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2009年12月10日 (木)

【スターダスト★ウインク】star.12(りぼん2010年1月号)感想 その2

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【スターダスト★ウインク】star.12(りぼん2010年1月号)感想 その1
↑のつづき

○颯(そう)が今、どう思っているかなんて…

 杏菜は颯とかつてつきあっていたことを忘れかける
ほど、颯のことをなんとも思わなくなっていますから、颯が
今現在杏菜のことをどう思っているのかなんていうことは
考えたことすらなかったのでしょう。

 颯の気持ちは複雑だろうなぁ。自分が好きな杏菜の気持ちをいくら
縛ったところで自分のところに気持ちが戻ってくることはないのですから
好きにやらせればいいのですが、理屈抜きに他の男の子とつきあう
ようになるのは許せないでしょうし。

○くるみの気持ちも今まで考えていなかった…

※部活に行きたがっていないように見えるくるみを見て
杏菜「考えてみれば 顧問のマリちゃんは面談で 部活行くの
遅いだろうし そうすればフラれて間もない日向と2人っきり…

(りぼん2010年1月号・P.297の2コマ目)

 よくよく考えたら生き地獄だろうwww ただでさえ告白して
フラれた相手と再び顔を合わせたらかなり気まずい雰囲気になる
というのに、2人きりで会うことなんかになったら、もう何を
話していいものやら。世間話をしたとしてもすぐに話題は尽きて
しまいそうです。日向はたぶん普段とあまり変わらない感じで
話をするとは思いますが、くるみのほうは不自然な感じの
しゃべり方になるだろうな。

 美術部の部員の数が多ければよかったのに。部員が多ければ
他の部員と話をするなどして気を紛らわせることができますし。

杏菜「やっぱ 望月さんでも 気まずいと思ってるんだ
そりゃそーか
」(りぼん2010年1月号・P.297の2コマ目)

 杏菜は日向をくるみに盗られる心配がなくなったということに
気持ちが行ってしまっていたから、くるみの気持ちまで考える
余裕などなかったでしょう。冷静になって考えてみればくるみが
告白前と同じ気持ちで日向と接することなどできるわけは
ない
と分かります。

杏菜「なら部活なんてサボっちゃえばいいのに
なんでわざわざ…
」(りぼん2010年1月号・P.297の2コマ目)

 これは杏菜が言っていることも理解できなくもありません
行けば針のむしろに座らされるようなものなのにあえてそこへ
突っ込むくるみ。その意図は何かと考えた杏菜が出した結論は?

杏菜「ああ…そっか それでも 会いたいくらい望月さんは
(りぼん2010年1月号・P.297-298)

 あー 本当に好きだからこそ、たとえどんな状況であっても
日向に会いたいのか。
くるみは本当に日向のことが好きだったん
だなぁ。もし美術部に参加しなくなってしまったら、もう日向と
話をすることすらできなくなってしまいますが、それはとても
耐えられないのでしょう。

 会っても地獄、会わなくても地獄…くるみはしばらくの間は
つらいなぁ。告白をしなければこんな気まずい雰囲気にはならずに
済みましたが、そうなると今度は自分の気持ちを言えない苦しみが
続いてしまうことになる…日向を好きになってしまった時点で
くるみは苦難の道を選ぶ以外に選択肢はなくなっていたのでしょう。

 人を好きになることの重みを思い知らされます。

↓つづきはこちら
【スターダスト★ウインク】star.12(りぼん2010年1月号)感想 その3

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