちようとしているとしか思えないです。
リーヤが正解することのできた問題って一体何だったのだろう?

○まやちょんの手紙はデートのお誘いだった

 ツンデレだったのか…おめかしして弁当まで作ってくるくらい
だったらはっきり好きだと言えばよかったのに。

 これからラスカルと会う時にまやちょんはどんな顔をして会うの
だろう? 

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2009年10月27日 (火)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】4話「receet4 ケーキなんか大嫌いだ!」感想 その1

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメ1話から8話までの感想)】←これまでのまとめはこちら

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4話 アニメと原作の違い
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<「サロン・ド・マリー」に行った理由>

(原作)→グランプリシリーズに出場するので対戦することになる
高等部の敵情視察のため

(アニメ)→特に言及なし

<天王寺の姿をいちごが初めて見た時の状況>

(原作)→美夜といちごが口論しているところを天王寺に注意された

(アニメ)→姿を見ただけで特にいちごと接触なし

<安堂の実家「夢月」にいちごが行ったきっかけ>

(原作)→かき入れ時の連休に人手が足りなかったので手伝うことになった

(アニメ)→「サロン・ド・マリー」で働けるのは高等部の生徒
だけだと知り落ち込むいちごに対して花房が夢月で働くよう
薦めた

<いちごが夢月に行った際に登場したスイーツ精霊(スピリッツ)>

(原作)→バニラ、ショコラ、キャラメル、カフェ

(アニメ)→バニラのみ

<ケーキ大食いチャンピョンの金メダルを見せた状況>

(原作)→夢月でのお手伝いが終わった後、後日一太からはがきが
届いた際にスイーツ王子達に見せた

(アニメ)→一太に「ケーキブタ」と言われた際に反論しながら見せた

<いちごが安堂の祖父と豆大福について話をした状況について>

(原作)→豆大福を握ったまま眠ってしまい、次の日の朝5時過ぎに
目が覚めて、初めて自分の置かれた状況に気づきあわてて安堂の元へ
行った際に祖父と話をした
※もともと泊りがけで夢月に手伝いにいくことになっていたので
泊まったこと自体は予定の範囲内

(アニメ)→休憩の時に豆大福を食べたらいちごがとても気に入って
いたので安堂に作った祖父と会うように勧められた

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アニメ「receet4 ケーキなんか大嫌いだ!」お話の流れ
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・聖マリー学園高等部の生徒会が運営している「サロン・ド・マリー」
に行ったスイーツ王子3人といちご

・いちごがケーキを大量に食べているのを見て驚くスイーツ王子達
いちごが皿を回転寿司の客のように積み上げているのを見た樫野が
いちごを注意

・生徒会長の天王寺を初めて見たいちご

【ここでオープニングとCM】

・「サロン・ド・マリー」の店員になりたいと思ういちごであったが
高等部の生徒しかなれないと知り落胆するいちご

・安堂の実家が和菓子屋「夢月」で、週末は店を手伝っていると
知ったいちご。花房から夢月に一緒に手伝いに行こうと言われた。
いちごは店を手伝えることになり喜ぶ

・店の手伝いを始めたいちご。次々に仕事をこなさなくてはならず
苦戦するも、バニラの援護もあり、どうにかこなすことができた

・安堂の兄弟に「遊ぼう」といじられるいちご。

・安堂と樫野は幼なじみであることが判明

・安堂の兄弟の一人である一太に「ケーキブタ」と言われるいちご。
いちごは「大食いクイーンと呼びなさい」と金メダルを見せて反撃

・いちごと一太が一緒にいるところを安堂と樫野に発見される

・一太は安堂に一緒に対して「ケーキなんか大嫌いだ!」と怒ってその場から
走り去ってしまう

・夢月の豆大福に感動するいちご。大量に食べて苦しくなってしまう

・安堂にすすめられ豆大福を作った安堂の祖父と対面するいちご

・安堂がなぜ実家が和菓子屋なのにパティシェを目指しているのか
疑問に思ったいちご

・安堂は、樫野の家で開かれた誕生日パーティでケーキを食べたのが
きっかけでケーキに目覚め、ある日自分で抹茶ロールケーキを作ったら
すごくおいしく作ることができたので、その時に夢月の伝統を取り入れた
和洋スイーツを作ろうと思い、そのためにもケーキを腕を磨こうと思ったらしい

・安堂は夢月の隣に自分の店を出すのが夢らしい

・いちごが洗い物をしていると再び一太が現われ「ケーキブタ」といちごを
罵倒(ばとう)

・一太が寂しそうな顔をしていたことが気になったいちごは一太の
様子を見に行くことにする

【ここでCM】

・一太が台所で何かを作っているのを発見したいちご。
あんこを作っているらしい

・夢月のあんこに使う小豆の選別は一太がやっているらしい

・いちごはバニラの制止を振り切りケーキを一太に薦めたが
「いらないって言ってるだろう」と怒り出し、苺のムースを
振り払い、壁にぶつけてしまう

・一太がケーキを粗末にしたので平手打ちをして激しく怒る安堂。
一太は泣きながらその場から走り去ってしまう

・たんすの隅でひざを抱えて座っている一太にやさしく語りかける
いちご。一太は安堂と一緒に夢月で一緒にお菓子を作るのが夢だったが
ケーキの学校に行ってしまったのが納得がいかず、自分の夢を奪った
ケーキが嫌いになったらしい

・一太は安堂の本当の夢を知らないことに気づいたいちご、一太に
本当の夢を教えようと決意

・スイーツ王子の3人、一太の本当の気持ちを初めて知る

・いちご、安堂に「本当に作りたいケーキ」を作るよう提案

・安堂、抹茶のロールケーキを作る。抹茶のロールケーキは
いちごが作ったものではなかったが、バニラは完成した抹茶の
ロールケーキをカードにしてスイーツ王国の女王へ送る

・抹茶のロールケーキを食べた一太、味がおいしいことに
驚く。あんこは一太が作ったものらしい

・ここで初めて安堂の本当の夢を知った一太

・一仕事終えて、帰路に着くいちご達。一太は「ケーキブタ」と
いちごを呼び止め、夢月を継くと言い、いちごにライバル宣言をする
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(つづく)

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2009年10月26日 (月)

【桜姫華伝】第十一話「兄様を傷つけないで」(りぼん2009年11月号)感想 その3

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第十一話「兄様を傷つけないで」(りぼん2009年11月号)感想 その2
↑のつづき

○桜姫を孤独にする作戦を知り呆然とする戒(かい)

帝(みかど)「姫には天涯孤独(てんがいこどく)になっていただく
(りぼん2009年11月号・P.172の1コマ目)

 桜姫の幸せを純粋に祈っている戒にしてみればこの言葉を
最初聞いた時に意味が分からなかっただろうなぁ。帝がもともと
桜姫に対して敵意を抱いているということを知っていたのであれば
ある程度身構えて対峙(たいじ)したでしょうが、これは完全に不意打ち
ですからね。桜姫のために早く帝に会いたいとすら思っていましたし。

 戒を何の理由もなく投獄…それも生きたまま水の中に沈めるという
残酷な仕打ちをするとは、まさに鬼。戒にしてみれば妖古より
帝のほうが余程怖いでしょう。

 この時の戒の絶望感は察するに余りあります。投獄される恐怖と
大好きな桜姫が孤独になってしまうという不安が同時に
やってきたのですから。

帝「さすれば姫も支えとなる王良への想いを強くなさるだろう
(りぼん2009年11月号・P.172の2コマ目)

 つまり桜姫にとって頼れる人物は青葉以外にいないという
環境を作為的に作ってしまおうという訳か。でもこの時点での
桜姫の年齢を考えたらここまで強引な方法を使わなくても青葉へ
想いを向けさせることはそれほど難しくないような気がするの
ですが。

帝「女を支配するのは恋慕(れんぼ)の情を利用する
のが一番だ 姫には人間を裏切れない理由を
作らねばならないからな

(りぼん2009年11月号・P.172の4コマ目)

 この言葉から分かることは帝は桜姫など月にゆかりがある人物を
全く信用していないということです。
従順なフリをしていても
突然人間に対して刃を向けるような奴らだと信じて疑っていないの
でしょう。

 桜姫をいつ妖古になるか分からない化け物であるという前提で
物事のすべてを決めているのでしょうが、これって安全保障上
かえって問題じゃないか? だってこの作戦は成功すれば国はたしかに
桜姫の脅威から守られるかもしれないけれど、もし戒を何の理由も
なく生き地獄としかいいようがない水の中に生きたまま沈めた
なんていうことが桜姫にバレたら、桜姫が全力で帝とその国を
滅ぼしにかかるという危険もあるのだが…
もしそうなったら
やぶへびってうレベルじゃなくなります。

 万が一、戒のことがバレても青葉に対する想いがあるから
そこまでの破壊行動はしないと読んでいるのかな? …と思ったら
帝にはこのような万が一の事態に対応する策をちゃんとあったのか。
この後のページに万が一の事態になった時の帝の考えが出てきます。

 別にわざわざこんな無茶なやり方をしなくても桜姫の心を青葉に
向けさせるのはそんなに難しいことには思えないのですが。この当時の
時代背景を考えると桜姫が青葉以外と結婚するなどあり得ないですし。

 あー、もしかしたら青葉と結婚生活をしていたとしても桜姫の心の奥底に
戒への想いがあるっていうことになるのが嫌なのかも。裏切る可能性の
芽が摘まれず残った形に一応なりますし。

 現在の桜姫の青葉に対する気持ちを考えると一応ここまでは帝の作戦が
成功しているのかも。それにしても生きたまま水に沈められた戒にしてみれば
たまったものではありませんが。

(つづく)


「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年10月25日 (日)

【アニマル横町原作】りぼん2009年11月号の感想

【アニマル横町(原作)感想】←今までの感想のまとめはこちら

○幼稚園の宿題をやっているあみ

※園児服をあみが着ている件について
ケンタ「
そんな格好をしてると幼稚園児みたいだな
(りぼん2009年11月号・P.203の1コマ目)

 いつも幼稚園児とはとても思えない話を披露してくれるので
忘れてしまいそうになりますが、あみって立派な幼稚園児なんですよね。
自由研究をやったりテストをやったりするなどしてますが、どんだけ
エリート幼稚園なんだよ。

 そういえばあみが園児服を着ている姿でお話に登場する機会って
あまりないですね。今日はねんど細工の宿題が出たから服が
汚れないようにこの格好なのでしょうか?

あみ「現役バリバリの園児ですがっ
(りぼん2009年11月号・P.203の1コマ目)

 「現役」という単語と「バリバリ」という単語がくっつく
ことってあまりないな(笑)

○やけにけんかをしているイヨとケンタ

あみ「てゆーか なんで今日2人 そんな仲悪いの…?
(りぼん2009年11月号・P.204の3コマ目)

 普段からお互いにちょっかいを出し合ってはいますが
ここまで険悪な感じではなかったですよね。イッサに
しかられてとりあえずおとなしくなりましたが。

ケンタ「イヨがボス戦の最中にコードぬいたんだ!!
超魔界村!!

イヨ「わざとじゃないもんっ
(りぼん2009年11月号・P.204の4コマ目)

 超魔界村わろた。もう発売から18年も経ってるじゃないか。

 でもボス戦の最中に電源が落ちてしまうとはケンタもさぞかし
無念だったことでしょう…ここまでの苦労が水の泡になって
しまったのですから。絵を見る限りだとイヨが電源コードに
つまづいてころんでしまったのが原因ですから、イヨも
責められないのですが、ケンタは怒りがおさまらないたろうなぁ。

 結局あみとイッサの仲介でなんとか仲直りしました。

○「秋」をテーマにねんど細工

 あみ、イッサ、イヨの3人はケンタをモデルに制作か。
どんだけケンタ愛されてるんだよ(笑) まぁみんなにとって
一番いじりやすい相手なのでしょう。

 ケンタがさんまを作ったのは笑えましたが、たしかに秋を
象徴はしています。

 このあとイヨは焼きいもを作ったのですが、これなら不器用な人でも
作れそう。イッサの「天高く馬肥ゆる秋」はあまりに上手すぎて
イヨとケンタがドン引きか。

○あみ、幼稚園に提出する作品を作る

 せっかく作ったあみの作品をイヨとケンタが勝手に改造したら
何がなんだか分からないものができたのにそれをそのまま提出したら
金賞をもらうとは! よく直さないでそのまま提出したな…もう
ずっとねんどをいじっていたから直すのが面倒になってしまい
そのまま出しちゃったのかも。しかし一体どういうところが評価
されたのだろうか???

 ケンタとイヨが再びけんかを始めたのはお約束の展開ですね☆

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2009年10月24日 (土)

【恋はスケルトン】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・新條まゆさん作、感想 その1

 幼なじみの男の子と疎遠(そえん)になってしまい、ちょっとした
ことで一喜一憂(いっきいちゆう)してしまう紺野舞(こんのまい)が
このお話の主人公のようです。

○幼なじみの表情の変化が気になる舞

舞「今…シカトされた!! いや…にらまれた!? どうしよう!!
嫌われたかも!!
」(りぼんファンタジー増刊・P.55の1コマ目)

 ちょっとした表情の変化を見るだけで、あれこれ考えて悩んで
しまうんですよね。こういう経験って恋愛以外の場面でも結構
ありそうです。実際には別に嫌いになったりしている訳では
ないことがほとんどなのでしょうが、相手が大事な人であればあるほど
あれこれ考えてしまいますよね。

 自分のことを考えたらわかると思いますが、いちいちどんな表情を
しようかなんて考えて生活していないですよね。だからあまり気に
しないほうがいいですよ~

舞「小さい頃はいつもいっしょだったのに…中学でリアクションが返って
こなくなり… そして高校に入ったら口もきかなくなってしまった…

(りぼんファンタジー増刊・P.55の2-4コマ目)

 いやいやこれ普通だろう。口もきかないのであれば
疎遠(そえん)になったと言えなくもないですが、いつまでも幼い頃の
感じで付き合いを続けることができるなんてまずないでしょう。
スターダスト★ウインクの杏菜は例外ですね。

舞「自分の力じゃどうしようもなくなって…占いしたりおまじない
したり…恋に効くことはなんでもしたけど…

(りぼんファンタジー増刊・P.55の5コマ目)

 こんなことをするくらいなら本人に突撃したほうが早く楽に
なれるのに…最近疎遠であるようですから、話しかけにくいって
いうのもあるのかもしれませんが、一人で悩んでも何の解決にも
なりません。時間だけがどんどん過ぎていくだけです。

○舞、透明人間になることを決意

 いくらなんでも飛躍しすぎだろう(笑)

 彼と両想いになりたい→よし透明人間になろう!!!
…ってどんだけ途中の過程を省略してるんだよ。

まずはメールや手紙で接触を試みるとかはしないで、いきなり超常現象頼みとは。

 しかもその透明人間になる手段が路上で1000円で売られていた
「大人気 透明人間になれるネックレス」を購入することだなんて
どんだけ冒険家なんだ。どう考えても「お金がたまるようになる財布」と
同レベルの怪しいグッズだろう。

 大人気であるなら当然口コミで日本中に知れ渡っているはずなの
ですし、路上で売られたりするはずもないのですが舞はそんなことは
気にしないようです。

舞「透明人間になれたら…あたしの知らない和希(かずき)が
わかるかな…
」(りぼんファンタジー増刊・P.56の4コマ目)

 かわいそうに…ここまで追い込まれちゃったのか…

 でも素朴な疑問なのだが、仮に和希の秘密を知ったとしても
実際にそれを生かそうと思ったら和希に対して接触を試みなくては
いけないということはなんら変わらないのだが。

 もう良い関係になるのは諦めたからせめて和希のいろいろな
部分を見てみたいという風に考えを変えたのか???

