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2009年11月14日 (土)

【桜姫華伝】第十二話「もう一人の『桜姫』」(りぼん2009年12月号)感想 その2

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【桜姫華伝】第十二話「もう一人の『桜姫』」(りぼん2009年12月号)感想 その1
↑のつづき


○桜と槐(えんじゅ)の父は人間

白夜「あの者達の額(ひたい)には月の刻石があった
あれは月泉水という神水を飲んで妖古の力を得た人間じゃ

(りぼん2009年12月号・P.334の1コマ目)

 無理やり妖古にさせられた淡海(おうみ)の額には刻石は
なかったですが、妖古にする方法によって刻石の有無が決まるの
でしょうか? 刻石があるのは月泉水を飲んだ人だけなのかな?

 槐が「元々能力のない人間を妖古にしても役に立ちませんね」
(桜姫華伝2巻・第七話)と言っているのでもしかしたら淡海は妖古には
なったが妖古としての力は得られなかったのかも。実際、まともに行動
できていませんでしたし。

白夜「いや 槐と桜の父親はただの人間じゃ 二人は混血の子供
(りぼん2009年12月号・P.334の4コマ目)

 さらっと重要なことを言う白夜であった。混血っていうことは
不老不死っても完璧ではないのではないか??? 多少なりとも月の者の
血が流れていれば不老不死になれるのかな?

 しかしこんな重要なことをなんで桜姫に言わなかったんだ…
まぁ最初のころは桜姫に平穏無事に生活してもらうことが
重要だったから、隠しておいたのも仕方がないですが、妖古の秘密
などが桜姫本人に知れた段階で話をしてもよかったような気がします。

白夜「戦う時に変化する桜姫の髪 あれこそが真の月の国の
者の姿 姫の中に二つの血が混ざって流れる確かな証(あかし)

(りぼん2009年12月号・P.335の1コマ目)

 つまりあれは変身しているのではなく、単にもう一つの桜姫の
姿になっていただけだったのか。二つの血が流れているのですから
両方共桜姫の姿そのものなのですが、普段はずーっと地球の人間の
姿のままですね。月の者の人間としての力を封印しているから
結果として地球の人間の格好でいる時間が長くなっているのでしょう。

○人間の存在そのものを否定する槐

白夜「槐は月泉水を飲み、刻石を得ることで自身に
流れる人間の血をも拒絶したのだ『戒』という名前と共に

(りぼん2009年12月号・P.336の1コマ目)

 まぁ気持ちは分かるよ…何も悪いことをしていないのに一方的に
拘束されて、生きたまま水の中に沈められただけでも生き地獄なのに
大好きな桜姫の心まで政治的に利用された
のですから、これで
人間に恨みを持つなと言っても無理な話でしょう。単に帝(みかど)だけを
憎むだけではとてもじゃないけど足りないですし。

 もう人間の存在そのものが許せないのでしょう。自身に人間の血が
流れるなど論外なんだろうなぁ。

○青葉、桜姫を迎えに行くことを決意

青葉「泣いてるならはやく 迎えに行ってやらないとな
(りぼん2009年12月号・P.337の1コマ目)

 どう考えても命がけです。どうもありがとうございました。
槐が素直に「人間」、それも大好きな桜姫の心を無理やり
向けさせる対象であった青葉の言うことなど聞かないでしょう。

 でも、この時青葉の頭の中に「あきらめる」との単語があるはずも
ないですから、ここは行くしかないでしょう。もしここで動かなかったら
一生悔(く)いが残ってしまいますし。

○槐の取り巻きは桜姫を取り巻く人々と因縁がある人たちばかり

・琥珀と朱里→任務の途中で逃げ出した「忍びの里の抜け忍」
だそうです。

・朝霧と右京→兄弟? 恋人同士? いずれにしても過去に
何かあったようですね。

 琥珀と朝霧は、自分達の過去と戦うために、青葉と共に行動する
必要が出てきました。

(つづく)

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