« 【MOMO】第16話「ぽんきちの恩返し」(りぼん2009年12月号)感想 その2 | トップページ | 【スターダスト★ウインク】star.11(りぼん2009年12月号)感想 その3 »

2009年11月25日 (水)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】7話「receet7 仲良し誕生日(バースデー)ケーキ」感想

りぼんキャラクター人気投票2009 ただいま開催中♪
↑投票はこちら


※ここではアニメの感想を書いています。


原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

【夢色パティシエール(アニメの感想)】←これまでのまとめはこちら

============================================================
7話 アニメと原作の違い
============================================================

<Bグループによる盗作ケーキに対するいちご以外の人の抗議について>

(原作)→いちご以外は面と向かって抗議せず

(アニメ)→かなこがBグループの子に強く抗議し、ルミも一言言った

<いちご達がぴよぴよ幼稚園へ移動した方法>

(原作)→特に記述なし

(アニメ)→かなこが通りすがりの車を止めていちご達をぴよぴよ幼稚園
まで運ぶように頼んだ

<いちご達がぴよぴよ幼稚園に到着したタイミング>

(原作)→Bグループと同時。誕生日会には間に合った

(アニメ)→Bグループの策略により誕生日会開始時には間に合わず
Bグループの手による盗作ケーキ披露後に到着

<いちごがぴよぴよ幼稚園へ行った際の同行者>

(原作)いちごの他はスイーツ王子達のみ

(アニメ)→いちご、スイーツ王子達の他、ルミとかなこも同行

============================================================
アニメ「receet7 仲良し誕生日(バースデー)ケーキ」お話の流れ
============================================================

・前回のあらすじをいちごが説明

【ここでオープニングとCM】

・いちごのケーキのデザインを盗作したことについて抗議をする
小泉りんごの姉かなこ。しかし証拠がないことを理由に全く聞きいれない
盗作4人組(Bグループ)

・ルミが現われ、盗作4人組に一言言ってかなこと一緒にその場を立ち去る

・新しいケーキのデザインを思いついたいちご。ケーキを作りながら
スイーツ王子達にデザインを説明

・いちご達がまだあきらめずに努力を続けているのを見て、信じて
待つことにしたルミとかなこ

・必死に新しいデザインのケーキを作るいちごとスイーツ王子達

・いちごがケーキのデザインを盗んではいないと確信しているスイーツ王子

・新しいケーキについてスイーツ精霊(スピリッツ)たちにも協力を要請する
いちご

・一方その頃、ぴよぴよ幼稚園ではケーキを園児達が待っていた
依然として周りの子達とうまく溶け込むことができていないりんご

・ぴよぴよ幼稚園に向かうための聖マリー学園前にバスが止まって
いたが、盗作4人組はAグループはタクシーで向かうと運転手に嘘を
言い、バスを出発させてしまう

・その様子を見ていたるルミとかなこ。このままではいちご達は
ぴよぴよ幼稚園へ向かうことができないが、かなこは何かを思い
ついたらしくどこかへ走っていった

・いちご達は新しいデザインのケーキを完成させる。しかし、バスが
いなかったのでどうしていいかわからなくなっていたが、そこへ
かなこが車に乗って現われた

・ぴよぴよ幼稚園に盗作4人組が先に到着していていた。まだいちごが
到着していないので、不安な気もちで外を見ているりんご

【ここでCM】

・いちご達を乗せてくれた車はかなこがバス停の前で捕まえて
くれた全く無関係の人の車だった

・カーブが多いのでケーキを守るのに必死になるいちご達

・開始時刻をすぎてもいちご達が現われないので、とりあえず
誕生日会を始めることにした。先に盗作4人組が盗作ケーキを披露

・盗作4人組がケーキを披露した直後にいちご達が到着

・いちごは新しいケーキを作ることなどできなかったと確信している
盗作4人組は、いちごを挑発するようなことを言う

・いちご、新ケーキを披露。お菓子の家がついたそのケーキは
園児達の注目の的となる。

・いちごが短時間でケーキを作り変えたことに驚く盗作4人組

・お菓子の家の中にはスイーツ精霊がいた。スイーツ精霊の姿は
精霊がついている人にしか見えないことを利用し、手品のような
不思議な演出をするいちご。

・あゆが孤立していたのを見たりんご。あゆに自分から声をかける

・いちごのケーキのおかげですっかりみんなと打ち解けることが
できたりんご

・スイーツ精霊達、作ったケーキをカードにしてスイーツ王国の女王へ
送る

・いちごが作ったケーキの味はとても評判が良かった

・りんごが笑っているのを見たかなこ。泣きながらいちごに抱きついて
感謝をする

・かなこといちごもすっかり打ち解け親友となった

・盗作4人組が作ったケーキの味がおいしいことに驚き、なんで
盗作なんかしたのかと疑問に思ういちご

・りんごに「お姉ちゃんのケーキ大好き」と言われ、初めて自分が作った
スイーツを喜んでもらうことのうれしさを知る

・帰路についたいちごとスイーツ王子とスイーツ精霊
いちごはすっかり舞い上がっている。

・いちごの今後が楽しみだと思う花房

・改めてもっとおいしいスイーツを作り、みんなに笑顔になってもらい
たいと誓う

============================================================
7話 お話の感想
============================================================

○盗作4人組(Bグループ)に怒り心頭のかなこ

 そりゃ自分の妹のために必死にがんばってくれたいちごに
こんな仕打ちをしたのですから、許せるはずはありません。
りんごが幼稚園内で孤立していることについて、かなこは心を
痛めていたのでしょうが、その孤立した状況をなんとかしてあげようと
しているいちごの気持ちが踏みにじられたのですから、怒りもより一層
大きいだろうなぁ。