舞「あたしへの気持ちもー…
(りぼんファンタジー増刊・P.56の5コマ目)

 あーなるほど。自分のことをどう思っているのか知りたいのか。
でも独り言で自分の好きな人の名前を言ったり、密かに好きな人の
写真を集めたりしている人でない限り透明人間になっても舞に対する
気持ちなんか分からないと思うよ。

 この後、舞はあやしいグッズを実際に使うことになります。

続きはこちらをご覧ください↓
【恋はスケルトン】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・新條まゆさん作、感想 その2

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【夢色パティシエール(アニメの感想)】3話「receet3 バラのスイーツ王子」感想 その2

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメ1話から8話までの感想)】←これまでのまとめはこちら

【夢色パティシエール(アニメの感想)】3話「receet3 バラのスイーツ王子」感想 その1
↑のつづき

○お菓子作り以外でも苦戦しているいちご

 まぁお菓子作りは未経験だからできないのは仕方のない面が
ありますが、数学や理科の実験まで上手くできないっていうのは
どういうことだ???
 学校によって進度が違うから聖マリー学園と
元々通っていた中学校では授業内容が異なっているのかもしれませんが。

 いちごはアニメ1話で「通信簿はオール3」と言っていましたが
学校によって評価基準が違うということだけはよく分かった。

 フランス語の授業があるというのも知らなかったようですが
いちごの反応を見るとやはり聖マリーではどんな授業が行われて
いるのか全く把握しないまま入校してしまったようです。
「毎日大好きなスイーツ作りだけしてればいい」とか
思っていたなんて調査不足っていうレベルじゃないぞ。

 やはり熟慮の上での入校ではなかったというのが響いていますね。


○いちごの将来を周りがどの程度本気で考えていたのだろうか

 数学と理科に関していちごも基礎があるから、対応するのはそれほど
難しいことではないでしょう。しかしお菓子作りとフランス語に関しては
いちごがいくら努力しても他の子に追いつくのは簡単ではないはずです。
いちごは他の生徒より1年以上遅れて中途で聖マリー入り
しました。中途で生徒を入れればその生徒がどういう目に
遭うのか学校関係者なら容易にわかるはずなのにどうして
それに対応する策を練(ね)っていなかったのが理解に
苦しみます。

 もしいちご一人のためだけに補習などの特別な配慮を
することができないのであれば、そもそもいちごを
中途で入校なんてさせてはいけません。
入校はさせるけど特別な配慮をしないというのであればはっきり
いって無責任な対応です。

 大体いちごの実力がどの程度であるかということすら調べようと
していないなんてどんだけ無責任な学校なんだよ。
まぁアンリ・リュカスの目を信用してあえて調べていない可能性も
なくはないでしょうが。

 いちごの保護者は大切なわが子が入る学校はどんな学校であるのか
十分精査するべきでした。イベント会場で勧誘されてその場で入校を
決意するという常識で考えたらおかしいことをわが子が言っているの
ですから、せめていちごが入った後どんな教育を受けられるのか確認
するのが保護者として当然の責務でしょう。学校側と打ち合わせを
どの程度やったのだろう?

 アニメ1話のいちごの様子を見ると入校決断前に学校見学すらやらなかった
ようですが、入学の手続きの時は保護者だけで聖マリーまで行ったのか?

まさか書類は郵送で、お金は振込み??? 全寮制の学校に途中から入ると
いう人生の大決断をするにあたって判断材料になるようなものをほとんど
仕入れていなかったなんてどう考えてもおかしいだろう。

○シュークリーム作りに失敗をして周りから嫌味を言われるいちご

 これはさすがにいちごを擁護できないな…技術的に未熟であるのは
仕方がないですが、事前に予習さえしていれば防ぐこともできたで
あろうことまでできていないのですから、これはもっとがんばら
なくてはだめです。一応前の日に予習をしようとしていましたが
途中で寝てしまったからやむをえない面もあるとはいえ一体何を
勉強していたのだろう?

 周りの子が嫌味を言っていますが、そりゃこれだけできない子が
成績トップのAグループにいて、失敗の連続なのですから、かわいそう
ですが、いちごはこのくらいは甘んじて受けるしかありません。
みんな必死に頑張っているのに基本的なことすらできないいちごに
足を引っ張られるのは迷惑でしょう。

 このままだといじめの対象になりそうなので、いちごはなんとか
這(は)い上がるしかないです。全寮制の学校でいじめられると逃げ場が
ないから地獄だぞ…

○積極的に発言をするいちご

 華道の授業でみんなの前で発言したいちご。こういう度胸が
あるのはいいですね。積極的に前に出る性格は人生をおくるに
あたって間違いなくプラスに作用しますから、ぜひこの才能は
伸ばしていって欲しいです。

○ホームシックになったいちご

 生活が激変して、しかも失敗続きなのですから、家や元々通っていた
中学校のことを思うのも当然でしょう。この状況で平然としていられる
子のほうがかえって不自然です。

○花房、いちごに自分の父と母がであったきっかけなどを話す

 原作に登場した父と母のその後についてはここでは話されません
でした。ボートに乗ってバラの香料が入ったビンを眺めるシーンが
出てきたので、いずれ出てくるのでしょうが。

○花房に元気にしてもらったいちご

 すぐに元気になることができるのも才能だよなぁ。こういう良い面も
たくさんいちごは持っているのですから、がんばって立ち直ってほしい
ですね。

○周りの生徒に恵まれたいちご

 スイーツ精霊(スピリッツ)のバニラを筆頭に寮で同室のルミ
スイーツ王子など周りの子に励まされ、助けられ、なんとか
元気を取り戻したいちご。もしこの子たちがいなかったらいちごに
とって聖マリーは生き地獄だっただろうな…

 特にルミの存在は大きいです。寮や教室、調理室など常にいちごの
ことを考えて支えてくれています。苦しい時は素直に頼ることも
大事だから、

○シュークリームを完成させたいちご

 一度失敗したことは必ず自主トレをして挽回(ばんかい)するいちご
ちゃんと教えてあげればできる子のようですから、今後周りがどう
いちごをサポートするかが鍵ですね。

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2009年10月23日 (金)

【白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・種村有菜さん作、感想 その1

 今回のお話の舞台は「白薔薇学園」という学校だそうです。
履歴書を書く時にいささか躊躇(ちゅうちょ)したくなるような
名前だ(笑)

○「オカルト研究部」に勧誘されている架方美羅(かほうみら)

光(ひかる)「架方美羅くん 今日こそ 我がオカルト研究部に
入部したまえ!!
」(りぼんファンタジー増刊・P.72の1コマ目)

 「今日こそ」っていうことは何度も勧誘し続けてるのか…
普通の部ならともかく「オカルト」を標榜(ひょうぼう)している
部の人に目をつけられるとか怖すぎるだろう。

美羅「嫌です!! 私オバケとか血とか怖いの 全然ダメ
なんです! あきらめてください 光先輩!!

(りぼんファンタジー増刊・P.72の2コマ目)

 あいまいな答えをしているのではなく、きっぱり断っているのか。

オバケが怖いとか言ってる時点でまともに活動できないじゃん。
こんな人が部に入ってもまともな戦力になるとは思えないです。
先輩が美羅の勧誘にこだわる理由は後に明らかにされるのですが
この段階ではまだ理由が分からないので、美羅からすればうっとうしい
だろうなぁ。

○入部特典で釣ろうとする光

光「今なら東京心霊スポットマップ付
美羅「捨ててください
(りぼんファンタジー増刊・P.73の1コマ目)

 これってオカルト好きにはうれしい特典ではないか? 心霊スポット
巡りの資料になりますし。オバケが怖い美羅もこの資料を手に入れた
ほうが良くない? 
だってこのマップに載っている場所は美羅にとっては
危険地帯ですから、そこを避ければ危険を回避できますし。

 オバケ嫌いにも貴重な一品でしょう。

光「女の子ならやっぱり髪ののびる日本人形!!
美羅「お祓(はら)いしてください
(りぼんファンタジー増刊・P.73の2コマ目)

 美羅の反応が面白い。とっさに返す言葉を見つけて光に
ぶつけるなんて。お祓いしちゃったらただの日本人形で
しかなくなるからオカルト部的には価値大暴落だろう。

光「今日 麩(ふ)のみそ汁!!
美羅「飲み干してください
(りぼんファンタジー増刊・P.73の3コマ目)

 いやいや、みそ汁は別に何の問題もないだろう。
しかし「恐怖のみそ汁」ネタのダジャレって今でも通用するのか。

 とにかく理由はどうであれ、この部とかかわりを持ちたくないん
だろうなぁ。

美羅「入部希望者がほしいなら他の1年生あたってください
(りぼんファンタジー増刊・P.73の4コマ目)

 この点が一番美羅にとっては気になることでしょう。他に
いくらでも生徒がいるのにどうして断り続ける自分を
執拗(しつよう)に勧誘するのか謎でしょうから。

↓つづきはこちら
【白薔薇学園ヴァンパイア・ローズ】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・種村有菜さん作、感想 その2

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら
「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年10月22日 (木)

【桜姫華伝】第十一話「兄様を傷つけないで」(りぼん2009年11月号)感想 その2

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第十一話「兄様を傷つけないで」(りぼん2009年11月号)感想 その1
↑のつづき

○戒(かい)、桜姫に自分の過去を話す

戒「5年間僕はずっと帝(みかど)に囚(とら)われていたんだ
(りぼん2009年11月号・P.165の4-5コマ目)

 死んだと思っていたはずの兄が突然現われたかと思えば
今度は帝に囚われていたなどと言われてしまい、もう桜姫は
何がなんだか分からないだろうなぁ。想像すらしていない展開の
連続でしょうし。

 もしこの話が事実であるとするならば桜姫にとって帝は
許しがたい敵になりますし。

戒「五年前のあの日 帝の使者がやってきて 僕は都へ
来るように言われたんだ

(りぼん2009年11月号・P.166の1コマ目)

 よもやこの使者が自分と桜姫の運命を劇的に変えることを
目的にやってきた罠(わな)だとは思わなかったことでしょう。言うまでも
なくこの段階では戒は帝に対して悪い感情など全く持っていなかった
でしょうから、帝からの使者を警戒するなどということはあり得ないですし。

 戒は帝に対して桜姫に会いにくるようにお願いすることも
考えていたのか。

戒「名前ばかりの許婚(いいなずけ)は可哀想だから…
(りぼん2009年11月号・P.166の4コマ目)

本当に桜姫のことを思っていたんだなぁ。桜姫にとって
いかに戒がかけがえのない存在であったのかこのセリフ
一つを見るだけでもよく分かります。きっといろんな場面で
こうやって桜姫を支えてあげていたのでしょう。

○戒、帝と対面

※桜姫が結婚をしたあとどうしたいか聞かれ
戒「位は望みません できれば勉学に励み 学者になりたいと
思ってます
」(りぼん2009年11月号・P.170の4コマ目)

 いい子すぎるだろう…

 桜姫を利用して自分の地位を高めることもこの時代なら
決して不可能ではないはずなのに、なんという無欲。
いくら兄とはいえまだ子供なのになんという性格なんだ。
決して恵まれているとは言いがたい生活環境におかれているのに
心が濁(にご)ることはなかったのですね。

 こんな素直な子が実在したら猫のように可愛がりたいです。

戒「桜の幸せを見届けた後に静かに和泉(いずみ)
で暮らしたいです
」(りぼん2009年11月号・P.170の5コマ目)

 この一転の曇りもない笑顔、この後の話を知った後に再度見ると
かわいそうで見ていられなくなります
・゚・(ノД`)・゚・ 

○戒に悪魔の手が迫る

帝「残念だが それはならぬ
(りぼん2009年11月号・P.170の6コマ目)

 まさかこんな答えが返ってくるとは戒は想像すらしていなかった
だろうな。攻撃をしかけてくるような場面では全くないですし。

帝「監視の女房が報告しいいる 姫は兄上に心奪われていると
(りぼん2009年11月号・P.171の4コマ目)

 いやいやこれは戒も指摘しているけど、青葉が来ないからだろう…
青葉が来ない以上、桜姫は戒と心を通じ合わせる以外に
選択肢などないのですし。

 大体孤独の身の置かれている時にこんな魅力的な「兄上」がいるので
あればむしろ心が揺れ動くのは当然でしょう。

帝「親王と姫が早くに通じることもまた面倒なんだよ
(りぼん2009年11月号・P.171の5コマ目)

 これの意味が分からん??? 普通に考えたらさっさと結婚させて
桜姫を青葉に縛ってしまったほうが楽そうですが。

 一度孤独のつらさを理解させて、心の底から青葉を求める
ように仕向けたいのかな? 孤独が嫌だと桜姫の心に刻ませる
ことができれば青葉と別れようなどと考える可能性は確かに
低くなりますから。

 …と思ったらこの後のセリフでそれらしいことを帝は言って
いますね。

(つづく)

「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年10月21日 (水)

【スターダスト★ウインク】star.10(りぼん2009年11月号)感想 その2

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【スターダスト★ウインク】star.10(りぼん2009年11月号)感想 その1
↑のつづき

○運動会中止を願う杏菜

杏菜「応援なんてできない 望月さんを止めることもできない
だったら運動会なんて中止になればいいのに

(りぼん2009年11月号・P.388の1コマ目)

 だから運動会が中止になったら他の日に実行日が変わるだけ
だということにどうして気づかないんだよ…
結局結果が出る日が
ちょっと後になるだけです。学校にもよるのでしょうが、運動会が
中止になったとしても他の日に運動会をやるだけでしょうし。

 こうやって何もできないまま不安な気持ちを抱えて過ごすのですね。
日向(ひなた)に告白することも望月さんに自分の懸念を伝えることも
せず、一番難易度の高い「運動会の中止」を願うなんて…

杏菜「てるてる坊主まで作ってさ 普通じゃないよ 私
(りぼん2009年11月号・P.388の2コマ目)

 一応自分がおかしいっていう自覚があるのか。ここで一歩を踏み出す
勇気があればいいのですが、不安な気持ちをどうやって解消するべきか
まとも考える気はないようです。

杏菜「いつから 私こんなに日向のことー…
(りぼん2009年11月号・P.388の3コマ目)
 やはり真白にいろいろ言われたのがきっかけだろうな…杏菜で
すら忘れていた杏菜の初恋の相手を真白から教えてもらってから
意識しちゃってますし。

○日向、倒れる

杏菜「熱が38度もあったみたいで 今帰ってった
(りぼん2009年11月号・P.390の2コマ目)

 38度も熱があったのによく登校したな。校内に入ってから
一気に熱が上がった可能性もありますが、パネルの絵を
描いている状態でそのまま倒れていたなんてちょっとヤバい
だろう。そんなになるまでどうして我慢しちゃってたんだ?

