【桜姫華伝】第十五話「美しくないものなんて全て消えてしまえばいいのに」(りぼん2010年3月号)感想 その3
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【桜姫華伝】第十五話「美しくないものなんて全て消えてしまえばいいのに」(りぼん2010年3月号)感想 その2
↑のつづき
○舞々の過去
赤ちゃんの頃に鍋の中身が顔にかかってやけどを負い、その痕(あと)が
残ってしまい、村中からいじめられていたのか。子供がいじめるって
いうのはやってはいけないこととはいえ現実にはあり得そうですが
村中からいじめられるっていうのはどうよ。大人にまで避けられたら
そりゃ性格も捻じ曲がるよな…
それにしてもやけどの痕(あと)を隠せばそんなに傷が目立つと
いう訳でもないのに、なんでここまで嫌われたんだよ。目につき易い
目と額の部分が包帯のようなもので覆われているだけなので、不気味に
見えるのはたしかですが、周りの大人がもっとちゃんとした覆いを作って
あげればよかったのに。
舞々「名前は『でん』『でんでん虫』から名付けられた」
(りぼん2010年3月号・P.188の1コマ目)
舞々の元々の名前は「でん」…名前のつけ方の時点でもうおかしいだろう。
まぁでんでん虫はかわいいから別に悪意があったわけではないのでしょうが…
舞々「親だって とうの昔に僕を捨てて村から逃げてしまったのに」
(りぼん2010年3月号・P.190の2コマ目)
これはひどい。そもそも舞々に一生消えない傷を
負わせた原因を作ったのは親じゃないか。その親が捨てて逃げるとか
鬼だろう。村を出る際に舞々を連れて行ったら、行った先でまた差別されると
思い舞々を捨てたのでしょうが、舞々には重い荷物を背負わせて
自分達だけ逃亡とか無茶苦茶だろう。
村人にいじめられたことより、こっちのほうが舞々にしてみれば
大ショックじゃないか。
ところで舞々はこの頃どうやって生活していたんだ? 家は
逃げていった親が残したものをつかえばいいけど、食事を
摂ったりしなくてはいけないじゃん。
○舞々に唯一救いの手を差し伸べた「まい」
舞々「まいは 村一番の美人で素直で気立てが良く 皆から
慕われていた」(りぼん2010年3月号・P.191の6コマ目)
こういう子が舞々と積極的に接しているにもかかわらず周りの人は
舞々を近づけなかったのか。普通こういう人が接していれば次第と
周りの人の態度も変わるだろうに…
舞々「僕にはまいの優しさが疑わしかった だからいつも下心を
探して でも財産も何もない僕と付き合う価値はどうしても見つ
からずにその事実にまた落ち込んだ」
(りぼん2010年3月号・P.192の3コマ目)
まぁ村中から嫌われ続けている状況でまいだけが優しくしてくれるので
あればいろいろ勘ぐってしまうのは仕方がないでしょう。素直に好意を喜べと
言われても無理な話でしょうし。
舞々自身も気づいていますが、別にまいは舞々に取り入っても
何の得もないのですから、別に下心などないはずなのですが
その事実に気づくということは自分に価値がないと認めてしまうことに
なるのでつらいのでしょう。
舞々「きっとまいは僕を受け入れることで 私はなんて優しい人
なんだと満足してるんだ いつからかそう思い込むようになった」
(りぼん2010年3月号・P.192の4コマ目)
さすがにこれは考えすぎだろうwwwwwww(ww
まぁ必死になって考えた末の結論で、これ以外に答えなど見つからなかった
のでしょうが。
↓つづきはこちら
【桜姫華伝】第十五話「美しくないものなんて全て消えてしまえばいいのに」(りぼん2010年3月号)感想 その4
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