【桜姫華伝】第十六話「かぐや姫の剣、桜姫の剣」(りぼん2010年4月号)感想 その3
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【桜姫華伝】第十六話「かぐや姫の剣、桜姫の剣」(りぼん2010年4月号)感想 その2
↑のつづき
○舞々の心配をする桜姫
※倒れた舞々を見て
桜姫「兄様お願い! 舞々を助けて! 早く!」
(りぼん2010年4月号・P.280の6コマ目)
白夜の心配はしないのか??? まぁ白夜は特に助けが必要な状態で
ないことは確かなのですが、積極的に白夜と接触する気はないようですね。
閉じ込められていた部屋から外に出られたのですから、真っ先に白夜の
ところへ向かってもよさそうですが、そんな気はなさそうです。
舞々の救出に向かった朱里、白夜には見向きもしないでさっさと
引き上げちゃいましたが、攻撃しないでよかったの? 白夜が健在
だったら後々また攻撃されるからやっかい存在なのに。まぁ舞々の
救助以外の指示を受けていなかったから特に何もしなかったのでしょうが。
舞々から塔の鍵を手に入れた白夜。これで中に侵入をすることが
できるようになりましたが、あとちょっと遅かったら先に朱里に
回収されるところでしたね。危なかったです。
○白夜と青葉や琥珀、疾風(はやて)、朝霧が合流
変身した姿を朝霧に見られていたことに気付いた白夜…
白夜「誰のことも信じるな もちろん 私のこともだ……」
(りぼん2010年4月号・P.283の1-3コマ目)
これは意味深なセリフだな。白夜はまだ周囲に話をしていない
秘密を抱えて生きているのでしょうか? もしかしたら何かの目的を
もって地球上にいるのかもしれません。ただ単に桜姫のお世話をしている
だけということはなさそう。
変身現場に居合わせたのが白夜と同じように秘密を抱えて
生きている朝霧だったのが幸いした感じです。
○舞々の体を拭いてあげる桜姫
自動的に体が治るのにあえて拭いてあげる桜姫。やさしい心の
現れとは思いますが、余裕を持って舞々の体を拭いてあげる暇が
あるのであれば、愛している青葉の行方の心配をしたほうが
いいような気がするのですが、この瞬間は完全に頭の中から
青葉のことが消えてしまっている感じです。現在青葉がどこにいるかの
確認すらしていませんし、いつの間にか槐(えんじゅ)側の人になっちゃった
感じだなぁ。まぁ実際に青葉が目の前に現れればまた気持ちも
変わるものとは思いますが、命がけで桜姫を「救出」に来た青葉が
なんだかかわいそうだよ…
桜姫の「汚いよ だから拭くんじゃない」という言葉を聞いて
「まい」のことを思い出してしまった舞々、自分のせいで舞々を
消してしまったことを後悔する気持ちが芽生えてきたのか。どんなに
悔いても「まい」は二度と戻ってくることはないのですが。
○舞々が「まい」を壊した理由
「まい」は自分の美しさのせいで荘官から愛人になるように
迫られていたから、美しいと言われるのを憎んでいたのか。
舞々とは全く正反対ですが、自分の容姿という努力しても変えられない
物のせいで、人生を狂わされてしまったという点は全く同じですね。
ただ同じだからといって壊す理由にはならないような気がするの
ですが、同属嫌悪のような気持ちが芽生えてしまったのかもしれませんね。
舞々「ごめん…な…まい……ありがとう……」
(りぼん2010年4月号・P.290-291)
「まい」が生きている間にこのことが言えればよかったのに…
・゚・(ノД`)・゚・
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