颯(そう)「明日の運動会 休むことになるんじゃね?
(りぼん2009年11月号・P.391の3コマ目)

 タイミング最悪だろう。いくら翌日に熱が下がったとしても
ちょっと登校しにくいですよね。仮に感染性の病気だった場合は
症状が落ち着いていたとしても他の生徒に感染させてしまう
おそれがあるから正直登校しないほうが無難です。運動会の会場で
ウイルスをばら撒いたら一気に爆発的に病気が広まっちゃいますし。

杏菜「日向が休めば運動会が中止にならなくても望月さんは
告白できない!! 2人がどうなることもない!!

(りぼん2009年11月号・P.392の1コマ目)

 どうしてもくるみが告白するのは運動会の時だけだという
考えを捨てる気はないようですね。そういえば杏菜は
「幼なじみは恋愛の対象外」との主張を最近まで変えません
でしたが、どうも杏菜は一度思ったことを変えることはできない
性格なのかもなぁ。

杏菜「なんの問題もない!! 風邪菌グッジョブ!!!
(りぼん2009年11月号・P.3921コマ目)

      こ い つ 最 低 だ ろ う

 日向が意識を失って倒れるほど苦しい思いをさせている
風邪の病原体に対して「グッジョブ」とか言うなんて鬼すぎる。
大体、日向が苦しんでいるのに「何の問題もない」とか人として
終わってるだろう。


 自分の気持ちを伝えることができないっていうのは単に勇気が
ないだけだからいいけど「風邪菌グッジョブ」とかまともじゃないな。

 まぁ日向が風邪で倒れて運動会を欠席することを願うくらい
追い込まれているのでしょうが、好きな人が高熱で苦しむ姿を
見てよろこぶって一体…

 こんな奴とつきあってもマジでろくなことないです。事あるごとに
自分の感情を制御できずに無理難題を押し付けてくるのは
目に見えてますし。

 颯は運がよかったな。こんな最低な奴と付き合い続けなくては
いけなくなることから免(まぬ)れたのですから。

杏菜「よし!! 残りの仕上げ作業頑張ろう 望月さんっ!!
(りぼん2009年11月号・P.392の2コマ目)

 大好きな日向が高熱を出してもがき苦しむ
姿を見たら、途端に目を輝かせてうれしそうに
小躍(こおど)りする杏菜であった。

 本当に杏菜は日向のことが好きなのか??? まさか真白に
言われたことに影響されて自分は日向の
ことが好きだと思い込んでるっていうことは
ないよね???

ねえ!ねえ!ないよね!? いくら杏菜でもそこまでバカじゃないよね!
杏菜が言っていることを信じていいんだよね!?

(つづく)

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2009年10月20日 (火)

【勝利の悪魔】ビクトリー;9(りぼん2009年11月号)感想 その1

【「勝利の悪魔」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○胃が痛い朝実

朝実「胃が痛い…
(りぼん2009年11月号・P.128の1コマ目)

 まぁ最近の朝実の生活の急変ぶりを考えたら胃が痛くなるのも
無理はないです…っていうか、今までよく平気だったな。父親の
会社が倒産してそれまでの生活が一気に崩れ、転校まで余儀なくされた
朝実、今の学校に入った時点で体調を崩してもおかしくなかったです。

 朝実の体を守ったのは光(あきら)のおかげという面が大きいな。
朝実がつらい時に常に心の支えになってくれたのは他でもない光です。
クラスに馴染めない時はかくれんぼをやってくれましたし、父親が
無理やり朝実にお見合いをさせようとした時は自宅に一時的に滞在
させたりしました。

 いつも悩みは光が和らげてくれましたが、今回の悩みは光そのものが
原因ですから、簡単には解決できないですね。

朝実の父「胃?ってなんだい大丈夫かい!?
うちにお金がないからかい!?
(りぼん2009年11月号・P.128の2-3コマ目)

 父にしてみれば思い当たる節が多すぎでどれが原因か分からない
だろうな(笑)

朝実「何よ 今さら」(りぼん2009年11月号・P.128の3コマ目)

 ここで、嫌味の一つも言わなくなったのは朝実が成長した
証(あかし)でしょう。
もう経済の面ではあきらめちゃってるのかも
しれませんが。

 もし胃がいたくなった理由が家庭の経済問題だったら
とっくの昔に胃が痛くなってるだろう…正に「何よ今さら」です。

仮に胃の痛みの原因が経済問題だったとしても面と向かって
「そうだ」とは言いにくいな。

朝実の父「うずらの卵で目玉焼きつくったからかい!?
(りぼん2009年11月号・P.128の3コマ目)

 なんでわざわざ手間をかけてむなしい料理を作るんだよ。
そのままゆでて食べればよかったのに。見た目だけで
精神的に落ち込むだろう。

 うずらの卵を買うくらいなら素直ににわとりの卵を買えば
いいのに。

 …っていうか、いい加減朝実の父はこの生活から脱出するよう
がんばれよ。

 朝実は大田胃散を飲んでとりあえず急場をしのいだようですが
お金が無くなったらこれすら買えなくなるのでは!? 田中森塾で
大衆薬を募集する日がこのままだと来る恐れが。

○朝実、光との恋に悩む

 そうか。この時点では光が朝実との約束を守れなかった
理由を朝実は知らないんですよね。好きな相手との約束が
守られなかったのですから、落ち込むのも無理はありません。

※恋愛について
朝実の父「協力しあわないと ほらお父さんみたいにさ
けんかしたり 別れたり 離婚したり 貧乏になったり…

(りぼん2009年11月号・P.129の6コマ目)

 説得力ありすぎだろう。余計朝実が落ち込む(笑)

 どさくさにまぎれていろんなことを言ってるけど
貧乏になったっていうのは恋愛と関係ない
だろう。
離婚の際に多額の慰謝料を払ったとかいうのであれば
分かりますが。

(つづく)

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2009年10月19日 (月)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】3話「receet3 バラのスイーツ王子」感想 その1

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメ1話から8話までの感想)】←これまでのまとめはこちら

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3話 アニメと原作の違い
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<花房がいちごに自分の父と母について話をした状況について>

(原作)→花房がケーキグランプリで本当は別のケーキを作りたいと
思っていた時

(アニメ)→いちごが聖マリーへ転入した直後、失敗の連続で
落ち込んでいた時

<花房が自分の父と母について話をした内容について>

(原作)→父と母が出会ったきっかけと花房がパティシェを
目指すことになったきっかけ、そしてその後の父と母の
ことやバラの香料が入ったビンのことについて一気に話をした

(アニメ)→父と母が出会ったきっかけと自分の名前の由来のみを
話した。

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アニメ「receet3 バラのスイーツ王子」お話の流れ
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・ボートに乗りながらバラの香料が入ったビンを眺める花房
※このビンのついて、原作3巻収録のrecette8に記述あり

【ここでオープニングとCM】

・聖マリーでは毎日スイーツ作りばかりしていればいいと思っていた
いちごであったが他の科目の授業もあり苦戦しているいちご。
いちごは聖マリーでどんな授業が行われているのかよく理解して
いなかった

※数学 → 当てられて黒板へ向かうも答えられない
※フランス語 → 当てられて教科書を読むことになったが上手く読めなかった
※理科 → 実験でまぜてはいけない薬品をまぜてしまい教室に煙を充満させて
しまい失敗


・度重(たびかさ)なる失敗に落ち込むいちご。ルミと一緒に廊下を
歩いている時に美術室を通りかかった際、急に父親のこと思い出す

・華道の授業を受けることになったいちご。先生は花房の母

・いちごはケーキをイメージしてお花をいけた

・頻繁に家族のことを思い出すようになったいちご。

・フランス語の宿題が出たので参考書を探すいちご。資料を探している
所へルミが現われた。ルミは自分がフランス語が苦手だと言い、宿題を
一緒にやろうといちごに持ち掛ける

・部屋に戻って勉強を続けるいちごとルミ、ここでいちごはルミが
本当はフランス語が得意なのにいちごのために嘘をついてくれたことを
知る

・ルミが寝た後も自主的に勉強を続けるいちごであったが午前0時を過ぎた
あたりで眠気に負けて寝てしまう

・翌日、実習でシュークリームを作ることになったいちご、相変わらず
失敗を繰り返し、周りの生徒から嫌味を言われる

【ここでCM】

・校舎の外のベンチに座り込んで落ち込むいちご。元々通っていた
中学校のことや家族のことを思い出す

・いちごがみんなに会いたいと泣き出したところへ花房が現われる

・いちごを湖に案内するいちご。いちごはなにやらいい香りが
していることに気づく

・原種のバラが咲いているところへ案内する花房。バラに関する知識は
園芸家の父から教わったらしい

・花房が自分の父と母が出会ったきっかけについて話を始める。
出会った場所はバラ園だったらしい。話の過程で自分の名前の由来に
ついても話す


・バラの香りを嗅(か)いで元気を取り戻したいちご、シュークリームの練習を
することを決める。花房も手伝ってくれることになった

・練習のおかげでシュークリームを完成させたいちご。花房はいちごが
作ったシュークリームに飴細工(あめざいく)で装飾を施す

・バニラがいちごと花房が後片付けをしている間に完成したシュークリームを
カードにしてスイーツ精霊(スピリッツ)の女王に送る

・安堂と樫野、ルミの3人がシュークリームの試食をしに来る

・夜、パソコンで日記をつけるいちご。聖マリーで頑張ることを
改めて決意

・いちごは数学の小テストであることをすっかり忘れていて
テスト当日にようやく気づく
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(つづく)

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2009年10月18日 (日)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第2話(りぼん2009年11月号)感想 その1

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第2話の感想を書いています。
第2話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら


○姫ちゃん、変身からまもなく1時間経過

姫ちゃん「元に戻る方法知らないよ!!
(りぼん2009年11月号・P.231の2コマ目)

 肝心なことを聞く前に変身しちゃう姫ちゃんは勇者としか
いいようがありませんが、これはエリカも問題ありすぎだろう。
1時間以内に元の姿に戻らなくてはいけないのに、肝心の元に戻る
方法を教えないまま魔法の国へ一時帰国してしまったのですから。

姫ちゃん「戻れなかったら どうなっちゃうの!?
(りぼん2009年11月号・P.231の3コマ目)

 そういえば戻れなかったらどうなるかもエリカは説明していなかった
ですね、こんな大事なことを言い忘れるなんてちょっとおまぬけさん
ですね。

 …姫ちゃんとエリカは顔が似ていますが、もしかしたら行動も似ているの
かもしれません。

○エリカ、猫の姿で姫ちゃんに対して元に戻る方法を教える

エリカ「鏡の前で呪文を逆に唱えるの!
(りぼん2009年11月号・P.231の3コマ目)

 突然猫の姿のエリカに話しかけられた姫ちゃん。この段階では
目の前の猫がエリカであるということを姫ちゃんは知らないのですが
素直にしたがっているのは、もう他に選択肢がないから
だろうなぁ。

姫ちゃん「ええ~っと~パラレルの逆だから~レルラパ!!
エリカ「ちがう! パラレルの逆はルレラパ!!
(りぼん2009年11月号・P.232の5コマ目)

 エリカ、この切羽詰った状況で姫ちゃんに
クイズ出してどうするつもりだったんだよ(笑)

姫ちゃんはパニックを起こしているんだからとりあえず呪文を
そのまま教えてやれよ。

姫ちゃん「ルレラパ ルレラパ 元の姿になーれ!
(りぼん2009年11月号・P.233の1コマ目)

 しかしルレラパなつかしいな。そういえば水沢めぐみさんの
原作に出てくる初代姫ちゃんも初めて元の姿に戻る時にパラレルの
逆の呪文がなかなか分からず苦戦していましたね。あの時は
ポコ太が姫ちゃんがパニックを起こしている現場に駆けつけて
正しい呪文を教えたので難を逃れましたが。

 もしエリカが姫ちゃんと合流できなかったら姫ちゃんが
どうなっていたかを考えると…
(((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

○姫ちゃん、猫の姿のエリカを自宅へ招き入れる

姫ちゃん「ネコちゃんなにもの?
(りぼん2009年11月号・P.234の1コマ目)

 正体が分からない、人の言葉を話す猫を自宅まで連れて行くなんて
姫ちゃん度胸ありすぎだろう。エリカだったからいいけど、もし
ヤバい奴だったらどうするつもりだったんだろう…

 突然変身をする力を得ることを受け入れたり、会話をする猫と
普通に話をするなど、姫ちゃんはちょっと普通の子とは違う何かを
持っているようです。

○エリカは1年間、猫の姿で姫ちゃんと同行

エリカ「修行中はネコの姿で人間界に…姫ちゃんの
そばにいて日記をつけるの
 同じカオがふたり
いたらおかしいものね☆

(りぼん2009年11月号・P.235の2コマ目)

 姫ちゃんのリボンカラフルではエリカは常に人間界にいるのか
水沢めぐみさんの姫ちゃんのリボンの場合、エリカは
人間界へ行ってはいけないとされていましたから、全く逆に
なったのですね。

 何かあった時の対処を考えるとエリカが常にそばにいたほうが
良いでしょうから、エリカが猫の姿になってくれて姫ちゃんは助かったの
ではないでしょうか。

(つづく)

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【夢色パティシエール(アニメの感想)】2話「receet2 伝説のスイーツ精霊(スピリッツ)?」感想 その4

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメ1話から8話までの感想)】←これまでのまとめはこちら

【夢色パティシエール(アニメの感想)】2話「receet2 伝説のスイーツ精霊(スピリッツ)?」感想 その3
↑のつづく

○いちご、聖マリーを飛び出す

 転入生が初日から飛び出すというイベントが起こった割には
あまりクラスメイトの間で話題となってないようですね。

 どうも気になるのですが、いちごのクラスってあまり和やかな
雰囲気ではないですね。いちごを歓迎してないというより存在
そのものに興味がないという感じですし。

 ここまで教員の存在感が全くないのも気になります。いちごを
寮に案内したのはルミですし、教室に案内したのはスイーツ王子達
でした。

 教員はただ勉強を教えたりお菓子作りの技術を授(さず)ける
ことだけが仕事ではないはずです。特にいちご位の年齢の生徒が
集まる学校であるならば、円滑な人間関係を築けるように環境を
整える機会を作ってあげるのも大事な仕事のはずなのですが
いちごが初めてクラスメイトと出会う大事な日にいちごを
担当している教員がまともに動いた形跡がないです。
自己紹介の機会すら作らないっていうのはどういう訳だ!?
途中から入ったいちごに
対する配慮も全くしていないですし。

 これではいちごがクラスの中で孤立する恐れがある
だろうに…アンリ・リュカスが推薦したから渋々入れただけで
実は教員自身も面倒だからあまりいちごを歓迎していないのか?

