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2009年12月27日 (日)

【スターダスト★ウインク】star.12(りぼん2010年1月号)感想 その4

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【スターダスト★ウインク】star.12(りぼん2010年1月号)感想 その3
↑のつづき

○杏菜、日向のところへ

杏菜「……たしの 好きな人の話…」
(りぼん2010年1月号・P.302の2コマ目)

 今の杏菜にはこれが精一杯の表現だったのでしょう。最初のほうが
声にならなかったのは日向を前にして緊張しちゃったんだろうなぁ。
まぁこれは杏菜でなくてもこうなるでしょう。いくら相手が普段嫌になる
ほど顔を合わせている日向であったとしても、好きな人に告白すると
なれば話は別ですし

日向「なに それ 聞きたい
(りぼん2010年1月号・P.302の3コマ目)

 クールな日向が食いついてきました。この機会を逃したらこの先
いつこんな機会がやってくるかわからないですから、杏菜は絶対
逃してはだめですね。

○ついに杏菜が日向に告白をしようとするも…

日向「好きな人いるの?
(りぼん2010年1月号・P.304の1コマ目)

 この返しはひどいだろう。状況からして、どう考えても杏菜が
好きな人は誰であるかということは分かりそうなものですが。
杏菜のダメっぷりがあまりにも目だっているから、忘れてしまいそう
になりますが、日向も結構クセがありますよね。

 もっとも、仮に日向がこの時点で杏菜が自分のことを好きなのでは
ないかと気づいたとしても、「俺のこと好きなの?」とは言えないか…

杏菜「わ 私の…私の 好きな人は……
(りぼん2010年1月号・P.304の3コマ目)

 ここまで言えば後は「日向」と言うだけでいいのですが
その最後の一言は単なる単語ひとつではないのでしょう。
「好きな人は」と「日向」の間に大きな壁がある
感じです。
その最後に控えた大きな壁を
杏菜は破らない限り先に進むことは
できないです。

○杏菜の告白の最中にマリちゃん登場

杏菜「急にはなされた左手 その意味をわかってしまった
気がした
」(りぼん2010年1月号・P.307の3コマ目)

 いやいやいやいや、マリちゃんが登場して日向が杏菜の手を
振り払ったからというだけで、日向がマリちゃんのことを好き
なのではないかと考えるのはいくらなんでも短絡的過ぎないか???

 まぁ先に終わりにしててもいいよとマリちゃんが言ったのに
対して日向が「いえ 待ってますから」と言ったから余計そう
思ってしまったのかもしれませんが、どうしてここで告白するのを
やめるんだ…マリちゃんがその場を離れた段階でとりあえず最後の
一言を言ってしまえばよかったのに。

杏菜「先生にとって生徒って恋愛対象外なのかな?
日向はどう思う?
」(りぼん2010年1月号・P.308-309)

 今まで深く考えないであれこれ好き勝手に言っていた杏菜が急に
深く考えるようになってしまった件についてだが…
こんなことを言う
暇があるんならさっさと告白しろよ。またこれで悶々(もんもん)と
あれこれ考えて時間の浪費をする気だな。

 なんだかなぁ…くるみがつらい気持ちを抑えて杏菜にいろいろ話をした
のは一体何だったんだよ。結局杏菜は最後の壁を破ることなく再び
自分の殻に閉じこもってしまいました。

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