 しかし盗作されたことを証明するのって本当に大変ですよね。
物が盗られた場合ですら、相手が盗んだことを証明するのは一苦労
なのに、形がないデザインを盗まれたということを証明するのはほとんど
不可能に近いでしょう。盗作4人組がいちごが試作したケーキを盗撮
している様子を撮影してそれを見せない限り盗撮したことを相手に
認めさせることなど無理だな。

○全くあきらめないいちご

 瞬時に盗撮されたものより、もっと良いケーキのデザインを思いつくとは。
こういうのって勉強して身につくものではないでしょうから、いちごがもともと
持っていた才能だったんだろうなぁ。こんな思わぬ形で才能が開花
するとは。どこで目覚めるきっかけがあるか分かりませんね。

 デザインを盗まれたことをただひたすら追求するような時間の無駄を
しないで、前向きに新しいケーキを作ろうとしたのは正しい選択だと
思います。いくらいちごが盗作4人組を問い詰めたところで、奴らが
「はいやりました」と認めるはずもないですから時間の無駄です。

ケーキを待っているりんごの気もちを考えたらさっさと新しいデザインの
ケーキを作ったほうが断然良いです。

○ケーキ作りを仕切り、スイーツ王子に指示を出すいちご

 もう転入直後の惨な状態だったいちごの姿はどこにもありません。
他の子より1年以上遅れているということを忘れてしまいそうになります。
まだまだ技術の面では課題の多いいちごですが、少なくともスイーツ王子と
一緒に作業をするだけの力はついてきたのですね。

 瞬時に何のケーキを作るべきか分析することができる力と思い通りの
ケーキを作る力がひとつになったらいちごはとてつもないパティシェになる
可能性があります。 

 負けずぐらいで深夜や早朝でも自主トレをする姿勢が短期間でここまで
実力を向上させた原動力なのでしょう。負けず嫌いの性格が良い方向に
作用しましたね。

○盗作4人組、徹底的にいちごに嫌がらせ

 嘘をついてぴよぴよ幼稚園に向かうためのバスに乗せない
戦術を取るとは。ここまで徹底しているのを見ると本当にいちごに
対する妬(ねた)みが強いっていうことが分かります。

 しかし素朴な疑問なのだがここまでやってしまうと盗撮4人組は
スイーツ王子に嫌われてしまうような気がするのだけど、それは
いのか??? 別にスイーツ王子をいちごに取られたのがくやしいから
ではなく、ただ単に転入して間もないいちごが目立っているのが
気に食わないから嫌がらせをやっているだけで、別にスイーツ王子達の
ことが好きというわけではないのかもしれませんが。

 あ、もしかしたら憎いいちごにやさしく接しているスイーツ王子達も
あまりこころよく思っていない可能性もあるな…さすがに実力差が
大きいから表立っては叩けないけど。

○かなこ、見ず知らずの人の車を止めて移動手段を確保

 ここまでやるなんて余程必死だったんだろうな。見ず知らずの人の
車をいきなり止めていちご達を乗せるよう頼むなんて、普通やれと
言われてもできないだろう。たまたま止まった車の運転手が良い人で
すぐに承諾してくれたからよかったけど。

 かなこが見るからに必死だったから、運転手の心をつかんだのでしょう。
もしこの行動がなかったら、いちご達は大きな恥をかいたでしょうし
りんごは幼稚園でさらに孤立してしまったはずです。姉の勇気ある行動が
妹を救いました。

 ここで改めて思うのはいちごは周りの子にとても恵まれているという点
いくら元々のケーキがあったとはいえ、非常に短時間でデザインを変えること
ができたのはスイーツ王子のおかげですし。

○いちごの新ケーキ

 スイーツ精霊の姿はスイーツ精霊がついている人にしか見えないという
ことをうまく利用し、あたかも手品を披露しているかのような演出を
するとは、よくとっさに思いついたな。

 スイーツ精霊の声は誰でも聞けるのか。姿は見えないけど声は聞こえるって
いうことはスイーツ精霊と会話をするときは気をつけなければいけませんね。
他の人から見たら独り言を言っているようにしか見えないですし。

○忘れてはいけない、盗作4人組のレベルの高さ

 いちごのケーキを撮っただけで、ほぼ同じものを再現できて
しかもおいしいケーキを作ることができるなんて…実力は
あるのでしょう。せっかくもっていた才能を歪(ゆが)んだ方法で
つかっちゃった感じだなぁ。

○盗作4人組のおかげですべて上手く行った

 前のケーキと異なり、新しいデザインのケーキはりんごと他の園児達が
共同作業をするようにできていたから、りんごは自然とみんなに溶け込む
ことができました。もし前のデザインのままだったら、その場でケーキを食べて
終わりだったから、りんごがみんなと溶け込むきっかけとなったか
甚(はなは)だ疑問です。

 またいちごは短時間で新しいケーキのデザインを考えざるを
得ない状況に追い込まれたおかげで、実力を大きく伸ばす
きっかけを得ることができました。
スイーツを作って人を喜ばせる
ことのすばらしさも実感できましたし、かなこという新たな親友まで
できました。

 スイーツ王子達もいちごに信頼を寄せているということが分かり
ましたし、マジで盗作4人組のおかげで、りんごもいちごもより一層
良い方向に向かった… 

 Bグループのみなさん、りんごの人間関係改善
と、
いちごの実力向上にご協力ありがとう
ございました。

|

« 【MOMO】第16話「ぽんきちの恩返し」(りぼん2009年12月号)感想 その2 | トップページ | 【スターダスト★ウインク】star.11(りぼん2009年12月号)感想 その3 »

夢色パティシエール(アニメの感想)」カテゴリの記事