○バス停のベンチに座り、あれこれ考えるいちご

 思わず学園から飛び出しちゃったんだろうなぁ。クラス中から
注目された中であれだけ恥をかいたらいちごでなくても逃げ出したく
なるでしょう。

 いちごがバスに乗って逃亡しなかったのは送り出してくれた
家族に対する思いもあるようですね。帰らなかったのは全くもって
正しいでしょう。このタイミングで逃亡したりしたらそれこそ
家庭内でのいちごの居場所がなくなりかねません。ただでさえ
妹の影に隠れる人生をおくってきたのに。父の反対を
押し切って聖マリーに入ったのに初日で逃亡したりしたら信用を失い
父は二度といちごの言うことなど聞かなくなってしまいます。

○いちご、自主トレ開始

 ただ単にふてくされて部屋で寝るというようなことをしないで
自分を叱責(しっせき)した樫野(かしの)を見返してやろうと思い
努力するとはなかなかいちごは負けず嫌いですね。樫野の口が
悪いとか言って責任を他社に押し付けたりしないで、自らのレベルを
あげようと努力するところは認めてあげても良いのではないでしょうか。

 人間が成長するためにはこういう負けず嫌いな面も必要かもなぁ。
いちごがただ落ち込むだけの性格だったら少なくともこの日に自主トレを
やることはなかったでしょうし。

○スイーツ精霊(スピリッツ)のバニラとの出会い

 ルミから聞かされていたスイーツ精霊とあっさり初日に対面する
ことができたいちご。目の前に精霊が現われるという超常現象が
起こっているのに全く動じない
のはすごいとしかいいようがありません。
普通こんな人形みたいな大きさの生き物が目の前に現われて、言葉を
発したりしたら怖くて逃げ出すだろう。

○安易に魔法を使ってスイーツ作りをできるようにしないバニラ

 あくまでもバニラがやってくれるのはコーチだけで、実際に技術を
身につけるためにはいちご自身が努力をしなくてはいけないって
いうのがいいですね。魔法の力で安易にすごいことができるように
なったとしても結局それは自分の力ではないのですし、何より
いちご自身が作る喜びを味わうことができなくなってしまいます。

 いちごはすぐに上手くなりたいと願ったようですが、世の中
そんなに甘くないですね。

 バニラは鬼コーチに徹していますが、よくよく考えたらこれって
本来は聖マリーの教員がやるべき仕事ですよね。授業で失敗した
生徒を
恥をかかせたまま放置するなんてどう考えても
まともな学校じゃないだろう。



○バニラも目標があるらしい

 宮廷パティシェになるために修行をする必要があるらしい。

 いちごをパートナーに選ぶのは冒険ですが、理屈抜きでいちごに
惹(ひ)かれるところがあったんだろうなぁ。

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2009年10月17日 (土)

【MOMO】第15話「フェイクハーツ」(りぼん2009年11月号)感想 その1

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○モモの屋敷での生活が続く夢

夢「毎朝 ごはんがおなかいっぱいたべられるしあわせ…
(りぼん2009年11月号・P.63の2コマ目)

 どんだけ貧乏なんだよ…夢を満足に食べさせることすら
できない父とのしがらみなんか断ち切ってしまえばいいのにとも
思えるのですが、夢にとってそれはできないようですね。

 しかし地球人に食事まで出してくれて、実の父より地球人に
親切な侵略者ってよくよく考えたらおかしいな(笑)
 まぁこの
時点では地球を破壊すると決めたわけではないので、別に問題は
ないのでしょうが。

 すっかり大魔王と家族同然の付き合いをするようになった夢
モモに対して理屈では割り切ることのできない感情が芽ばえて
いますが、モモは地球をどうするつもりなのだろう? 地球を
破壊するということは、夢からふるさとの星を奪うということを
意味するのですし。

 夢の命も当然なくなります。まぁナナギのように星から星への
旅に同行させるという手もありますが、それは夢に対して
究極の選択を迫ることを意味しますし。

 地球を救うためのポイントを与えるかどうかはモモの気持ち一つ
な訳ですから、事実上、モモは地球の運命を自由に決めることが
できます。夢に対する感情がモモの判断にどう影響するか今後も
注目していきたいと思います。

○モモ、叶歌(かなか)の忘れ物を発見

 忘れ物といってもたぶん叶歌はこれを血眼(ちまなこ)になって
探しているということはないと思う…

 モモはこれを叶歌のところへとどければほめられてケーキを
食べられると思い、届けることを決意しました。地球人の忘れ物
の心配までして下さるとはなんて親切な大魔王様なんだ(笑)

 …最近モモが大魔王だということを忘れつつあります。ポイント集めも
停滞していますし、なんだかまったりと時が流れていってるなぁ。

○夢の成績

 通知表がオール4なんてすごすぎだろう。運動、勉強すべて平均
以上じゃないか。アルバイトや大魔王から地球を守る活動など多方面で
忙しい他、まともに予備校にも通うことのできない経済状態なのに
よくこんな良い結果を残すことができたな。

 夢がごく平均的な家庭に育ち、勉強に専念できる環境が整って
いたらどれだけ才能を伸ばすことができたであろうかと考えると
つくづく残念でなりません。

○実結(みゆう)、ナナギが宇宙人であることは気にしない

夢「あの…さ 藤田さんはためらいとかないの?  あのだって
ナナギって そのほら一応 う 宇宙人…なわけだし……

(りぼん2009年11月号・P.68の2-3コマ目)

 実結がごく自然に地球で生まれた同級生と同じ感覚でナナギに
恋をしているのを見て夢は素朴な疑問を抱いたようです。

 宇宙人であるだけでなく、地球を破壊しようかと考えている奴の
お供なのですから、普通接触しようとは思わないよなぁ。
同居している夢ももちろんすごいですが、事情をすべて知った上で
なおナナギ獲得に力を入れる実結もなかなかすごいでしょう。

実結「私にとって全宇宙の知的生命体は最初
から3種類よ!『私』と『家族』と『それ以外』

(りぼん2009年11月号・P.69の1コマ目)

 実結、スケールでかすぎだろう。「人類みな兄弟」をはるかに
超越した大胆な発想にただただ感服です。

 みんなが実結のような考えだったらいろんな意味で世の中が
変わるような気がする。実結が将来どんな人になるのかすごく
興味があります。人を余計な色めがねで見ることはなさそう
だから、社会に貢献してくれそうです。

実結「だから問題なし!! 宇宙人だろーが 未来人だろーが!!
(りぼん2009年11月号・P.69の2コマ目)

 どこかで聞いたことのあるようなセリフ
ような気がしないでもないですが、実結もなかなかすごいな。十分代表者
としての資格があるでしょう。実結が夢と同様に地球の代表者になる資格を
有していることは十分分かりました。

夢「なんかもう…心の中では『実結様』って呼んでいいかな?
(りぼん2009年11月号・P.69の2コマ目)

 私も呼びたくなってきた。

(つづく)

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2009年10月16日 (金)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】2話「receet2 伝説のスイーツ精霊(スピリッツ)?」感想 その3

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメ1話から8話までの感想)】←これまでのまとめはこちら

【夢色パティシエール(アニメの感想)】2話「receet2 伝説のスイーツ精霊(スピリッツ)?」感想 その2
↑のつづき

○いちご、教室へ

 いきなりスイーツ王子の案内で教室へ入ったいちごですが、初めて教室に
入る時って、みんなが教室に揃っている状態のところに担任と
一緒に教室に入って自己紹介などのイベントをこなすのものだと
思っていたのですが…

 教室に入った時の他の生徒の反応もなんだか微妙だったな。
「何しに来たんだ?」っていう感じでしたし。いちごに話しかけて
きた子たちもいちごに興味があるというより、いちごがスイーツ王子と
一緒に来たということのほうに興味がある感じでした。

 全寮制の学校に外から人がやってくるなんて大事件だと思うの
ですが、ここまで無関心なのはなぜ???

○いちご、調理室へ。いちごは成績トップのAグループに配置

 いきなり成績トップの子によって構成されているAグループに
配置されたいちご。どうしてAグループに入ることになったのか
謎としかいいようがありません。余程いちごの技能が高いという
ことが明らかでない限り、普通成績トップのグループには入れないと
思うのですが。

 いちごを聖マリー学園に勧誘したアンリ・リュカスはいちごのことを
一体どういう風に学校側に伝えたのだろうか?

○いちご、ミルクレープ作りで惨敗

 いちごは食べることが専門なのですから、こういう結果が出るのは
当然です。樫野(かしの)がいちごのことを叱責(しっせき)して
ますが、どう考えても樫野が言っていることは正論でしょう。編入
するのに事前に何の準備をしていないなんて無謀すぎますし。
自分が学校に入ったらどういう生活が待っているかとか想像しなかった
のだろうか???

 ただ、これっていちごだけを責める訳にもいかないですよね。
そもそもいちごにこんな恥をかかせる原因を作ったのは周りの
大人達です。
聖マリー側はいちごが入学手続きをする前に
聖マリーでは一体どんなことをしているのかきちんと説明する
べきでしたし、いちごの保護者も聖マリーのことについてきちんと
調べるべきでした。

 とにかくいろんな意味でいちごの聖マリー入りはずさんな
ことが多すぎです。大体いちごの技能がどの程度なのか確認してから
どのグループに配置するか決めるのが当たり前でしょう。
いちごが
技能的に劣っていたら周りの生徒に迷惑がかかることも当然想定
しておくべきだったのにその点を配慮した形跡が全くないのが
痛すぎです。

 まぁ学校側としてはアンリ・リュカスの推薦だからという
ことで安心しきっていたのかもしれませんが。

 金だけ集めてあとは知らん振りの集金目的の学校でないことを
祈るのみだ…

(つづく)

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2009年10月15日 (木)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第2話(りぼん2009年11月号)、お話のまとめ

・ここでは姫ちゃんのリボンカラフルのまとめをしています。
お話の感想についてはこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(まとめ)】←これまでのログはこちら

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水沢めぐみさんの原作「姫ちゃんのリボン」との主な相違点
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(姫ちゃんに付き添うマスコット)

・水沢めぐみさん原作 → 姫ちゃんが生まれた時からあった
ぬいぐるみのポコ太
・しほさん作カラフル → エリカが猫の姿に変身

(変身後、元に戻る方法を知ったタイミング)

・水沢めぐみさん原作 → エリカが姫ちゃんにリボンを渡した時点
・しほさん作カラフル → 変身時間残り3分になった際に猫の姿の
エリカから教えてもらった

(エリカが姫ちゃんを観察する方法)

・水沢めぐみさん原作 → 魔法の国から水晶玉で人間界を映し出して
観察していた。
・しほさん作カラフル → 猫の姿に変身して人間界で姫ちゃんと一緒に
暮らす

(エリカの人間界入りについて)

・水沢めぐみさん原作 → 修行中は人間界に行ってはいけない
・しほさん作カラフル → 姫ちゃんのそばにいながら日記
をつける

(姫ちゃんの兄弟姉妹について)

・水沢めぐみさん原作 → 姉と妹がいる
・しほさん作カラフル → 兄と思われる人物と弟がいる

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第2話、お話の流れ
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・魔法の国でエリカの修行のことが話題になっている。姫ちゃんの
やんちゃなところはここでも有名らしい

・ペンダントが鳴り出して変身の残り時間が3分になったことを
知った姫ちゃん。元の姿に戻らなくてはいけないと思うも
エリカから元の姿に戻る方法を知らされていないことに気づく

・通りすがりの猫が突然人の言葉をしゃべり出し、元の姿に
戻る方法と呪文を教える

・自宅に戻り、猫の正体が気になり猫に何者かをたずねる姫ちゃん

・猫の正体は変身したエリカだった。エリカは猫の姿で1年間
姫ちゃんのそばにいながら日記をつけるらしい


・エリカから5項目からなる「魔法のリボンきほんルール」を
教えてもらう

・制限時間内に元の姿に戻らなかったら変身したままの姿に
なってしまったことをこの時初めて知る

・翌日、姫ちゃんが「猫」をあずかったことを知る家族達。
家族には猫の名前を「エリカ」と説明

・姫ちゃんは、大地が姫ちゃんについて「俺はあいつかわいいと思うよ」
と姫ちゃんが変身した姫花に対して言っていたことを思い出す

・カバンを旧校舎に忘れたことを思い出す姫ちゃん

・妙に大地を意識してしまう姫ちゃん。校内を走り回る

・大地と旧校舎の前で出会う。カバンは大地が確保済みで
無事に返してもらえた

・大地の「かわいいと思うよ」の言葉の意味が気になって
仕方のない姫ちゃんは、エリカから変身するよう薦(すす)められ
大地から話を聞き出しやすい、大地の親友の高田テツに変身

