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2009年10月24日 (土)

【恋はスケルトン】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・新條まゆさん作、感想 その1

 幼なじみの男の子と疎遠(そえん)になってしまい、ちょっとした
ことで一喜一憂(いっきいちゆう)してしまう紺野舞(こんのまい)が
このお話の主人公のようです。

○幼なじみの表情の変化が気になる舞

舞「今…シカトされた!! いや…にらまれた!? どうしよう!!
嫌われたかも!!
」(りぼんファンタジー増刊・P.55の1コマ目)

 ちょっとした表情の変化を見るだけで、あれこれ考えて悩んで
しまうんですよね。こういう経験って恋愛以外の場面でも結構
ありそうです。実際には別に嫌いになったりしている訳では
ないことがほとんどなのでしょうが、相手が大事な人であればあるほど
あれこれ考えてしまいますよね。

 自分のことを考えたらわかると思いますが、いちいちどんな表情を
しようかなんて考えて生活していないですよね。だからあまり気に
しないほうがいいですよ~

舞「小さい頃はいつもいっしょだったのに…中学でリアクションが返って
こなくなり… そして高校に入ったら口もきかなくなってしまった…

(りぼんファンタジー増刊・P.55の2-4コマ目)

 いやいやこれ普通だろう。口もきかないのであれば
疎遠(そえん)になったと言えなくもないですが、いつまでも幼い頃の
感じで付き合いを続けることができるなんてまずないでしょう。
スターダスト★ウインクの杏菜は例外ですね。

舞「自分の力じゃどうしようもなくなって…占いしたりおまじない
したり…恋に効くことはなんでもしたけど…

(りぼんファンタジー増刊・P.55の5コマ目)

 こんなことをするくらいなら本人に突撃したほうが早く楽に
なれるのに…最近疎遠であるようですから、話しかけにくいって
いうのもあるのかもしれませんが、一人で悩んでも何の解決にも
なりません。時間だけがどんどん過ぎていくだけです。

○舞、透明人間になることを決意

 いくらなんでも飛躍しすぎだろう(笑)

 彼と両想いになりたい→よし透明人間になろう!!!
…ってどんだけ途中の過程を省略してるんだよ。

まずはメールや手紙で接触を試みるとかはしないで、いきなり超常現象頼みとは。

 しかもその透明人間になる手段が路上で1000円で売られていた
「大人気 透明人間になれるネックレス」を購入することだなんて
どんだけ冒険家なんだ。どう考えても「お金がたまるようになる財布」と
同レベルの怪しいグッズだろう。

 大人気であるなら当然口コミで日本中に知れ渡っているはずなの
ですし、路上で売られたりするはずもないのですが舞はそんなことは
気にしないようです。

舞「透明人間になれたら…あたしの知らない和希(かずき)が
わかるかな…
」(りぼんファンタジー増刊・P.56の4コマ目)

 かわいそうに…ここまで追い込まれちゃったのか…

 でも素朴な疑問なのだが、仮に和希の秘密を知ったとしても
実際にそれを生かそうと思ったら和希に対して接触を試みなくては
いけないということはなんら変わらないのだが。

 もう良い関係になるのは諦めたからせめて和希のいろいろな
部分を見てみたいという風に考えを変えたのか???

舞「あたしへの気持ちもー…
(りぼんファンタジー増刊・P.56の5コマ目)

 あーなるほど。自分のことをどう思っているのか知りたいのか。
でも独り言で自分の好きな人の名前を言ったり、密かに好きな人の
写真を集めたりしている人でない限り透明人間になっても舞に対する
気持ちなんか分からないと思うよ。

 この後、舞はあやしいグッズを実際に使うことになります。

続きはこちらをご覧ください↓
【恋はスケルトン】りぼんファンタジー増刊(2009年)掲載・新條まゆさん作、感想 その2

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