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2009年12月27日 (日)

【ひよ恋】step.2(りぼん2010年1月号)の感想 その3

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【ひよ恋】step.2(りぼん2010年1月号)の感想 その2
↑のつづき

○クリスマスパーティー、実はひよりの歓迎会だった

 サンタクロースの格好をさせられたひより、かわいすぎる
だろう!!! 小学校4年生の子が使っている衣装を着せられた
ようですが、サイズがぴったりですね。

 これはクラスのみんなに人気が出るな。そばにいてくれる
だけで癒(いや)されそうですし。サンタクロースの格好をして教室に
入って注目を集めてますが、初登校をした時の自己紹介をする際に
教卓の中に隠れてしまうくらい恥ずかしがり屋のひよりに
してみれば、これは大事件でしょう。

黒板に書かれた文字「クリスマス会ていうかむしろ
ひよりん歓迎会
」(りぼん2010年1月号・P.188の1コマ目)

 ひよりの性格を考えたら、あらかじめ予告をしたりしたら
あれこれ考えてしまい、緊張しちゃって歓迎会を楽しむどころでは
なくなってしまったでしょうから、このやり方でよかったでしょう。

 ひよりは冗談抜きで一生忘れることのできないすてきな
クリスマスプレゼントをもらうことができましたね。泣いちゃい
ましたが、そりゃまぁこんな感動的な演出をされたら普通泣くだろう。

○ひよりが欲しいもの

ひより「サンタさん プレゼントは何もいらないから
ちょっとだけ勇気をください 私自分の世界を変えたい

(りぼん2010年1月号・P.189-190)

 他の人から見ればこんなの自分の気持ちをちょっと変えるだけで
実現するだろうと思ってしまいそうになりますが、ひよりにしてみれば
この願いはサンタクロースの力を借りなければ実現できない
ほど難易度が高いことなのでしょう。

 これまで自分の殻に閉じこもってしまい、登校することすらできなかった
ひよりにこんな気を起こさせたクラスのみんなの力ってすごいな。

 こういう前向きな気持ちになることができたということも
クリスマスにひよりがもらった貴重なプレゼントだったと言えるでしょう。

 ひよりにこれまで足りなかったのは自分の殻を破るきっかけ
だったような気がします。今回の歓迎会はその殻を破る絶好の
機会ではないでしょうか。

 …というかこの機会を逃したらこれから先大変だぞ。こんなに
良い人しかいない環境なんてこれから先まずないでしょうし。

○ひよりが広瀬のことが好きだとみんなが知っていた

 みんなには分かってもらうことができたのに、肝心の広瀬には
伝わっている様子がない件についてだが…まぁお楽しみは
まだまだこれからでしょう。

 ひよりが広瀬に告白するのは容易じゃないだろうなぁ。自己紹介すら
まともにできないのに、自分の気持ちを口に出して言うなんて
難易度が高いことを実現するのはかなりの勇気がいりそうです。
冗談抜きで人生の一大イベントになるのでは?

○プレゼント交換、ひよりは広瀬のものをもらうことに

 偶然にしてはあまりにも出来すぎてるな。
プレゼントがひよこのぬいぐるみってひよりにあげようとしていたとしか
思えないです。まぁ状況からして本当に偶然こうなったのでしょうが。
プレゼントが入った袋を持っていたのはひよりですから、誰かが
細工をできる状況ではありませんでしたし。

 田中が提供した参考書が当たらないでよかった(笑)

○広瀬のところに謎の女子あらわる

 あー、ひよりに悩みの種が生まれちゃったよ。
せっかくこれから希望に満ち溢れた学校生活をおくることが
できそうだったのに。普通の子だって、好きな人のところに女子が
接近したりしたらあれこれ考えてしまうのに、ひよりがこの事実を
知ったら一体どんなことを考えてしまうのやら…

 もし失恋したりしたら…
(((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

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