・高田と接触した姫ちゃん。なんとか自分のことについて
聞き出そうとするも会話がぎこちなくなる

・大地に魔法のペンダントを着用しているのを発見されてしまう
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2009年10月14日 (水)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】2話「receet2 伝説のスイーツ精霊(スピリッツ)?」感想 その2

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメ1話から8話までの感想)】←これまでのまとめはこちら

【夢色パティシエール(アニメの感想)】2話「receet2 伝説のスイーツ精霊(スピリッツ)?」感想 その1
↑のつづき

○聖マリー学園への向かういちご

 「ケーキフェスタ2009」の会場でアンリ・リュカスに勧誘されて
聖マリー行きを即断したいちご。電車とバスを乗り継いで一人で
聖マリーへ行くことになったようです。いちごの家は自家用車が
あり、妹のなつめが「第48回虹ヶ丘音楽コンクール」へ出場する際は
家族で車に乗って出撃したのですが、いちごが家を出て全寮制の学校へ
行く時は一人で公共の交通機関に乗って行かせるのですね。

 車で2時間かかるそうですし、父親の仕事の都合も当然あるでしょうから
このことだけをもっていちごが虐(しいた)げられていると考えるのは
短絡的でしょうが、ある意味なつめの発表会よりいちごの聖マリー入りの
ほうが家庭内的には重要性が高いはずなのに、あまりにあっさりと
したいちごの聖マリーへの旅立ちに、いちごの家庭内での立場が垣間見
えるようでちょっとかわいそうになってきます。

 今回も「何のとりえもない」といういちごの自虐(じぎゃく)
ナレーションが入りましたが、まだ中学生であるいちごにここまで
自信を無くさせるような育て方をする保護者って一体…ホント、なつめ
ばかりに目が向いていていちごは絶賛放置祭りだったんだうな。

○いちご、聖マリーに到着

 山奥か…山奥に全寮制の学校って逃げ場ないじゃん
相性が合う学校だったらいいけど、もしそうでなかったら収容所となんら
かわらないな(笑) 息抜きに外出しても自然しかないですし。

 いちごは聖マリーが山奥にあることに驚いてましたが、いかに事前に
何も調べていないかがよく分かります。校舎の立地条件なんてまず最初に
調べなくちゃいけないことだろう…

○アンリ・リュカス、パリへ転勤

       こ れ は ひ ど い

 海外への転勤なんて急に決まるなんて思えないですから、いちごを
勧誘した時点ではすでに転勤するということは分かっていたはずです。
よく分かっていないいちごを引き込んでおきながら、後の始末を
しないなんて無責任すぎるだろう。

 まぁ直感的にいちごなら聖マリーで十分がんばれると判断したので
しょうが。

○いちご、スイーツ精霊(スピリッツ)の女王の像と対面

 ここで、寮で同室の加藤ルミと対面することになります。
像にお願い事をするいちごがなんだかほほえましくていい
ですね。

 部屋に荷物が届いていましたが、ダンボール5箱とカートで搬入した
物を考えると結構荷物多いな…まぁ衣類ってかさばるからまとめると
このくらいになるのかな?

○いちご、スイーツ王子の3人と出会う

 樫野が手に持っていたチョコレート細工を見たあたりでようやく
聖マリーのレベルが高いのではないかと気になりだしたいちごですが
レベルを気にするの遅すぎだろう。入学を正式に決断する前に
聖マリーがどのくらいのレベルの生徒が集まっていて
どのくらいのレベルの授業が行われているのか全く調べ
なかったのか??? こんなの手続きの前にでも質問すれば
分かる話だったろうに。

 いちごの反応を見るとほとんど調べてなかったっぽいな…

 大体保護者もおかしいです。聖マリーが一体どんな学校なのか気になる
のが当然のはずなのに、いちごの反応を見ると、保護者もまともに
調べてしなかったっぽいですね。イベント会場で全寮制の学校への入校を
勧誘されて、娘がすっかりその気になっている時も、積極的に聖マリーに
ついて調べようとしていませんでしたし。

 冗談抜きでいちごの人生にかかわる問題なのですから、こんなに軽く
決断してよかったのでしょうか?

(つづく)

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2009年10月13日 (火)

【勝利の悪魔】ビクトリー;8(りぼん2009年10月号)感想 その3

【「勝利の悪魔」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【勝利の悪魔】ビクトリー;8(りぼん2009年10月号)感想 その2
↑のつづき

○渉(わたる)に同窓会屋の手伝っても良いと言う光(あきら)

※渉に同窓会屋を手伝っても良いかと言われて
光「手伝え手伝えいっぱい手伝え
(りぼん2009年10月号・P.118の3コマ目)

 まぁ光の性格からして、来るものを拒むはずもないですよね。
それにクラスにとってみれば渉が手伝ってくれるのは悪い話では
ないですし。

 よくよく考えたら渉が光のクラスの出し物に協力するという
ことは自分のクラスが勝って商品券を手に入れる可能性を少なくする
ということを意味するのですが、渉はお金には困ってる様子はないので
その点のこだわりは全くないのでしょうね。

 …というか商品券獲得に必死になっているのは朝実だけかも(笑)

○今度は光になつく渉

 なんだか渉の頭に耳が生えてきてる!? 尻尾も生えてきたし
この子は一体何者なんだ??? こうやってべったりくっつく子って
くっつかれる側にとっては正直うっとうしいかも。だって四六時中
へばりつかれたら自由がないですし。

朝実「そっか…そうだ 私おもしろくない 光のそばに
他の女の子がいるの

(りぼん2009年10月号・P.122の2-3コマ目)

 すっかり光への想いを抑えることができなくなってしまった朝実。
とても良いことです。このままわが道を突っ走っていきましょう。

 そういえば光って女子から告白されたこととかあるのだろうか?
恋愛関係のネタが全くと言っていいほど出てきませんが、これだけの
人気者を周りの生徒が何もしないとも思えません。

 もっとも光があまりにすごすぎて敷居が高くなってしまっている
可能性はありそうですが。

○朝実、光と二人でアイスを食べにいく約束を持ちかけられる

 渉になつかれている光を見ておもしろくない気分だった
朝実でしたが、これで一気に元気になりました。光のことを
好きだと自覚してから2人でお出かけする初めての機会でしょうから
気合が入るだろうなぁ。

 田中森塾の授業にも気合が入ったようです。残念ながら生徒に
講義の内容は十分伝わらなかったようですが、生活必需品をもらって
より一層ごきげんの朝実です。

 光と2人きりのおでかけですが、今まで自然な感じで会話を
していたのに、急にに意識してしまい、ぎこちない会話になって
しまわなければいいのですが。だって、せっかくの機会が緊張で
変な雰囲気になってしまったら台無しですし。

 どうせならこのまま告白しちゃえ! 朝実! …まぁここまで
踏み込むのはさすがに無理か。

○光、渉に監禁される

 美術室に監禁された光。今までこうやって公然と相手が歯向かって
きた経験ってあまりないのではないでしょうか?

 この行動だけみれば光の人気を渉が妬んだように見えるのですが
何の特もない、光を監禁するという行動に渉が踏み切った理由は???

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2009年10月12日 (月)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】2話「receet2 伝説のスイーツ精霊(スピリッツ)?」感想 その1

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメ1話から8話までの感想)】←これまでのまとめはこちら

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2話 アニメと原作の違い
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<いちごが聖マリー学園へ向かう時について>

(原作)→特に描かれていない
(アニメ)→バスに乗っていく様子が描かれている

<アンリ・リュカスについて>

(原作)→パリに出張
(アニメ)→パリに転勤

<いちごがスイーツ精霊の女王の像の前で出会った生徒>

(原作)→花房(はなぶさ)
(アニメ)→加藤ルミ

<いちごと加藤ルミが出会った場所>

(原作)→第1調理室内
(アニメ)→スイーツ精霊の女王の像の前

<樫野に叱責された後のいちごについて>

(原作)→叱責された後に泣いた場面からいきなり自主トレの
場面へ
(アニメ)→いちごがバス停のベンチに座り込むシーンが追加

<スイーツカードについて>

(原作)→登場せず
(アニメ)→バニラが「人間と一緒に作ったスイーツはレシピカードとして
スイーツ精霊の女王様に届ける決まりになってるの」と言い
ミルクレープの一部をカードに変えて送った

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アニメ「receet2 伝説のスイーツ精霊?」お話の流れ
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・電車とバスを乗り継いで聖マリー学園へ向かういちご

・聖マリー学園に着いたいちご。アンリ・リュカスが
フランス校へ転勤してしまったことを残念がるも
頑張ることを決意

・スイーツ精霊(スピリッツ)の女王の銅像の前で加藤ルミと出会う。
ルミから「スイーツ精霊を見た者は願いがかなう」との伝説がこの
学校にはあると聞かされる

・ルミはいちごと寮の部屋が同室だから迎えにきたらしい

・いちご、ミニマドレーヌを像にお供えする

・寮の部屋についたいちご。教室へ向かう途中で花房(はなぶさ)と
出会い、飴細工のバラの花束をもらう

・花房と階段を上っている途中で樫野と安堂と出会う

・いちご、この学校が実はレベルが高いのではないかとようやく
気づく

・教室に入り、自分が出会った3人が「スイーツ王子」と呼ばれて
いることを知る

・調理室へ向かういちご。いちごは樫野たちがいるAグループへ
配置される。Aグループは成績トップらしい

・実習でミルクレープを作ることになったいちご。いちごは
ミルクレープを作ったことがないらしい

・みんな注目されて戸惑ういちご

・いきなり卵を取り出すところで失敗したいちご。優しい言葉を
かけてくれた花房と安堂に対して厳しい声を投げかける樫野

・みんなが流れるような動きを見せていることに驚くいちご

・ミルクレープ作りに見事に失敗したいちご。他の3人は
上手く作ることができたが、Aグループはマイナス10点となった

・いちご、みんなの前で「お菓子作り、ど素人なんです」と告白

【ここでCM】

・樫野から、入学が決まってからいちごがまともに努力を
していなかったことを叱責(しっせき)され落ち込むいちご


・雨の中、バス停の待合室のいすに座り込んで考え事をするいちご

・バス停から戻り、調理室で一人で自主トレを始めたいちご。ミルクレープを
上手くなりたいらしい

・スイーツ精霊に対してお菓子作りが上手くなりたいと願ういちご

・スイーツ精霊バニラ登場

・目の前に精霊が現われるという超常現象が起こっているのに
全く動じないいちご。すぐにバニラと練習に入る


・すぐに上手くなりたいと願ういちごであったが、練習あるのみと
バニラに言われる

・バニラに厳しく指導されるいちご。特訓の成果もあり、上手く
ミルクレープが焼けるようになってきた

・ようやく樫野が言っていたことが正しいことに気づくいちご

・ミルクレープが上手く焼けるようになりよろこぶいちご

・バニラが「人間と一緒に作ったスイーツはレシピカードとして
スイーツ精霊の女王様に届ける決まりになってるの」
と言い
ミルクレープの一部をカードに変えて送る

・バニラ、スイーツマジックをミルクレープにかける。
食器が水玉模様に変身

・バニラ、スイーツ精霊のことについていちごに説明
修行のために人間界に出てきたらしい

・気に入った人間とコンビを組んで最高のスイーツを作り
それが認められたら宮廷パティシェになれるらしい

・バニラ、いちごをパートナーにすることを決める

・いちごとバニラのコンビ誕生

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(つづく)

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2009年10月11日 (日)

【桜姫華伝】第十一話「兄様を傷つけないで」(りぼん2009年11月号)感想 その1

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら


○帝(みかど)が何をやっているのか気になる藤紫

 桜姫に関する情報を欲しがっている藤紫。今回のお話の件について
藤紫は全く知らなかったようですね。

 そもそも藤紫は桜姫について現時点でどこまで知っているのだろう?
いずれ帝になる予定の藤紫には隠したところでいずれ分かって
しまうはずなのですが、この藤紫の様子を見ると現時点では知らせる
必要などないと帝は判断しているのかも。

 なぜ帝は藤紫にあまり情報を渡さないのか? もしかしたら藤紫経由で
真実が桜姫側に伝わることを警戒したのかもしれません。

○目の前の人物が兄だと信じられない桜姫

桜姫「あなたが兄様だなんてまだ信じられない…兄様は
流行(はや)り病(やまい)で死んだのよ…?

(りぼん2009年11月号・P.163の4コマ目)

 そりゃ今の今まで死んだものと思っていた人物が
目の前にいるのですから、信じろといっても無理な
話でしょう。
もし自分が桜姫の立場だったらすぐに信じること
なんてできないです。

 大体自分の兄だという確たる判断材料がなければ信じたくても
信じられないですし、人が言うことをすぐに鵜呑(うの)みにするような
人だったらあぶないでしょう。だまされやすいことを意味しますから。

桜姫「葬儀をして 和泉(いずみ)には墓所もあるわ!
(りぼん2009年11月号・P.164の1コマ目)

 葬式までして墓まであるのであれば、なおさら目の前の
人物が兄だと言われてもすぐに納得などするはずがないです。

 そもそも第三者が勝手に兄を名乗ることも簡単ですし。

 でも桜姫が目の前の人物を兄だと信じられない理由は
他にもあるようです。

桜姫「あの優しかった兄様が 淡海(おうみ)を妖古に
して中納言を殺したなんて信じられない!!
(りぼん2009年11月号・P.164の3コマ目)

 なるほど、つまり桜姫が過去に出会った兄の記憶からはかけ離れた
行動を目の前の人物がとっていたから信じることなどできないのですね。
桜姫とすれば限られた情報から判断するしかないのですから、この判断も
当然と言えるかもしれません。

戒(かい)「僕の亡骸(なきがら)を見たかい?
桜姫「見たわ…」(りぼん2009年11月号・P.164の4コマ目)

 遺体まで見せられていたのか…幼い桜姫にとってかけがえのない
人物の死は想像を絶する苦痛だったのではないでしょうか。

戒「さわってはいないだろう?」
(りぼん2009年11月号・P.163の4コマ目)
桜姫「白夜(びゃくや)が病がうつるからさわってはいけないって…
(りぼん2009年11月号・P.164の5コマ目)

 戒も言っていますが、白夜の立場からすればこう言う以外の選択肢
などなかったでしょう。この事実だけをもって白夜も共犯だと判断
するのはちょっとかわいそうかも。この時代に帝に逆らうことなど
ありえないですし。

 もし本当に遺体から病気に感染するおそれがあるのであれば
こうやって近づくのも危ないのでは???

