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2010年1月 8日 (金)

【夢色パティシエール(アニメの感想)】12話「receet12 七年目のメリークリスマス」感想

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※ここではアニメの感想を書いています。

原作の感想は→こちら
原作1巻のまとめは→こちら
をご覧ください

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12話 アニメと原作の違い
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 このお話はアニメオリジナルのお話です。

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アニメ「receet12 七年目のメリークリスマス」お話の流れ
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・いちごから届いたエアメールをパリで読んでいるアンリ・リュカス

・バニラ、ショコラ、キャラメル、カフェの4人、調理室のオーブンから
スイーツ王国へ向かう

【ここでオープニングとCM】
いちごが出演しているプッチンプリンのCMが放送される

・スイーツ精霊達がスイーツ王国へ行ったのは、スイーツ王国のクリスマス
パーティーの準備のためらしい

・いつもスイーツ精霊達が完成したスイーツをカードにしてスイーツ女王に
送っているのは、点数になり、成績に関係するかららしい

・クリスマス恒例のチャリティー用のクリスマスケーキ作りをしている
聖マリーの生徒達、いちごは「クロカンブッシュ」を作った


・いちごにとってクロカンブッシュはおばあちゃんとの思い出のスイーツらしい

・樫野から、クロカンブッシュはクリスマスケーキではないと言われるが
全く気にしないいちご

・クロカンブッシュはクリスマスケーキでないことは知っているいちご。
おばあちゃんに「常識にとらわれていたらみんなを笑顔にするケーキ
なんかできない」
って言われたことがあるらしい

・スイーツ王子達と和やかに話しをしていることがどうしても気に食わない
Bグループ、Bグループのいくえはいちごの足元にバナナの皮を置いて
いちごを転倒させようとする。まさか本当にひっかかるとは思っていなかったが
見事に引っかかってしまい、驚くいくえとちなつ

・バナナの皮で転倒してしまったいちご。完成したクロカンブッシュ
は見事に壊れてしまった


・「バナナの皮にすべって転ぶ奴、初めてみたぞ」と樫野に
バカにされるいちご。いちごは結局簡単なケーキを急遽作る羽目に

・商店街でチャリティーのケーキを売ることになった聖マリーの生徒達
いちごが急遽作ったケーキは大量に売れ残り、Bグループの生徒に
バカにされる

・男性の一人がいちごのケーキを購入。「おつりはチャリティーに
まわしてください」と言い残し立ち去る

・男性客の顔に見覚えのある樫野

・無事に売り上げの贈呈をすることができた聖マリー学園一同

・公園の噴水前でさきほどいちごのケーキを買った男性がいた
ケーキを渡す勇気がないらしい

・男性が「マイルズジャネットクインテット」の坂口であると樫野が
気づく。ニューヨークを中心に活動しているジャズバンドのメンバー
で、樫野はこのバンドの大ファンらしい

【ここでCM】

・坂口は7年前に一緒に暮らしていた女性にケーキを渡す勇気が
ないらしい

・あこがれのマイルズからニューヨーク行きの話を持ちかけられた
ので、同居していた女性のマリコを置いてニューヨークへ行った

・7年ぶりにバンドの日本公演が決まり、まりこに詫びようとしたが
あれこれ考えてしまい、足が重くなってしまったらしい

・坂口に対してまりこに会いにいくように説得する樫野。いちごも
同調し、「マリコさんがどうしてるかなんて会ってみなきゃわからない」
と説得

・マリコにクリスマスケーキ渡そうとすすめるが残念ながらいちごは
まりこの家の場所を知らなかった

・マリコがかつて勤めていたレストランはすでに廃業していた

・必死に近所の人たちに聞き込みをするいちご達。1年前までレストラン
が営業していたことは判明するも、決定的な情報はなし

・坂口、ケーキが売り切れていて母親に対してごねている子供に
いちごから買ったクリスマスケーキをプレゼント

・いちご達へのお礼として坂口はトランペットの演奏を路上で披露

・演奏を聴いて、坂口が演奏していると気づいたまりこ、坂口の
ところへ現る。ずっと坂口のことを待っていたらしい

・坂口とマリコにクリスマスケーキをプレゼントすることを思いついた
いちご。マリコの家の住所を聞き、学園内でケーキを作る

・作ったケーキはクロカンブッシュ。一番上に2人の人形が飾られていた

・ケーキを試食したがったいちごであったが、スイーツ王子達に気を
使うように促されてしぶしぶ退出

・雪が降り出す中、いちごの発想の自由さをほめるスイーツ王子達

・2人の幸せを願ういちご

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12話 お話の感想
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○すっかりスイーツ作りが形になってきたいちご