(つづく)

「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年10月10日 (土)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】1話「receet1 あたし、パティシエールになる!」感想 その3

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメ1話から8話までの感想)】←これまでのまとめはこちら

【夢色パティシエール(アニメの感想)】1話「receet1 あたし、パティシエールになる!」感想 その2
↑のつづき


○なつめ優勝

 なつめはこれまでの練習の成果を存分に発揮することができましたが
いちごの勇気ある声援に助けられたということを決して忘れては
いけないでしょう。周りの人の助けというと、ついつい技術的な面
ばかりに目が向いてしまいがちですが、こうやって精神面で助けて
くれる人がいるというのは大きな武器ではないでしょうか。

 今回のなつめの場合、本番中に緊張のしすぎで指が動かなくなって
しまいましたが、もしいちごが奇抜な声援を送らなかったらまず間違いなく
優勝などできなかったでしょう。

○いちご、帰り道で「スイーツフェスタ2009」の会場へ寄り道

 まさか通りすがりの人の甘いにおいによって自分の人生が
変わることになるとはこの時点では想像すらしていなかった
だろうなぁ。

○財布を忘れていることに気づいたいちご

 何しろ階段から落ちるほどあわてていましたから、財布を持って
いなくても何もおかしくないです。会計の段階になって財布がないこと
に気づき、涙目でケーキを元の場所に戻そうとしたところで家族に
発見され事なきを得たのですが、実はこの財布を忘れたことに気づいた
タイミングがいちごの人生を変えることになりました。

・財布を忘れたことに気づくのがケーキフェスタ2009の会場に入る前の場合
→そもそもケーキをトレーに入れてレジに行くなどということをしない
ので、当然父親にケーキ代を出してもらってケーキを食べるということも
なく、結果としてアンリ・リュカスと出会うことはなかった

・財布を忘れたことに気づくのがケーキフェスタ2009の会場に入った後の場合
→今回はこちらのパターンだったのですが、財布を忘れたことに気づいて
いなかったおかげで、とりあえずケーキフェスタの会場に入ったいちご
いちごを追ってきた父親に発見されて代金を代わりに支払ってもらったので
ケーキを食べることができ、結果としてアンリ・リュカスと出会うことが
できた

○いちご、他人の財布でケーキ食べ放題と知り歓喜

 遠慮という言葉を知らないのか(笑) 父親がケーキ代を出して
くれると知り、さらにケーキをトレーに補充するいちご。大食い属性も
十分持ち合わせているようです。

○ケーキの分析が得意ないちご

 一口食べただけで、食べたケーキが何であるか的確に分析し
言葉で表現できるなんて、ものすごい才能だろう…
母親は他人のフリをするよう妹のなつめに言っていますが
たしかにこの状況で「実はあの子の母は私です」って名乗りたく
ないよなぁ。

○いちごにお礼を言うなつめ

 奇抜な声援をくれたいちごに対してちゃんとお礼を言う
なつめ。いい子だなぁ~

○食べたケーキのひとつにピンとくるいちご

 昔おばあちゃんに作ってもらった「魔法のスイーツ」と味が
似ていると気づいたいちごですが、ただ単に「なんだか似てるなぁ」
で済まさないで、とにかく会場内のどこで取ったケーキであるか
探して周るなんてすごいです。

 とにかくいちごがケーキに対する思いは半端でないことが
よくわかります。

○アンリ・リュカスと運命の出会い

 ここで、アンリといちごは運命の出会いをします。いちごの舌に
驚いたアンリはいちごに対して聖マリー学園への入校を薦めて
いるのですが、いちごの驚異的な味覚はプロをも唸(うな)らせる
ものだったとは。新作ケーキのテーマを言い当てたのが衝撃的だったのかも。

 いちごは、ほめられまくって困惑していますが、一体今まで家族から
どんな扱いされていたんだよ…よっぽと妹と比較される日々だったの
かもなぁ。

 しかし今この場で初めて聞いたような学校で、見学すら
していない状態、しかも全寮制の学校というにもかかわらず
あっさり聖マリーへ入校を決めるなんていちごはなんという
決断力の持ち主なんだよ…

普通、こんなイベント会場で言われたことなんか軽く聞き流して
終わりだろう。

 理屈抜きで何か感じるものがあったのかもしれません。ケーキを
一口食べて味が分かるように、アンリが薦める聖マリー学園に行くと
運命が良い方向に変わるということを瞬時に感じ取ったのかも。

○いちごの父、いちごが聖マリーに入るのに反対

 どう考えてもいちごの父のほうが正論です。
どうもありがとうございました。

 イベント会場でちょっと話が出たからといって全寮制の
学校へ二つ返事で送り出す父なんていたら逆に怖いよ。

大体どんな学校なのかまともに情報を持っていないのに。学校見学や
説明会に出たとしても賛成に周る父は少数ではないでしょうか。

 こう言ってはなんですが、お金だってかなりかかるでしょう。
いちごだけでなく家族の生活設計をも大きく狂わせるようなことを
たかだか数時間で決断できるはずがないです。

 ただ母の考えは違っていたようで…

○いちごの母、いちごに負い目があった

 妹のなつめのことばかり相手にしていたことに対して一応
罪悪感のようなものがあったのか。だからといっていちごが
全寮制の学校へ行くことについてあっさり認めるっいうのは
ちょっとどうかと思いますか(笑)

 父親に対していちごの聖マリー入校を認めるよう強く迫って
いますが、いちごにとって聖マリー入校が本当に良いことなのか
ちゃんと考えた上での判断なのかな?

 しかしいちごの祖母の能力が隔世遺伝しているのではないかとの
説を主張していたのは笑えました。

○いぢこの父、いちごの聖マリー入校を認める

 なんだかすっかり悪者に仕立て上げられたいちごの父、
ケーキフェスタ2009でいちごのケーキ代を出してしまったのが
原因でこんなことになってしまいました。

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2009年10月 9日 (金)

【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その5

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その4
↑のつづき

○琥珀(こはく)のけじめ

琥珀「疾風(はやて)を人間に戻す方法が見つかるまで 気持ちは
伝えない
」(りぼん2009年10月号・P.294の3コマ目)

 琥珀が疾風に自分の本当の気持ちを伝えないのは琥珀が自分なりに
考えたけじめの気持ちの表現方法だったのですね。疾風の立場からすれば
細かいことは抜きにして自分に対して気持ちをどんどん出してくれた
ほうがうれしいものと思われますが、現実問題として琥珀の立場からすれば
「好きだ」とはなかなか言いにくいよな…蛙の姿になってしまった
疾風の精神的なつらさを考えたら当事者である琥珀が言えることは
限られているのではないでしょうか。

 疾風は琥珀の本当の気持ちに気づいているのかな?

 しかし元に戻す方法が見つからないなんてきついですよね。
罪悪感もあるだろうな。蛙の姿になってしまった疾風を見るたびに
なんとも言えない気持ちになるでしょうし。

○桜姫、自分の兄「戒(かい)」について語る

 山の中で生活していて友達もいなかった桜姫にとって
兄の戒の存在はまさに心の支えだったのでしょう。

戒「でも…僕達は身よりもないし この国で二人だけでは
生きて行けない
」(りぼん2009年10月号・P.298の2コマ目)

 桜姫より年上の戒は現実を分かっているから、こう言う以外に
ないのですね。もう桜姫には青葉と結婚する以外の選択肢など
存在しないことを痛いほど分かっていたのでしょう。

戒「それに桜は親王様の許婚(いいなずけ)じゃないか 親王様に
幸せにしていただくんだよ
」(りぼん2009年10月号・P.298の2-3コマ目)

 こんなやりとりが過去にあったのか。どんな思いでこの言葉を
桜姫に対して言ったんだろうなぁ。

 桜姫の幸せを考えたら青葉と結婚したほうがどう考えても良いの
ですから、戒とすれば桜姫にやってあげることのできる一番のことは
桜姫が青葉と結婚するのを後押しすることなのでしょう。

○桜姫と青葉、深まる愛

 青葉が木の下にいたことに気づいた桜姫は驚いて木から
落ちてしまいます。いまさら驚くほどのことでもないような
気がするのですが、桜姫は手紙の返事を書くのを休んでいる
ことと、兄のことの話をしていたことを聞かれたことを咎(とが)め
られると思ってしまったようです。

青葉「怒ってないよ 俺にも桜の兄上のこと 教えてくれないか?
(りぼん2009年10月号・P.302の4コマ目)

 別に桜姫は浮気をしたという訳ではないですから、青葉が
怒る理由などないでしょう。手紙の返事を書くのを一時中断させたって
まさか三桁もの手紙を一度に書けるとは思っていないでしょうから、休憩
したことなど責めるわけないですし。

 むしろ好きな人の過去に関することは聞きたいと思うのでは
ないでしょうか。青葉は桜姫についてまだまだ知らないことが
多いでしょう。

桜姫「でも 青葉は違うの青葉とは本当の恋なの
(りぼん2009年10月号・P.304の1コマ目)
青葉「俺が桜を幸せにするよ
(りぼん2009年10月号・P.305)

 なんというラブラブな展開なんだ(笑) もはや初期の頃に
青葉との結婚話を嫌がって逃げまくっていたころが嘘のようだ。
この時の青葉の表情がすごくいい感じです。心の底から桜姫の
ことを幸せにしてあげたいと思っているのが分かります。

 今にして思えばどうしてあそこまで桜姫は青葉との
結婚話を嫌がっていたんだろう…

青葉「歌作るの俺も手伝おうか?
桜姫「ううん 一人でやってみる
(りぼん2009年10月号・P.306の1コマ目)

 青葉、一気に大甘になったな。まぁもともと桜姫にいじわる
しようと思って返事を全部書くまで会わないと言ったわけでは
ないですから。

○手紙の返信終了

 よく全部書いたな…毛筆で三桁の手紙を書くなんて余程気合を
入れなきゃ無理だろう。まぁ桜姫にとって燃料は青葉との絆(きずな)
だったのでしょうが。

 もし青葉が返事を書けと言わなかったらまず間違いなく返事を
全部書くということはまずあり得なかったでしょう。

○兄現る

 死んだはずの兄「戒」が現われて激しく動揺する桜姫。

桜姫「兄様…なの…?」(りぼん2009年10月号・P.314の1コマ目)

 タイミング良すぎだろう。兄の話をしたと思ったら兄が
目の前に現われるなんて。こっそり置手紙をして桜姫に
自分が来たということを知らせていますが、もし手紙が
どこかに行ってしまったり、桜姫が手紙に気づかなかったり
したらどうするつもりだったんだろう…
待ちぼうけに
なってしまい、なんとも格好が悪いことになりますが。

桜姫「ずっと不思議に思ってた…私が不老不死
なら兄様もそうなんじゃないかって

(りぼん2009年10月号・P.314の2コマ目)

 よくよく考えたら妹が不老不死で兄が不老不死でないっていう
のはおかしな話ですよね。


「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年10月 8日 (木)

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その7

※ここでは「姫ちゃんのリボンカラフル」第1話の感想を書いています。
第1話のまとめは別途書かせていただきましたのでこちらをご覧ください。

【姫ちゃんのリボンカラフル(感想)】←今までのまとめはこちら

【姫ちゃんのリボンカラフル】第1話(りぼん2009年10月号)感想 その6
↑のつづき

○変身の基本的な決まりについて説明するエリカ

エリカ「変身中はリボンがペンダントになるの
(りぼん2009年10月号・P.63の2コマ目)

 ペンダント型にならず、どんな姿に変身した時でも頭にリボンが
ついていたりしたら目立って仕方がないですよね。変身中はリボン自体
が消える仕様にすればもっと負担が軽くなるような気がするのですが
ペンダントになったリボンにも役割があるようです。

エリカ「1時間以内に元の姿に戻らなくちゃいけないから
3分前になったらペンダントが知らせてくれるわ!

(りぼん2009年10月号・P.63の2コマ目)

 具体的にどういう形で知らせてくれるのか教えてくれない件に
ついてだが。なんらかの形で音がなったとしてもその音が
元の姿に戻るように促(うなが)す警報音だと分からなければ意味が
ないです。

エリカ「じゃ 私は一度魔法の国にもどるわね
(りぼん2009年10月号・P.63の3コマ目)

 いくらなんでもこれは軽すぎだろう(笑) 普通の人間にとって
魔法を使えるようになるっていうことは大事件なのに、この感じ
だとあたかも本を貸してあげて一旦自宅に帰る子供みたいだ。

 それに肝心なことエリカは言っていません。1時間以内に
元の姿に戻らなかったらどうなるのか説明してないじゃん…
とりあえずひととおりのことができるようになるまで見守るって
いう考えは全くないようです。

○すっかり姫花(ひめか)の姿を満喫している姫ちゃん

 全く事の重大性に気づいていない姫ちゃん。大体得体の知れない
力で他人の姿に変身するなんていう超常現象がわが身に起こって
いるにもかかわらず、ここまで楽しめるなんてある意味すごい
性格だな。
街を堂々と歩くなんて普通の子だったらまずしないでしょう。
どうしてこんなことになったのかあれこれ考えてとても楽しむ気分
にはなれないでしょうし。

 姫ちゃんのこの行動を見ると、エリカの観察対象として姫ちゃんは
最適なような気がしてきた。いくら特殊能力を授(さず)けても
授けられたひとがその力を怖がって使わなかったら意味がないですから。

○姫花の関係者に発見された姫花姿の姫ちゃん

 タレントの関係者と偶然出くわすなんてものすごい偶然だな。
ある意味ものすごい強運なのでは? 姫ちゃんなんで逃げちゃったん
だろう…??? どうせだったらちょっとの間だけでも本物の姫花の
気分を味わえばよかったのに。1時間以内に逃げれば良いのですし。

 もっとも本物が帰ってきたら修羅場(しゅらば)ですが。

○大地に助けられた姫花姿の姫ちゃん

 ここで大地が姫ちゃんのことを「かわいいと思うよ」と言った
ことから姫ちゃんは動揺することになります。

 しかしなんで大地は「姫花」を助けようとしたのかな? 普通
タレントが走って逃げていたりしても助けようとは思わず
ただ傍観(ぼうかん)するだけでしょう。

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2009年10月 7日 (水)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】1話「receet1 あたし、パティシエールになる!」感想 その2

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメ1話から8話までの感想)】←これまでのまとめはこちら

【夢色パティシエール(アニメの感想)】1話「receet1 あたし、パティシエールになる!」感想 その1
↑のつづき

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OPとEDの感想
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○オープニング

 やはりりぼんのキャラが生き生きと動いている姿を見るのは
感慨深いものがあります。アニマル横町以来りぼんの作品はアニメ
から遠ざかっていたので、動いている姿を見る機会はほとんど
ありませんでしたから。今のりぼん読者の中にはりぼんのアニメ
など一度も見たことがないっていう人もいるかもしれませんね。

 オープニングが終わった直後にいちごが「おはよっ♪」って
元気な声で視聴者にあいさつしていたのは良かった☆

○エンディング

 歌詞に主要スイーツ精霊(スピリッツ)の4人の名前がちゃんと
織り込まれている(バニラ、ショコラ、キャラメル、カフェ)のがいい
ですね。最近はその作品とは何の関係もない曲がタイアップという形で
オープニングやエンディングに使われることがありますが、やはりアニメ
に使われる曲はこういう風にその作品の世界がきちんと
反映されている曲がいいです。

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1話 お話の感想
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○いちご登場

 家族でいちごの妹のなつめが出場する「第48回虹ヶ丘音楽コンクール」
の会場へ出かけることになり、どの服を着ていくべきか悩んでいる
いちご、まぁなかなか決断できない人は多いですが、いくらなんでも
家族がもう玄関にいるような状態で、なおも悩み続けるなんて
さすがに決断力がなさすぎだろう…まぁ私も人のことは言えませんが(笑)

 もし母に厳しく言われなかったら延々と悩み続けたっぽいですね。

○いちご、階段から落ちる

 あぶねーーーっ!!! これマジで大ケガしてもおかしくないぞ。
傷ひとつないなんてどんだけ鉄の体なんだよ。父の話によると
いちごは過去に何度も階段か落ちているようですが、このままだと
いつか本当に大変なことになるおれぞがあります。

 どうも本人はおろか周りの人もこのことをあまり重要視していない
ですね。危機感がないんだろうな…

○自分に自信のないいちご

 「何のとりえもない」とか思っているようですが、まだ
決め付けるのは早すぎるだろう…こういうのって周りの人が
いちごのことをあまり評価していないからなんだろうなぁ。
子供は敏感だから子供に対して何かを言うときは気をつけないと
こうやってどんどん自信のない子になっちゃいます。

 通信簿はオール3なのですから、決してできない子っていう
訳ではないのに、「何のとりえもない」なんていう悲しいこと
言うなよ。そもそも極端に不得意な分野がないって立派な取り得
じゃないか。運動も勉強もそれなりに出来るっていうことでしょう?

 これは保護者に大きな責任があるな。どうせ妹ばかり評価して
いちごは適当にあしらっているのでしょう。

○なつめ、ステージに上がったら途端に緊張

 こうやって晴れの舞台で緊張してしまう人は多いですね。
緊張してしまったために本来の力を出せなかった人も多い
ですが、条件はみんな同じですから、緊張をしている中で
出せた力が本来の力なのです。力はそれを発揮できなければ
意味がないですし。

○いちご、奇抜な声援をなつめに送り援護

 いちご神すぎるだろう…大勢の観衆がいる中で堂々と
声を張り上げるなんて。妹を思う気持ちがこの行動を
させたのでしょうが、これってすごい特技じゃん。普通やれって
言われてもできるものじゃないです。

(つづく)

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2009年10月 6日 (火)

【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その4

【「桜姫華伝」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【桜姫華伝】第十話「その日、初恋だった」(りぼん2009年10月号)感想 その3
↑のつづき

○必死に返事を書く桜姫

桜姫「も…もうだめ~っ 頭ぐるんぐるんだよ~っ 何通
終わった?
」(りぼん2009年10月号・P.290の1コマ目)

 そりゃ好きな人と会えなくなってしまったのですから
手紙をくれた人への感謝の思いを伝えるためではなく、早く青葉に
会いたいために返事を書きまくっているようです。

 もともと手紙を書く習慣がある人でもさすがに三桁の手紙を
書くのは決して簡単な作業ではないでしょう。桜姫にとっては
無限に手紙を書き続けなくてはいけないような気分になるだろうなぁ。

朝霧「22通」
琥珀(こはく)「残り178通です
(りぼん2009年10月号・P.290の2コマ目)

 やはり溜めすぎたな…もし青葉が返事を出すよう強く迫らなかったら
まず間違いなく返事を出すことなく放置したままだっただろうな。
文章を考えるのも大変ですから、22通と言っても決して少ない数では
ないんですよね。

○桜姫、逃走

 すっかり桜姫は何かあったら逃げるっていうのが定着したな(笑)
ただ今回の場合は本格的に逃走したという訳ではなく、ちょっと邸(やしき)
の敷地内の木の上に上っただけですから、桜姫自身は逃げ出したとの認識は
ないのでしょうが。

 逃げたくなる気持ちは理解できます。パソコンが当たり前のように
存在している現代でも178通ものメールの返事を出さなくてはいけないって
いうことになったら絶望的な気分になりますし。

○桜姫と朝霧と琥珀の3人、木の上で密談

 木の上って意外と盲点かも。普通どこかに隠れた人を探す場合
下ばかりを見てしまい、上なんかなかなか見ないですから。

 いつの間にか琥珀は疾風(はやて)のことをどう思っているのかという
話になったようです。

琥珀「そんなのなくても 琥珀には疾風が世界中でただ一人の
『男の子』です
」(りぼん2009年10月号・P.293の3コマ目)

 この言葉を疾風が聞いたら大変なことになっただろうな…
ただでさえ琥珀に対する想いを押さえつけれているのに
琥珀が本当は自分に対して好意を寄せているということが
分かったら、もう疾風を抑えるものは何もなくなるでしょう。

○疾風が蛙(かえる)の姿になった理由が判明

琥珀「疾風を蛙にしちゃたの 琥珀だから
(りぼん2009年10月号・P.294の2コマ目)

 蛙にしてしまうなんて一体どんな状況だったんだよ(笑)
なんらかの理由で琥珀と疾風がけんかをして琥珀が腹いせに疾風を蛙
にしたの? それとも本当に間違いで変身させてしまったの???

 理由はどうであれ好きな子を蛙にしちゃったなんて琥珀も
つらいだろうな…もっとも一番つらいのは疾風自身ですが。

(つづく)


「絶対覚醒天使ミストレス★フォーチュン」の感想 まとめはこちら

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2009年10月 5日 (月)

【スターダスト★ウインク】star.10(りぼん2009年11月号)感想 その1

【「スターダスト★ウインク」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

○杏菜(あんな)、運動会の中止を心から願う

杏菜「1日1個ずつ てるてる坊主を作って逆さに吊るす
運動会には雨が降りますように

(りぼん2009年11月号・P.383の1コマ目)

 杏菜が訳のわからないことを始めた件についてだが…
これまで頑固に「幼なじみは恋愛の対象外」と主張していた
杏菜がとうとう前回ブレてしまったのですが、実に歪(ゆが)んだ
方法で自(みずか)らの不安な気持ちをなんとか解消しようと
しています。

 杏菜の行動に賛同(さんどう)する子はおそらく運動が苦手な子と
そもそも運動会など面倒くさいと思っている子だけでしょうね。

杏菜「雨が降って中止になりますように
(りぼん2009年11月号・P.383の1コマ目)

 いやいや、ちょっと待て! 冷静になって考えるんだ杏菜!

       運動会が中止になったらくるみは別の日に
            行動するだけだと思うよ(笑)

 杏菜は深く考えて行動するタイプではないですが、それにしても
浅はか過ぎるだろう。まぁそれだけ冷静さを失っているのでしょうが。

 大体日向(ひなた)が他人に奪われるのが嫌なので
あればさっさと告白すればいいのです。
それをやらずに
他人が日向に対して告白するのは嫌だというのはあまりに身勝手でしょう。

 じゃ杏菜は日向とどんな関係になりたいの? つきあいたいの?
杏菜が考えるべきは日向とどうすれば恋人同士になることができる
のかという点であるはずで、何も生み出さない運動会を中止に
する方法ではないはずです。

 そもそも杏菜は「幼なじみ」と「ご近所」という他の人が持って
いない有利な武器を持っているのですが、自分が有利な立場に立って
いるという実感は全く持てずにいるのですね。

 結局これまで物事を真剣に考えた経験がないから、こういう時に
どうしていいのか分からないのかもなぁ。思えば第1話からその場の
感情だけで動くことが多すぎる子ですし。颯(そう)に彼女がいる
ことを知った時の杏菜は無茶苦茶だった…勢いだけで先輩に告白
したかと思えば、彼氏になったはずの先輩からキスをされそうに
なった時に暴力を振るいましたし。

○晴天が続き、不安が募る杏菜

くるみ「最近すっごく天気いいよねー
(りぼん2009年11月号・P.384の1コマ目)

 くるみが知らない間に杏菜の傷に塩を塗(ぬ)ってっている件に
ついてだが…今の杏菜には一転の曇りもない純粋なくるみの言葉も
嫌味にしか聞こえないのだろうな。

くるみ「週間予報もずっと晴れだし 運動会もきっと快晴だよっ
(りぼん2009年11月号・P.384の2コマ目)

 杏菜さんの特殊能力はすごいな。大事なイベントの時には
ぜひ杏菜さんに逆さ吊りにしたてるてる坊主を作っていただきたい
ものです。

○とうとう運動会前日、あれこれ考えて混乱する杏菜

 だからあれこれ妄想する暇があるんだったらなんで
動かないんだよ。結局前日までただ嘆(なげ)くだけで何も
してないじゃん。ふざけるなよ。くるみよりに先に告白したいけど
その勇気がないって悩んでいるのであればまだ理解できますが
くるみより先に告白する道があるということ自体に気づいていない
のはもう救いようがないだろう。

※くるみが日向に告白する様子を想像して
杏菜「やだやだやだ!! 絶対ダメ!!!
(りぼん2009年11月号・P.387の4コマ目)

      もうだめだこの子…

(つづく)


【「チョコレートコスモス」の感想 まとめはこちら】

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2009年10月 4日 (日)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】1話「receet1 あたし、パティシエールになる!」感想 その1

※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

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1話 アニメと原作の違い
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<いちごの父について>

(原作)登場なし

(アニメ)登場し、いちごの聖マリー行きに反対するなどお話に
しっかり絡む

<いちごの祖母について>

(原作)登場なし

(アニメ)登場し、回想シーンやアンリといちごをつないだスイーツ
を過去に作るなど重要な役割を果たす

<ケーキフェスタが行われていた場所>

(原作)SHUEIデパート

(アニメ)虹ヶ丘デパート本館7階

<ケーキフェスタの会場に行くことになった理由>

(原作)特に言及なし

(アニメ)妹のなつめが「第48回虹ヶ丘音楽コンクール」に出場
することになり、その会場を出て街を歩いている時に偶然
ケーキフェスタ2009が行われていることを知ったから

<いちごがアンリのところへ行くきっかけとなったケーキについて>

(原作)子供の頃に一度だけフランス土産でもらった「マリーレーヌ」
のお菓子と味が似ていた

(アニメ)昔おばあちゃんにもらった「魔法のスイーツ」
と味が似ていた

<いちごの聖マリー学園転入が決まるまでの過程>

(原作)特に言及なし

(アニメ)父に反対されてから、いちごが聖マリー入りを勝ち取るまでの
過程が描かれている

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アニメ「receet1 あたし、パティシエールになる!」お話の流れ
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※いちごがバニラと一緒に聖マリー内でスイーツを作っている
シーンから始まる

・妹のなつめが出場するピアノの発表会「第48回虹ヶ丘音楽コンクール」
の会場へ家族で行くことになったいちご着ていく服がなかなか決まらず
母にせかされてあわてて部屋を飛び出すも階段から落ちてしまい涙目に。
幸いけが等はなし。過去にいちごは何度も階段から落ちているらしい

・結局制服で出発することに。いちごによると「(いちごの妹の)なつめより
目立っちゃ悪いと思って」ということらしい

・いちごは、通信簿はオール3、いちご自身は「何のとりえもない」
と思っているらしい

・「第48回虹ヶ丘音楽コンクール」でなつめの演奏の番が来る
ベートーベンの「月光」を演奏するらしい

・なつめ、ステージにあがるも極度に緊張していて楽譜を落としたりするなど
まともに演奏できない状態に

・いちご、観客席から大きな声でなつめに声援を送る。戸惑うなつめであったが
このおかげで緊張がほぐれて、演奏することができ、見事優勝

・街を歩きながら2年前に亡くなったおばあちゃんから
「魔法のスイーツ」をもらったことを思い出すいちご


・道行く人がみんな甘い香りを漂わせていることに気づいたいちご

・虹ヶ丘デパート本館7階で「スイーツフェスタ2009」が行われていることを
知ったいちごは会場に向かう

・トレーにケーキをのせて会計をすることになったが、財布を忘れたことに
気づく

・あわててケーキを元に戻しに行こうと思ういちごであったが、家族に
発見され、料金は父が払ってくれることに

・父が払ってくれると知ったいちごは大量のケーキをトレーに載せる
父の支払い総額は12050円に(家族の分も含まれているかは不明)

・ケーキを食べて感動するいちご「味のフランス革命だー」などと
大声で独り言をいい、よろこびを表す。母はなつめに対して他人のフリを
するよう指示

・ケーキを食べている最中になつめに発表会の最中にいちごが
緊張をほぐしてくれたことに対してお礼

・ケーキのひとつが昔おばあちゃんが作ってくれたことがある
ケーキに似ていることに気づき、どこから取ったケーキであったか
気になり、会場内を探して歩く


・いちご、アンリ・リュカスと出会う。話をしているうちにおばあちゃんが
パリの聖マリー学園で勉強中に講師の先生を驚かせる程の技術を持っていた
ことを知る

・聖マリー創立者のマリー・リュカスはアンリの
ひいおばあちゃんであることが明らかに

・一口食べただけで、結果的にケーキと聖マリーを結びつけた
いちごの味覚に敬意を表してアンリは、いちごに新作ケーキを試食させる

・いちごが一口食べただけで、ケーキの
イメージを感じ取ることができたいちごの味覚
に驚いたアンリは聖マリーに入るよう薦める


・その場で聖マリー入学を決意したいちご

・その日の夜、父に聖マリー入りを猛反対されるいちご。いちごには
寮生活など無理だと主張

・いちごの母はおばあちゃんのDNAがいちごに隔世遺伝しているのでは
ないかとの説を唱える

・涙ながらに聖マリー入りを志願するいちご

・いちごの母、聖マリー入りを薦める。過去になつめにかかりっぱなし
でいちごに淋しい思いをさせていたことを謝罪。いちごが自分の夢を
見つけたことがうれしいらしい

・なおもいちごの聖マリー入りを渋る父に対して、父がベッドの下に
ゴルフクラブを隠し持っていたことをネタにいちごの聖マリー入りを
強く迫る母

・父もいちごが聖マリーに入ることを承諾
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(つづく)

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2009年10月 3日 (土)

【夢色パティシエール(情報)】「夢パティ」スペシャルコラボケーキを買ってきました

※ここでは夢色パティシエールの情報関連のまとめをしています。

原作の感想は
こちらをご覧ください
原作1巻のまとめは
こちらをご覧下さい


 明日からいよいよ夢色パティシエールのアニメの放送が
始まりますが「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ
伊勢丹新宿店」に今日いちごが一日店長としてやってくると
聞いたので行ってきました。

 夢色パティシエールの連載が始まったころはまさかいちごの
着ぐるみと対面できる日が来るとは想像すらしていませんでした。
こうやってりぼんで活躍しているキャラが誌面を飛び出して
一般の人と触れ合う機会が生まれたのはりぼんっ子の一人として
うれしい限りです。

 わくわくしながらいちごの登場を待っていたらついに…

Img_1665

いちごキタ─(゚∀゚)─!!!