 なんだかすげーな。たった3ヶ月でここまで作れるようになる
なんて。まだまだ発展途上とはいえ、スイーツ王子達と一緒にいても
違和感がなくなってきました。持って生まれた才能のようなものが
あるのかもなぁ。こういう書き方をするのはどうかと思うけどやはり
理屈抜きに才能っていうものはあるでしょうし。

 夜中でも特訓するほど頑張っていたからっていうのも大きいの
でしょうが、この進歩はほめてあげていいでしょう。

○スイーツ王国との出入り口

 まさか調理室のオーブンがスイーツ王国の出入り口だったとは!
もしずーっとオーブンが使用中だったら、いつまで経っても出入りが
できないのかな?

○発想が柔軟ないちご

 いちごのスイーツ作りの師匠はおばあちゃんだったのか…
クリスマスケーキにクロカンブッシュを作るとかいう柔軟な発想は
誰かに教えてもらったからすぐにできるっていうことはないでしょう。
おばあちゃんに幼い頃からいろいろ聞かされているうちにいつの間
にか柔軟な発想力が身についたのかも。


○Bグループのいちごに対する嫌がらせが続く

 まさか本当にこんな低レベルな罠(わな)にひっかかるとは
いくえも予想外だったようですが、そりゃバナナの皮で豪快に
転倒するなんて予想するわけないです。

 でも、その場に居合わせた人が誰もBグループの子たちを
責めないで、いちごをバカにするだけだったのはちょっと
かわいそうだろう…
少なくともいちごは何も悪いことはしてない
のに。

 Bグループの子たちがいちごに対して執拗(しつような嫌がらせを
しているっていうことはすでにクラスの中で周知の事実のはず。
それなのに積極的にそれを止めようという動きはないようですね。
これじゃますますBグループは調子に乗るよ。だっていくら嫌がらせを
しても自分達に被害がおよばないのであれば安心ですし。


○チャリティーケーキ、いちごが急遽作った奴は売れず

いちご(´・ω・) カワイソス 

 
クロカンブッシュで勝負させてあげたかった…
付け焼刃で作ったケーキなんか買う人いないでしょう。
いくらチャリティーとはいってもお客さんは自分達のために
ケーキを買うのですし。


○謎の男性、いちごのケーキを買う

 この男性が樫野が好きなバンドのメンバーだったのですが
芸能人っぽいオーラが全くでてないな。やはりマリコにケーキを
を渡せないことが心の重しになっていたのでしょう。


○マリコの行方を捜すいちご達

 マリコの家を探すことはできませんでしたが、いちご達へ
坂口がお礼の演奏をしたおかげでマリコが坂口のところへ
きてくれたのですから、坂口とマリコが再会できたのは
いちご達のおかげでしょう。


○坂口とマリコ、すれ違いの7年間

 しかしこの2人、突っ込みどころ満載すぎるだろう。
坂口は
7年間ずーっとマリコのことを思っていた
そうですが、そんなに大事な人だったら
どうして住所のやり取りをちゃんとしないで渡米
したのでしょう?
 現地の住所をマリコに送ることくらい簡単だった
はずです。
7年前といえばすでに携帯電話やPHS、それにパソコンを
使った電子メールも普及していたはずです。それらの手段を一切利用
できなかったとはちょっと考えられません。

 まぁマリコを残して渡米してしまったという負い目があったから
連絡しにくかったっていう事情があったのかもしれませんが
それにしてももっとやり方っていうものがあっただろうに。

 マリコも坂口がどのバンドに入ったかということくらいは知っていた
はずだから、連絡を取ろうと思えばとれたでしょう…まぁ坂口の
夢の障害になりたくないと思い、あえて待つという選択をしたのかも
しれませんが。

○Bグループの子たちは天使なのでは…

 もしBグループの子たちがバナナの皮でいちご嫌がらせを
しなかったら、いちごのケーキが売れ残ることもなく、坂口と
いちごの接点はなかったかもしれませんね。バナナの皮を
Bグループの子たちが仕掛けたおかげで坂口とマリコの関係が
修復できたとするのであれば、いくえは坂口とマリコにとっては
天使のようなものだろう…

 Bグループの子たちの嫌がらせのおかげで結果として良い
方向に向かったことが3ヶ月の間に結構ありましたね。ホント
毎回きちんとした仕事をしてくれて作品を良い方向に導いて
くれます。

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