Img_1657





 なお、この店には今日と明日(4日)の2日間限定で「夢パティ」
コーナーが設置されています。たまたま通りかかった買い物客の
注目を集めていたので、作品の宣伝になりました。もっと長い間
設置されていればいいのにちょっともったいないです。


091003_1941









 10月の週末限定で発売されているケーキが売られていたので
帰り際に買ってきました。購入特典のカードがついていましたが
アニメ開始の良い記念となりました。

 限定ケーキの味ですが、いちごの偉大(いだい)さ
がよく分かりました…
いちごって自分が食べた
ケーキの味を即座に言葉にして発することができますが
これってすごいことですね。
私なんか「おいしい」しか言えない(笑)

 固くもなく、柔らかくもないというちょっと不思議な食感の
ケーキでした。適度な甘さで、ちょっとクセになりそうな味でした☆

 これからもこの手の企画をどんどんやって欲しいです。
いちごの着ぐるみにもまた会いたいなぁ~

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【MOMO】第14話「チョコレィト・レシピ」(りぼん2009年10月号)感想 その5

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【MOMO】第14話「チョコレィト・レシピ」(りぼん2009年10月号)感想 その4
↑のつづき

○夢、作ったチョコをピコにあげようとする

夢「おーい ピコー…やっぱいないか…
(りぼん2009年10月号・P.370の2-4コマ目)

 そりゃいる訳ないだろう(笑) いたら逆に驚くよ。
みんなが楽しそうにチョコ作りをしているのを外から窓越し
に見ているなんて悲しすぎるし。

 …でも、指をくわえてじーっと夢たちを見つめているかわいいピコも
ちょっと見てみたい気もする。

 まぁ夢もたぶんいないだろうと思いつつもとりあえず外に出てみた
感じですね。

夢「こないだ消える前にちょっと寂しそうな顔してたの忘れられ
なくて…
」(りぼん2009年10月号・P.371の4コマ目)

 たしかにあの時のピコは寂しそうだったな…何か過去にあったの
でしょうが、今後それが明らかにされる日は来るのでしょうか?

 何気ない表情の変化が忘れられないなんて夢は本当にやさしいですね。
ピコのせいでひどい目にも遭ったというのに。相手が誰であれ、優しく
接する夢はやはり地球を代表するにふさわしい子なのでしょう。

○ナナギ、モモの心を動かすことについて語る

ナナギ「モモは…キレイな景色や珍しい現象だけならいくらでも
知ってる
」(りぼん2009年10月号・P.372の3コマ目)

 まぁ億単位の年月を生きて、宇宙を駆け回っているのですから
おそらく地球の人間が思いつくような現象はほとんど見たはずです。
だからポイント稼ぎは大変なんですよね。どんなに努力して
すごいことを見せてもモモにしてみれば平凡なものにすぎない
のですから。

ナナギ「モモが動かすのに本当に重要なのは『そこに
住まう者の心』なんだと思う

(りぼん2009年10月号・P.372の3コマ目)

 これまでモモからポイントを得ることに関する情報ほとんど
与えられてこなかった夢ですが、初めてヒントが与えられた
ような気がします。もっともこの情報はナナギに言われなくても
すでに夢がこれまでの経験でなんとなく気づいているでしょうが。

 地球の代表者としての仕事はただ単にお金があるとか、政治的に
力があるとかいうだけでは勤まらないことがよく分かります。モモは
珍しいものを見たり高価な物をもらってよろこぶのではないのですから
力だけで押すような人ならモモは適当にあしらって終わりでしょう。

 やはりいろいろ考えてみるとやはり夢は代表者として最適な
人選だったといえるのではないでしょうか。夢にはお金も
なければ力もない。でも誰にも負けないやさしい心があるの
ですから。

○ナナギ、夢に抱きつき、キスをしようとする

※夢に対して
ナナギ「ー…触っていい…?
(りぼん2009年10月号・P.374の4-5コマ目)

 触っていいとは言われたけど抱きついていいとかキスをして
いいとかは言われていないような気が(笑) まぁ夢も拒(こば)んで
ないからいいけど。

 急にナナギが夢に対して積極的になったのはなぜ??? どうして
このタイミングなのか??? まぁ人間?の心は理屈で割り切れるもの
ではありませんが。

 ナナギは夢にキスをしようとしましたが、夢もナナギに心が動いて
ますね。

夢「私 この人を好きになったらいけないのかなー…
(りぼん2009年10月号・P.374の1コマ目)

 もうこういうことを考えるようになった時点で好きになり始めて
いるんですよね。好きになってはいけないなどと誰も言っていないの
ですが、ナナギに対する想いを深めることができない何かが夢の
行動を縛っているのかもしれません。それは何か? ただ単に異星人との
恋などありえないという抽象的な理由だけではないような気がします。

○ナナギと夢がキスをする寸前に実結(みゆう)などに発見される

実結「どーゆーこと!? あなたナナギくんとは何でもないって
(りぼん2009年10月号・P.375の3コマ目)

 修羅場(しゅらば)すぎる、わろた(笑) 実結にしてみればすっかり
安心しきっていたところにいきなり信じられない現実を目(ま)の当たりに
したのですから。

 もし実結たちがこの場に現われなかったら間違いなくナナギと夢は
キスしちゃっただろうな。

 キスをしたらこの2人の関係は間違いなく変わったはずです。最初の
うちはぎこちない感じになるだけでしょうが、夢が今後ナナギのことを
必要以上に意識しちゃったのは疑う余地がないです。

○夢と叶歌の間に何があったのか???

夢「…私 大丈夫だから だからもう…私以外の人を
好きになってもいいんだよ?

(りぼん2009年10月号・P.378の1コマ目)

 叶歌が何かの理由で夢を好きにならざるを得ない羽目になってしまった
ようですが、ナナギと夢のキス未遂(みすい)を見てもなお夢に対して
やさしく接する叶歌、一体どんなことが過去にあったのだろう???

 しかし無理に笑顔を作っている叶歌が悲しすぎる…

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2009年10月 2日 (金)

【夢色パティシエール(原作1巻のまとめ)】recette3(第3話)

※ここでは夢色パティシエール原作1巻のまとめをしています。原作の感想については
こちらをご覧ください

【「夢色パティシエール(原作1巻のまとめ)」】←これまでの記事のまとめはこちらを
ご覧ください

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原作1巻「receet3」お話の要点
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・スイーツ王子の3人すべてに「スイーツ精霊(スピリッツ)」が
ついていることが明らかにされる
・バニラとショコラは精霊界にいたころからけんかばかりしていた
らしい
・いちごがスイーツ精霊と仲良くしているのを見て嫉妬をする
女子が現る
・いちごは青森から引っ越しをしてきた園児がみんなと仲良く
なれるケーキを作ると約束する
・いちごがりんごのために作ったケーキがいちごに対して嫉妬
(しっと)をしている女子3人組に盗作される

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原作1巻「receet3」お話の流れ
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・樫野についているスイーツ精霊(スピリッツ)のショコラは
なぜかいちごに対してけんか腰

・いちごがスイーツ精霊の姿を見ることができることについて驚く
樫野(かしの)

・スイーツ精霊の姿はスイーツ精霊がついている人にしか見えないこと
が明らかにされる

・スイーツ王子3人すべてにスイーツ精霊がついていることが
明らかにされる


・夜になり、それぞれについているスイーツ精霊を紹介し
合うことに

バニラ…いちごのスイーツ精霊。転校してきた日に調理室で出会う
ショコラ…樫野のスイーツ精霊。1年の時に調理室で出会う
キャラメル…安堂のスイーツ精霊
カフェ君…花房(はなぶさ)のスイーツ精霊

・バニラとショコラは精霊界でもよくけんかをしていたらしい

・いつの間にかそれぞれの将来の夢を語り始めることに

安堂…和菓子屋の息子。和洋ドッキングさせた店を出すのが夢
花房…華道家の母と衣食住のコーディネーターを目指している
樫野…一流のパティシェになって一流の店を持つ

いちご…ただケーキが好きでアンリ先生
に憧れて聖マリーに来た


・そのまま、いちごとバニラの歓迎パーティーが開かれることに
樫野たちは手作りのケーキをすでに用意していた

・みんなが技術の向上のためにさまざまな努力をしていることを
知ったいちご。努力が大事であることを知り、早速マジパンで
バニラを作ることに

・樫野はなぜかいちごにいろいろ教えてあげたくなるらしい

・いちごがスイーツ王子と楽しそうにしているのを見て
嫉妬をする女子3人組が現る


・別の日、「ぴよぴよ幼稚園」に持っていくお菓子を作ることに
なったいちごたち。いちご達のグループはケーキ担当になる

・ぴよぴよ幼稚園に到着したいちごたち。園児の傍若無人
(ぼうじゃくぶじん)な振る舞いに苦戦するいちご達

・いちご達がぴよぴよ幼稚園に行った月は瞳、ひろ、真由の3人が
お誕生日らしい。聖マリーの生徒が作ったケーキを食べてよろこぶ
園児達

・いちご、集団から孤立をしている園児がいることに気づく。青森
から引っ越ししてきた小泉りんごという名前らしい

・外でりんごと2人で話をするいちご。お互い転入経験者ということ
で意気投合する

・りんごがみんなと仲良くなれるケーキを作ってあげると約束をする
いちご

・ケーキのアイデアを探るためにぴよぴよ幼稚園にサングラスやマスクで
顔を隠して忍び込むいちご。しかし不審者と間違えられて騒ぎに

・ケーキのデザインを考えたいちご。さっそく調理室でケーキを作る

・ケーキがとりあえず完成したので、スイーツ精霊のキャラメルに
留守番を頼んでコンビニに買出しへ

・いちごに嫉妬をしている女子3人組がいちごが作ったケーキ
を撮影しかし留守番のキャラメルは「ステキだから撮ってる」と
思い込みいちご達にその事実を伝えず、結果として何の役にも
立たなかった


・誕生会当日。いちごのケーキを盗み撮りした女子3人組がいちごの
ケーキと全く同じものを作って、いちごに対して嫌がらせをする
嫉妬女子3人組は他の園児のためにいちごがデザインしたケーキを
持って行くつもりらしい

・誕生日会まであと1時間しかない状況下で、いちごはもっと
良いデザインのケーキがあることに気づく

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2009年10月 1日 (木)

【MOMO】第14話「チョコレィト・レシピ」(りぼん2009年10月号)感想 その4

【「MOMO」の感想】←今までの感想のまとめはこちら

【MOMO】第14話「チョコレィト・レシピ」(りぼん2009年10月号)感想 その3
↑のつづき

○トリュフのチョコを丸める

 なんということのないチョコ作りのひとつの過程にすぎない
のですが、こんな些細(ささい)なことでもちょっとしたイベント
になってしまうのがMOMOの世界です。

※モモに対して
叶歌(かなか)「チョコを渡す人の顔を思い浮かべながら
大好きーって気持ちをこめてコロコロするの

(りぼん2009年10月号・P.365の6コマ目)

 叶歌とモモの2人は目を閉じてチョコを丸めているのですが、頭の中で
考えていることがどうしてみんなに見えているのだろう(笑)

・モモの頭の中に浮かんだもの→夢、ナナギ、ぽんきち、その他食べ物

 沙成(さなり)おわた\(^o^)/

 モモはナナギに刺し殺されそうになったのに、想いは変わらないようですね。
沙成はあくまでも仕事の上での付き合いなのか??? こういう何気ない時に
その人の本音って分かるものですよね。

・叶歌の頭の中に浮かんだもの→ショックを受けている夢、怒っている夢
笑っている夢

 夢ばかりじゃん。叶歌が夢を好きだということが急に強調されるように
なってきましたが、叶歌の頭がここまで夢で満たされていたとは。

 こんなに夢が好きな割にはこれまであまりアピールをしてこなかった
ですね。

○夢、ぽんきちにもチョコ作りに参加させてあげる

 叶歌が目を閉じている間にこっそり、ぽんきちにもチョコ作りを
やらせてあげる夢、こんなに叶歌の近くでひそひそ話をしても聞こえて
しまうような気がするのですが、まぁこの点に突っ込みを入れるのは
野暮(やぼ)というものでしょう。

ぽんきち「やってやんよ! しょーがねぇな!
(りぼん2009年10月号・P.367の2コマ目)

 随分うれしそうだな(笑) 素直に「ありがとう」と言わない
ところが、なんだかかわいくていいですね。

○完成

※完成したケーキ見て
モモ「……か……っ かな…叶歌は…っ
まほ まほー使いなのだ…っ!?」
(りぼん2009年10月号・P.368の3コマ目)

 大魔王をここまで驚かすことができる叶歌さんすげーーっ!!!
っていうか大魔王のくせにここまで驚くなよ(笑)

 モモは不思議な力を使わないで自分の手で何かを作るという経験が
これまであまりなかったのかもしれませんね。みんなで力を合わせて
一つのものを作るということはとても新鮮で楽しいものだったのでしょう。

 材料の半分をモモがつまみ食いをしてしまったのですが、もしつまみ食いが
なかったらもっと大きいものになったのかもしれませんが、モモにとっては
これでも十分満足でしょう。すっかりモモはナナギにあげるということを
忘れてしまっていますが、まぁこれはいいでしょう。ナナギも
モモが楽しそうにしている姿を見れば満足でしょうし。

 ここまで楽しんだのであればポイントください。…もっとも夢が感動
させた訳ではないから無理か。

(つづく)

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